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Rising チャレンジの記 最終日の1500m

Posted by リキ on 29.2016 イベント   9 comments   0 trackback


これは,7月24日のことを記事にしたものです。



Riki Rising 最終日。



とりあえず戸越峠を越えて,豊田方面を走ることにした。

序盤はとても緩やかなのに、ぜんぜん速度が出ない。

かなり疲れている。




どうして自分はここを登っているのか。

別に,行きたいところがあるわけではない。

目指すポイントがあるわけではない。

ただ,今日は 1516m という獲得標高が必要なだけだ。




目的意識?

達成感を求めて?

意地?

執着心?



もはや,何のために登っているのか分からなくなる。


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一人で,淡々と,超スローペースで登る。



ゆえに,ふだん見えないものが見える。


いつもは駆け下りていくだけの坂道を,今日は逆から登っている。


こんなところに神社があったのか。

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躊躇することなくバイクを止めて,そそり立つような石段を登ってみる。

それほど期待していなかったが,予想以上のいい雰囲気に思わず声が出た。

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境内はきれいに掃除されている。


神様なんか信じていないけれど,こういう場所で手を合わせる人の姿や,こういうところをきれいにお掃除する人たちの姿は美しいと思う。



石段の下を何人ものローディーが通り過ぎていく。

この時期にはめずらしく,いい風が吹き抜けていく。



いい休憩になった。

あ~あ,と思いつつバイクにまたがる。

おしりが痛い。

イヤなら止めればいいじゃないか。





しばらく森の中の道を上り,キャンプ場の看板で左折すると激坂が始まる。


三国山への表ルートだ。

後で計算してみると,300m 弱の標高が稼げるルートだとわかった。



斜度はかなりキツいが,木陰が続くすてきなルートだ。

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それなのに,耳元にまとわりつく虫がうるさい。

このスピードでは振り切れるはずもなく,手で追い払っても効果はない。

ダンシングしているときに,頭を振って追い払おうとしたらバランスを崩して転びそうになってしまった。

アブナイ,アブナイ。




かと思ったら,今度は黒い甲虫がトコトコトコっと道を横切っていく。

おっとアブナイ!

踏みそうになったじゃないか!

道路の横断はちゃんと左右を見てからにしなさい!



この時期,こういう無茶な虫の横断が多い。

踏むと後味が悪い。





楽しい出会いもある。


玉虫。

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若いクリの実。

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ホオノキの葉。

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たくましき雑草クン。

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鳥の声もいい。


ウグイス?

よく分からないけれど,鳴き声の音色がウグイスだと思う。

三連符で鳴く。



よく走る小牧・犬山方面では短調系の音程で鳴く。

瀬戸から豊田あたりでは,リズムは同じだが長調の響きに聞こえる。

中には,三連符と五連符を織り交ぜた複雑なリズムで鳴くのもいる。

あの有名な 『未知との遭遇』 の動機のように聞こえることもある。

地域によって鳥にも方言があるのだろうか。





ヒグラシの声もすばらしい。

三国山頂上近くになると,急に聞こえ出す。

個体による鳴き方のちがいが少ないため,まるで,エコーをかけたように聞こえてくる。

時間差をつけてあちこちから聞こえてくるので,反響のいい場所にいるような錯覚にとらわれるのだ。



暑い盛りに,独特のもの悲しい響きを持つ鳴き声は郷愁を誘う。

いい声だ。


とくに,展望台周辺で聞くヒグラシのシャワーは,昼寝の BGM には最高だろうと思う。

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このあたりにハンモックをかけて昼寝したら最高だろう。

(虫さえ避けられれば)





さあ,三国山を下りる。

斜度のきつい坂を下りるのはキライだ。

ブレーキを引く手が痛くなる。

緊張で肩や首までこってくる。




雨沢峠を下り,上品野のバス停からこんどは裏三国コースへ入る。


こちらもきついコース。

斜度の高さに加えて,舗装の状態が酷い。

「歌舞伎揚げ」 というおせんべいをご存じだろうか。

あんな感じのひび割れ方なのだ。



もっとも,前半は沢沿いの爽やかな水音を聞きながら上れるという点だけは評価できる。

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そして,500m 以上の獲得標高があるという点でも,こういうときばかりはポイントが高い。



でも,ふだんは登ろうという気にはならないコースだ (笑)

最後に,砂利と泥の道があるのもイヤだ。




もう一度雨沢側へ下り,折り返してまた登ることにした。



最後は,雨沢側から登る 「北三国」コース。

一番ポピュラーで,森がきれいな道だ。

路面の荒れもほとんどない。



表側も緑豊かな道だが,南側だから日差しがきつく森のコントラストが強い。

それに対して,北三国は柔らかい光線に透ける緑が優しい色合いで,心が和む。

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心は和むが,足はボロボロだ。

ここで稼げる標高は 200m ちょっと。



1日に3回この展望台に上るのはもちろん初めてだ。

2回登ったことさえない。





瀬戸しなの を起点にしたこともあり,50km で 1500m up というすばらしいライドになった。


もう,くたくたである。



それでも,自分で勝手に目標とした 8800m は何とか達成できた。

うれしい!




ふだん,多少無理をしてでも何かに挑戦するということが少ない。

そういう意味では,毎年のチャレンジは貴重な機会だ。



足がかなりヤバい状態になったが,その中でもできる限り踏むペダリングにならないように気をつけた。

疲れてきても回すペダリングを意識し続けた。

そういう意味では,かなりいいトレーニングになったと思うのだが,どうだろう。





応援したくれた人たちと,山と森と道にありがとう!

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Rising チャレンジの記 2000m

Posted by リキ on 27.2016 イベント   4 comments   0 trackback


これは,7月23日のことを記事にしたものです。



勝手に始めた Riki Rising も土日と2日を残すのみ。

2日で 3600m ほどを登らなければならない。



さて,どういう計画で行こうか。

とりあえず,土曜に 2000m のぼって,日曜に 1600m ほどを登るか。

1日で 3000m は絶対無理だ。



やはりこれしかない。



今までに 2000m を1日で登ったのは2回しかない。


計画は大まかに決めて走り出した。

国道 363 を中心に,下りて登るを繰り返すようなルートを計画した。

国道 363 は,尾根に近いところをずっと走る道だ。

ここから,多治見や土岐の町へはひたすら下る道が数本ある。

これを利用して,登ったり下ったりしながら標高を稼ぐ。

さらに,363 の南側は少し高くなっていて,これを越えて下ると小原へ出る道が,これまた何本かある。



イメージとしては,馬の背から左側へ下りてまた背にもどる,右側へ下りて,また背にもどる ── そんなイメージだ。

こうして,363 の北側へ下りたり登ったり,南側へ下りたり登ったりというコースを走ることにした。



とりあえず,定光寺から外之原林道へ。

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いきなり緑の中へ。

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諏訪町から古虎渓へ。

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ちょっと秘密の道っぽいところ。

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最初のうちは,順調に獲得標高が伸びていくのがうれしかった。

ところが,北側からの2回目の登り返しあたりから,なぜか獲得標高の伸びが鈍ってきた。

ガーミンのヤツが意地悪をしている。

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でも,ふと見上げると,すてきな道だったりする。

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もうしばらく,人の姿を見ていない。

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それでも,けっこう,イヤになってきた。

体がキツくなってきた証拠だ。



こういうときは初めての道がいい。

狛犬から小原トンネルに向けて登ってみた。

登るのは初めてだ。



とても新鮮で楽しい。

気持ちよくなってくると,獲得標高の伸びがいい。

おもしろいものだ。




トンネルを越えて下っていると,先週行った 山はげ の看板が別の場所に出ていた。

どうやら,ちがうルートで行けるようだ。


少し引き返して左折しようとすると,きれいなピンク色が目にとまった。

小さな池に,ヒツジグサ (スイレン) とハスの花が真っ盛り。

咲いたばかりで,ピンと張った花弁に勢いがあり,魅力的だ。

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バイクを草むらに投げ出して,しばしの休憩。

そうそう,一人で走るとついつい休憩時間が短くなってしまう。

水分は意識的にたくさん取ってはいるが,休憩が少ないのはアブナイ。

気をつけなきゃ。



しばらく走ると,先日通った道に合流した。

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山はげを通り,深い山の中に入る。



先日走ったときには,明るくすてきな森の中に思えたのだが,この日は昼近くにくもってきて,小さな雨粒が落ち始めた。

一気に周囲が暗くなり,その不気味さに鳥肌が立った。

昼間であることは分かっていても,一番山深いあたりで周囲が暗くなるというのは,コワイ。

幸いなことに雨が強くなることはなく,そのまま上がってくれてよかった。




田代の集落に入る手前で,また別のルートを試してみた。

こちらは,かなり路面に枝葉が落ちていて,荒れた感じ。

また,どんどん暗くなっていく。

ガサッという音にびっくりする。



やがて…。

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残念。



結局引き返して,田代の集落から 363 までもどった。

ここまでで,1700m ほど登った。


仕方ない。

一気に決着をつけるためには,三国しかない。

表三国をえっちらおっちら登る。

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これで,2000m。






何とか目標をクリアして,家に戻ると,孫たちが遊びに来ていた。

ふだんなら,少し昼寝をするところだが,孫たちがいるのでそういうわけにはいかない。

タカイタカイをせがまれ,大腿四頭筋には本日一番の負荷がかかる。



下の子はまだ1歳なので軽いものだが,上の子は4歳になったのでかなり重い。

それでも,「もう一回!」 と言われると断り切れない。



「じいちゃんは,もうダメだ~」

「ダメ。もう一回」

「ハア~」

なるべく手を抜いてゆっくり持ち上げ,許してもらった。




次の日,最終日は,1500m を登らなくてはいけない。










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Riki Rising なんとか達成!

Posted by リキ on 24.2016 イベント   14 comments   0 trackback


今朝はまったく起きられませんでした。

昨日の疲れが残っています。


やはり,今のぼくには,1日で 2000m 登るというのは相当たいへんだということです。



とりあえず戸越峠を越え,そのあとは,走りながら思いついて,三国山を3方向から登りました。



かなりキツかった…。




これで,今日のノルマだった 1516m を何とか達成。

合計は,8815m となりました!




これは,路くんが作ってくれた,達成したときのご褒美ロゴ。

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うれしいです。




でももう,体はボロボロです。

きついダウンヒルが続いたために,腕と肩が痛くて,首がピキピキ,背筋まで痛くなりました。




明日からは溜まった仕事が待っています。



こんどは,そっちをがんばります。


あ,その前に,孫との遊びが待っている…。








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Riki Rising あと少し!

Posted by リキ on 23.2016 イベント   4 comments   0 trackback


今日もがんばりました。

最終日にたくさん残さないように,今日は2000m を目標に出かけました。

2014年の,みなさんにお手伝いしてもらったコース が 2000m 登っているので,それをたどるようにして,さらにふくらませて走ることにしました。


途中までの平坦がもったいないので (笑) ,瀬戸しなのまでトランポしてスタートしました。




超スローペースですが,一人だと休憩が少なめになってしまうので,途中,かなり辛くなりました。

辛くなったときは,休憩し,ケータイを取り出してロゴマークを見ます。

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去年は,ロゴマークを作ってくれた路くんが,最終日に琵琶湖南の山岳地帯をいっしょに走ってくれました。

(ビワサイのドギーさんにもたいへんお世話になりました)

一昨年は,やはり,最終日に仲間が伴走してくれたり,ayu さんが雨沢まで来てくれました。

そんなことを思い出しつつ,また走り出します。



結果として 2100m ほど登りました。

明日は最終日。

残りは 1500m ちょっとです。



明日も,瀬戸しなのからスタートしようかな。

もう,コースを考える時間も無く,行き当たりばったりで回るつもりです。

気にするのはペダリングのみ。

明日も,超々スローペースで行きます。



脚はかなりヤバイ状態です。

がんばれ,自分!





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Riki Rising 達成できるか?

Posted by リキ on 22.2016 イベント   4 comments   0 trackback


今年は Rapha Rising が無くなったので,

勝手に始めた Riki Rising。



路くんがすてきなロゴマークを作ってくれました。


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みなもに映る山をイメージしたものだそうです。



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大好きな雰囲気を取り入れてくれてうれしいです。

最高ですね。

ぐっとモチベーションが上がります。



一応,自分で設定した期間は9日間。

目標は 8800m。



仕事のある日は,朝,周回コースをグルグルして,少しずつ稼ぎ,

現在,5146m までこぎ着けました。


残りは,3654m です。



これを土日2日間でがんばります。




もともと,1日に 2000m 登るのもたいへんなのに,2日間で 3600m 以上か…。


しかも,


土日は,孫たちが遊びに来るという情報や,仕事の打ち合わせが入るという噂も流れており,

先行き不透明感が感じられます。



さあ,どうなる!?






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Riki Rising (3) 山はげ 見っけ!

Posted by リキ on 22.2016 イベント   0 comments   0 trackback


幻の (かもしれない) 店,山はげを目指して,まったく人気のない山道を登ります。

当然のように出てくる斜度の高い山道は,かえってワクワク感を高めます。



やがて,出し抜けに森の一部が切れ,やや大きめの看板が!

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着いた!


果たして,人がいるのか?



クリートを外すと,掃除機の音が聞こえてきました。

人がちゃんといる!



庭に回って声をかけると,いろいろと説明をしてくれました。



そして,

「暑かったでしょう」

と冷たいお水を出してくれました。

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そのあと,

「どこからいらしたんですか?」

「何時に出発されて?」

などと,自転車の話になり,

「わざわざキツイ小原の方から登ってくるなんて」

「そうとう,変わり者ですね」

と半ばあきれられました。




ネットで検索した文章を見ると,気むずかしい感じのご主人ではないかと思っていましたが,全然そんなことはありませんでした。

ちょっと寄っただけなのに,とても気持ちのいい時間を過ごさせてもらいました。




さて,ここからは国道 363号線方面に抜けて帰る予定です。



いきなり,また登りです。

ご主人の話では,363号線までは,登って下る感じだということでした。



また,山道をひたすら登ります。

雰囲気のいい明るい森でした。



ピークを越えて下ると,すばらしい出会いが待っていました。





かなりの太さの杉が,2本仲良く並んでいました。

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立てられた看板を読むと,「田代の二本杉」 というのだそうです。

ロードバイクに乗るようになってから,巨樹好きになりました。

これまで,何本かの立派な杉を見てきましたが,偶然出会うのは初めてです。



こういう巨木は,写真だとその存在感がまったく伝わりません。

それがとても口惜しいのですが,やはり,こればかりは実際に自分の目で見て,肌で感じるということに意味があるのだと思います。


均整の取れた美しい樹姿は,カミナリに打たれた跡もなく,若く,生命力にあふれていました。


この近くには 「七色の木」 という看板もあったので,次の機会にはこちらも見てみたいと思います。




田代の集落を抜けると,また山の中です。

このあたりは昨年末に走った道で,様子も分かっているので安心して走れました。

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それでも,363号線まで出てくると,ほっとします。

近くにできたパン屋さんに寄りました。

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見た目もふつうだし,そんなに期待していなかったのに,ここのカレーパンのうまさには感激。

薄い皮に,家庭のカレーがそのまま入っている感じです。

また次の機会にもこれを食べようと決めました。

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お腹を満たしたあとは,獲得標高を稼ぐために,三国山へ向かいます。

先日,コソ練で登った表側です。

ここもずっと木陰が続くのでありがたいです。



もっとも,坂がとんでもないですけどね。

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ひたすら登ります。

登っていると,いったいどこまで続くのかと思いますが,木々の間から空が見えてくるとうれしいですね。

「もうすぐピーク」 というサインです。

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この前よりも恵那山がはっきり見えました。

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雨沢峠側へ下りると,お昼を回っていたのに,まだハスの花が咲いていました。

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さすがに,花弁の張りつめたような新鮮さがないものの,いつ見ても美しい花です。





三連休で 3300m ほど登りましたが,

このあとは苦しくなりそうです。

朝の出勤前には走れますが,夕方は難しそうです。

仕事との兼ね合いは,なかなか悩ましい問題。



無理はせず,しかし,隙間時間は有効活用してなんとか標高を稼ぎたいです。




写真はこちらにも。






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Riki Rising (3) 山はげ

Posted by リキ on 20.2016 イベント   2 comments   0 trackback


次から次へと巻き起こるトラブルと仕事の嵐。

こつこつと獲得標高を稼いでいこうという計画が苦しくなってきました。

まあ,できることをするだけです。




ということで,18日,海の日のライドのことを書きます。


── ── ── ── ── ── ── ──


三連休三日目,気になっていた道を走ることにしました。



暑い日になりそうなので,朝の5時に出発。

まずは,矢田川沿いを走ります。

瀬戸方面へは,いつも南側の堤防を走るのですが,この日は,北側の道を走ってみました。



途中で,かわいらしい子を発見。

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ポニー先輩

朝日の中,優しい目でたたずんでいました。

かわいい。




戸越峠を登ります。

さすがに6時前の空気はすがすがしい。

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戸越峠を下って,石畳方面へ北上し,三箇町へ抜ける名もない峠を越えます。

ふだんは一人で走るのが怖くなるような薄暗くて陰気な道なのですが,この日は特別でした。



射し込むお日様の光が夢のような光景を創り出していました。


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虫にまとわりつかれながらも,このすてきな空間を独り占めです。



ここからは,前回コソ練で走った道をたどって小原まで。

で,この看板です。

通るたびにずっと気になっていたのは。

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「だるま寺」 ではなく 「山はげ」 の方です。

ネットで検索してみると,1日1組限定で予約を受けている天ぷら屋さんのようです。



どんなところにあって,どんな雰囲気の店なのか気になっていました。



ここから小原の山の中へ入っていくのですが,すっかり日が高くなってきて,すばらしい青空と,すばらしい暑さ!

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途中,だるま寺への分かれ道がありました。

時間の余裕があったので,ちょっと行ってみることに。


しかし,この決断を後悔することになります。



多少登っていくかも知れないことは覚悟していました。

それでも,「この先に本当にお寺なんかあるの?」 と言いたくなるような道。

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だからなのか,それを見透かしているかのように 「だまる寺」 の看板がときどき出てきます。


10%を超える坂を登り,10%を超える坂を下る。

その繰り返しでした。

いやになってくると,また 「ここで引き返さないで」 とばかりに 「だるま寺」 の看板が出てくるんです。



こんな山奥にあるんだから,さぞかし雰囲気のある古刹だろうと,期待は高まります。



到着。

水を補給させていただき,一礼して引き返しました。



え? どんなお寺だったかって?

それはもう,山門の下から見るとなかなかい雰囲気なんですが,

階段を上がって本堂を見ると…… \(^O^)/

失礼しました。

合格祈願に訪れる方もいるとか。





でも,乗り越えたアップダウンの一つには,こんな空がステキに見えるところもありました。

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ま,いいか。



気を取り直して,山はげに向かいます。



これまた手強いところでした。

えっちら,おっちら登ります。



途中,いくつもの分かれ道が有り,迷いそうでしたが,

「こっちの道の方がちょっと太い」 というような判断で進みます。

だから,不安が先に立ちます。



「山はげ」 の看板が出てくるとホッとします。



最後に通り過ぎた集落から,ずいぶん登ってきました。

どんどん山深くなり,道には杉の葉がたくさん落ちていて,車の轍が細くできています。

つまり,通る車がとても少ないと言うことですね。



本当にあるのか? と思うと,看板が出てきます。

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きちんとツボを押さえていますね。




それにしても,すごい山奥だ。

店どころか,人家さえもない…。

看板だけで店はずいぶん前に閉店,なんていうオチにならないだろうな。


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── つづく






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Riki Rising (2)

Posted by リキ on 18.2016 イベント   0 comments   0 trackback


この季節になると,Rapha Rising に挑戦してきました。

といっても,昨年一昨年の2回だけですが。



当然,今年もチャレンジするつもりでいましたが,いつまでたっても開始のアナウンスがないのです。

今年はないという噂も聞こえてきました。



Rapha のカスタマーサービスに直接問い合わせてみると,やはり今年はないとのこと。

残念です。




それならと,自分で始めることにしました。



すてきなブログを書いておられる pedal さんは,「Rpahe Rising」 というタイトルで始められました。

ブログを読むと,そのペースは,ぼくにとっては驚異的なものです。



ぼくも自分に合ったペースで登ろうと思っています。

pedal さんが言うところの 「登りLSD」 という感じでチャレンジしようと思っています。



森や山,道そのものを楽しむのもいいし,

ペダリングを意識した練習として走ったりするのもいいかな。




土曜日は,ホームコースをぐるぐる回ってきました。

そして昨日の日曜日は,近くの小幡緑地周回コースを走ってきました。




1周 3km ほどのコースです。

大まかに言って,登り区間と下り区間に分かれています。

登り区間は,ときどき車が通ります。

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下り区間は,朝早いとゲートが閉まっているので,まったく車は通りません。

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その中間には,ネコ区間があります。

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エサをやる人がけっこう多いせいか,その警戒心のなさにはあきれます。

どちらかというとネコは苦手なのですが,「ネコも少しかわいいかな」 なんて思ってしまいます。

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駐車場があるところ以外は,ほぼ全区間が緑に囲まれているので,朝早い時間や夕方は日陰を走ることができます。


長いコースではありませんが,すぐ近くにこんな緑豊かなコースがあることに感謝です。

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昨年は,9日間で,9366m。

一昨年は,9日間で,8800m。

今年もこれくらい登れたらいいなと思います。








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Riki Rising (1) 夏の緑

Posted by リキ on 16.2016 練習   10 comments   0 trackback


夏ですね。

もう,早くから走り出さないと暑さにやられます。

「十時半までに戻る」

「パンを買ってくる」

という指令の下,5時半に出発しました。



小牧・犬山のホームコースです。

田んぼの緑が目に鮮やか。

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兒の森に入ると,鳥の声がにぎやかでした。

コンクリートで補強した壁には,苔の緑がきれいです。

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金属光沢にも似た輝きのような色合いが好きなんです。


この湿度の高さです。

苔にとってはさぞかし過ごしやすい季節なのでしょうね。



1本目は,自分の一番走りやすいギアで。

2本目は,一つ重いギアで。

10%以上も多く出てくる斜度の高いコースですから,踏み込みすぎないように意識して回します。


これが今日の練習のねらい。

先日,sennmu さんに指摘された課題です。

高い強度になると,どうしても踏み込みすぎて,ペダリングの効率が下がってしまうんですよね。



わりと,いい感じで練習できました。




3本目は,苦手なダンシングで登ります。

でも,全部をダンシングで登ることができません。

途中,背中が痛くなってきます。

脚も辛くなってきます。

こちらは,まだまだの感じです。

体幹と脚力の弱さですね。




兒の森を出て,明治村と住宅街ヒルクライムを経由し,今井周回コースに向かいました。

途中の住宅街でも,苔の壁がきれいでした。

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今井周回コースの坂は斜度がゆるく,走りやすい道です。

ここでも,ギアを変えて練習です。


まずは,自分の一番走りやすいギア。

つぎは,一つ重いギアでできるだけ全周にわたってトルクをかけられるように意識して登ります。

つぎは,一つ軽いギアで,軽快に回せるように意識して登ります。

最後は,偶然通りかかった速そうな人を追いかけます。

離されるばかりでしたが,必死で追いかけながらも,踏み込みすぎないように意識し続けました。



曇り空とはいえ,汗がだらだらと流れてきます。



光陽寺の石段で休憩。

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汗が落ち着いてくると,風がとっても爽やかです。



近くの田んぼも緑がきれいです。

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田んぼ独特のにおいが風に乗ってやってきます。


真っ白なサギが何羽も田んぼの中にいました。

カエルやザリガニを食べているんでしょうか。

スーッと風に乗って舞い降りる姿がきれいです。

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あんな優雅に,風に乗るように,ロードバイクで走れたらすてきです。




開店時間よりも少し早めにパン屋さんに到着。

いつもの クローバー さんです。

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自転車乗りが多く訪れるようになったのか,「自転車の方どうぞ」 と,テントの下に簡易テープルとベンチが設置されていました。

サコッシュにパンを詰めて,10時過ぎに帰宅。




シャワー!

牛乳とクリームパン!

最高!







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青空の下,キツイ練習ライド (2)

Posted by リキ on 13.2016 練習   6 comments   0 trackback



狛犬での休憩中に,こーさんから連絡が入っていたに気づく。

30分も前に入った連絡だ。

パンクしていたらしい。



こーさんは,後ろから来るメンバーを迎えに行き,Uターンして後ろにつけたと思ったら,パンク。

ところが,メンバーはそのまま,シャーッと下っていき,こーさんは一人取り残されたそうだ。



今度は KTM さんが こーさんを迎えに行き,無事合流。

よかった,よかった。

狛犬の先でコンビニ休憩。



太陽はそろそろ真上にさしかかる時間となったが,このコンビニ周辺には日陰というものがない。

じりじりと焼かれるような暑さの中での休憩。


追い打ちをかけるようにおそってくるのが,小さな小さな黒い虫。

刺すような虫ではないけれど,まとわりついてくるし,なによりその数の多さに閉口する。

ケンさんが食べていたアイスの中にも何匹か入ってきていた。



この虫,小原トンネルを越えたあたりから大発生していて,ダウンヒル中は顔にびしばし当たった。

大の汗っかきである masa さんの足は,汗に絡め取られた虫で大変なことになっていた。

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毎年,このあたりの地域に大発生するこの虫,正体は何だ!






コンビニ休憩をして,折り返してからも,強度は落ちなかった。


こーさんが,ぼくを休憩させてくれない。

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アップダウンの続く国道 363。


短い登りで急加速して 「着いてこられるかな?」 と試されたり,

途中に現れる平坦路で高速巡航させられたり,

ぼくがへろへろになって千切れかけると,

「それは許すさん」 とばかりにペースを落として 「はいはい,ちゃんと着いて」 と無言の圧力。




こんな調子で,70km 走ってきた。


柿野でいったん止まったとき,

「はい,今から三国山登りたい人~?」 と こーさん。

ぼくは 「もう無理」 と手を挙げなかったが,多数決で負けた。

しかも,斜度の高い坂が長く続く豊田側から登るという ……。

トホホである。




さすがにここは,みんなでゆっくり登った。

きついのに変わりはないが,ゆっくりなら気分が楽だ。

木陰の道が続くのもいい。

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強い日差しと木陰の作るはっきりしたコントラストが美しい。

ブロックの壁に付いた苔が,梅雨時の湿気でいきいきと輝いている。

山深さを感じさせる静けさ。

余韻を引くウグイスの声。

ダンシングのリズムに合わせたロードノイズ。



もう少し斜度が緩ければ,最高のコースなのに,ああ,15% なんて止めてくれ。




久しぶりの三国山頂上も,空がきれいだった。

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遠くの山までは望めなかったが,梅雨時にしてはすっきりと見渡せる。

しばしのゆったりとしたご褒美タイム。

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道の駅 瀬戸しなの まで下りてきて,恒例のヤマザキデイリーストアのパンを食べる。

ケンさんが,「ブログを読んで,ここでパンを食べるのに憧れてたよ」 と言うのには笑った。

「コソ練とは 瀬戸しなの でパンを食べて帰る」 という定義も存在するらしい。




この日はちょうど 100km 走った。

朝の6時出発だったので,お昼過ぎにはもどることができた。

暑い季節にはこういう時間帯がいい。

庄内川河畔からも,いい空が見えた。

16_0710_11.jpg

梅雨時の雲の気まぐれ模様,空のきれいな一日だった。



次の日の,足のバキバキ具合が,この日のライドを物語っている。

とってもキツかったのに,充実した時間だったと思えるのはなぜだろう。




いっしょに走ってくれたみんな,ありがとう!


またね!





写真はこちらにも。





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青空の下,キツイ練習ライド (1)

Posted by リキ on 11.2016 練習   4 comments   0 trackback


少し小さく見えるこーさんの背中がずっと同じ大きさだ。

すぐ後ろに着きたいのだが,なかなか追いつけない。

緩斜面に入って加速するのだが,届かない。

絶妙のペースで逃げてくれる。

バックミラーでぼくの姿を見ているのだろうか。



出力を見ていると,さっきから L4 領域の上限くらいを保っている。

少し斜度が高くなると,L5 まで上がる。

速度を落とさない。

後ろを追うぼくを,生かさぬよう,殺さぬよう,というところか (笑)








日曜日のコソ練は,「高強度総合練習」 だった。



守山から瀬戸に入ると,久しぶりに SHOROs 草創期のメンバーと出会った。


ayu さんだ。

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週末は,朝早くから必ずこのコースを走っている。

それをずっと続けている。

細身の体に,鉄の意志さえ感じさせるルーティーン。



「今日はいい日だ,いい日になる」 ── そんなことを感じさせる朝の出会いだった。

だからなのか,梅雨の合間の空がこんなにきれいだ。

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戸越峠から,豊田の山の中に入る。

木瀬ダムの横を抜けて山の方へ入る。

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つねに こーさんが先頭で,じりじりとみんなは引き離されていく。

汗がしたたり落ちる。

背中もすでにぐっしょりだ。



つかの間の休憩でバイクをおいた日陰に,ほっとする。

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ここでも空を見上げると,本当にきれいだ。

青空を白い筆が駆け抜けたようだ。

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休憩するみんなの汗が,照りつける光線によく映える。

すっかり夏のライドだ。




ここから,三箇町,大平,大洞を結ぶ道は,ずっと登りが続くいい練習コース。

小原へ抜けるあたりはアップダウンが続く。




その途中で,前を行く こーさんに声をかけたのが間違いのもとだった。

「こーさん,ペース落ちないね~。少し坂が楽になったときも,がんがん踏んで緩めないね~」

「そんなこと言われたら,ペース落とせないじゃない!」

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というわけで,必死でこーさんのあとを追いかけなければならなくなった。

予告通りの高強度ライドだ (ぼくにとって)。

こんな高強度での練習ライドは初めてかも知れない。




このあと こーさんは,後ろを走っているメンバーを迎えに行ったのだが,なかなかもどってこない。

迎えに行った当の本人が帰ってこない。

どうしたんだろ。

そろそろ追いついてきてもおかしくないのに。




ま,いずれ追いついてくるでしょと,一行は小原トンネル方面へ出発。

トンネルまでは,かなり長い登りが続く。



masa さんが先頭でずっと前を行く。

背中が小さく見えている。

50m ほど離れて,KTM さん,ケンさん,ぼくの3人が続く。



かなり登ってきたので,そろそろピークかと踏んだ KTM さんが突然ダンシングで加速。

先行する masa さんをとらえるつもりだ。


ぼくも少し遅れて,アウターに入れて踏んだ。

坂道でぐいぐい加速する自分に酔ってしまう。

楽しい!



しかし,現実は甘くない。

ピークのはるか手前に,ぼくらの脚の限界があった。

ダラダラと続く坂道の前に,見事にタレてしまった。

トホホである。



結局脚を使いすぎて,ずっと masa さんの後ろにつけて登ることになった。



以前のぼくなら,こういうお遊びには入らなかった。

でも,こうやって,ぐいっと強度を上げるのもいいトレーニングだ。

何より,おもしろい。





トンネルを抜け,狛犬まで下りてきた。

こーさん,まだ来ないね。

どうしたんだろ。







── つづく






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ラテックスと格闘

Posted by リキ on 09.2016 パーツ   16 comments   0 trackback


ラテックスのチューブを導入しました。

すばらしいです。

まず,乗り心地。

チューブラータイヤを履いているかのようなマイルドな感触。

漕ぎ出しの軽さ。

固くて乗り心地の悪い練習用ホイールが,一転してすてきな乗り味になりました。




しかし!

ラテックスチューブをはめるのには大苦戦しました。

その記録。





もともと,路面の荒れた道が苦手なぼくです。

手やお尻に伝わる振動が嫌いだし,首を痛めてからは,路面のギャップや振動が続くと首が痛くなるのです。

それに,乗り心地だけではなく,ブチルチューブより軽いので登りには有利だろうと,富士ヒル用のホイールにセットすることにしたのです。




ところが,この交換作業がとってもたいへんでした。



選んだのは,ソーヨーのラテックスチューブ。

お高いですが,国産の安心感。



ふつうのチューブと同じ要領で交換しようとしたのですが,うまきいきません。


まず,ホイールにうまくはまってくれません。

プルンプルンと逃げ回ります。


はまったと思ったら,タイヤに噛んでしまった状態からなかなか抜け出せません。

なんとか,これでよしという状態にまで持っていって空気を入れ始めたら,突然




パァン!




大音響が部屋に響き渡りました。



ジーンと耳鳴りがする中,目が点になって家内と顔を見合わせました。



タイヤに噛んでいた部分が残っていたようで,見事にタイヤのビードに沿って裂けていました。

あ~あ,お高いチューブが一瞬で終了。




2本目に挑戦するも,心配になって中断しました。

とりあえず,ネットで調べてコツを知ろうとしたのですが,それらしい情報が入手できませんでした。



結局,プロに習おうと,チューブを持ってショップへ。




いくつかコツを習ってきました。




「最初に入れる空気はチューブがある程度しっかりふくらむくらい」

その方がはめやすいし,タイヤに噛んだりしにくいということでした。



「はめるときは,バルブの力からはめていき,1法にぐるりと回るようにバルブ側へ追い込んでいく」

こうすると,チューブがぷるんと逃げていくことがありません。




1本目はご主人に入れてもらい,もう1本はぼくが交換する作業をチェックしてもらいました。






自分でできるようになったので,家にあるもう1セットもラテックスに交換しました。



ところが,またまた失敗。

チューブはうまくはめられたのですが,こんどは新しいタイヤだったので,タイヤが固くて,最後の最後がはまりません。


仕方なく,タイヤレバーを使ってはめたら,チューブを傷つけてしまったようです。

空気を入れ始めたら,シューッという情けない音とともに空気が抜け,終了。

トホホです。

こんな短期間に2本もダメにしてしまいました。

高い授業料を払いました。






ということで,自分なりのまとめ



【ラテックスチューブはこう入れろ】 (自分用覚え書き)



(1)付属の粉 (パナソニックの専用パウダーと同じ?) をまぶす

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ビニール袋にチューブと粉を入れて口を閉じ,唐揚げ粉をまぶすように振る。



(2) タイヤの内側に専用パウダーをぬる

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(3)チューブがしっかりふくらむくらい空気を入れる

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全周にわたってしっかりふくらむ程度入れる。

多すぎたら抜けばいい。むしろ,少なめの方が作業はむずかしい。


(4) チューブをはめる

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写真のような状態まで進めても,この先どちらかが入ると,反対側が逃げてしまうので,パルブ部分から入れ始めて,一周させるように一方通行ではめていく (バルブ部分までもどる)。


(5) タイヤレバーは使わずに

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タイヤレバーを使ってタイヤをはめるとチューブを傷つけやすい。



新しいタイヤの固さには,いつものことながら閉口します。

ぼくの指では非力すぎて,写真の状態から如何ともしがたく,指が赤くなって痛くなるばかり。

考えたすえ,足を使うことにしました。

スニーカーの靴紐をしっかりとしめて履き,母指球の横の部分でタイヤをはめるのです。

スッとはまるわけではありませんが,手の指よりもずっと楽です。




センパイ方,アドバイスがあればよろしくお願いします!








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リハビリライド 茶臼山へ (2)

Posted by リキ on 06.2016 お出かけ   2 comments   0 trackback


退院後,初の実走として,茶臼山を選んだという無謀なワタクシ。

少し無茶をしたので,背中の縫い目が破れて,そこから新しいリキが生まれ出るということになってしまったようです。

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                              powerd by KTM


これは,旧い皮を脱いで脱皮したということでしょうか。

それとも,幼虫から成虫へと変態したのでしょうか。



いっそのこと,縫い目に合わせてチャックでも着ければ,着ぐるみとして使えますね。

なかさんは,背中にバッテリーを搭載することを勧めてくれました。


ともあれ,背中に痛みが走ることもなく,登り続けられたのはうれしいことです。






こーさんが 「ピーク!」 と叫んだにもかかわらず,そこまで登ると,その先にも坂が見えたというピーク詐欺に遭い,さらに登ります。

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しかし,明らかにピークは近い。



空がたくさん見え始めると一気にテンションは上がります。

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高原を吹き渡る風。

柔らかい草の緑。



高原の池と青い空。

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自分の脚で登ってきた充実感。

そして,久しぶりにたっぷりと自然の中を走っているうれしさ。

大げさに言えば,命拾いしたような安堵感。



これでもう少し涼しければ,高いところまで登ってきた実感が湧くのですが,悔しいことにこの日はまったく涼しくなかったんです。




でも,目に入る風景は,どこまでもすずしげです。

高原を行くなかさん。

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masa さんが見たことがないという,矢作川源流を見に行きました。

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このあたりは,茶臼山ライドでも一番高度感のある風景が広がっています。

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ここまで登ってきた充実感を背中からにじませるオジサンたち。

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おじさんの後ろ姿にも,味がありますね。

いいものです。



このあと,ウィンドブレーカーもまったく必要ないダウンヒル。

繰り返しますが,もう少し冷涼な空気を味わいたかったな。



一気に下ります。


ぼくは相変わらずのろのろ。


こーさんやなかさんが交替でぼくを見張ってくれます。


「アイツは放っておいたら一人で落車するかも知れない」

「アイツが死んだら,骨を拾ってやらなければならない」


ありがたい友情です。



気持ちよく下っていると,月瀬の大杉を通過しました。

うーん,そう言えば,待ち合わせをしたときにも大杉を見ていないな。

せっかくだから見ていこうか…。

などと考えているうちにどんどん下ってしまいました。



迷いましたが,

「やっぱり,月瀬の大杉を見てきます」

と,みんなと別れることにしました。

少し戻って,久しぶりにこの大杉と対面しました。

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今まで見た中では,一番の迫力です。

昔の人が 「神が宿る」 と信じたのもうなずけるほどの存在感。

もどってきてよかったと思いました。




そして,どんぐりの里までもどります。

また,峠越えです。

地蔵峠という名の峠です。

直射日光がぎらぎらと照りつけてきて,くらくらするほど暑かったです。

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車にもどってドアを開けると,真夏の車内の地獄がそこにありました。

すっかり,夏です。




さあ,落ちてしまった力を少しずつ取り戻すためにがんばります。



いっしょに走ってくれたみんな,ありがとう!

