「お気楽ポタ」 の実態 ~ ぼくの坂道攻略法

28日は sennmu さん主催の御嶽ライド。

しかし,その前日に噴火のニュースが入りました。

予定していた岐阜県側は大丈夫との情報もありましたが,たくさんの死傷者が出ていることもあり,目的地変更となりました。

その後のニュースでは,岐阜県側にも降灰があったらしく,峠の下りで積もった火山灰のため滑って落車,などということも考えられるので,目的地変更は正解でした。

まだ救助されていない方も多いと聞きます。

一人でも多くの方が無事家族のもとへ帰られることを願っています。




変更されたコースは,春にも走った 小川峠です。

sennmu さんが設定されるコースは,味わいがあります。

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というのも,sennmu さんの定義では,

峠 = 走って楽しい,味わいがある

ということですから,そうでないところは 「ただの坂道」 ということになります。

だから,sennmu さんの設定するコースに峠があれば,それは楽しい道なんです。



集合場所に向けて,飛騨川沿いに下呂方面へ走ります。

車窓から見える山には低い雲がかかっています。

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集合場所に到着。

道の駅 「飛騨金山 ぬく森の里温泉」。

先ほどまで垂れ込めていた雲はすっかり姿を消し,見事な秋晴れ。

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参加者は13人。

いつものように sennmu さんの奥様が伴走車の運転をしてくださいます。

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伴走車には,各自の水,補給食を積んでもらえますし,機材,工具などを積んであります。

ありがとうございます。



sennmu さんの先導で走り始めます。

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いつもながら,sennmu さんの後ろは走りやすいです。

フォームやギアの使い方などもしっかり学ばせてもらいます。

最初のうちは,負荷を一定にしてくれますので助かります。

速度を一定にすると,坂に入ると急に負荷が増えますが,sennmu さんは坂に入ると自然に速度を落としてくれるんです。

ただし,最初だけ(笑)

最初にうちに早めの休憩が入るのもありがたいです。

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小休止をはさんで,道の駅 「和良」 で長めの休憩。

ここから,いよいよ登りです。

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一つ目のピークであるトンネルまでの長い登りです。

最初は,お気楽な雰囲気です。

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もちろん,ずっとそんなわけにもいかず (笑)

はじめの 7km はゆったりと,つづき 5km はぐいっと登ります。

ただし,これは 「峠」 ではなく,「ただの坂道」 (笑)。

しかし,今日のメインである小川峠よりも明らかにキツいのです。



10km 以上の長い坂をどう攻略するか。

これは今回密かに持って行った課題です。



まず一つ目は,ペダリング

できるだけ踏まないペダリングです。

もちろん,踏まなければ進みません。

しかし,踏みすぎて力の無駄遣いをしないように心がけるのです。

具体的には,下死点まで踏まないよう意識します。

上死点を通り過ぎたらくいっと斜め前方向に少しだけ踏んで,あとは力を抜く感じです。

下死点近くまで踏みすぎると,力を損します。

下死点近くでは,下方向に踏んでもトルクが発生しないからです。

こうすることで,力を無駄遣いせず,効率よく推進力を得られるようになるはずです。



二つ目は,使う筋肉の分散です。

太もも前側は疲れやすい筋肉ですので,できるだけ長持ちする太もも裏側の筋肉やおしりの筋肉を使うようにします。

具体的には,斜度が 6~7% くらいまでは膝を上げるようなペダリングを意識します。

膝を上げるペダリングが疲れてきたら,踏む方を意識する。

それが疲れてきたら,全周にわたって回すようにする。

それが疲れてきたら,また膝上げを意識する。

こうして,次々と筋肉の使い方を変えていきます。

どれもこれも疲れてきたら,ゆったりしたテンポでダンシングする。

とまあ,そんな具合です。



三つ目は,自分のペースの維持です。

急に速度を変化させたり,誰かについて行こうと無理をしたりすると,自分のリズムが狂います。

そうすると,最後に辛い目に遭います。

そこで,ケイデンスと心拍を見ながら,できる限り一定のリズムをキープするのです。

今回は一度走ったことのある坂でしたから,最後に余裕が生まれて,少しペースを上げることもできました。



かなり疲れましたが,トンネルにたどり着いたときにへたり込むほどではなかったので,自分なりに課題が達成できたように思えて,うれしかったです。

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相谷トンネルは全長 2.8km の長いトンネル。

標高は 1000m に達するので,中は寒いです。



ここからは,登りよりも急な勾配を下る,豪快なダウンヒルです。

sennmu さんのすぐ後ろ,2番手で下りはじめましたが,あっさりと matz さんに抜かれます。

斜度が緩くなって,カーブがゆるくなってくると,みなペダリングを入れ,飛ばします。

ケンさんが右側からすごい勢いで抜いていきました。

sennmu さん,matz さんがそれを許すはずもなく,追走!

