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初アワイチ (4) オレたちゃ弾丸

Posted by リキ on 29.2015 お出かけ   16 comments   0 trackback


100km 超の大きな峠を含むライドで,昼ご飯が食べられないというのはなかなか辛いものがありました。

しかし,これは絶好のブログネタ。

そして,あとあと こーさんにツッコミを入れる絶好のネタ。

こんな楽しいことはありません。


辛いことが楽しい思い出になる。

これぞ自転車乗りの真骨頂!


たいへんになればなるほど,印象に残り,思い出深くなり,仲間との距離を近くする。

それがローディーの世界。

なんとすばらしい集団でしょうか!




さて,アワイチの最終盤。


まあ,当然のこととして速度が上がっていきます。

何でだろうと,ずっと思っていましたが,これって,ゴールなんですね。

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ゴールだから,ラストスパートなんですね。

スミマセン。そんなこと当然ですよね。

考えてもみませんでした。

最後は,クーリングダウンだろうと思っていましたから (笑)





途中からはぼくも参加させてもらいました。

ガシガシペダルを踏みました。

最後の最後は,4人で先頭交代をして走りました。

SHOROs には珍しく統率の取れたトレインです。



まず,一番長く牽いたのが KTM さん。

カーボンフレームがポッキリ逝ってしまって,息子さんのアルミフレームでアワイチに来ていますが,とにかく絶好調!

「登れない」 といっているのに,するすると坂を登っていき,平地ではガンガン飛ばします。



そして,落車したはずの NAO-TCR さん。

もともと速い人なんですけど,腕と脚のかなりの面積に擦過傷を負って,ここまで踏みますか。

途中,ゆっくり目のライダーを追い越す時,そこまで加速しなくても追い越せるよねと言うほど,踏んでましたね。



そして,痩せすぎて誰だかわからなくなったと評判のデリちゃん。

途中,疲れてみんなから大きく遅れたこともあったのですが,この最終局面で元気を盛り返してきました。

先頭交代した時には,それまでの速度を維持するのが原則なのに,デリちゃん,張り切りすぎて 40km/h オーバーまで上げてましたね。



ここにぼくも入れてもらって,次々と先頭を回して走ったのは楽しかったです。

脚にはキツイですが,気分が高揚して,まさにランナーズハイ。

ドーパミンが出まくっていたのでしょうね。


たぶん,ぼく史上一番長い時間高速巡航していました。

そして,たぶん今までで一番楽しいライド終盤でした。



そうそう,4人だと思っていたら,その後ろにケンさんも着いていたらしいですね~。

後ろから冷静にみんなの様子をうかがっていたそうです。



ちょっとした休憩でも,みんないい顔をしています。

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この,みんなの顔が好きなんですよね。

身体の方はかなりキツイと言っているはずなんですけど,気持ちが顔に出ています。

楽し~,サイコ~,生きてる~! ってね。




そして,最後は こーさんの用意した激坂を登って駐車場に帰りました。

こーさんの思惑通り,みんなヒイヒイ言って登りました。

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マコさんの表情が最高です!





バイクを片付けたあとは,みんなで楽しくお風呂。

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食べられなかった生しらす丼もここで食べましたよ。

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空が夕方の色に染まって,楽しかったアワイチも終わりです。

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ああ,おもしろかった!



計画してくれた こーさん,ありがとね! そして,お疲れ様。

ケンさん,いつも運転スミマセン! そして,京都の夜,ありがとう!


いっしょに走ってくれた皆さん,本当にありがとう!

またね!





── おわり




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初アワイチ (3) 俺たちのメシはどこだ

Posted by リキ on 27.2015 お出かけ   6 comments   0 trackback


淡路島最南端の平坦直線を楽しみました。

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海がきれい。

海の向こうの島影がきれい。

ときおり風の具合でしぶきが道まで上がってきます。



みんなでかっ飛ばして楽しみました。

ペダルの踏みごたえと風を切る感覚が,「生きてる」 っていう感じです。



今までのぼくは,たいていガンガン走る人たちの一番後からゆっくり着いていったのですが,今回はちょっとだけ,そういうのに加わりました。


このあと,灘大川のヒルクライムが待ち受けているのですが,そんなことお構いなしにガシガシ漕いで遊びましたね。

こういう無鉄砲も楽しいものです。




しかし,この直線平坦の快走路は突然の終わりを迎え,

路面はグイッと天に向かってその角度を上げます。

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灘大川の坂はきつかったですね~。

平均で11%の坂が 700m ほど続きます。




この峠を下り,福良へ抜ける道はちょっと予定を変更してもらって,コギコギさんたちがよく通っているルートにしました。


吹上町からの分かれ道で左へ進路を取り,小さな集落を抜けて 「ホテルニューアワジプラザ淡路島」 へ登る道です。


この道であっているのか? という坂を登りきると,大きなホテルと風車が見えてきます。

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ここの展望台からは,大鳴門橋方向の眺めが抜群。

芝生の広場があって,休憩にはちょうどいい感じです。

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こーさんがアベを気にする中,ゆうゆうと長いおしゃべり。

楽しいですね~。



しかし,こーさんの心配通り,遅れ始めています。

予定では,昼食をとる 道の駅うずしお へは11時頃に到着の予定でしたが,すでに12時近い時刻になっています。

ま,お昼ご飯なんてどこでも食べられますからね。


しかし,この甘い考えがこの大型連休には通用しないことを,痛いほど思い知らされるとは,まだ,誰も知りません。



ホテルニュー淡路をすぎて少し走ったところにも,これまたコギコギさんオススメのビューポイントがあります。

ちょっと立ち止まって景色を楽しみます。

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田畑の美しい色が織りなす上質のタペストリー。

あそこから登ってきたという満足感。




さ,ここから一気に下って福良まで。

下りは怖いので慎重に行きます。



と,後ろから,ガシャーン とバイクの倒れる音が!

この下りで一番深いコーナーでした。

NAO-TCR さんが段差に前輪をとられての落車でした。

幸い,左側手足の擦過傷だけで済みました。

バイクも無事。



不幸中の幸いでしたね。

やっぱり下りは怖いです。



福良のコンビニでサランラップと包帯を買って応急処置です。

傷口には空気を触れさせない方が圧倒的に早くきれいに治ります。

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ジャージのポケットにラップを入れてる人って,あまり見ませんね。


6時から走り始めて,お昼を過ぎればさすがにお腹が減ってきます。

距離的には 道の駅うずしお まで大したことはないのですが,アップダウンを含む道を走らなければなりません。

腹の減った集団は,食い物のためにひたすらガンバリマス。

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先ほどのコンビニで食べるのは止めて,ジュースで糖分を補給するだけにとどめました。

あと少しで,淡路島バーガーにありつるからです。

こーさんのリサーチでは,道の駅にオニオンキッチンという店があり,かりっとしたタマネギと牛肉のマッチングが絶品とか。


このバーガーのために,行き止まりになっている道の駅をわざわざ寄り道してまでも目指すのです。

いくつのもアップダウンを越えてね。



お腹もいい具合どころか,グーグーに減ってきました。



着いた~!

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大鳴門橋だ!

バーガーだ!









と,ところが…。

バーガー屋さんから階段の下まで,延々と行列が続いていたのです。

見た瞬間,これはダメだと思いました。

30分待ちなんていうレベルではありません。



あきらめて,レストランへ向かいます。

しかし,ここでも30分以上待たなければならないという宣告を受けました。




ただでさえ遅れ気味になっているので,あきらめることにしました。

仕方なく,試食のタマネギチップスを二枚 (笑)

つっちーさんによると,もう少し走って 「一山」 越えたところにお店がけっこうあるそうです。

どんな 「一山」 なのか… (笑)



仕方ありません。

ガンバリマス。



しかし,こういうときというのは,その距離が長く感じるものです。

これがその 「一山」 なのか。

これなのか,これなのか,が続きます。

なかなか,その 「一山」 が越えられない一同 (笑)



さすがに疲れてきました。

masa さんの後ろに着かせてもらいます。

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噂通り,最高の無風地帯。

腹減りでパワーダウンしていたぼくには,ありがたい場所です。

ただし,前は見通せません (笑)

masa さんの前には こーさんがいるのですが,皆既日食状態です。



途中,ところどころで食べられそうなお店があったのですが,何となくみんなの意見が一致せず,スルーしたお店もいくつかありました。

生しらす丼を食べたいという意見が強かったのです。



かなり走ったところで,コンビニを発見。

「どうする?」

「どうする?」


たしかに腹は相当減っていますが,ここまで来てコンビニでは,さすがに寂しすぎます。

「せっかくだからもう少し行こ!」

「そうしよ!」


パスします。

また,背中にくっつきそうなお腹にむち打ってペダルを回します。

ああ,空に浮かぶ雲が大きなシラスに見える。

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しかし,ここまで過酷なライドになるとは…。

ちょっとしたアップダウンが,超級山岳レベルに感じます。




結局,五色まで来ました。

道の駅 うずしお からはるか 30km も昼ご飯を求めて流れてきました。


小さな峠を越えて街並みが見え始めた時には 「助かった~」 と思いました。

ここなら食べられる店がいくつもありそうです。



「食べられるところがありますよ」 と言ったつっちーさんは,責任を感じてか店を探しに一人でダッシュしていきました。


残ったメンバーでも近くの店を探しました。







しかぁし…


「終わりました」

「もう,食材がありません」

「あと少しでオーダーストップです」




もうダメだ…。

十五少年漂流記ならぬ,中年九人漂流記。

ペダルに込める力もなく,食べ物を求めて漂います。



と,目の前にファミマが!

「しかたないね」

「ははは,けっきょくこれだ~」



自嘲気味の笑いとともに,食べ物にありつけるありがたさをかみしめました。

いいんです。

おいしいし,楽しいし,お腹がふくれるんですから。



責任がある訳でもないのに落ち込むつっちーさんに

KTM さんの名言。

「大丈夫。みんなお腹ふくれたら,すぐ忘れるから!」



アハハハ,その通り!

なんてすてきな仲間たちでしょう。

実際,コンビニ飯でもみんな楽しく済ませましたよ。

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補給完了。

みんな晴れやかな顔で出発。

残りは 30km です!







── つづく






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初アワイチ (2) 青い空,青い海

Posted by リキ on 25.2015 お出かけ   6 comments   0 trackback


淡路島へ向かうのに,京都出発とは言え,3時起床4時出発とあってはさすがに眠く,車の中ですっかり眠ってしまいました。

ごめんなさい。



気がつくと,明石海峡大橋!

大きな吊り橋と日の出間近の海と空の色に,一気に気分が高揚します。



淡路サービスエリアにトイレ休憩で寄りましたが,駐車場はほぼ満杯。

朝の6時前なのに,さすが連休です。

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名古屋出発組も近くまで来ているとのことで,すぐに出発地の 「美湯 松帆の郷」 へ向かいます。


ところが!


幹線道路から左に入ったとたん,急坂が現れたんです。

見晴らしのよいところに作られた施設ですから,当然とは言え,平均 10%の坂が 600m ですよ!


出発地点がここにあるということは,150km 走った最後にこれを登るということですよね。

なるほどね。

こーさん,やりますね (笑)

みんなにけっこう言われていましたね。



でも,こーさんはいい人ですからいいんです。

だって,ぼくのタイヤに空気を入れてくれたんです。


前日に空気を入れてきているんですが,チューブラータイヤの空気は次の日にはかなり減ってしまっています。

借りたフロアポンプで入れようかと思ったら,ヘッドがバルブに咬んでくれません。

ホイールからバルブの頭がちょっとしか出ていないからです。

そこで,こーさんの携帯ポンプで入れることになったんですが,ほとんど,こーさんに入れてもらいました。

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それにしてもこの写真,既視感にあふれています。

こーさんほど,いろんな場面で人のタイヤに空気を入れている人はいませんよね。

ありがとう!




さあ,出発!


