Loading…

突然の頭痛に負けた

Posted by リキ on 27.2016 イベント   12 comments   0 trackback


残念だった。

くやしい。

今日は,たくさんの仲間が集まる一大イベントが開催されたのだが,不参加となってしまった。



昨日の午後から頭痛が続き,30分ほど寝ても,夕食をとっても治らない。


今,職場ではインフルエンザが大流行。

愛知県は日本でもっとも流行している地域だが,ぼくの住んでいる市がその中でもトップ。

症状が頭痛や寒気から入ることもあり,ひょっとしてとの予感。

このまま強引に参加して,車の中やライド中に具合が悪くなったらみんなに迷惑をかけてしまう。



潔く,あきらめた。


早々に布団に入り,10時間の爆睡。





顔に射し込む朝日に目が覚めると,あーら不思議。

頭痛なんてどこへやら。

熱もない。




やってしまった…。

ああ,行きたかった。




後悔先に立たず。

くよくよしてもしょうがない。

前向きに考えて,走りに出ることにした。

といっても,調子が万全でないことは確かだろう。

週末のローラーがかなり重く感じたのは,体調がよくなかったせいかもしれない。





だから,近場をくるっと回ってきた。

16_0227_03.jpg



あちこちで,春の気配。


かぐわしい香りを漂わせてくる ウメの花。

16_0227_02.jpg


水温む小さな川。

16_0227_01.jpg


グールプライドの人と出会ったときの明るい挨拶。




元気でいれば,またいっしょに走る機会はある。

今度は行くからね。



16_0227_04.jpg









にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ









スポンサーサイト

これで あんパンが運べる!

Posted by リキ on 25.2016 パーツ   4 comments   0 trackback


昨年,愛車のビアンキをダメにしてしまい,タイムのフレームに乗り換えました。

自然な乗り心地に大満足で半年以上乗ってきましたが,一つだけ不満がありました。

それは,まったく取るに足らないような点です。



サドルバッグが着けられない!

15_0607_01.jpg

シートポストが ISP と呼ばれる非円形断面です。

ですから,普通のサドルバッグでは,ベルクロのベルトの長さが足りなくて着けられないんです。



もっとも,シートポストにサドルバッグが着いていない方が,どちらかというと (圧倒的に?) カッコイイです。

でも,それはダメ。

なぜかというと,ぼくの補給食の定番,あんパンが運べないからです。

「あんパンは,背中のポケットに入れたくない」 という こだわりもあります。

だって,背中で温められて汗をかいたあんパン,食べたくないでしょ。

夏になったら,梨やオレンジを運ばなければなりませんし (笑)



自転車屋さん屋さんのサドルバッグのコーナーや,ネットで探していましたが,見つからず,半ばあきらめていました。




が,つい最近,発見したんです。

16_0225_01.jpg



フィジークのサドルを使っています。

このサドルの後ろにあるロゴマークのついたプラスチックカバーを外すと,専用のライトをつけられます。

そのライトを着けていました。

ところが,この専用アタッチメントには,サドルバッグも着くということを知らなかったのです。

何という不覚。

ということで,フィジーク製のバッグを購入。



一点支持が少し不安ですが,たぶん,真下に重心が来るようにすれば,それほど問題ないのかも知れません。

いずれにしても,あんパンが運べるようなって,すごくうれしい!






にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ










理想と憧れと ── アルゴンの話

Posted by リキ on 23.2016 ロードバイクの理科的考察   12 comments   0 trackback


自転車雑誌の表紙に載っていたロードバイク。

16_0223_00.jpg

ダウンチューブに大きく 「ARGON 18」 と書かれている。

おやおや,おもしろい名前のメーカーだと思った。




アルゴンと言えば,原子番号 18 の不活性ガスだ。

16_0223_06.jpg


どうして原子の名前なんかをメーカー名としたのかはわからないが,アルゴンを選んだのはおもしろい。



ほとんどの原子は,他の原子と結びついてこの世の中に存在している。


たとえば酸素なら,CO2(二酸化炭素)だったり,H2O(水)だったり,他の原子と結びついて,さまざまな物質を形成している。

しかし,酸素原子だけで存在することはない。

酸素原子2つで 「O2 (オーツ-)」 という形はとるが,酸素原子1つで存在することは絶対にない。

そのほかの原子だってそうだ。

水素,窒素,炭素,鉄,アルミニウム …,どれも,その原子1つでこの世に存在することはないのだ。




ところが,アルゴンの仲間だけは,原子1つでこの世に存在する。

それどころか,他の原子と結びつくことがない。

アルゴン原子同士でさえ結びつかない。

きわめてまれな独立孤高の存在である。



ゆえに,「希ガス」 と呼ばれる。

また,「貴ガス」(noble gas) とも呼ばれる。

noble = 高貴な存在なのだ。




他の原子は,その構造上,他の原子と結びつくことで安定するが,

アルゴンの仲間だけは,電子配列が理想型で,それひとつで完全に安定している。

だから,他者と結びつく必要がない。



他の原子は,アルゴンの仲間のような理想型と比べると,いくつか電子が足りなかったり,余っていたりする。

そこで,その過不足を他の原子と融通し合い,理想型に持ち込む。

アルゴンの仲間と同じ形になりたいがために,他の原子と結びつくのだ。



いつも,原子たちは理想型を求めている。

つまり,アルゴンの仲間は 「理想」 であり,「あこがれ」 なのだ。




独立,高貴,理想,あこがれ ── そんなイメージを,このメーカーも思い描いたのだろうか。

だとしたら,すばらしいセンスだと思う。



ちなみに,このメーカーのバイクには,そのほかにも原子の名前を冠したモデルがある。

ニトロジェン(窒素),ガリウム,クリプトン。

これは,クリプトン。

16_0223_01.jpg

クリプトンは貴ガスだ。






そういえば,リドレーというメーカーのバイクに 「ヘリウム」 というモデルがある。

16_0223_02.jpg

ヘリウムも,貴ガスだ。



このモデルは 「究極の軽量」 を謳っている。

ヘリウムは原子番号 2 のとても軽い原子だ。

風船に入れると,空高く登っていく。

さらに軽い原子番号 1 の水素を入れるという手もあるが,水素は少し危険なヤツだ。

だから,安全で軽量なヘリウムが風船にも使われる。




ぼくの友人も,このヘリウムというロードバイクに乗っている。

16_0223_07.jpg

「高貴」 で 「孤高の存在」 ともいえる人物だ。

そして,ヘリウムらしく 「軽い」。

もちろん,人間が軽いと言っているのではない。

ひょうひょうとして軽やかに生きているという意味である。

そしてこの人物は,そう,みんなの 「あこがれ」 だ。





これは,きっちさん からもらった分子模型ストラップ。

16_0223_04.jpg

水分子 (H2O) と,アンモニウムイオン。

原子同士ががっちりと組み合わさっている。



ところが,アルゴンの仲間 =希ガス は独立している。

16_0223_05.jpg

(紫がアルゴン,橙がヘリウム,桃がネオン)

1個の原子なので,ただの球だ。

分子模型としてはつまらない (笑)