ぼくも離されそうでしたが,なんとかくらいついてドラフティングできる位置をキープしました。

速度がすごいので,風圧もすごいです。

ケンさん,たまらず先頭から降りてきました。

ぼくは,3番手と理想的な位置なのに,もう脚が持たない。

気持ちのいい下りだったはずなのに,心拍は登りと同じレベルに!

夢中になりながらも,「踏まない,踏まない」, 「膝を上げる,膝を上げる」 と唱えます。

ほとんど,お経 (笑)



休憩場所まで,息を切らして下りました。


みなさん,これが 「峠一本,秋のお気楽温泉ポタ」 の実態です(笑)


そして,息を切らしながらも,「あ~,おもしろかった」 という自分がいます(笑)



さあ,ここからはメインの小川峠に向かいます。

(つづく)



写真はこちらにも。




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Comments 18

おばさん  

タイトル

伴走車付きのライド…至れり尽くせりですね^_−☆
味わいのある峠…味わうゆとりがあれば いいなぁ〜(^^;;
写真の様な 林道…気持ち良いだろうなぁ(^ー^)ノ メインが楽しみです(o^^o)

2014/09/29 (Mon) 21:01 | EDIT | REPLY |   

リキ  

おねえさん様

ぼくにとって木漏れ日の美しい林道ほど,豊かな気持ちにさせてくれるものはありません。
こういう井道走りたいがために,苦しい山道も登れるのです。
でも,みんなと走ると,スピードが速いので,十分には楽しめないんだな…(笑)

2014/09/29 (Mon) 21:35 | EDIT | REPLY |   

ひろ@bike  

タイトル

おつかれさまでした!

まだまだ僕にはリキさんのように峠と坂道の区別がつきません。僕にとっては2つとも「嫌な坂」ですね。全然修行が足りず、リキさんの境地には至っておりませんw

トンネル後の下りは・・少し怖かったものの気持ちよかったですね。

2014/09/29 (Mon) 21:40 | EDIT | REPLY |   

メタボびと  

こんばんは!

リキさん、今日もお疲れ様です!(`・ω・´)ゞチッス~


御嶽山噴火の一報が入った時にまず思ったのは…

SHOROsのメンバーの誰かがその辺りに走りに行ってないかということでした…特に最近ご親密な山好きのナカさん&リキさんの名コンビとかがwww


しかし、まさかSHOROs本隊が御嶽ライドを計画されていたとは…(°□°;)


自然界の長いスパンの中では人間界の一日違いなど有って無いようなもの…SHOROsもちょっと危なかったかもッスねぇ~(^。^;)


沢山の方がお亡くなりになっておられ大変なことですが、リキさんのおっしゃる通り一人でも多くの方が無事家族のもとへ帰られることを願っております。



さて、リキさん~某チーム(笑)とご一緒されてから更に一段と覚醒され逸般人に磨きがかかって来たのでは?…SHOROsの名だたる猛者を相手にトップ争いをされるとは!凄過ぎます!!(」゜□゜)」


私もリキさんに触発されて2ヶ月程前から地元のブロガーさん主催の週末朝練に参加させていただき若い方に遊んで貰ってますが(笑)~スパートポイントに来ると皆様あっと言う間に視界から消えていかれ後は孤独な奮闘とほぼ一週間続く筋肉痛が残るだけッス…(ToT)


私の場合は一般人への道さえまだまだ厳しいそうです…(爆)



それでは続編も楽しみにしております!(`∇´ゞ

2014/09/30 (Tue) 00:04 | EDIT | REPLY |   

バイソン  

お経を唱えるように身体に暗示をかけて坂道をクリアするのも技ですね(^^)

僕は 坂道が来たら なるべく心を無にするようにしてます(笑)

2014/09/30 (Tue) 01:09 | EDIT | REPLY |   

shiga  

タイトル

ダンシングも取り入れるといいですよ。
上半身のストレッチにもなりますしね。

2014/09/30 (Tue) 05:39 | EDIT | REPLY |   

チャップリン  

タイトル

リキさん、おはようございます!

sennmu道場開催されたんですね!(;一_一)【行きたかったな!】


そんなことを思いながらも、ワタクシも峠に!本日【日曜日】は本坂登って奥浜名オレンジロ-ドに、休むダンシングしかできないので、ケンさんが言っていたダンシングで引き足?ってなんだろう???