松帆の郷からの坂をシャーッと下って,

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まずは明石海峡大橋の下で観光です。

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力学的に考え抜かれた建造物は見ていて美しいです。

この巨大なコンクリート塊は,吊り橋全体を支える縁の下の力持ち。

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カッコイイです。





ここから本格的なライドの始まりです。


こーさんの設定した今日の目標は,休憩を含めてのアベレージが15km/h を下回らないこと。

出発が6時,帰着が4時という設定ですから,150km を10時間で走るためには当然の目標です。



アベが 15km/h というとそんなに難しそうな設定には思えないんですが,ブルベは基本的にこの設定だそうです。

休憩も,昼食も,おしゃべりも含めてのアベですから,こーさんの予想によれば,けっこうギリギリかも,とのこと。


経験上,SHOROs メンバーでのライドはおしゃべりが果てしなく続きがち。

その辺りサッと切り上げさせるのがこーさんの今日の役どころのようです。



ぼくも,こーさんにならって,ガーミンのオートストップを切り,止まっている時間も含めてのアベを表示出来るようにしました。




滑り出しはきわめて順調。

佐野のローソン,洲本のファミマでの休憩をはさみますが,巡航時はほとんどが 30km/h オーバー,アベは 20km/h を上回っていました。



途中,海が見え始めると一気にテンションが上がります。

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青い空。

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太陽の光を反射する海。

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海岸線そのままの道。

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仲間の背中。

ほんのりと潮の香り。

最高!





コンビニの駐車場には多くのロードバイクが止まっていて,アワイチの人気ぶりに驚きます。

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休憩中に 「いつもブログ読んでいます」 という方に声をかけられました。

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それがなんと,コギコギさんや住友さんのブログに登場するコルナゴ紳士さん (凝るな郷さん) でした。

こんなところでお目にかかれるとは驚きです。

いっしょに走れたらよかったのですが,「着いていけないからと」 遠慮されました。

また,どこかで!




さて,50km 弱を走ったところで,水仙郷の登りにさしかかりました。

ここまで多少のアップダウンはありましたが,こうして峠が出てくると,ライドに変化が出て俄然面白くなりますね。

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さきほどまでは,空と海を感じながら走っていたのに,もうここでは山の合間を縫ってうねる道だけです。



二つ目のピークを越えると,道幅の狭い,ブラインドコーナーの連続区間になります。

慎重に下ります。



ここを下ると,また海沿いに下りてきます。


アワイチは6回目という大阪のローディー,つっちーさんが

「ここから気持ちいいですよ~。クルマもほとんど来ませんから」

と言った道は,本当に気持ちがよかったです。

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淡路島の最南端。

延々 12km の快走路です。

コンクリート舗装の部分は少し乗り心地がよくない感じもありますが,直線平坦で,ここまで気持ちのいい道はなかなかないでしょう。



よく晴れた空に,紀伊水道の深い青色。

おまけにほとんど風もありません。



最初は,気持ちいいね~といいながらのんびりペダルを回していたのですが,

当然の帰結として,

速度が上がっていきます。

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そのうち誰かがガーッと走り始め,(たいていは KTM さんか,NAO-TCR さん)

それを誰かが追いかけて,

次々とそれを追う人が後ろから現れて

という展開ですね。



車の心配をせずにガンガン漕いで,速度を上げて,風を切る。

みんな,笑顔でペダルを踏んでいます。

アワイチ,楽しい!








── つづく




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初アワイチ (1) めくるめく京都の夜

Posted by リキ on 23.2015 お出かけ   14 comments   0 trackback


「~イチ」 という言葉があります。

チタイチ,ビワイチ,ツキイチ,イマイチ,アサイチ …。



今回は,アワイチです。



ぼくらの住んでいる地域からすると,チタイチ (知多半島一周) は気軽に行ける距離。

ビワイチは,少し早起きして出かけ,帰りはちょっと遅くなってしまう感じ。

アワイチは,「日帰りは難しい」 という感じです。



今回は,こーさんがコースディレクターになってくれました。

その名も 「弾丸アワイチ」 です。

「ちょっとキツいけど,日帰りで行っちゃうよ」 というコンセプト。

集合は淡路インター近くにある 「美湯 松帆の郷」 の駐車場,6時です。



ここに6時集合ということは,朝早くどころか,夜中に出発しなければならない…,

と困っていた所に,ケンさんからすばらしい提案が!


「京都の家に泊まりますか?」 と。

そう,ケンさんは全国の津々浦々に家を持っているので,当然京都にも家があるんです。

前日京都に入って泊まれば,「夜中出発」 でなく,「早朝出発」 でいいというわけです。



お言葉に甘えて,ケンさん,こーさんといっしょに前日土曜日の午後から京都入りすることにしました。

3時前に出発したのに,連休の渋滞で,京都に入った時には夕方になっていました。

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ケンさんが予約を取ってくれた晩ご飯まで少し時間があったので,ケンさんなじみの自転車屋さんへ。

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小さなお店ですが,品揃えが本格的マニア向けという感じです。

最新のバイクから,ケンさんのようなヴィンテージパーツマニアまで充実のラインナップ。

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そして,ケンさんのなじみ客ぶりがすごい!


オーナーとの会話でそれがわかります。

「PRIVATE」 と書いてあるドアの向こうへ行って,パーツを見たりもしていました。

おまけに,麦茶としるこサンドが出てきましたところなんか,さすが常連客ですね。



ケンさんは,縁さんの粋なサコッシュをお買い上げ。

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二階にはたくさんのフレームがつるされていて,

KTM さんに 「次期フレームにこれはどう?」 とたくさんの画像を送りつけたり,

こーさんが真剣に 「これ,安くなってる,買おうかな」 とカーボンフレームを検討し始めたり,

あっという間に時間が過ぎていきました。





このあとは,お楽しみ,京都の夜。

まず,ケンさん行きつけの広東料理の店での夕食です。



夜の上七軒通りを歩きます。

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このあたりは,お茶屋さんが集まっているところで,雰囲気のある古い造りの建物が並んでいます。

