ラピュタへの旅 (1)



連休後半に入った2日,三重の KOU さんからお誘いを受けて,いなべを走ってきました。

最近仲間内でよく走っている地域を,滋賀のメタさんたちが走りたいというリクエストで実現したライドです。

ついでに,ぼくが KOU さんに以前からリクエストしていた廃墟 = 工場跡にも連れて行ってくれるそうです。

総勢10人でのライド。


19_0502_01_20190515171337ea3.jpg



いいお天気になりました。

いなべは,いつ走っても車が少なく走りやすいです。

連休でもね。


そして,そして,

なんといっても緑さす季節の中を走る楽しさ。


19_0502_02_20190515171338ac2.jpg


この地域に多い麦畑も,穂が出て麦の花が満開。


19_0502_03_20190515171339806.jpg



ふだんうすぐらい峠道さえも,木もれ日が緑を光らせます。


19_0502_04_2019051517134056e.jpg



梅林公園の駐車場は,いつ来ても空の広さが気持ちいい。


19_0502_07.jpg



お腹を満たしたあとは,鞍掛峠へ向かいました。

ぼくは初めてです。

本来は滋賀県へ抜ける国道なのですが,峠の頂上にあるトンネルの向こうは通行止めになっています。

噂では,この道を修復するつもりはないらしい (誰が?)



ですから,登ったら降りてくるだけなので,もの好きの自転車乗りくらいしか走らないだろうと思いきや,

意外に自動車もたくさん登っていきました。

登山やハイクの人?


19_0502_009.jpg



ここも新緑がきれいな道でした。

ヤマザクラがわずかに咲き残っていたり,

道端にイチリンソウが咲いていたり,

とても静かで登りやすい道でした。



距離6km,標高差430m ほど。

登ったからといって,特にご褒美の景色があるというわけではありませんが,道そのものの雰囲気がすてきです。


19_0502_010.jpg




このあとは,少し北へ移動して,ぼくがリクエストしておいた工場の廃墟へ。

廃墟となっているのは,昔,石灰の工場があったところです。

白石藤原鉱山跡。



鈴鹿山脈から伊吹山方面にかけては,ひろく石灰岩が分布しています。

ヒルクライムの伊吹山も石灰岩の山。

藤原岳も石灰岩の山で,現在も着々とけずられている最中です。


石灰岩は,海に住む有孔虫やサンゴなど,体内に石灰分をふくんだ生物が堆積してできた岩石です。

つまり,海の底だったということですね。

その石灰岩を焼いて石灰をつくり,それを原料としてセメントなどさまざまなものが作られます。


工場の建屋が残っていたころには,中が石灰で真っ白になっていて,「白の宮殿」 などと呼ばれていたようですが,建屋も取り壊され,今はコンクリートの基礎などが残っているだけです。



国道から細い道を西へ入っていくと,水のくめる水源地にたどり着きます。

舗装は途切れますが,そこからさらに奥へ歩いてはいると,廃墟の前に出ます。



19_0502_011.jpg


長い年月の間に植物がその間に入りこみ,コンクリートを覆い,廃墟の雰囲気をたたえています。


19_0502_012.jpg


ラピュタ好きとしてはこたえられない魅力!

わくわくが止まりません。



ほかのみんなはここまで入ってこないので,どうしたんだろうと思っていると,

おやおや,ロボットの足音が聞こえてきました。




── つづく




にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ








関連記事
スポンサーサイト

Comments 2

michael  

こんにちは

蔦草の茂った写真はラピュタの天空の城みたいですね、
じつは高所恐怖症なんですが、自由に浮遊できで怖くない夢を見たりします、
S.ジブリ作品は空間を広く描き、実際にあり得ないほど高い所で人が暮らしたり、
夢をリアルな現実のように描いているのが不思議に引き付けます。

2019/05/16 (Thu) 16:46 | EDIT | REPLY |   

リキ  

michael 様

michael さん,こんばんは。

空飛ぶ夢を見るのは,ぼくも同じです。
お気に入りの夢は,軽くジャンプしているうちに,だんだんと高く飛べるようになり,そのうちほとんど落下しなくなる夢です。
ひと飛びで山を越えられるんです。
空を飛ぶのが好きなジブリ映画が好きになるのは,そんなこともあってのことかと思っています。

2019/05/16 (Thu) 20:07 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply