クロモリバイクを組む 準備編(2) ディレイラーハンガー修正






「クロモリ」というと,通好みの自転車フレーム。

「黒い森」というと,ドイツの「シュヴァルツ・ヴァルト(ドイツ語で黒い森)」。

針葉樹の豊かな森で,全体に黒っぽく見えるところから,「黒い森」と呼ばれています。

ハイキングなど観光でも有名な森です。

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有名な温泉地のバーデンバーデンもこの地方にあります。

この豊かな森の木が酸性雨のために大量枯死したことがきっかけとなり,ドイツを中心として環境問題への対策が進みました。


全然関係ないのに,なぜか「クロモリ」が「黒森」とぼくには聞こえてしまいます。

クロモリのロードバイクに乗って,ドイツの黒い森の中を気持ちよく走り抜けてみたい。

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バーデンバーデンの温泉につかって,うまいそうセージを食べてみたい。

クロモリのフレームを見ながら,何の脈絡もなく,そんなことを想像してしまいます。

おまえは夢見る乙女かって感じですよね。



ロードバイクは,想像の翼を羽ばたかせることもできるし,実際に自分の足で飛び回ることも出来ます。

歩いたり走ったりすることに比べれば,ロードバイクで走るのは,まさに翼が生えたかのような速度を,自分の足で手に入れられます。

まあ,ぼくの速度など大したものではありませんが,それでも,スピードに乗って走るのは爽快です。

いい乗りものです。



長い前置きは,このくらいにしておいて,今回は,リアディレイラーを取り付けるためのディレイラーハンガーの確認です。

この部分が,ディレイラーハンガー。

ここに,大きめの穴が開いていますが,ここに,リアディレイラーが太めのボルトで固定されます。

下に垂れ下がるようになっているので,「ハンガー」というのでしょう。

131213_6.jpg

ディレイラーハンガーが少しでも曲がっていると,変速性能が落ちます。

そこで,専用の工具を使ってタイヤやBB側面などのフレーム面と平行になっているかどうかを確認し,必要ならば修正するのです。

これが専用の工具です。

131213_1.jpg

当然かもしれませんが,この作業は,組付けを始める前にしておくとよいそうです。

ということで,助言してくれた みちくん からお借りした工具を使います。

アンカーのフレームは,こういう点でもきちんとした精度を保って出荷されているそうですが,果たして,どうでしょうか。

さすが日本製品という結果になるのか,やはり中古だけに,多少のゆがみがあるのか…。



まず,リアディレイラーを取り付けるボルトに,専用工具のねじ部分を入れます。

ディレイラーの代わりにこのツールを取り付けるという感じです。

そして,長く伸びた竿の先端とホイールとの距離を測ります。

竿が回転しますから,数カ所で距離を測定すれば,ホイール面とハンガーのボルト穴が垂直かどうかがわかります。

131213_2.jpg

どの位置でも,竿とホイール間の距離が均等なら,ハンガーがフレーム面に平行になっているわけです。

131213_3.jpg

さて,測定の結果は…


12時の位置,46mm

3時の位置,42mm

6時の位置 43mm

9時の位置 46mm

うーん,これは右下方向で内側に曲がっているようですね。

でも,この数値は,ホイールのリム面にまで傾きを拡大した時の数値ですから,ディレイラーハンガー本体のゆがみはうんとわずかなのでしょう。

それでも,おそらく,変速性能には多少影響が出るでしょうから,きちんと調整しておけば安心です。

さて,修正です。

内側に曲がっていると思われる5時くらいの位置にツールの竿を持っていき,あとは,てこの原理で,ぐいっと持ち上げるようにします。

それから,また同じように,4つの場所で距離を測定。

微修正を加えていくという手順です。



ディレイラーハンガーの調整などという作業は,プロの領域かと思っていましたが,理屈がわかれば意外に簡単なのですね。

もちろん,専用のツールがあっての話です。

調べてみると,いろいろな種類がありますが,5千円~1万円くらいのようです。

曲がっていたら即交換,ということも言われていますね。

ひどく曲がっていなければ,このツールで修正でもいいような気がしますが,どうなんでしょう。

とにかく,曲がっているかどうかは点検できますから,年に一度のオーバーホールを自分でするような人なら必携ツールでしょうね。


ぼくは…,

みちくん,また今度使うとき貸してね(笑)


