2015 伊吹山ヒルクライムの結果
伊吹山ヒルクライムのリザルトが発表になりました。
が,順位とタイムが確認できただけで,客観的に自分がどれくらいがんばれたのかは,わかりません。
このレースの参加は2回目。
昨年はフルコース。
今年は短縮コース。
比較対象がないので,わからないのです。
それでも,自分の感覚的なことから言えば,以前と比べて持久力が上がったと思います。
まず,終盤に向けて少しずつペースを上げていくことができました。
(ガーミンに平均速度を表示させていました)
ゴール直前の斜度が上がったところで失速することはありましたが,大きく垂れることなく走り切れました。
なにより,走り追えて満足感があったことが大きいと思います。
これは,普段のトレーニングの方向性が合っていたと思っています。
昨年11月からローラートレーニングの方法を変えました。
臨時漕会の hiro さんのアドバイスで,持久力アップのメニューに取り組んできたのです。
その方針と考え方は,
・ LTワーク 20分 × 2 を基本とする。
これだけです。
LT とは,Lactate Threshold (=乳酸閾値) のことで,血液中の乳酸濃度の変化が転換するポイントのことです。
運動のし始めからだんだん出力を上げていくと,それに比例して血中乳酸濃度も高まっていきます。
しかし,ある出力の値を転換点として,急激に乳酸濃度が上がり始めます。
グラフの傾きが大きくなるのです。
つまり,強度を上げるのが急に辛くなるポイントのことです。
「AT値」 とほぼ同義と考えていいようです。
心拍をもとにして考えると,メディオ (最大心拍数の80%程度) という領域です。
パワーメーターを使うともう少し厳密に定義・測定することもできます。
その領域での 20分間走を 3分程度のレストをはさんで 2本。
これを二日以上の間隔を空けないように続けます。
土日は実走が入るので,一週間に2回,多くて3回でした。
これが,hiro さんから教えてもらった持久力アップのトレーニング方法です。
しかし,最初は,設定した出力では10分ちょっとしか回せず,参りました。
それを,12分,15分,20分と,徐々に時間を延ばしてきました。
一番キツイのは気持ちを保つことです。
何度も何度もくじけそうになるんです。
hiro さんは,ヒルクライムレースの前には,30分 × 2 にも挑戦するとよいと教えてくれました。
「レースの時にタレない脚と、折れない精神力を手に入れることが出来ます」 と。
まだ,30分 × 2 は回せませんが,この春からのトレーニングでは,そこを目標にしてみようと思っています。
今考えているもう一つの目標は,低ケイデンス・高負荷への対応です。
ケイデンスが70以下になったときの速度低下が著しいのです。
わかっていたことではありますが,ガーミンのデータを見ているとそれがはっきりしていました。
もちろん,ギアはインナーローですから,これ以上ギアを落としてケイデンスを上げることはできません。
負荷が高くなった時にも,ある程度のケイデンス (80以上) で回せるようになることが必要なのです。
これについては,練習方法をどうするかが,まだ決まっていません。
未だ記録更新できていない雨沢峠のタイムも,なんとかがんばってみたいです。
これは,Toy さんやこーさんからもアドバイスをもらいました。
よし,がんばる!
ぼくはG組ですが,その上のH組でも,とんでもないタイムで登っている人がたくさんいます。
「負けられない」 という発想は,ぼくの中にあまりないんですが,刺激は大いにもらっています。
ぼくももう少しがんばります。
加齢に抗って,華麗に走力を高めるという挑戦です。
来年の伊吹山では,どちらのコースになっても,今年の自分との比較ができます。
今から楽しみです。
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