またね。



写真はこちらにも。






── つづく








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リハビリライド 茶臼山へ (1)

Posted by リキ on 03.2016 お出かけ   10 comments   0 trackback


手術後の抜糸も済み,キズ口の赤みとかゆみが残っていますが,元気に仕事もできています。


ということで,この週末は富士ヒル以来,実に3週間ぶりの実走です。


こーさんに連絡を取ってコソ練に参加させてもらうことにしました。



コソ練というのは,もちろんコソコソ練習するところの意味から発生したのですが,最近では 「こーさん総合練習」 という名の下に,「道の駅 瀬戸しなの まで行ってパンを食べる」 というゆるい練習ライドになっているようです。

リハビリにはぴったりではありませんか!




ところが!


この週末は茶臼山に登るというのです!

茶臼山と言えば,言わずと知れた愛知県最高峰の山。

リハビリにはぴったりではありませんか \(^O^)/



しかし,さすがに 150km,2000m up というライドではリハビリにはなりません。

ぼくだけ,近くの道の駅 どんぐりの里 いなぶ まで車で行って,そこから走り出して合流させてもらうことにしました。




当日朝,合流するまでがたいへんで,あせりました。

余裕を持って出発したのですが,尾張旭~瀬戸と道がものすごく混んでいて時間がぎりぎりになりそうでした。

おまけに,出発地のどんぐりの里から合流地点の月瀬の大杉までは,地蔵峠という決して小さくはない峠をを越えなければならなかったのです。


一度走ったことがある道なので,「川沿いを走れば30分ほどで着く」 と甘く見ていました。

峠を走った記憶はすっぽり抜け落ちていたのです。

またもや,準備不足という弱点を露呈してしまいました。



走り始めてすぐに地蔵峠です。

登っても登ってもピークが見えないことにあせりました。



そして,やっと峠を下ったと思ったら,月瀬の大杉まではまあまあの登り基調。


暑さと焦りの汗をびっしょりとかいて到着しました。

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みなさんをすっかりお待たせしてしまいました。

ごめんなさい。




おお,なかさんのニューホイール。

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白いフレームに黒いディープホイールが似合います。







合流できて,ホッとしたら,やっと久しぶりに実走している喜びが湧いてきました。

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真夏に近い太陽がときどき照りつけてくるお天気は,けっしてライド向きとは言えませんが,お日様の下,走れるのはありがたいことです。





ここからはもちろん,ずっと登り基調です。

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最初はみんなとともに調子よく登っていたのですが,

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やっぱり,体力が落ちているようです。

さすがに苦しくなって,ちょっと休憩。

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出力を見るとそれほどでもないのに,体感はかなりキツイです。

ある程度の負荷を維持する力が確実に落ちていたようです。




ゆっくり登ったり,ちょっとがんばったりを繰り返しました。

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苦しくなってきたのですが,どこまで行けるか粘ってみようと思いました。

前を行く masa さんの背中が小さく見えました。

全然追いつけませんが,masa さんが休んだら,ぼくもそこで休もうと思って着いていきました。

ところが,全然止まる様子がありません。

仕方なく,がんばり続けました。



内側の斜度がとんでもないヘアピンを曲がると,

お!

masa さんが立ち止まっています。

助かった~。



下を向く masa さんの顔から雨が降っています。

その真下だけ,雨が降ったようにぬれています。

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おかげで,打ち水をしたように,その辺り一帯に涼しい風が吹き抜けていきました。



目線を上げると,優しい色の緑のむこうに澄んだ青空が見えていました。

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山はいいなあ。

木の緑,空の青,雲の白,澄んだ空気感,セミと鳥の声。



しばしの休憩後,また登り始めます。

あまりの辛さからか,KTM さんは首をどこかに落としてきたようです。

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そう言えば,さきほど丸いものが坂道を転げていきましたが,KTM さんの首でしたか!

下りのときには忘れないように回収しなくちゃ。




かなりバテました。



果てしなく続くように思われた坂道の先に,青空が開けてきました。

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おお,これはピークか!




── つづく








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富士ヒル参戦記 (2)

Posted by リキ on 01.2016 イベント   8 comments   0 trackback


さて,レース前日の夜は,早々に部屋の電気が消えました。


その少し前,わずかな時間でしたが,おしゃべりタイムもありました。

クレイジートレインの皆さんの話題はというと,レースにベストコンディションで臨むための様々なアイテム。

アヤシゲなクスリやら,よく意味のわからないアブラやら。


しかし,トレーニング以外でも 「できることはすべてやる」 という姿勢には感心するばかり。

さすがです。





そして当日朝,真っ暗な部屋の中で準備が始まりました。

枕元の時計をみると,まだ3時過ぎです。

さすがに 「クレイジートレイン」 のみなさんです。

レース準備に余念がありません。


ぐずぐずするのが得意な僕はついて行けません。



とはいうものの,ゴール地点に運び上げてもらうための荷物受付締切は6時10分ですから,それまでに会場に入らなければなりません。

さあ,準備,準備。




部屋の窓から外を見ると,見事な朝焼けに染まる富士が見えました。

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昨年とちがって,いいお天気になりそうです。




バイクの準備をして外へ出ると,ひんやりとした空気感に身が引き締まります。

といっても寒いほどではなく,湿度の低い空気はとてもさわやかです。



会場へはいると,今度は独特の緊張感と高揚感が感じられました。

参加者の方々の 「さあやるぞ」 という表情だったり,「楽しみ!」 という顔だったり,仲間と笑いあっている人たちがいたり,大人たちの偉大なるお楽しみイベントです。

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スタート時間別の列に並んでいると,ブログによくコメントをくださる MOON さんが声をかけてくれました。

そういえば,会場へ向かう道では,臨時漕会の hiro さんと偶然出会って挨拶をしました。

普段はネット上でのやりとりをしている人たちと,こうして実際に会うことができるのも,イベントの楽しみの一つです。




体調はばっちり。

今年は 4月からかなり忙しい毎日でしたが,トレーニングもそれなりにはしてきました。

目標にしている1時間半切りは,かなり難しいとは思うものの,昨年のタイムは絶対に更新できるだろうと思っていました。



スタートのバルーンゲートを越えると心拍が急にあがりました。

ここから計測開始地点まで,少し距離があります。

いっしょにいたこーさんはあっという間に見えなくなりました。



ぼくは,足が回るようになるまで少し時間がかかるので,焦らずにマイペースで登ります。



5km 地点まではやや斜度の高い区間です。

少し脚が重いのが気になりました。

調子は悪くないはずなのですが…。



そういえば,昨年は仕事が終わって家に帰るとすぐにローラーを回していました。

今年はというと,家に帰るとしばらくソファでぐったりしていることが多いんです。

明らかに今年の方が忙しくて,疲れはたまっています。



まあ,そんなことも影響しているのかなと思いつつ,ギアをもう一枚軽くしようかと右手を動かしてシフトしようとすると,



あれ?

すでにギアを使い切っていました。



え?

そこまで,調子が悪いのか…



と,股の間から後ろのギアをみると,驚愕の事実が明らかに!




25T のスプロケでした!




先日,雨沢を登ったときに,25T で挑戦しました。

その方がタイムが出ると思ったからです。

しかし,さすがに富士ヒルは 24km の長丁場ですから,27T にする予定だったのです。

ところが,雨沢を登っている間にチェーン落ちのアクシデントから,チェーンが曲がってしまうというトラブルに発展。

あわてて立ち寄った せとしなのサイクルで,変速調整やチェーン交換を済ませて,すっかり 「バイクの準備は万全だ」 と思いこんでしまっていたのです。

タイヤのチェックも,スプロケ交換もすっかり頭から抜け落ちていました。






あとの後悔先に立たず。


もう,これで行くしかしかありません。

小さな歯が 2枚ちがうだけですからね,何とかなるでしょ。

この期に及んで,ノー天気!(笑)





と・こ・ろ・が…



この小さな歯 2枚の差の大きさにこのあと苦しみます。






少し斜度の上がる区間では,脚が重くて重くて,どんどん速度が下がってきます。

昨年登ったときには,もう少し周りの景色を見る余裕もあったのですが,今年はサイコンの数字と,自分の走るラインしか見ていませんでした。



途中,後ろからかなりの速度で登ってきた方が 「ブログ読んでます!」 と声をかけてくださいました。

その声で,狭かった視界が急に広がったような気がしました。

やはり,相当苦しかったんだと思います。

我に返って,

「回すペダリング!」「上半身の脱力!」

と自分に声をかけることで,走りが少し楽になりました。



しかし,しばらくするとまた

苦しくなってきて悪くなる → 応援などをきっかけに我に返る,

を繰り返しました。




そういう点で,沿道の応援はありがたかったです。


地元の方々が大きな声で 「がんばれ~!」 と手を振ってくださっていましたね。

水着に近いようなユニフォーム! のお姉さんが手を振ってくれていました。

自転車のジャージを着た人が,バッハの無伴奏チェロ組曲を演奏してくれていました。

にぎやかな太鼓の演奏も腹に響きました。




しかし,脚の重さは何ともなりませんでした。

キツイキツイ。



そしてついには,左のふくらはぎに違和感が出始めました。

明らかに攣る前兆です。



終盤に現れるはずの平坦区間が待ち遠しかったこと。

どれだけ登っても平坦区間にたどり着かない苦しさは,今思い出しても胸が苦しくなります。



やっとたどり着いた平坦区間は,本来ガンガン踏んでいかなければならないところですが,怖くて踏めません。

そ~っと加速していって,なんとか 30km/h くらいまで踏みましたが,それ以上は無理でした。



そして,最後のゴール前は,完全な失速。

ビキビキと言い始めて痛くなってきた左ふくらはぎをかばい,ほぼ右足だけの力で登りました。


次々と抜かされていきました。

止まりそうになりながら,ゴール!



こーさんの声が聞こえたものの,まともに返事をすることもできませんでした。


歩くとふくらはぎがピクピクします。




結果は,昨年よりも 2分タイムを落としての41分台。

絶対に短縮できると思っていただけにショックです。



一方,着実にトレーニングを積んできた こーさんは見事に 90分切り!

山P さんも余裕のブロンズ獲得です。

おめでとう!




悔しい思いもありますが,登り終えて,しばらくみんなと話をしていると 「ああ,楽しかった」 という気分になれるのはなぜでしょう。

不思議なものです。

あんなに苦しかったのに,ゴールして10分程度で 「ああ,楽しかった」 になるんですから,あきれてしまいます。





富士山頂を目の前にして,ものすごい数の自転車乗りがいます。

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色とりどりのジャージの花が咲いています。





また,来年も登りたい。




下山の列に並ぶと,木々の色がまるで新緑でした。

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この高度になると,6月はまだ新緑の季節なのでしょうか。



こんな美しい道を登ってきたはずなのに,一切視界には入りませんでした。

心が洗われるような色です。

透き通った空の色とともに,目にしみます。




去年の下山はつらかったです。

寒いくて,指が痛くて,ブレーキを握る手がしびれました。



今年は気温が高めなので,楽でした。





下りが怖い僕は,ゆっくりゆっくり下るので,すべての人に追い抜かれ,結果,単独下山です。


下山の集団内では,ロードノイズやラチェット音がひっきりなしに聞こえるのですが,一人になると静かなものです。

鳥や春ゼミの鳴き声以外は,本当に静かで,耳元に風切り音がするだけです。


急に富士山という深い自然の中にいる自分が感じられて,本当に気持ちがよかったです。



左側に一カ所だけある展望台駐車場でバイクを止め,ブレーキを握るのに疲れた手を休めました。

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少し霞んでいましたが,眼下には河口湖周辺の町がよく見えました。

山はいいですね。






会場まで降りてくると,ケンさんが待っていてくれて,みんなのいる場所を教えてくれました。


SHOROs ジャージを発見したので行ってみると,みんなすでに,下山した後のご褒美,吉田うどんを食べた後でした。

ここでいただく吉田うどんはうまいです。

ふつうのイベントだと,小さな器にちょろっと入っている程度ですが,ここでは,しっかりとした量の一玉です。

堅めの麺と濃いめの塩味が,走ってきた体にしみ渡ります。



なんでも,これを3杯,4杯食とべた仲間もいるようで (笑)





そして今回も,宿にもどってゆったりと温泉。

たまりませんね。




いい旅でした。

いっしょに旅してくれた皆さん,ありがとう。

また,来年も行きましょう!



こーさん,「目標は達成したから来年はもう降りる」 は無しだからね!











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プロフィール

リキ

Author:リキ
 50代後半からのロードバイク人生。年より初心者が行く!(モーツァルトも大好き!)

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