桜名木ひと筆書きライド (2)



吉田川経塚の枝垂れ桜。

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ここでは,一人の方が三脚を立てて,写真を撮っていました。

少しお話をしました。

今年は遅いとか,裏側はまだつぼみのままだとか,取り立てて書き留めるまでもないような会話なのですが,なぜか,心があたたかくなります。




裏手に,こんもりとした塚があります。

詳細は不明らしいのですが,供養のために塚を築いたという記述があるらしいので,これも,墓守の桜なのでしょう。



塚のある方から桜を見るとこんな感じです。

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今回見た桜の中では,もっとも樹姿が優美な桜です。








国道 363 号線にもどり,少し走ると,お気に入りのパン屋さん Kitto (キット) があります。


天然酵母で焼いているパンが美味しいです。

特に食パンなど,シンプルなパンがぼくのお気に入りです。

かむほどに出てくる,深みのある優しい味わいがたまりません。

家内が,近くで乗馬をしているのですが,帰りによく買ってきてくれます。





次の目当てである 阿弥陀堂の桜 は,このお店からもよく見えます。

走っていると,ひときわきれいなピンク色が目に入ってきます。

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キットから続く道の坂を登り始めた右手にあります。

小屋に見えるのが,阿弥陀堂。



ここも,誰もいません。

古い小屋に見える阿弥陀堂は,近くまで行ってみると,このお堂を中心に,小さいですが味わい深い空間があります。

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ほんのわずかの坂ですが,これは,阿弥陀堂前まで行ってみないともったいない。





さあ,ここからは車のスピードが高い国道 257 号線を南下して,上矢作町まで一気に走ります。

途中のトンネルは長いので怖いです。






上矢作町に入ると,ところどころに 「新田の桜」 と立て看板があります。

看板にしたがって走ると,ここまでにはなかった賑わいが聞こえてきました。




ふと右手を見ると,

おお~

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みごとな桜。

大きなヤマザクラが続く中,一番左手に見える,ひときわ存在感のある木が,「新田の桜」 です。





けっこうな人が集まっています。

といっても,20~30人。

そして,その大半の人が,地区の人のようです。

テントをしつらえてお花見のようです。



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この桜は,個人のお宅の庭にあるもので,花の時期はお庭を開放してくれています。



樹齢は 500年。

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木肌の迫力がスゴイです。




ゆっくりお庭を拝見して下りてくると,

「お兄さん,お茶飲んでいって」

と誘われました。




町内会の人たちが,無料でお茶屋,お茶うけのお芋さんなどを配ってくれています。

「お兄さん」 ではないんですが,いただくことにしました。



ヘルメットにジャージですから,

「どこから来たの」

と会話が始まります。



おばちゃんと話していると,顔を赤らめたおじさんで寄ってきて,

「これを食べて,力つけてから行って」

と唐揚げを一つくれました。

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そして始まる,桜の講釈。


大きな唐揚げに笑いながらも,接待をしてくれている人たちの人のよさに感動です。

花を愛する人たちは,人を愛する人でもあるのです。




もうしばらくここにいたい気持ちもあったのですが,まだこの日の行程の半分しか来ていません。

ここからは山越えがあるので,お礼を言って早々に出発です。




ちょっと不安な山の中へ入っていきます。

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県道 33 号線がどんどん細くなります。

そして,斜度がどんどん上がります。




こんなきびしい山越えがあったとは。



ひよもの枝垂れ桜はまだか‥‥






次回は,

・ ひよもの枝垂れ桜

・ 明智の遠山桜

の2本でお送り致します。






── つづく













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