路肩の危険 (上)



自転車は転ぶとたいへん。

ケガをする。

すりむいたくらいで済むときもあるが,骨が折れてしまうこともある。

命が危うくなることだってある。

だから,気をつけて乗らなくてはいけない。



ぼくも,転んでアゴを切って縫ったことがあるし,頭を打って記憶が飛んだこともある。






安全に関する発信を続けている 「自転車コギコギ日記」。

コギコギさんが提案するのは

「危険を探すようにして乗る」

という乗り方。





一人で乗っているとき,そんなことを意識しながら,走っている。


ふと思いついて,気になった 「危険」 を写真に撮りためてきた。

それをもとにして記事を書いてみたい。

題して,「路肩の危険」。





自転車の走行ラインはほとんどが路肩だ。

けっこういろいろな危険が潜んでいて,ひやっとすることがけっこうある。



経験が増えてくると,その危険のいくつかをパターン化してとらえられるようになってきた。

それは,危険を予知することにもつながる。

「あそこには,こんな危険がありそうだ」 と。

何かのお役に立てれば幸い。





【 落 下 物 】


路肩にはいろんなものが落ちている。

ペットボトルや空き缶など,遠くからでも目立つものはわかりやすくていい。

しかし,こんな,中身のたっぷり入ったヤツは引っかけると相当ヤバイ。

16_0928_01.jpg


もちろん,写真を撮ったあとは,片付けておいた。


そう言えば,KTM さんと走っているときに,信号でもないのに突然左足のクリートを外したと思ったら,障害物を蹴って土手に落としていた。

偉い人だなと思った。





石。

ある程度の大きさのものを踏むとハンドルをとられて危ない。

16_0928_03.jpg


白線の上のものは目立つのでまだいい。

アスファルトの模様にとけこんだ石はやっかいだ。

ぼくのように,動体視力が衰えてきた者の場合,直前に気づくことだってある。

そうなると,急にラインを変更することになり,すぐ後ろを走っている人はドキッとするだろう。

そういうことも気をつけなければならない。





ワッシャー付きのボルト。

16_0928_04.jpg


そうそう落ちているものではないけれど,これは危険。

ワッシャー部分を踏んだらパンク必至だ。



これも拾って脇に捨てようと思ったら,白線の樹脂に深く食い込んでいて取れなかった。

やっぱり危険なヤツだった。





【 路面の荒れ 】


こんなひび割れがある路面が大嫌い。
(好きな人はいないだろうが)

16_0929_00.jpg


その割れた部分が,はがれていることがけっこうある。

これもいやだ。



これは,荒れた路面を補修した跡。

16_0929_01.jpg


どうせなら,もう少し平らに補修してほしかった。

ハンドルを取られることがあるので要注意。



これは,もっとコワイ路肩の荒れ。

アスファルトの縦じわだ。

16_0929_02.jpg


写真では,何でもなく見えてしまうが,実際に見ると恐怖だ。


たぶん,高温になった路面を大型車が通って,アスファルトが波のように路肩に打ち寄せたのだろう。

周辺の自転車乗りがよく使う小牧~犬山間の県道には,これで危険な区間がある。

ヘタに乗り上げたら即転倒だ。

波頭から離れて走行しなければならない。





【 砂 】


コイツもやっかいだ。

ロードバイクは砂や泥に弱い。

16_0929_05.jpg


つっこめば,一瞬にしてグリップを失いかねない。


採石場や,砕石工場,土木関係車両の駐車場などが近くにある場合は,路肩に砂や小石が溜まっていることがよくある。

ダンプがよく出入りするようなところも危険だ。

そういう場所によくあるパターンとして記憶しておいた方がいい。




また,交差点内にも砂が溜まっていることがけっこうある。

特に多いのは,三叉路だ。

16_0929_06.jpg


三叉路の中心付近には,まずまちがいなく砂が溜まっていると思った方がいい。

三叉路を右折するとき,ショートカットするように入ると,この砂溜まりを踏む危険がある。

大回りするつもりで曲がった方がいい。





【 水たまり 】


水たまり自体にさほど大きな危険はない。

16_1003_02.jpg


しかし,たいていのローディーはこれを避けようとする。

すると,車道側にふくらむことになる。

後方から車が接近していないかどうか確かめなければならない。








こうして見てくると,自転車が走る路肩というのは,まさに吹きだまりだ。

車道からさまざまな障害物が路肩に流れてきて,溜まっている。

車道の中の一番危険な部分を走っているというふうに考えた方がいい。




高速で走っている場合には,遠くから状況を把握し,危険に備えなければならない。

ぼくらの趣味は,けっこうたいへんなことをやっている。



目に自信のなくなってきたぼくにとって,高速巡航はドキドキするものだ。

足が着いていかなくて心拍が上がるという意味でもドキドキするけれど。



── つづく





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Comments 14

コギコギ  

タイトル

こういう危険を後続に知らせるのも大切ですよね。
自分の安全を確保しながら後続に危険を知らせるのは
割と上手いヘタが出るんですよね。

2016/10/04 (Tue) 21:32 | EDIT | REPLY |   

まっちゃん  

タイトル

リキさん、こんばんは。

すばらしいシリーズ開始ですネ。

今まで、自分の走る道路では道路端の小枝とか大きな石などは片づけていましたが、他のローダーのためにという気持ちはそれほどありませんでした。

今回の記事を読み、これからは、初心者の方も走るだろうと、自分が危険だなと気づいた危険物は積極的に片づけていくようにしたいと強く思いました。

2016/10/04 (Tue) 21:36 | EDIT | REPLY |   

KOU  

リキさん、こんばんは。
ホント道路には自転車にとって危険がいっぱいなので、気をつけたいですよね。
咄嗟の動作って中々わかっていてもできないですから普段から意識しておくと良いんでしょうね。
それと、道路のゴミをどける事も意識したいです。みんなが走る道ですもんね^ ^

