みんなの 「大切」 を守りたい



今日は,日本が敗戦を迎えた日。



先日,広島の平和記念式典を見ていたら,広島市長の 「平和宣言」 と,子ども代表の 「平和への誓い」 がすばらしく,一国の総理大臣の言葉をはるかにこえるものを感じ,感動しました。

総理大臣の話,情けない。



市長の平和宣言は,こう始まりました。


今世界では自国第一主義が台頭し、国家間の排他的、対立的な動きが緊張関係を高め、
核兵器廃絶への動きも停滞しています。
このような世界情勢を、皆さんはどう受け止めますか。

二度の世界大戦を経験した私たちの先輩が、決して戦争を起こさない理想の世界を目指し、
国際的な協調体制の構築を誓ったことを、私たちは今一度思い出し、
人類の存続に向け、理想の世界を目指す必要があるのではないでしょうか。



本当にそう思います。

「忘れちゃってるでしょ。もう一度理想を高く掲げましょうよ」

という冒頭からの呼びかけに,引きつけられました。

そして次です。


ガンジーは辛く厳しい体験を経て、こんな言葉を残しています。
「不寛容はそれ自体が暴力の一形態であり、真の民主的精神の成長を妨げるものです。」

平和で持続可能な世界を実現していくためには、私たち一人一人が立場や主張の違いを互いに乗り越え、
理想を目指し共に努力するという「寛容」の心を持たなければなりません。



引用された 「不寛容は暴力の一形態」 とする指摘は重いです。

国家間の不寛容が横行している現在,たくさんの人に考えてほしい問題です。

しかし,これは他人事ではなく,「おまえだって,その 〈不寛容 = 暴力〉 的傾向を持っているだろ」 と指摘されたようなものです。

キライな人もいるし,腹の立つこともあるから,すべてのものに寛容である自信はありません。

それでも,ガンジーさんに 「それは不寛容だね」 と指摘されないように行動するためには,なにが必要なのかを考えなければなりません。




子ども代表の 「平和への誓い」 もよかったですね~。

広島市長の平和宣言を受ける形での名文でした。


国や文化や歴史、違いはたくさんあるけれど、大切なもの、大切な人を思う気持ちは同じです。
みんなの 「大切」 を守りたい。

「ありがとう」 や 「ごめんね」 の言葉で認め合い許し合うこと、寄り添い、助け合うこと、相手を知り、違いを理解しようと努力すること。
自分の周りを平和にすることは、私たち子どもにもできることです。

大好きな広島に学ぶ私たちは、互いに思いを伝え合い、相手の立場に立って考えます。意志をもって学び続けます。



聞いていて,涙が出そうでした。

何といういたわりと友愛じゃ。


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ぼくの隣でテレビを見ていた王蟲も心を開いていました。




子どもにこんなこと言われたら,大人としては恥ずかしくなってしまいます。

世界の指導者といわれる政治家たちに聞かせたいです。

もちろん,自分自身にもしっかりと刻み込まないとね。



「みんなの大切を守る」 ── これが一番のはずです。

平和も,民主主義も,政治も,すべてこれが目標のはず。

国のメンツとか,ルールとか,法律とか,条約などを守ることを大切にしたい人もいるでしょう。

でも,みんなの幸せを守れないのなら,そんなもの守っても意味がありません。



いたわりと友愛と寛容を身につけた子どもたちが,すばらしい社会を創り上げて欲しいと願います。

そういう子どもたちを育てたいと強く思います。

世界は必ず進歩する。

夜明けの来ない夜はないさ ♪


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