杉を見て,九頭竜湖を回る


ケンさんのお誘いを受けて,なかさんと三人で九頭竜湖方面を走ることになった。

起点は,郡上大和にある 道の駅 「古今伝授の里やまと」。

ここから,長良川と長良川鉄道沿いにのんびりした道を北上。

14_0925_01.jpg

実りの秋を迎えた田んぼの中を走る。

14_0925_02.jpg

秋晴れの空は抜けるような青だ。

14_0925_03.jpg

長良川にかかる小さなつり橋で休憩。

14_0925_04.jpg



かわいらしい電車が走る。

ありふれた日本の景色だが,のどかで,なつかしくて,心安らぐ。

14_0925_05.jpg

長良川鉄道の終点,北濃駅を過ぎて国道 156 号線に別れを告げ,山に入る。



最初に向かうのは,白鳥のスキー場へつながる 桧峠。

14_0925_10.jpg





峠に向かう道からそれて,少し寄り道。

14_0925_06.jpg

棚田が有名なポイントらしい。

正ヶ洞の棚田といって,日本の棚田 100選に入っているそうだ。

棚田ということは,勾配のある土地に作られているわけであって,そこへの道は当然のことながらけっこうな坂道を上った。

でも,こういう林道は好きだ。

森の中を行く道ほど気持ちのいいものはない。

しかし,ケンさんもなかさんも,けっこうなペースで登っていく。

ついて行くのが苦しい。



谷をはさんで両側に棚田が作られている。

棚田が美しいと思うのはどうしてだろう。

14_0925_08.jpg

人工物なのに自然に溶け込んでいて,

自然の中にあるものなのに,幾何学的な美しさがあって,

連続的な造形に,微妙な揺らぎがある。

おもしろくて,きれいだ。



少し歩き回ると,いろんな花が道ばたに咲いている。

ノコンギク

14_0925_07.jpg

ツリフネソウ

14_0925_09.jpg




それにしても,この坂はバカにできないオプションだった。

これから先 桧峠を越えるのに,けっこう脚を使ってしまった。



道のり 7km,平均 7%の桧峠。

トイレ休憩地から見えるガードレールが,挑戦的にぼくらを見下ろしてくる。

14_0925_11.jpg

さあ,登るぞ。



ススキが生い茂るカーブ。

14_0925_12.jpg

対岸に岩の壁が見える坂道。

14_0925_13.jpg

「自分たちはすっかりポンコツだ,弱った」 という二人にかんたんに置いていかれるぼく。

まったくローディーの言葉は信用ならない。




上に見えるガードレールが,よ~し という気にさせてくれる。

14_0925_14.jpg

これ,時には,心折れるもとにもなるが(笑)


ふと脇を見下ろす,ウワ~オ。

14_0925_15.jpg

よく,ここまで登ってきた。

峠を登ってこういう景色に出会うと,快感だ。



勾配が少し緩んできて,あと少し!

と思ってからがけっこう長かった。

ともあれ,桧峠のピークに到着。

14_0925_16.jpg




このあとは,気持ちのいいダウンヒル。

ケンさんが快調に飛ばす。



5km 下って,石徹白 (いとしろ) に到着。

ここから,ぼくがお願いしたオプションへ。

14_0925_17.jpg

「石徹白の大杉」 といわれる杉の木を見たいとお願いした。

石徹白川沿いに 7km 走ったところにあるという。

白山中居神社までは山里を走り,そこからは川沿いを北上する。

おそらく,川沿いの木々が美しい道だろうと予想した。

川沿いの道だから,勾配もそんなに急ではないだろう。

14_0925_18.jpg

予想通りのすてきな道だった。

14_0925_19.jpg

しかし,読みが甘かった。


川沿いの道はゆったりとした勾配のはずだったが,

この川が普通ではなかった。

ところどころに,土砂が流れてくるのを防ぐ何段もの堰が作られていて,滝のようになっているところがたくさんあった。

つまり,落差の大きい川だった。

当然,川沿いの道の勾配はきつかった。

オプションどころか,たいへんな登りになってしまった。

80km ライドの予定が,100km 越えとなり,

獲得標高 1300m の予定が,1700m も登ることになり,

帰着予定お昼頃のはずが,夕方になってしまうのだった。

スミマセン…。



やっとたどり着いた駐車場からは,これが待っていた。

14_0925_20.jpg

420段の石段。


なかさんは,バイクが心配だから見ていると,駐車場の東屋で待つことに。

「え? ここまで来て,杉を見に行かないの?」

なかさん…。

まさか,茂みのヘビや虫が怖いわけじゃないよね(笑)