しかし,これこそが 「理想」 であり,「あこがれ」 なのだ。





きっちさんが,「リキさん,こういうの好きでしょ,プレゼントするからどれか一つ選んで」

と言ってくれたとき,迷わずぼくは希ガスの模型を選んだ。

noble gas = 貴ガス,という言葉が好きだったからだ。

きっちさんが,「一番地味なのを選んだね。もう一つどうぞ」

と言ってくれたほどだ。



ぼくのような淋しがり屋は,「孤高」 などという言葉からは縁遠い。

それでも,このストラップを見て

「理想を高く掲げていよう」

と思ったりするのだ。









にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ








ゴキゲンな先輩

Posted by リキ on 20.2016 日々の雑感   6 comments   0 trackback


ここのところ,週末は雨ばかり。

今日も朝は少し走れるかなと思ったら,すぐに降り出した。

まあ,もともと天気予報でダメだとわかっていたものの,降っていないと走れるのかと期待してしまう。





気分を変えて,今日は先輩の仕事ぶりを見せてもらいに,豊田の山の中へ。




雨の中,いつも自転車で走る道を車で走るのも新鮮だ。

戸越峠って,車で走るとこんな感じなんだと,おもしろい。



雨の日は,自転車で走りたくないけれど,

雨の日の景色はけっこう好きだ。

16_0220_02.jpg



雨にけぶる森。

ぬれた葉の色。

しっとりとした路面。

柔らかにくすんだ雲の色。

土砂降りはイヤだけど,傘を差して歩くのも嫌いじゃない。







今年,74歳になる大先輩。

今も現役で仕事をしている。




さっそく仕事の様子を拝見。



まず,なんと言っても笑顔がいい。

よく動く。

声が明るい。



ひょうひょうとした感じの中にも仕事にかける思いが伝わってくる。

そこに,押しつけがましさが微塵もない。

その空間が柔らかで居心地がいい。

上等なソファのようだ。




スタッフルームで,自らコーヒーを淹れてくれた。

あんな歳のとり方がしたいと思った。

「元気をもらう」 とは,こういうことを言うのだと感じた。






仕事場の裏山に,雨の中元気よくウメの花が咲いていた。

16_0220_01.jpg


雨だけれど,いい休日になった。







にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ









ほめて育てる

Posted by リキ on 18.2016 練習   6 comments   0 trackback


先日帰宅したら,ポストの中に銀色に光るものを発見。

なんだこれ?

はがきより少し小さいくらいのサイズ。

ぺちゃんこにしたアルミのレトルトパックみたいな封筒。

16_0218_01.jpg



湿布薬でも入っていそうな …。



何々? ROYAL MAIL ?

英国から?






裏返してみると,

ワオ!

16_0218_03.jpg


Rapha FESTIVE 500 の文字が!

年末,クリスマスイヴから大晦日までの間に 500km 以上のライドをするというイベント,それが Festive 500 。




その達成証がこのワッペンだ。

16_0218_02.jpg







今までのご褒美ワッペンは,黒のシックな封筒に入っていたけれど,今回はビックリポンの封筒だった。

16_0218_04.jpg






今更ながらに,年末の寒い中,よく 500km も走ったなと思う。



そういえば,最近,あまり長い距離をのっていない。

いわゆる 「冬の間の乗り込み」 というのが足りない。



これからは暖かい日も増えてくるだろう。

距離を少しずつ伸ばしていくか。




「がんばったね」,「よくできました」

を伝えてくれるたった一枚のワッペンだが,少しやる気が膨らんできた。




いくつになっても褒められるのはうれしいものだ。



認知症の方も含めて,お年寄りは褒められるのが心と体の健康にいいらしい。

子どもだって,褒められて育った子は自己肯定感が高く,のびのび育つ。

女性が男性に心をつかまれるきっかけの一つに 「褒められる」 というのがあるらしい。

なんでも,不倫のきっかけは 「褒めてくれたから」 というのがあるそうだ。


いやいや,最後の例は関係ありません。

自分のこともほめて育てましょう。





ところで,このワッペン,何か活用法がないだろうか …。








にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ









おそうじ

Posted by リキ on 16.2016 メンテナンス   16 comments   0 trackback


土日は雨予報でまったく乗れないと思っていたら,日曜のお昼頃から晴れ間が出てきた。

走りに出ようと思うと,また黒い雲が広がってきたりして,結局 「えいっ」 と決断できずじまい。



で,この二日間は,ひたすら部屋の片付けとなった。



あちこちに散乱する自転車用品。

仕事関係のものも大量に場所を占めている。



すでに二階の子ども部屋を含む三部屋を,ぼくのものが占有する有様となり,使用可能床面積と肩身が相当狭くなっていた。


階段の踊り場さえ自転車用品であふれてしまっている。

16_0216_01.jpg




家内から,ちくちくと 「片付けてね」 という圧力がかかる。



「オフロードを走るバイクがほしいな」 なんて,言い出すどころか,考えることさえ許されない状況だ。




「さあ,今から部屋の片付けをする!」 と家内に向けて高らかに宣言。

(ここ,重要)





ゴミを捨てる。

パーツの空き箱や段ポール箱を捨てる (リサイクル)。

賞味期限の切れた補給食を捨てる (ちょっとかじってみる)。

散乱した工具をきちんと整頓して片付ける。

使わないパーツは写真を撮って箱に入れる (ヤフオクへ)。

転がっているホイールを壁に掛けられるように工作。




二日かけて整理したら,有効床面積が広がった。

うれしい。

16_0216_02.jpg

(部屋の写真は,まだまだ酷い状況なので掲載不可)




これなら,もし…,もしもの話だが,仮に,万が一,CX車を…




いやいや,まだ早い。

もう少し部屋の中に余裕が感じられるまでは,そんなことを考えてはダメだ。

入念な下準備が必要 …,いや,何でもないです。









にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ









またトレーニングライド

Posted by リキ on 14.2016 練習   8 comments   0 trackback


木曜日,建国記念の日。

どうもこの記念日は好きになれない。

神話に基づく 「建国」 であり,戦前の 「紀元節」 を起源とする日だ。

そもそも,神武天皇の即位日なんていう,史実とはとうてい思えないものをもとにしている。

おまけに,右と左がそれぞれに賛成・反対する集会を催す日とあって,自分の誕生日なのに,どうも落ち着かない。




さて,そんな日に,「しごいてやるから出てこい」 と呼び出されたのはうれしい。



ぼくをしごいてくれる相手は,平田のクリテリウムでシードを獲るほどの猛者である なかさん と ダイちゃん。

集合場所の入鹿池に着くと,ケンさんが MTB で来ていた。

16_0214_01.jpg


すでに1時間ほどこのあたりの山道を走り回ってきたとのこと。

バイクもウェアもヘルメットも青で決めている。

カッコイイバイクだ。

トップチューブに TRIGGER と書いてある。

後ろから狙い撃ちされそうだ (笑)



談笑していると,もう一人しごかれる予定の人がやってきた。

16_0214_02.jpg

腕からくぎを抜いたばかりの KTM さんだ。



着くなり,なかさんに 「どれくらい動くんだ」 と腕をぐりぐりと回され,苦痛に顔をゆがめる。

容赦のない厳しいトレーニングになりそうだ。






まず連れて行かれたのは,今井の周回コース。

このあたりのローディーのトレーニングコースとして有名だ。



イメージとしては,4つの辺で構成される長方形。



まず,

① 1.5km の登り。

全体の平均斜度は 3.5%だが,最後はくいっと斜度が上がる。


ピークから少し下ると,左折して,

② 田舎道の飛ばせない区間。

16_0214_03.jpg

今井丸山の信号を左折すると,

③ 数百メートルの短い登りを経て,下り基調 2.1km の高速区間に入る。

橋を渡ってすぐに左折すると,

④ 用水路沿いの飛ばせない区間があり,

16_0214_04.jpg

最初の ① 登り区間へとつながる。




なかさん と ダイちゃんは,さすがにクリテ連戦の猛者だけあって,下り基調の高速区間がすごい。

ぼくが先頭で走っていたのだが,ダンシングで加速して抜いていった二人にはまったく追いつけない。



1週目が終わると 「休憩無し!」 とダイちゃんが登り区間も飛ばしていき,すぐに見えなくなってしまった。

なかさんも,ウィンドブレーカーを脱いで,本気モードだ。



KTM さんは,リハビリライドとは思えない強度で走っている。

骨の中がスカスカのはずの腕は大丈夫か!?



2週目の高速区間も,二人に着いていけない。

圧倒的な加速力に舌を巻く。

かっこいい。

姿もかっこいいが,ダンシング加速独特のロードノイズもかっこいい。




ぼくなんかが,スプリントの練習をしても意味がないと思うが,かっこいいので練習してみようかな (笑)



周回コース2周をかなりしっかりと踏んで,疲れた~。



KTM さんは,ここでリハビリ終了。

ホントはまだ走っちゃダメな期間だそうで,お大事にね。





残りの3人は相談して,可児までラーメンを食べに行くことにした。



しかし,この日はトレーニングライド。

ポタポタ走るわけではない。

16_0214_05.jpg

わざわざ山の中を抜け,可児へ向かう。




可児に着いてからも,なかさんから

「ここから,15分以内に目的のラーメン屋まで案内せよ」

と課題を出され,ダイちゃんが必死で町の中を走る。

後ろに着くなかさんは,ガーミンのラップをスタートさせて,きっちり時間を管理する。

おもしろい。



無事,ラーメン屋に到着。

16_0214_06.jpg

昔ながらのうまいラーメンだった。

普通のラーメンなのに,厚切りのチャーシューがすごい。

チャーシュー麺を頼むと,とんでもないことになるそうだ。




次に課題を出されたのは,ぼくだった。

犬山に戻り,

「ここから,15分以内にカフェまで案内せよ」

店が休業であってもそれは許されないらしい。

またもや,ガーミンのラップがスタートされた。



目の前には坂が立ちはだかったが,仕方ない,飛ばした。

おかげで,このセグメントのパーソナルベスト更新!

なかさんからは,「なんちゅうジイサンだ」 とお褒めにあずかった。

うれしい。

十年後もこんなことを言われてみたいものだ。





そして,もう一つ僕らの前に立ちはだかったのが,工事中のダート区間。

ここのところ,走るたびにダート区間に入り込んでしまう。



パワーショベルやダンプの横をすりぬけて,何とか時間内に店までたどり着いた。

16_0214_07.jpg


ところが…



「この時間帯は,お食事だけに限らせていただいております」

「ええ~!?」



でも,マスターが思い直してくれて,「カウンターでよければ」 とコーヒーを出してくれることになった。

ステーキの焼けるにおいが強烈に漂ってくる中,ゆっくりとコーヒーをいただいた。






この日のライドは,二人からは厳しいご指導をいただき,久しぶりに見事な脚パンである。

走りからも,話からも,いい刺激をもらった。

もう少し,ぼくもがんばってみたい。





いっしょに走ってくれた皆さん,ありがとう!

またね!








にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ









田舎道と林道の冷や汗ライド (2)

Posted by リキ on 11.2016 お出かけ   14 comments   0 trackback


小牧から犬山に抜ける田舎道の先にあった抜け道。

それは,どんどん藪の中に入っていくダートの道だった。



進んでいいものかどうか迷いながら行くと,人気のないところに人の気配。

そして,ちらりと見えた迷彩模様。


それは,ぶっといカメラのレンズだった。

望遠レンズのカバーの模様だった。




「こんにちは」

「ここまで自転車で?」

「はい」



鳥の写真を撮っている地元の方だった。

ぼくよりもだいぶ年上のおじさんだ。



「どこへ行くつもりか」 と聞かれたので,この先,少し行くと池があるはずなので,その畔の道を通って犬山の方へ出るつもりです」

「道はないよ」

「え? でも,この道を通るつもりなんですけど」

とガーミンの地図を見てもらうと,

「ああ,その道,ないよ。Google とかでも,地図が最新というわけじゃないからね」

「その地図の道はもう通れなくなっているよ。だから,その分かれ道を右に行くと,ぐるっと大回りして抜けられるよ。」

「そうなんですか~,残念です」

「あ,でもね,自転車担いでいくつもりなら,案内しようか」

「いいんですか? じゃ,お願いします」

16_0209_04.jpg


と,案内してもらった道は,途中までガーミンに入れた道と同じ。

しかし,完全に道ではなくなっている草むらの中。



「ほら,ここからは池まで道が通っていたんだが,通れなくなってるだろう。だから,ぼくらはこっち側の竹藪の中を抜けていくんだ」

と,今度は竹藪の中に入っていく。

16_0209_05.jpg


自転車は完全に担ぎの状態。

クロモリで来なくてよかった。



竹藪の中を進むが,おじさんが立ち止まる。

「あれ? どっちだったかな?」

16_0209_06.jpg


(大丈夫なのか…)


「ああ,こっちだ,こっち。ここ,よく迷うんだ」


(助かった…)


