路肩の危険 (下)



前回に続いて,路肩の危険シリーズ。

今回は,人工の構造物。




【 マンホール 】


マンホールの危険は,大きく分けて3つ。


(0) ふたが開いている!

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ま,こんなところには出会うことはほとんどない (笑)



(1) 路面より盛り上がっている

昨年,ぼくの記憶を飛ばしたヤツが,これだった。

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乗り上げると危険だ。

避けた方がいい。




ふたが小さなタイプでも,あなどってはいけない。

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まれにしかないが,こんなに盛り上がっているタイプはかなり危険。

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こんなのに乗り上げないよう,気をつけてね。




(2) ふたが路面よりへこんでいる

これは,ふたが小さいタイプほどショックが大きいので気をつけなければならない。



(3) 雨で濡れている

16_1004_04.jpg

つるっと行くと大ケガの可能性あり。





sennmu さんの教え。

マンホールの上をとおるなら真ん中を。

16_1004_05.jpg


わずかな段差でも,真ん中以外の所を通過しようとすると,段差がタイヤに対して斜めになるので,ハンドルを取られる恐れがある。


ぼくが昨年転んだのは,たぶんこの理由。
(記憶が飛んでいるので詳細不明)


一方,真ん中を通れば,段差がタイヤに対して直角になるので,ハンドルが取られにくくなる。






【 グレーチング 】


グレーチングの危険も何種類かある。

(1) すべる

(2) 前輪がとられる (はまる)

(3) パンクする

(4) 段差がある



こんなところの上を走りたくない。

16_1004_07.jpg

どうしても,右にふくらんで避けたくなる。



後続の走者がいるときは,直前で右にふくらむように避けてはいけない。

後続は,ドキッとするだけでなく,急な路線変更には着いていけない。

急ハンドルを切って転倒,なんてことにつながる場合だってあるだろう。




少し手前から右に徐々にふくらんでいき,

「グレーチング!」

と左下を指さす。

こうすれば,直前の走者が急な動きを見せて後続をドキッとさせることはない。




車間を詰めて走っているときには,後続は,前走者を完全に信頼しなければ走れない。

その信頼にこたえるべく,前走者は指示を出さなければならない。





16_1004_08.jpg

こんな隙間があるときにも,

「グレーチング,隙間注意!」

などと言ってくれると助かる。



こんな隙間,知らずに前輪がはまったらタイヘン。

仲間と走るときは,声出し,指さしはとても大切。




ときどき,自分でもおかしくなるときがあるのだが,

一人で走っていて

「はい,グレーチング~」

なんて,小声で言っているときがある。



峠の下りで,

「ブレーキ~」

なんて言ってるときもある。



これぐらいでちょうどいいのかも知れない。




ロードバイクに乗るのは楽しくてたまらないし,夢中になってしまうけれど,夢中のすぐ下にはいつも安全を配置して,夢中を支えなければならないと思う。




安全に関する事柄は,心構えとか,心がけとかいうものでもあるけれど,ひとつの技術でもあると思う。

だから,初心者でも練習すれば身につくものだと思う。



いろんな分野で 「自分はセンスがないから」 とあきらめる人がいる。

でも,素人レベルのセンスなんて,練習や優れた人のマネをすることで身につくものだとぼくは思う。






【 危険を予想する 】


路肩の砂が,特定の場所によく見られるように,

マンホールやグレーチングも特定の場所によく見られる。

それは市街地だ。



人が住んでいるからこそ,必要になる施設だ。

だから,郊外の快走路から,集落や市街地に入ったときには,マンホールやグレーチングの増えることが予想できる。



もともと,そういうところは人や子どもが突然飛び出してきたりしやすいので,速度を落とすべきだが,路面の危険からいっても速度を落とした方がいいといえるだろう。

「こういう危険があるかも知れない」

と予想していれば,危険の方から目に飛び込んできてくれる。

予想することも大切だと思う。




ケガしないようにしましょう。

と,そういうぼくが,一番危なっかしい (笑)






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Comments 6

カンパチ  

隙間恐怖症

 リキさん、こんにちは。
 私が、心底恐れてるのがグレーチングの
隙間です。グレーチング同士やアスファルト
との間などにタイヤが挟まると、悲惨な事故
になりますよね。
実体験や目撃こそないですが、とても軽傷で
は済まないだろな。
グレーチングを見かける度に、隙間に注意し
てます。

2016/10/07 (Fri) 11:15 | EDIT | REPLY |   

sennmu  

タイトル

本当に路肩には危険がいっぱいですね
グレーチングなどは小さくジャンプをしてタイヤへのダメージが少ない様にしております。
自分たちが危険に気を配る様に、歩行者やドライバーから
ロードバイクが「路肩の危険」と思われない様な気配りも大切ですね。

2016/10/07 (Fri) 12:33 | EDIT | REPLY |   

リキ  

カンパチ様

カンパチさん,こんにちは。

グレーチングの隙間はコワイですね。
なかには,「これ,安全上問題がありすぎる!」なんていうほど,激しく危険なものもありますね。
先日,乗鞍を走ったときにも,途中に恐ろしいヤツがありました。
車にとっては何でもなくても,自転車にとっては危険きわまりないものは,何とかしてほしいです。

2016/10/07 (Fri) 16:05 | EDIT | REPLY |   

リキ  

sennmu 様

sennmu さん,こんにちは。

え? 「小さく」ジャンプですか?
ぼくが見たときには,思わず「ウワオ」と声が出るほど,sennmu さんの身体が浮き上がっていましたよ!
以前,まねしたときにコケそうになったので,今ではタイヤがはねない程度にジャンプするつもり体重移動しています。
今度,それも記事にしようかな。

ローディー自身が「路肩の危険」!とは,思っても見なかった発想です。
これも忘れずにおきたいですね。ありがとうございます。

2016/10/07 (Fri) 16:10 | EDIT | REPLY |   

のび~  

鉄系コワイ

リキさん こんばんは。
上の巻、下の巻お疲れさまでした&ありがとうございました。改めて危険を認識しています。
ウチの のびこは、以前 走り出しのタイミングて路上にあった5cm角の雨水鉄板にフロントタイヤをとられて転倒しましたよ。あと、斜めに通過しないといけない踏切も怖いです(><)
疲れてくると注意力が散漫になりやすいので、ライド後半は晴れてても、それまで以上に声に出すよう心がけてます~(^^ゞ

2016/10/07 (Fri) 19:26 | EDIT | REPLY |   

リキ  

のび~様

のび~さん,こんにちは。

そうそう,踏切も直角に進入しないと危険ですね。
線路の隙間にタイヤが填まるなんて,ぞっとする事態です。
鉄系コワイですね。

2016/10/09 (Sun) 10:06 | EDIT | REPLY |   

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