仕方なく,ケンさんと二人で石段を登る。

クリートの着いた靴で登るには,あまりに危険な石段。

420段…。

途中何度も休んでは階段を上る。

14_0925_21.jpg

つるっとなったり,ふらっとなったり。

そして,石段を上り詰めた先にあった 石徹白の大杉とは。

(つづく)

写真はこちらにも。




にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ








関連記事
スポンサーサイト

Comments 10

おばさん  

タイトル

写真を観ると 何ともゆったりと素敵なライド…終わってみたら 何の事は無い…充分な詐欺でした?(^^;;
でも 気持ち良さそう〜♪♪♪ *\(^o^)/*

2014/09/25 (Thu) 22:51 | EDIT | REPLY |   

KOU  

rikiさん、こんばんは。
棚田、日本の原風景って感じで近くにある訳ではないのに懐かしい感じになりますよね。
この桧峠ってウイングヒルに行く時に通る峠ですよね?
ものすごくキツイんじゃ⁉️((((;゚Д゚)))))))

2014/09/26 (Fri) 00:15 | EDIT | REPLY |   

NAO-TCR  

タイトル

rikiさん、おはようございます。

棚田のある風景いいですね、普段が海岸沿いの道ばかりですので山に行くのが億劫になっているので憧れます。

後半楽しみにしております。

2014/09/26 (Fri) 07:21 | EDIT | REPLY |   

the_32o  

いいコースですね!(゚∀゚)

石徹白の大杉へは数年前に車で行ったんですが、私も自転車で行ってみたくなりました!
やっぱあの階段が難題ですねw

2014/09/26 (Fri) 07:28 | EDIT | REPLY |   

リキ  

おねえさん様

これで速度がもう少し低いなら,ゆったりのんびり楽しいライドですが,どうしても速度の刺激がほしい人が多いんですよね。そんなところに片足をつっこみ始めたぼくです(笑)

2014/09/26 (Fri) 17:58 | EDIT | REPLY |   

リキ  

KOU 様

KOU さん こんばんは。
そうそう,ウィングヒルに行く道ですよ。
キツいです。
でも,展望あり,高くに見えるガードレールあり,この時期車は少ないと,なかなかいい峠でした。

2014/09/26 (Fri) 18:00 | EDIT | REPLY |   

リキ  

NAO-TCR様

NAO-TCR さん こんばんは。

ぼくは山の中をのんびり走るのが好きなので,海沿いや平地をビュンビュン飛ばせる人がうらやましいです。
平地がなかなか速くはしれません。

2014/09/26 (Fri) 18:02 | EDIT | REPLY |   

リキ  

the_32o 様

いいコースでした。

自動車だとすれ違いがたいへんそうでしたね。
自転車だと,そういうところが楽だし,何よりその地独特の空気感を味わえるのがいいです。

石徹白大杉への石段攻略法は次回の記事で!

2014/09/26 (Fri) 18:05 | EDIT | REPLY |   

メタボびと  

こんばんは!

リキさん、楽しいライドの後はお孫チャンのお相手かな?お疲れ様です!(`・ω・´)ゞチッス~


若い頃からスキーにはよく行きましたが…私の記憶ではスキー場に行く道は、最終的には引き込みの為に無理やり作られたようなムッチャ厳しい登り坂しか思い浮かばないッスよ~ヽ(´Д`;)ノ


ゴルフ場脇の登り坂でヒイヒイ言っている私にはスキー場なんて想像も出来ませんし…したくもありません~(>_<)メッチャ!キツソウ…



最近、リキさんのお姿をブログ上でよく拝見致しますが(某チームの方のブログで…笑)細くしなやかで強靭な筋肉を持つ完全なクライマー体型(羨ましい~)でいらっしゃるので登り坂道を得意にされているのも納得です!←登り坂道でも既にりっぱな逸般人?(^w^)


ダンシングまがいのことをすれば腹の肉が揺れ過ぎてバランスを崩し落車しそうになる私ですが…

一度、登り坂の極意をリキさんにレクチャーして頂こうとも思いましたが「まず、その米俵を下ろして!」と叫ぶ、仏のリキさんの鬼の表情は見たくないので止めときます…(爆)


では、後編も楽しみにしております!(`∇´ゞ

2014/09/26 (Fri) 19:33 | EDIT | REPLY |   

リキ  

メタボびと様

メタさん お疲れ様です!

いいですね,ふらっと京都に出られるところにお住まいで。
下鴨神社の市はテレビで見て,一度行ってみたいと思っていました。

クライマー体型,よく言えばね。
でも,ただの非力ガリガリです(笑)

ぜひ,ごいっしょさせていただきたいものです。

2014/09/26 (Fri) 20:04 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply