束縛の中にある自由

 ロードバイクは不便な乗りものです。
 荷物が運べません。やたらとサドルが高く,きゅうくつな姿勢を強いられます。乗り心地はよくないし,段差を乗り越えるのは危険です。砂利道はほとんど走れません。おまけに,靴がペダルに固定されています。

 こんなに束縛のきつい乗りものは少ないでしょう。しかし,この束縛から得られる自由があります。それが,より速く走れる,より遠くまで走れる,そして,より楽しく走れる,ということです。
 風を感じ,光を感じ,ふつうの市街地の道にさわやかさを感じます。おそらくクルマでは走ることがないであろう道に,あたたかさを感じます。いい気分でこぎ続けます。

 そして今,人とのつながりも広がっていきそうな予感です。

 束縛の中に自由がある ── なんて哲学的な乗りものでしょう。束縛されることで,自由を得ているわけですね。

 ある束縛を自分に課することで,新しい世界が広がる。ちょっと苦しいことがあるけれど,すばらしいごほうびもある。

 うーん,今日は難しいことを考えてしまいました。

冬の庄内緑地
(朝日を浴びる庄内緑地の木立)


 
関連記事
スポンサーサイト

Comments 0

Leave a reply