2016/10/04 (Tue) 22:51 | EDIT | REPLY |   

モリゾー  

タイトル

路肩の段差で先日やられました(T ^ T)

擦り傷ww

2016/10/04 (Tue) 23:55 | EDIT | REPLY |   

カンパチ  

油断

 リキさん、おはようございます。
 8月に農道を走っているときに、ボンヤリしていて
畦道に前輪をとられ、右肩から前方へ投げ出されました。
幸い、擦過傷のみで大したことはなかったんですが・・・
注意力を支える体力・気力も齢とともに衰えてくるので
怖いです。

2016/10/05 (Wed) 09:16 | EDIT | REPLY |   

hamo  

タイトル

素晴らしい記事ですね。読んでいて「あ〜あるある」と思いながら見ていました。特に怖いのはアスファルトの縦割れと砂ですね。縦割れは気づいて避けようとした瞬間にタイヤのサイドが引っかかり落車しそうになったこともありますし、コーナリングの途中で砂が出てきたときは恐怖です。ある程度、気持ちに余裕があればスリップしても何も操作しないという回避法が取れるのですが、疲れていたり速度が出てたりすると慌てて操作してしまいアウトですから(汗)。

あと、落下物に関してですが、落ちてるものは仕方ないとして、自分が生まないようにしたいものですよね。補給食のポイ捨てはもってのほかですが、ジャージのポケットから不意に落下したり、バルブキャップが外れたり…。落下物に気づく努力と、生まない努力が必要だと思う次第です^^;

2016/10/05 (Wed) 12:19 | EDIT | REPLY |   

リキ  

コギコギ様

コギコギさん,こんばんは。

なるほどです。
やはり,上手になるためには場数を踏むことが必要ですね。
これからも,声出しや安全確認,続けます。
コギコギさんのブログでの仕事,尊敬しています。

2016/10/05 (Wed) 18:44 | EDIT | REPLY |   

リキ  

まっちゃん様

まっちゃんさん,こんばんは。

ありがとうございます。
一人ずつの小さな思いやりは,ローディーを取り巻く環境を大きく変えていくかも知れませんね。

2016/10/05 (Wed) 18:46 | EDIT | REPLY |   

リキ  

KOU 様

KOU さん,こんばんは。

みんなと走っているときには,急に止まることはできませんが,一人のときにはけっこうお片付けしてます。
こんな記事を書くと,「みんなでやろう!」みたいなことになってしまいそうです。
でも,「やらなきゃダメ」と人に言うつもりは全然ありません。
安全に関しては,それぞれができることをすればいいと思っています。

2016/10/05 (Wed) 18:50 | EDIT | REPLY |   

リキ  

モリゾー様

モリゾーさん,こんばんは。

あらら,気をつけてくださいね。
近くにいい病院があるので,紹介しましょうか?(笑)

2016/10/05 (Wed) 18:51 | EDIT | REPLY |   

リキ  

カンパチ様

カンパチさん,こんばんは。

畦道の泥ですか?
ぼくも,泥に前輪をとられて泥の中にコケたことがあります。
加齢は,集中力や注意力をも衰えさせますね~。
困ったもんです。

2016/10/05 (Wed) 18:54 | EDIT | REPLY |   

リキ  

hamo 様

hamo さん,こんばんは。

ありがとうございます。
なるほど,自分のせいで道路を危ない状況にしないようにしたいものですね。
落とすといけないので,クリ拾いはポケットからあふれない程度にします(笑)

2016/10/05 (Wed) 18:56 | EDIT | REPLY |   

イチロー  

タイトル

こんばんは。
何度目かのコメントです。

読んでて『あるある!』って思いました。
自分も交差点内の砂やアスファルトの縦じわ(→自分は『路面が“かまぼこ状態”になってる』って言ってます)には転倒しかけたり、ヒヤヒヤしたり。

この時期農道を走るのが好きなんですけど、トラクターのタイヤから落ちた土とか、ヘビやカエル、カマキリの○骸が怖いですかね。

続編を楽しみにしています!

2016/10/06 (Thu) 02:04 | EDIT | REPLY |   

リキ  

イチロー様

イチローさん,こんにちは。

トラクターから落ちた土の塊ですか。
あれも,はまったらコワイですね。
大きな虫がつぶれていると,けっこう油分があって,あれもアブナイですよね。
農道にも気をつけなきゃ!

2016/10/07 (Fri) 16:02 | EDIT | REPLY |   

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