竹藪の中を歩く途中も,タケノコや自然薯の話をしてくれたり,このあたりの道の変遷を聞かせてくれたりした。

「ぼくも自転車に乗るんだ」

と,MTBやロードの話もしてくれた。




明るい草むらへ抜けたときにはほっとした。

この脇にも小さな池があって,ここへはよくカワセミの写真を撮りに来るという。

カワセミを狙うには,お弁当を持って一日がかりになるそうだ。

そんな話をとても楽しそうにしてくれた。





とんでもない道に入り込んでしまったが,おかげで,楽しい出会いがあった。



舗装路に出たが,かなり細い道。

これを先に進めば,予定していたルートに戻れそうだ。



誉高校の野球部練習場の横を抜け,大きな池に出た。

16_0209_07.jpg

人気がないところなので,池にはたくさんの鴨がのんびりと浮かんでいた。

いい感じの道を抜けて,

16_0209_08.jpg

犬山南高校の正門前に出た。

ここからも,細い道をつないで走る。




途中からは,木曾街道を走って寂光院の裏山に入った。

16_0209_09.jpg





寂光院まで下った後は,浮浪の滝,もとい,不老の滝で休憩。

16_0209_10.jpg


木曽川沿いの道を少し走って,ひろ@bike さんに教えてもらった林道へ入る。

大平林道と言う道だそうだ。

16_0209_11.jpg


2度目だが,本当にいい道だ。


森の表情が次々と変わるのがおもしろい。

きちんと管理されている杉林あり,小灌木あり,雑木林ありと,飽きさせない。



今回は,あとで,この道から出ている枝道も試してみようと思っている。



林道のピークを過ぎ,下ってくると,道はゴルフ場へ続く。

16_0209_12.jpg

そのあと,里の中を抜けて,四季の丘という新興住宅街から,また,大平林道へと続く道を上ってみることにした。



住宅街の裏手には,古い里の名残があった。

ここから山の中へはかなりの斜度で登る道が続いていた。

16_0209_13.jpg




きれいな竹藪の中を道は登っていく。

きちんと手入れがされている。

16_0209_15.jpg


しかし,舗装路の下に竹の地下茎が縦横無尽に走っており,アスファルトが持ち上げられて,もう,たいへんなガタガタ。

時速 5km/h 以上で走ることはできない。

おしりがボワンボワンしながら,でこぼこの少ないところを選んで走る。



竹藪が切れて,雑木林になったときには,ほっとした。

路面が平らであることは,なんとすばらしいことか。



快調に登っていくことができた。








しかし…






ここでも,道はダートへと。

ああ,無情。

16_0209_16.jpg




そして,ここでも,人と出会う!

こんどは,ママチャリのおじさん。

ママチャリ!?




こんな山の中のダート道で,何をやっているのだ…。

自転車を停めて,荷台のチラシの枚数を数えている。

なぜ,ここで…。

人生には不思議がつきものだ。




ここでもしばらくは乗ったまま走れたが,やがて大きな粒の砂利道になったので,バイクを降りて押し歩き。


残念。




10分ほど歩くと,前が開けてきて,舗装してある林道が見えた。

先ほどゴルフ場まで下りた道だ。



と,横に道しるべを発見。

16_0209_17.jpg

どうやら,このダートの道の方が犬山へ抜ける古い道のようだ。

先ほど走った,舗装してある大平林道の方がむしろ新しいのだろう。








結局,この日は,すてきなコースの発見には至らなかったが,楽しい冒険ができた。

16_0209_18.jpg




人生,決められた道を安定して進むだけじゃつまらない。

ええっ!?

ギョギョっ!

なんていう驚きがあり,大失敗があり,ドキドキハラハラがあり,新しい発見があり…,

そんな人生の方が楽しいと思う。


これからも,そんな歩み方で,楽しく人生を生きていきたいと思うのであります。

今日で,59歳になりました。

16_0209_20.jpg






写真はこちらにも。




にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ









田舎道と林道の冷や汗ライド (1)

Posted by リキ on 09.2016 お出かけ   6 comments   0 trackback


土曜日出勤だったので,月曜は代休だった。

普通の日に遊ばせてもらえるのは,何となくワクワクする。



しかし,早起きはせず,朝のおふとんとゆっくりした食事を楽しみ,お茶を飲んで,10時に出発。

もともと長い距離を走ろうとは思っていなかったので,近場を走りに行く計画だ。



そして,いつもの道ではなく,思い切りマイナーな道を走ってみようというコンセプト。

前日の夜から地図を見てあれこれと考えたルートを用意した。



車が少なくて,のんびりと田舎の風景を楽しめるような道をつないでいったら,以外におもしろい発見があるのではないかという目論見だ。




小牧から犬山にかけては,幹線道路が走っている以外,細かい道が複雑に走っており,ストンと抜けていくような裏道はほとんどない。

そういう地域がかなり広範囲にわたっている。

ここを入っていったらどこへ抜けるんだろうというのが,まったく見当のつかない地域なのだ。




考えたルートをガーミンに入れて出発。



走り慣れた,春日井からまっすぐに桃花台の中心部へ抜ける道。

この線の途中から西へ入ることにした。




いいお天気。

畑や農家の庭に春の花が咲き始めている。

16_0209_01.jpg


車通りがほとんどなく,いい感じの田舎道がつながっている。

ただ,右折,左折が頻繁で,ガーミンの道案内がなければとうてい走ることができないような道だ。

しかし,気持ちがいい。

我ながら,いい勘で道を選択できたと,誰かに自慢したくなる。

16_0209_02.jpg



さて,大山側を越えてからは,道が極端に少なく,やたらとため池が多い地域に入る。

このあたりが一番おもしろそうと踏んでいた地域だ。



しかし,ここで現れたのが強敵だった。

昭和初期にできたと思われる古い住宅街から山に入る道は,いきなりのダート。

16_0209_00.jpg

やられた! と思ったが,向こう側が明るい。

たぶん,あの明るい先まで行けば舗装路に戻るだろう。




と思ったが,行けども行けども,ダートのまま。

明るくなったところには,うち捨てられた農具小屋がいくつかあっただけだった。


しかし,わりと走りやすいので,問題はない。

パンクしそうな道でもない。

ま,このまま行こう。




ところが …



やがて,路面には草が増え,ぬかるみが登場した。

さすがに乗車のままでは危ない。

そして,押し歩きとなった。

16_0209_03.jpg



山が深くなるにつれて,踏み跡が少なくなっていく。


これはヤバいと思い始めたときには,引き返すには遠く感じるところまで来ていた。



ええい,先へ進もう。

太い道に出るまで,おそらく距離にしてあと三百メートルもないはず …。



しかし,いつの間にか,ずいぶん山深い感じになってしまっている。

どんどん道が道でなくなっていく。

不安が増してくる。

といっても,住宅のあったところからせいぜい五百メートルほどしか来ていない。

遭難するわけがない,と不安を打ち消す。

ガサッという鳥の音にもびくっとする。






と,脇にあった高圧線の鉄塔の下に人影が!

迷彩模様が目に入った。

ドキッ!










にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ









三人でトレーニング

Posted by リキ on 07.2016 練習   10 comments   0 trackback


先週は,土曜日まで仕事だったので,一週間が長かった。

今日,日曜日は,久しぶりに誰かと走りたいなと思い,強い人に揉んでもらうことになった。


揉んでくれたのは,なかさん と こーさん。


犬山で待ち合わせ。



こーさんと,春日井から,なかさんの待つ犬山まで走る。

風が強かった。

北風の中を北へ向かうのだから,当然,風が強い。

しかし,これは帰り道,相当楽になりそうだ。

帰りが楽になるのはうれしい。



犬山城から木曽川沿いを一宮まで。

16_0207_01.jpg


雪を冠した伊吹山がきれいだ。



こーさんが,「待ってろよ伊吹山…」 とつぶやく。

すでに,伊吹山ヒルクライムに照準を合わせて,着々とトレーニングを積んでいるそうだ。

ぼくなんか,目標タイムを聞かれても,答えられないのが情けない。

とりあえず,一昨年のフルコースの時のタイムを10分くらい短縮できればと思っているけれど,

それが妥当なのか,無謀なのか。




木曽川沿い堤防下のサイクリングロードへ出て,トレーニング開始。

歩行者や,ランの人がほとんどいないので安心だ。



LT 強度の巡航から,一気に加速。

16_0207_03.jpg

少しの間は粘れるが,あっという間に二人に離されてしまう。

ま,カメラ出してる時点で,「その気がないだろ!」 と叱られそう。




16_0207_02.jpg

しばらくゆっくり流して,また加速。

スプリントに近い高強度での粘りがぜんぜんない。

すぐに踏めなくなってしまう。

この強度のトレーニングをほとんどしていないのだから,当然と言えば当然だ。

今までやってこなかった分野でもトレーニングをした方が,LT 周辺の力がより伸びるかもしれない。


ということで,ツインアーチ 138 から折り返して,またトレーニング。


通りかかった公園には,河津桜だろうか,早咲きの桜が咲いていた。

16_0207_04.jpg


このピンク色には心が躍る。

が,「もうすぐ春だぞ。それまでに,どれだけ走り込めるんだ?」 と,桜が言っているように思えた。




歩行者やランの人が途切れたところで,また,サイクリングロードを飛ばす。

こんどは,もう少しついて行けたが,やっぱり最後は垂れてきてしまう。



すいとぴあ江南で休憩したあとは,ぼくのバイクで,なかさん,こーさんがちょっとしたチャレンジ。


ぼくがパワータップのホイールを履いてきたので,最大パワーを競うという。

もちろん,安全には十分に気をつけて。

16_0207_05.jpg

こーさんが,2回目で驚きの数値をたたき出すと,

すかさず,なかさんが抜き返した。

16_0207_06.jpg

結果はわずかな差でなかさんの勝利。

ぼくには,たとえ一瞬でも出ない数値だ。

五十近いおじさんが,無邪気に遊ぶのを見るのも楽しい。




平地でのトレーニングはこれで終了。

山も走るかと,おがせ池から,各務原公園の坂を登ることになった。

自転車乗りの間では有名な激坂,明王山のスタート地点まで登るコースだ。



はじめて走る道なので,コースプロフィールがわからないが,最後,どんどんキツくなると言う。



なかさんは 「オレは坂が登れん」 と言いながら,けっこうなペースでこーさんを追い立てる。


こーさんは,それにあおられてカッ飛んでいった。



ぼくは急加速が苦手なので,着いていけない。

マイペースで登る。

やがて,こーさんの後ろ姿が見え始めたので,がんばって踏んだ。

追いついたところで,ピーク。

やはり,人と走ると,一人で走っているときよりも強度を上げられる。

いいトレーニングになった。

16_0207_09.jpg



ここで,なかさんとはお別れ。

こーさんと犬山経由で帰った。



帰る途中,クローバーへ こーさんをご案内。

12時を過ぎていたので,すでにケースはがらがら状態。

16_0207_07.jpg

しかし,ぼくのおすすめ,クリームパンは残っていた!

よかった。




16_0207_08.jpg


二人とも,パンの袋をハンドルにかけて走る。

復路がトラブルの原因にならないように,袋といっしょにブラケットを握る。

袋を持った復路。



そんな下らないことを言っている場合じゃなかった。

復路は,お楽しみの追い風になるはずだった。



しかし,走り始めて唖然とする。

パンの袋が大きな音を立てて激しくはためく。

向かい風じゃないか。

これは詐欺だ。



冬は北風と決まっておろう!

南へ向かう我らをおしもどそうとするとは,なんたる狼藉!

おぬし,何を考えておる!

ええい,やめぬか!





楽しい午前中だった。

足が筋肉痛だ。

そういえば,今年初の仲間とのライドだった。

いい時間だった。



こーさん,なかさん,ありがとう!

またね。





写真はこちらにも。





にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ









ローラーなんか回したくない

Posted by リキ on 03.2016 練習   18 comments   0 trackback


最近,ローラーを回すのがいやになってきた。

家に帰ってソファに腰を下ろすと,フワア と声が出て,動きたくなくなってしまう。

毛布にくるまって,テレビでもゆっくり見ていたい気分になってしまう。



夕食を食べておなかが満たされたら,そんな 「ゆったりしたい願望」 はますます強くなる。

やはり,「自分をその気にさせる」 というのが一番むずかしい。



ローラーを回す行為自体が楽しいのなら,いやになるはずもないが,多くの人が認めるようにまったく楽しくない。


おもしろいように力が伸びていけば,やる気はぐんぐん高まるだろうが,現実はそうもいかない。


自転車を楽しむのが自分の趣味のはずなのに,楽しくないことに毎日時間を割くなんてバカげている。

そうだ,そうだ。

いっそのこと,やる気が出ないのなら止めてしまえ。



… でも,そんなことしたら,そのままダラダラと休みんでしまいそうだ。




あーあ,いやだな。

やりたくないな。







しかし,この後,


こういう思考がいったんドン詰まりまで行き着くと,

もっさりとした動作で,ローラー台を引っ張り出してくる自分。

いやいやパンツを脱いで,レーパンをはく自分。

16_0203_01.jpg





我ながら,ヘンだ。




「しかたがない,今日も回すか」 と独り言。

どう,「しかたがない」 のか,自分でもわからない (笑)



「どうせ回すなら,がんばってやるか」 と,また独り言。

さっきまでの後ろ向きの思考は何だったんだ。

マイナスも底を打つと,プラスに方向を変えるのか。

ころっと前向きに動き始める自分に,軽くあきれる。





ま,これが現実の自分である。

仕方ないね。

はい,今日も元気よく回しましょう~!



生来の脳天気である。



「脳天気」 というのは,おつむの中がお天気。

ま,幸せな人間だということである。









にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ









  

プロフィール

リキ

Author:リキ
 50代後半からのロードバイク人生。年より初心者が行く!(モーツァルトも大好き!)

最新トラックバック

ブロとも申請フォーム