リハビリライド 茶臼山へ (2)



退院後,初の実走として,茶臼山を選んだという無謀なワタクシ。

少し無茶をしたので,背中の縫い目が破れて,そこから新しいリキが生まれ出るということになってしまったようです。

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                              powerd by KTM


これは,旧い皮を脱いで脱皮したということでしょうか。

それとも,幼虫から成虫へと変態したのでしょうか。



いっそのこと,縫い目に合わせてチャックでも着ければ,着ぐるみとして使えますね。

なかさんは,背中にバッテリーを搭載することを勧めてくれました。


ともあれ,背中に痛みが走ることもなく,登り続けられたのはうれしいことです。






こーさんが 「ピーク!」 と叫んだにもかかわらず,そこまで登ると,その先にも坂が見えたというピーク詐欺に遭い,さらに登ります。

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しかし,明らかにピークは近い。



空がたくさん見え始めると一気にテンションは上がります。

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高原を吹き渡る風。

柔らかい草の緑。



高原の池と青い空。

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自分の脚で登ってきた充実感。

そして,久しぶりにたっぷりと自然の中を走っているうれしさ。

大げさに言えば,命拾いしたような安堵感。



これでもう少し涼しければ,高いところまで登ってきた実感が湧くのですが,悔しいことにこの日はまったく涼しくなかったんです。




でも,目に入る風景は,どこまでもすずしげです。

高原を行くなかさん。

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masa さんが見たことがないという,矢作川源流を見に行きました。

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このあたりは,茶臼山ライドでも一番高度感のある風景が広がっています。

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ここまで登ってきた充実感を背中からにじませるオジサンたち。

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おじさんの後ろ姿にも,味がありますね。

いいものです。



このあと,ウィンドブレーカーもまったく必要ないダウンヒル。

繰り返しますが,もう少し冷涼な空気を味わいたかったな。



一気に下ります。


ぼくは相変わらずのろのろ。


こーさんやなかさんが交替でぼくを見張ってくれます。


「アイツは放っておいたら一人で落車するかも知れない」

「アイツが死んだら,骨を拾ってやらなければならない」


ありがたい友情です。



気持ちよく下っていると,月瀬の大杉を通過しました。

うーん,そう言えば,待ち合わせをしたときにも大杉を見ていないな。

せっかくだから見ていこうか…。

などと考えているうちにどんどん下ってしまいました。



迷いましたが,

「やっぱり,月瀬の大杉を見てきます」

と,みんなと別れることにしました。

少し戻って,久しぶりにこの大杉と対面しました。

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今まで見た中では,一番の迫力です。

昔の人が 「神が宿る」 と信じたのもうなずけるほどの存在感。

もどってきてよかったと思いました。




そして,どんぐりの里までもどります。

また,峠越えです。

地蔵峠という名の峠です。

直射日光がぎらぎらと照りつけてきて,くらくらするほど暑かったです。

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車にもどってドアを開けると,真夏の車内の地獄がそこにありました。

すっかり,夏です。




さあ,落ちてしまった力を少しずつ取り戻すためにがんばります。



いっしょに走ってくれたみんな,ありがとう!

またね。



写真はこちらにも。






── つづく








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Comments 2

おばさん  

タイトル

こんばんは\(^o^)/
自転車で走れる喜び、仲間と走れる喜びが伝わってきます! よかった!
脱皮して若返りたいなぁ…σ^_^;
でも、今の自分が好きだから 体力だけ 少し…でいいです(^^)

2016/07/07 (Thu) 22:20 | EDIT | REPLY |   

リキ  

おねえさん様

おねえさん,こんばんは。

ありがとうございます。
「今の自分が好き」 ── なんてすてきな言葉! さすが,我が敬愛するお姉様。
何を隠そう,実はぼくもそうです。
歳を取るごとに,人生が楽しくなってくる。そんなことを感じています。

2016/07/07 (Thu) 22:32 | EDIT | REPLY |   

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