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Comments 10

ayu  

タイトル

一度、自分でディレイラーハンガーの曲がりを修正しようとして、ハンガー自体をダメにした(ヘアクラックを入れてしまった)ことがあります。

それ以来、怖くて自分では触れないのですが、反面、そう度々、ショップに「曲がっているか確認して」と持っていくことも気が引けてできません。

測定だけ自分でやって、曲がっていたらショップ持ち込みが妥当なところかな。

おじさんは今夜も憂鬱です(笑)

2013/12/13 (Fri) 20:30 | EDIT | REPLY |   

 riki  

ayu 様

ayu さんは,ディレイラーハンガーとは相性がよくなさそうですね。
ブログを読み始めたころ,ayu さんが戸越峠からトボトポと下ってくる記事は,とても印象的でした。

疑わしいときは,あっさり交換が楽でしょうね。

2013/12/13 (Fri) 22:11 | EDIT | REPLY |   

shigarakiyaki  

タイトル

クロモリと聞いて黒い森は思いつきません・・・
ハンガーと聞いて針金ハンガーしか思いつきません・・・

どうやら知性と教養は私の辞書には存在しないようです。

ハンガー調整は大切ですよね。
逆にここが決まれば99%終わったようなものですね。
でも1%に落とし穴があるのが世の常・・・。

お披露目楽しみです。

2013/12/14 (Sat) 00:15 | EDIT | REPLY |   

matz  

タイトル

ハンガーの曲がりも気になりますが・・・
レコードの数も気になります(笑)

2013/12/14 (Sat) 00:23 | EDIT | REPLY |   

こで314  

タイトル

ほんの2年くらい前まで、クロモリってメーカー名だと思ってました(^^;;
国内のメーカーで「黒森」なのかと....


ディレイラーハンガーって曲がったら調整できるんですね〜
てっきり一回曲がったらサヨウナラかと(⌒-⌒; )

2013/12/14 (Sat) 01:22 | EDIT | REPLY |   

ひろ@bike  

タイトル

おはようございます!

ドイツはヨーロッパ中でも自転車にやさしい国と言われていますね。エルベ川サイクリングロードなんかも走ってみたいです( ´∀`)

自転車専用工具はめったに使わないものも多くて、購入はためらいますよね。しかしこのハンガー、フレームと一体なんでしょうか?クロモリだと修正しやすいので、別部品になっていないのでしょうかね?

2013/12/14 (Sat) 08:10 | EDIT | REPLY |   

 riki  

shigarakiyaki様

いやいや,ときどきすごく難しい言葉がshigarakiyakiさんのブログに登場するのが,話題になることがありますよ。
それに,針金ハンガーは,加工するとチェーンフッカーが作れるんですよ!
アレ? 何の話だっけ(笑)

ぼくはたぶん1%の穴に落ちるタイプです…。

2013/12/14 (Sat) 16:37 | EDIT | REPLY |   

 riki  

matz 様

アハハ,そこ(笑)
この自転車工房を訪問していただければ,レコードの数については,さらに驚いていただけるかと…。

2013/12/14 (Sat) 16:41 | EDIT | REPLY |   

 riki  

こで314様

たしかに! 日本のメーカーみたい(笑)

ビアンキのハンガーもついでに調整したら,変速があきからに気持ちよくなりました!
こちらはアルミだから,あんまりたくさんの回数曲げたりもどしたりしない方がいいんでしょうね。

2013/12/14 (Sat) 16:43 | EDIT | REPLY |   

 riki  

ひろ@bike 様

こういう工具は,仲間内での共同購入なんかもいいでしょうね。
このハンガーは,フレームといったいです。
鉄製ですから粘りがあって,修正をくり返しても問題ないということでしょうかね。

2013/12/14 (Sat) 16:47 | EDIT | REPLY |   

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