・・・・・・・結果致命的な欠陥が。(+_+)60歳までほとんど運動に縁が無かったワタクシ。

アカン!持久力が!!!まったく続きません!

お爺ちゃんはのんびり走れってことみたいです。(#^.^#)



2014/09/30 (Tue) 08:25 | EDIT | REPLY |   

リキ  

ひろ@bike様

おつかれさまでした!

そりゃ,年齢がぜんぜん違いますからね。
その年で老成されちゃ,困ります(笑)
がんがん行ってもらわなきゃ!
打倒 matz さん!

2014/09/30 (Tue) 13:17 | EDIT | REPLY |   

リキ  

メタボびと様

メタさんもお疲れ様です!

ホント,一日違いで,ひょっとしたら危ない目に遭っていたかもしれないと思うと,背筋がぞっとします。
ぼくが先頭グループに入り込めるのは下りだけ(笑)
しかも,ちょっとの間だけ。
登りは,全くダメです。
でも,自分の限界近くまで力を出すのは快感です。
もう少し何とかならないかとあがいています。

2014/09/30 (Tue) 13:20 | EDIT | REPLY |   

リキ  

バイソン様

心を無にしたり,お経を唱えたり…。
言葉だけだと,常人とはちがう境地に達した一流選手みたい(笑)

而して,その実態は,みんなにおいて行かれて必死になっている僕らですね。

2014/09/30 (Tue) 13:22 | EDIT | REPLY |   

リキ  

shiga 様

それがなかなか難しいんですよね。
ダンシングをすると,ついついふつうよりもたくさんのエネルギーを消費してしまう(笑)

2014/09/30 (Tue) 13:23 | EDIT | REPLY |   

リキ  

チャップリン様

チャップリンさん こんばんは!

60までほとんど運動に縁が無かったって,ホントですか?
にわかには信じがたい…。
SHOROs 内でも,チャップリンさんは,すごくパワーがあると評判ですよ。

2014/09/30 (Tue) 19:52 | EDIT | REPLY |   

ケン  

タイトル

明確な課題をもって登られたのですね。
その姿勢を、私は見習わなければいけません。

私も課題はありましたよ、「出来るだけ脚を使う」(笑)
ちょっとアバウト過ぎますかね。
トンネルまではアウター縛りにしたので、早々に脚は終わりました・・・

2014/09/30 (Tue) 20:21 | EDIT | REPLY |   

リキ  

ケン様

「出来るだけ脚を使う」…,ぼくにはできない課題です。
そりゃ,峠でケンさんの姿が見えなかったはずですね。
ぼくも,時にはそんな課題に取り組んでみたいですが,なにせ恐がりなもんで(笑)

2014/09/30 (Tue) 20:40 | EDIT | REPLY |   

まる  

こんばんは。いつもブログを読ませていただいています。
まだはじめて2ヶ月の超初心者ですが、皆さんのブログを参考に色々試しています。
今度、初二ノ瀬に挑戦してみようと思っていますが、筋肉のつかいかたを意識して頑張ります^ ^

2014/09/30 (Tue) 23:59 | EDIT | REPLY |   

mako@ォッサン  

タイトル

ブルベ出ると嫌でも色々身に付きますよ!w
速く走る方法は無理だけど!(笑)
あ!でもPC制限時間が迫ると速く走れちゃいますけどね!www
詳細はブルベに出たら教えます!( ̄w ̄)

2014/10/01 (Wed) 07:52 | EDIT | REPLY |   

リキ  

まる様

いつも読んでいただいているとのこと,ありがとうございます。
うれしいです。

初二ノ瀬ですか,いいですね~。
下りは道幅が狭くてけっこうスピードが出るところがありますので,気をつけてくださいね。
ご健闘を祈ります。

2014/10/01 (Wed) 17:37 | EDIT | REPLY |   

リキ  

mako@ォッサン様

ブルベに出たら教えるとは…。
いや,その手には乗りませんよ。
ぼくはブルベには向いていません。

でも,ちょっとおもしろそうと思う部分が自分の中にあって,コワイ(笑)

2014/10/01 (Wed) 17:40 | EDIT | REPLY |   

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