運がよければお茶屋さんから芸妓さんや舞妓さんが出てくるところが見られるかも,ということでしたが,残念ながら遭遇せず。



と,ケンさんがスッと小さな路地を曲がりました。

クルマは入れない細さです。

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小さな提灯や看板があるだけの薄暗さが,逆に心地よい感じです。

期待が高まります。



入ったお店は,小さなお店でした。

こんな雰囲気の所に中華料理の店があるとは思われません。

中華料理屋さん独特の派手な外観ではありません。



店の中はこぢんまりとしていて,二つのテープルとカウンター席だけ。

二階もあるそうですが,まちがいなく小さなお店です。



三人ともあまり飲めないので,とりあえずウーロン茶 (笑)

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メニューにはごくふつうのわかりやすい日本語の料理名が並んでいます。

本格的な店だと中国語っぽい訳のわからないメニューが並んでいますが,そうでないところがうれしいです。

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出てきたお料理はどれも上品な味付けで,いくらでも食べられる感じです。


ケンさんお気に入りのあんかけ焼きそばが美味しかった~。



驚きのメニューはこれもケンさんが注文したこの一皿です。

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酢豚を注文したはずなのに,これが出てきました。

出てきた皿を見て,何の料理かわからなかったんです。

それもそのはず。

おなじみの具材であるタマネギ,ピーマン,ニンジンなどは一切ありません。

豚肉オンリーの酢豚だったんです。


甘さの立った甘酢が絶妙で,かむと豚肉のうまさがあふれてきます。

食べていくと,豚肉の下から二切れのパイナップルが現れました。

とてもシンプルで美味しい酢豚でした。



三人で,まあ,よく食べましたね~。

やきめし,春巻き,しゅうまい,酢豚,青菜炒め,かにたま,あんかけ焼きそば…,

どれも美味しゅうございました。


ケンさん,ありがとう!

もう,気持ちもお腹も満たされて,眠くなってきちゃいますね。






お腹が満たされたあとは,こーさんがどうしても行きたいというのでお茶屋さんへ。

そんな気軽に入れるものなのか?!


そこはさすがのケンさん。

なじみのお茶屋さんがあるんだそうです。

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ここでも,ケンさんのなじみ客ぶりが半端ではない!

一方,ぼくとこーさんのドキドキ具合も半端ではない!



いきなりきれいな芸妓さんが登場し,もう,たいへん。

ぼくとこーさんの舞い上がりっぷりは,ご想像にお任せします。

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通されたのは少し薄暗い感じの落ち着いたお部屋。

意外に狭い部屋なんですね。



上品な京料理が並びます。

先ほど前を通った仕出し屋さんのお料理だそうです。



芸妓さん独特の京言葉にドキドキします。

魅惑的なおしろいの香りやら,音曲の調べ。

楽しいおしゃべり。

とろけるような時間です…。




次の日のために早く寝なければいけないのに,なかなか帰らせてもらえず…。


ダメですよ,三人ともそんなに飲めないんだから。


ケンさん,顔が真っ赤ですよ~。

はしゃぎすぎ!


こーさん,まだ寝ちゃダメだよ。

あらら,ケンさんまで,寝ないでよ~。

ぼく一人残して,二人とも寝ちゃうんだから。



そして,このあとは…。

もう,ここには書けません!






ジリリリリリ。

ふわ~。

おはようございます。



もう起きる時間?


あれ? おかしいな。

ここはケンさんの家の2階だ…。

どこからが夢だったのか…。





コンビニで買った朝食をすませ,レーパンはいて,出発!!

まだ暗い京都の町を,ロードバイクを積んだワンボックスが疾走します。

まってろよ,淡路島!!





── つづく



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笑顔の輪が出来て,「またね」

Posted by リキ on 21.2015 お出かけ   6 comments   0 trackback


頼りになる背中


アップダウンの繰り返される道。

坂を登った先にあった激坂展望台。



コースディレクター カンパチさんの黒い思惑に乗せられ,

さらに,調子に乗ってはしゃいでしまったぼくの脚は,かなり削られていました。


後半の巡航時にはかなりのヘロヘロ状態。




そういう所へ救世主のように現れる人がいます。



まず,シガさん

以前からずっとそうでした。

シガさんと走るようになったのはいつ頃からでしょうか。

初めて KTM さんのブログに登場 した時には,恐ろしい人がいるもんだと思いました。


ところが実際にいっしょに走ってみると,なんと優しい人かと思いました。



ぼくはそのころ,長いライドでは後半まったくみんなに着いていけず,一人旅になることが多かったのです。

そんなとき,いつも颯爽と現れて向かい風の中を牽いてくれるのがシガさんでした。

何度もそんなことがありました。



徳の高い修行僧のような風貌は,まさにその通りだと思ったものです。


そして,今回もシガさんがスーッと現れて牽いてくれました。

ありがたかったです。





住友さんも助けてくれました。

これがまた,粋な助け方でしたね~。



ぼくが信号スタートからの出遅れで列車から切れてしまったところへ住友さんが登場。


「入るよ」 とハンドサインを出して,ぼくの前に入ってくれました。

そして,絶妙なさじ加減で加速し,列車までもどしてくれたのです。



「ありがとうごぜえますだ。せめてお名前を」

「名乗るほどのもんじゃ,ございやせん。ただのとおりすがりで」



そして,風のようにどこかへ去って行ったのでした。




さらに,最近よくぼくを助けてくれるのが,ひろ@bike さんです。


今回も,先頭を牽いてキツくなっていた時に,す~っと現れて助けてくれました。

ひろさんは背が高くて背中も広いので,前を牽いてもらうと本当に楽なんですよね。

しかも,近鉄特急と同じくらいの速さで牽いてくれるのですから,すごいもんです。

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ぼくには一生出来ないかもしれませんが,いつかはこんな役回りをしてみたいものです。


自転車に乗っている時は出来ないかもしれませんが,人生のほかの場面では,そんな役割をすることは出来るかもしれません。

頼りになる背中を,自分の中にも育ててみたいと思っています。






大団円


ライドも最終盤にさしかかりました。

最後のおやつポイントは 豆乳ソフトです。

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糀屋さんという,気さくなおばちゃんがやっている小さなお店です。

おばちゃんとの楽しい会話を楽しみながらいただきました。

店の中を陣取るたくさんのローディー。

おばちゃんの楽しいお話と仲間の笑い声。

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あっさりした豆乳感たっぷりのソフトクリーム。



旅にはこういう幸せな時間がよく似合いますね。



このあとは,鳥羽水族館の近くで最後の休憩。

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そして,また走ります。




最後のなだらかな峠道で,カンパチさんとコギコギさんがなにやら楽しそうに話しています。

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何の話をしているのかな?

傾いた太陽の光と,仲間の会話と,脚で感じる坂道の負荷。


ライドの終盤はちょっとした寂しさが漂います。




しかし,そんなことを言っている場合ではないというように,下り基調の道は速度が上がっていきます。



そしてまた最後は,シガさんが牽いてくれました。

速度はけっこう高めです。


途中,一人で風と闘っていたチャップリンさんも吸収します。


思いやり特急 信楽号,無事,出発地の公園に到着。

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この日も一日,よく遊びました。


走り終わっても,しばらくおしゃべりが続きます。

みんないい顔をしています。

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美味しいものも,すてきな景色もいいですが,

人の楽しそうな顔を見ることほど幸せなことはありませんね。



名残惜しいですが,解散。

すっかり日も傾いて,山が夕暮れの色に染まっています。

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「また,いっしょに走りましょう」

「また,よろしくお願いします」


という言葉が温かい響きで耳に届きます。




カンパチさん,ありがとうございました。

いっしょに走ってくれた皆さん,ありがとうございました。



またね!

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苦しい,恐ろしいからこそ,面白い?!

Posted by リキ on 19.2015 お出かけ   16 comments   0 trackback


迷子のチャップリンさん


チャップリンさんは,最も早い時期から今に至るまで,ずっとぼくのブログにコメントをくださっているお一人です。

残念ながら,少し離れた地域に住んでおられるので,いっしょに走る機会は多くありません。

しかし,二人で雨沢を走ったり,大人数の SHOROs ライドでご一緒させていただいたりしてきました。



ぼくよりもずっと年上です。


それなのに,坂が好きだったり,一気に加速して高速で走るのが好きだったりする,敬愛すべき先輩です。


今回は,久しぶりにいっしょに走ることになりました。



朝,挨拶をしたとき,その足下を見てびっくり。

ぴしっと折り目のついたズボンに革靴だったからです。

こ,これは,ブログネタの提供かと思ったら,フォーマルな場に出てその足でライドに来られたとのこと。

その行動力に驚きです。



そして,走り始めてからも,その足下を見てびっくり。

凹凸が感じられないシューズを履いています。

こ,これは,表面を空気がきれいに流れるエアロシューズかと思ったら,シューズの絵が描いてあるシューズカバーでした。

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カバーをとると本物のシューズが現れるという趣向です。


紳士でありながら,お茶目なんですね。







「みんないますか~」

とカンパチさんの声。

「あれ? 一人足りないみたい‥‥」

「チャップリンさんがいないよ!」



海沿いの突堤で休憩していたときのことです。

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ここはコースから少し外れて設定された休憩ポイントでした。


ここで休憩した後は,来た道を少し戻ってコースに復帰するような設定だったのです。




電話番号を知っていたぼくが,すぐにチャップリンさんに連絡を入れました。


カンパチさんに代わってもらい,チャップリンさんの現在地を把握。

どうやら,この海岸への寄り道をせずに,そのまま行ってしまったようです。



合流地点を指定して,みんなで追いつくことにしました。


カンパチさんがチャップリンさんに,

「10分ほどでつくと思います」

と話していたので,それほど遠くにいるわけではないようです。




ところがどっこい。

繰り返されるアップダウンを乗り越え,前回記事にした住友さんの高速巡航について走り,へろへろになってもまだチャップリンさんと合流できません。


結局,かなりの強度で30分近く走ってやっと合流。

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「10分ほどでつくと思います」

って,カンパチさん!!

それ,クルマの話じゃないの? (笑)



チャップリンさんは,何度もチェーン落ちをしたらしく,気がつけば一人だったそうです。



いろんな意味で過酷なライドです。








トンネル内の恐怖


今回のコースにはいくつかのトンネルがありました。

真っ暗なトンネルこそありませんでしたが,トンネルはどうも好きになれません。



おまけに,しっかりとベルを用意している人がいる!

これは,以前,トンネルで恐怖体験をしているぼくへの嫌がらせです(笑)


住友さんも,トンネルの話が出たら,ぼくの方を見て

「あ! ベル,忘れてきた」 などと言う始末。

困ったものです。



重ねて書きますが,心霊現象とか,幽霊などというものは全く信じていませんし,強く否定するものですが,トンネル内でのベル連打は気持ちが悪くて仕方ありません。


今回も,このベルを連打する人がいたのです。


背筋がぞくぞくしましたよ。



そ,そして,一番こわかったのは,家でカメラの画像を確認していたときです。


トンネル内の写真が一枚ありました。

そこに写っていたのは,不気味な笑みを浮かべる人でした。







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これは誰なんだ~!!!



道路交通法上,ベルの装着を止めてくれと言うわけにはいきませんが,トンネル内で無駄に連打するのは止めてほしいのです。

危なっかしい法案を強行採決している場合ではありません。

トンネル内ベル連打規制法を早急に成立させてほしい!







コースディレクターがほくそ笑む展望台


前回の記事のコメント欄に,怪しい投稿がありました。

カンパチさんの名をかたった 「クロカンパチ」 なる人物です。


よくよく文章を読むと,どうやら,あの誠実でまじめなカンパチさんの内部に巣くう別人格のようです。



その人物が恐ろしい計画をこのライドに潜ませていたのです。

まず一つ目は,最初の剣峠の起伏を目立たせて,実は着々とみんなの足を削っていくアップダウンを目立たないようにしたこと。


そしてもう一つが,展望台です。

展望台という甘い名前に激坂を潜ませるという計画です。

しかも,松阪牛というグルメなランチを堪能させた直後という念の入れよう。

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行列ができる人気店を,ちゃんと予約を入れて押さえておいてくれました。


とろけるような牛肉,美味かったです。



さて,ゆっくりと美味い肉を楽しんだ後,サミット会場を下見し,展望台へ向かいます。


標高グラフでも,ちょっとした突起にしか見えませんが,これがとんでもない坂でした。

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展望台の入り口までもけっこうな坂を登りました。

うしろから,コギコギさんの 「千切れる~」 との声が聞こえたくらいです。

その坂を登った上で,

「ここが入り口です」

とカンパチさん。


みんなから

「エエ~!?」

と声が上がった時,

カンパチさんの口元が 「フフッ」 と少しゆがんだように笑ったのを,ぼくは見逃しませんでした。

これは確信犯だ!

ライド後半のアップダウンと,アタック合戦で削られた脚に,最後のパンチを食らわせようという罠だ!


その罠に見事にはまり,展望台への坂を断念したメンバーもいましたね。


じっさい,登り始めると,まあ,キツいことキツいこと。

ダンシングをしても,みんなからぐんぐん離されて,全然ホイールが回りません。

たしかに,すごい急坂だ。

それにしても,なんでこんなに苦しいんだ~!


とうとう,自転車が止まりそうになりました。

あまりにも重い踏みごたえ。



そして,痛恨の足つき。

止まってみると,なんと,リアブレーキの片側がガッチリとリムに食い込んでいるではありませんか。

道理で重い訳だ!


ダンシングでタイヤが振れて,キャリパーがずれてしまい,ブレーキがかかった状態になってしまったのです。

おまけに,クイックまで緩んでいました。


原因は二つ。

以前,sennmu さんにも言われたのですが,クイックの締め方が甘い。

ブレーキの遊びが少ないため,ホイールとパッドが当たりやすい。


気をつけます。




息を整え,キャリパーを調整し,再スタートしました。

これで何とか登れました。



展望台はいいところでした。

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眼下にリアス式海岸の英虞湾が一望できます。

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みんな,思い思いに写真を撮ったり,ねそべったり,談笑したり。

吹き渡る風にのんびりした時間を過ごしました。

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あまりにも風が気持ちよかったからか,景色に見とれていたせいか,脚に来ていたせいか (笑)

みんな口数が少なかったですね。



コースディレクターの目論見通り,この展望台はみんなの印象に強く残ったことでしょう。



── つづく


次回は,伊勢ライド その4

「たよりになる背中」

「大団円」

の2本をお届けします。





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追い越し禁止?

Posted by リキ on 17.2015 お出かけ   16 comments   0 trackback


「のんびり」 などどこ吹く風


今回のコースプロフィールを見ると,一発目にどーんと剣峠が構えていて,あとはほぼ平坦に見えます。

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しかし,経験上,この 「平坦に見える」 というのは要注意です。

最初の峠がどーんと高いので,ほかの小さなアップダウンが目立たなくなるだけ,ということがあるんです。



実際,それは走ってみるとわかります。

「ほぼ平坦区間がない」 と言った方がいいかもしれません。

短い坂を登っては下るの繰り返し。

これはなかなかキツイです。



しかも!


こういう区間をのんびり楽しむ訳ではなく,強度が高いままライドが続いていくんです。


みんな,登りでもがんばってぐいぐいペダルを回します。


登りで疲れたので,ゆっくり下っていると,

ジャーッと音がして,漕ぎを入れた集団に抜かされます。


そしてまた,すぐに登りが始まる…。



沖縄での休暇を楽しんできたコギコギさんは,

「泡盛漬けの身体にはキツイ」 とぼやいていました。




今回のライド,

Facebook 上のイベント紹介欄には,

「伊勢路を追い越し禁止でマターリサイクリング」

とありました。



そんな走り方をする人は一人もいません!!



そんなことは端からわかりきったこと。

「こんなウソっぽいコピーを信じる方がまちがっている」 と言われそう (笑)

こういう紹介自体がひとつの遊びでもあるとも思います。

スローガンと実態の差がおもしろかったりするんですよね。


でも,文章にする時は,ありのままに書いたらどうかなと思うんです。

ま,今回は経験を積んでいる人ばかりですけど,始めたばかりの人もこれから仲間に迎えることを考えるとね。


たとえば,

「思い切り走ったり,ゆっくり景色を見たりして,伊勢路を楽しみましょう。フフフ,負けませんよ!」

「追い抜き上等,脚攣り覚悟! でも,のんびり走るのもいいよね」

なんていうコピーはどうでしょう。


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ちなみに,ぼくは,昔から馬鹿正直なところがあって,お世辞や心にもないことが言えません。

人の言うこともけっこう言葉通りに受け取ってしまう質です。

「言葉通り」 という方が安心できて好きなんです。

変に勘ぐらないですむし,言葉の裏にある気持ちなんて面倒なことを考えなくて済むからです。

だから,「4月号」とか銘打って2月の終わり頃に出ている雑誌が大嫌い!(笑)





思い切り走るのは楽しい


ま,偏屈な話題はさておき,

ぼくもところどころ,思い切り楽しみました。

ゆっくり楽しむのも好きだけれど,ロードバイクは速く走らせてこそ楽しい乗り物ですからね。



チョイ坂でぐいぐい踏んで加速するのは気持ちがいいです。

いくつかのアップダウンでみんなと競争するように踏んで,楽しみました。



ぼくにしては珍しく,平地巡航でも楽しみました。


バスク輪さんと先頭を交代して,ゆっくり流していた住友さんの後ろに着いた時はすごくおもしろかったです。


住友さんがちらっと後ろを見た後,

「じゃあ,行くよ」

と背中で語って,ぐんぐん加速しました。



住友さんのギアはアウタートップにかかっていましたね。

低めのケイデンスですが,背中には迫力が感じられました。

背中から心持ちが読めるというのも面白いものです。



年寄りに優しいあの住友さんが,

「どうだ,着いてこられるか」

と背中で挑発するんですよ。



巡航速度がぐんぐん上がっていきます。

ぼくは着いていくのに精一杯で,速度を見る余裕もありません。



もうそろそろ千切れそうと思ったところに,信号交差点があって少し減速しました。


そのあと,もう一度もとの速度まで加速できず,千切れてしまって次々と後続の人に抜かれました。



ずいぶん長い間高速巡航していたように思えましたが,後からデータを確認すると,40km/h 前後で3分ほどでした。

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ああ,でも,面白かった。


後からダイちゃんに,「リキさんが住友さんについて行くなんて珍しいですね」 と言われました。

自分でもそんな走りをしたことにちょっと驚いています。



時には,自分を試してみたくなったんでしょうね。




ということで,

走っている時の写真が全然ありません。

めずらしいくらい写真の枚数が少ないんです。

それだけ,必死で走っていたということでしょう。

そう,ぼくには 「過酷」 なライドでもあったんです。




── つづく



次回は,伊勢ライド その3。

「迷子のチャップリンさん」

「トンネル内の恐怖」

「コースディレクターがほくそ笑む展望台」


の3本でお届けします。








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賢島ローディーサミット

Posted by リキ on 15.2015 お出かけ   10 comments   0 trackback

ローディーサミット

日曜日は,大人数のライドを楽しみました。


伊勢のカンパチさんがコースディレクターとなり,ダイズさんが幹事です。


元々はカンパチさんに 「こんど伊勢のあたりをいっしょに走りましょう」 とお願いして始まった企画なのですが,声をかける範囲が次々と広がり,大人数のライドとなりました。


西は山口,兵庫から,東海三県の自転車乗りまで,20人以上が集まる計画となりました。



そんな計画を進めていた折のことです。

政府関係者が 「伊勢に各地の自転車乗りが集まるらしい」 との噂を聞きつけて,各国首脳が集まる 「主要先進国首脳会議」= サミットを同じ地で開くことにしたようです。



日本国政府がまねしてくれたので,ここは敬意を表して,われわれも 「サミット」 という名前を拝借することにしました。



賢島ローディーサミット。





コース案内の冊子が!


そんなわけで,伊勢,内宮近くにある運動公園に集合です。

集まったのはぴったり20人。

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お互い初対面のメンバーもけっこういます。


ブリーフィングが始まると,カンパチさんからレジュメが配られました。

何という準備の良さ!



聞くところによると,臨時国会の タイプ R さんがコースディレクターを務められた四国ライドでも,写真入りの資料が示されたそうですが,カンパチさんとタイプ R さん,雰囲気が似てるんですよね。

とても誠実な方であるところが共通点ですね。


ぼくが一緒に走っている仲間内では,カンパチさんほどまじめな方はいないと言ってもいいでしょう。
(俺がいるじゃないかという方,すみません)



コース図には,主な転換点,コンビニ,トイレの場所などが細かく記載されています。

転換点となる交差点や分かれ道は,番号が振られており,その番号に対応する写真までが添付されているという念の入れよう。

A4,11ページ,総天然色 (古っ) のりっぱな冊子です。

すべてが下見をして準備されたものなのだから,頭が下がります。



20人以上もの人が,しかも初対面の人たちも多く集まるのだから,カンパチさんもさぞかし気を遣われたことでしょう。

ありがとうございました。





二人きりで森の中


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さて,ライドはおかげ横丁を抜け,神宮の鳥居の前を過ぎ,駐車場でいったん点呼。

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そして,いきなりの山場を迎えます。



内宮駐車場の一番奥から始まる坂道は,剣峠へとつながっています。

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今年の春,向こう側から登り,頂上でばったりカンパチさんに出会った,記念すべき峠です。




みんな張り切っています。

ぐいぐいと登っていきます。



車一台分の幅しかない細い道です。

五十鈴川沿いにずっと森の奥へと入っていきます。


カンパチさんの話に寄れば,このあたりの森は神宮のものだとか。




今週中頃の台風で,道は荒れ気味。

枝葉や小石が散乱し,山肌から水が流れ出して,あちこちに水たまりを作っています。

中には,川のような流れになっているところもあります。



剣峠の北側 (神宮側) は,とてもいい雰囲気の峠道なので,ゆっくり登りたかったのですが,みんながビュンビュン登っていくので,ゆっくりもしていられません。



調子よく走っていると,急に後輪の違和感。


止まってみると,後輪のブレーキがリムに当たっていました。


実は以前からブレーキの取り付けが甘く,わりとすぐ左右のクリアランスがアンバランスになってしまうんです。

ボルトを締めた時にフレームからパキッと音が聞こえて以来,心配で強く締め付けられないんです。



それを調整している間に,みんなはずーっと先に行ってしまいました。

そんな中,最後尾から来たカンパチさんが止まってくれて,いっしょに登りました。

ポツリポツリと話しながら,二人でこのすてきな峠道を上っていくのは,何とも言えず気持ちよかったです。



いつもカンパチさんがくれるすてきなコメント。

その雰囲気のままの,おだやかで優しい人柄を感じながら,ペダルを踏みました。


自転車乗り同士は,それほどおしゃべりをしなくてもいっしょに走るだけで仲良くなれるし,お互いを感じ取れるような気がします。


全くの山の中。

時折聞こえるミンミンゼミの声と,バイクが立てるわずかな音だけの世界。



恋人同士じゃないけれど (笑),二人きりの時間です。

いい時間です。



といっても,カンパチさんのペースは決してゆっくりでもなく,ガンガン飛ばす訳でもなく,適度な強度を保っています。


だから,けっこう息が切れました。

でも,楽しい!


「ああ,今日はやっぱりいいライドになりそうだ」 と勝手に思っていました。

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剣峠ピークにて


剣峠のピークが見えると,談笑する声が聞こえてきました。


切り通しのむこうに,明るい景色とたくさんの仲間。


いい光景です。




全員がそろって,ここで自己紹介。

それぞれが簡単な自己紹介とともに,ブログなどで話題になった小ネタなどを紹介し,楽しいひとときです。

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笑顔の輪。

笑い声が響く剣峠のピークです。


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たたずむshiga さんの後ろ姿は,この時間を愛おしく感じているようでした。





臨時漕会の下り


下りは緊張しました。

以前登ったときも,南側は相当荒れていたので,何となく雰囲気はわかっていました。

しかし,この日は,それにくわえて水がかなり出ていて怖かったです。



ぼくのすぐ後ろにコギコギさんたちがついてくれました。

「砂利!」 「水たまり!」 「枝!」 「落石!」

ぼくが言う言葉を大きな声で後続に伝えてくれたり,

ぼくよりも先に発見して声を出してくれたり,

「危険をいち早く見つける」 という積極的安全運転で下ります。


安心感が高いし,何より,自分が目の前にある危険を意識しながら走れるのがいいです。


斜度がけっこうあるため,ちょっとした直線で速度が乗ってきて,そこへきついヘアピンが現れたりします。

そういうときには,

「ブレーキ!」 の声がかかります。

こういう,コースの読みも絶妙で,ちょっとした感動ものです。


安全のためにしていることですが,声を掛け合って走るとなにやら不思議な一体感が生まれてくるのも楽しいです。




かなり危険な峠の下りでしたが,落車もパンクもなく里まで下りてこられました。






腕の見せ所


さあ,休憩場所に向かって下り基調を気持ちよく走ろうというところで



パンッ!



ケンさんがパンク。


サイドカットのようです。



すかさず shiga さんがスペアタイヤを取り出します。

そして,手際よくタイヤを外します。

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ぼくも山中でパンクしたとき,shiga さんに助けてもらったことがあります。

ぼくが交換するよりも数倍速いんです。

タイヤの外し方,異物のチェック,チューブとタイヤの装着,空気の充填と,流れるような作業でした。

気がついたら,自分のパンクを修理してもらっているのに見とれていました。



そのすばらしい技術を仲間のために惜しみなく使う shiga さん。

なるほど,こうすればいいのかと勉強になります。



自転車乗り,かくあるべし。



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みんなで修理を待つ間にも,話が弾みます。


パンクしたケンさんは気の毒ですが,こういうゆったりした時間も楽しいものです。



しかし,このときはまだ今回のライドが過酷なものになるとは夢にも思っていませんでした。

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── つづく







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空を切り裂いて落下する滝のように

Posted by リキ on 12.2015 ロードバイク   6 comments   0 trackback


今週のはじめ,郵便受けを見ると小さな黒い封筒が届いていた。

見た瞬間,「お,来た!」 とわかった。



7月末に挑戦していた,RAPAH RISING 達成のご褒美ワッペンだ。

去年は 8800m,今年は 9366m。

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我ながらよくやったと思う。

仕事に行く前に走り,帰ってきて走る。

同じ所をぐるぐると回って上り下りを繰り返す。

ただひたすら,獲得標高。

みち君たちにはあきれられたりもした。



人は,がむしゃらになれる時がある。

がむしゃらになりたい時がある。




勢いが必要な時がある。

勢いに身を任せたい時がある。






ちょうどテレビをつけたら大好きな さだまさしの武道館コンサートをやっていた。

これまた大好きな 「風に立つライオン」 が締めくくりの曲だった。



アフリカの無医村へ向かった若い医師が,日本で別れてきた恋人への思いを綴る手紙を歌にしたものだ。

曲のサビで,こう歌われるところが好きだ。



 あなたや日本を捨てたわけではなく
 ぼくは今を生きることに思い上がりたくないのです

 空を切り裂いて落下する滝のように
 ぼくはよどみない命を生きたい

 キリマンジャロの白い雪
 それを支える紺碧の空
 ぼくは風に向かって立つライオンでありたい



この歌を聴くたびに,「空を切り裂いて落下する滝」 のような生き方がしてみたいと思う。

よどみない命を行きたいと思う。



この手紙は,恋人から届いた 「結婚します」 との手紙に対する返信だ。

だから,最後は


 おめでとう さよなら


と締めくくられる。



以前,家内が言っていた。

「私がこんな手紙をもらったら,婚約者に 『ごめんなさい』 と言って,アフリカに向かう飛行機に飛び乗る」 と。

我が妻ながら,なかなかカッコイイと思った。



ぼくが女だったら,そうしただろうか。

できなかったかもしれない。

でも,そんな生き方への強い憧れがある。




唐突だけれど,

そういうわけで,今日もぼくはローラーを回す。

また来年も,RISING に挑戦してみようかと思う。

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ペダリング効率のこと

Posted by リキ on 10.2015 ロードバイクの理科的考察   10 comments   0 trackback


先日,録画がたまっていた NHK の『チャリダー』 を見ていたら,猪野学さんと,筧五郎さんが競輪学校の測定室で,さまざまな測定をしているのが紹介されていました。



そのうちのひとつに,「ペダリング効率」 の測定がありました。


パイオニアの高価なペダリングモニターなら測定できますが,ふつうのサイコンやパワーメーターでは測定できません。


でも,「ペダリング効率」 の理屈はわかります。

それには,「トルク」 が関係しています。




自転車はペダルに力を加えることで前に進みます。

ペダルを踏んだ力がトルクを生み出し,そのトルクが後輪を回します。




ここで肝心なのが,力とトルクのちがいです。

「力 = トルク」 のように誤解されることも多いのですが,別のものです。


力は,単に,ペダルに加えた力の大きさです。


トルクは,ペダルに加えた力の大きさに,「支点からの距離」 をかけ算したものです。


図1のように,「F」 という力でペダルを踏んだ場合,それに支点からの距離である 「r」 をかけた値が 「トルク」 です。

01ペダリング


ここで言う 「支点からの距離」 はクランクの長さと同じではありません。


たとえば,図1の後,図2のようにまっすぐ下にペダルを踏み続けると,「支点からの距離」 は図のように変化していきます。

02ペダリング


支点からの距離は,入力方向と垂直の関係にあります。

(赤の線と青の線はいつも垂直になる)


クランクが5時の位置にある時 (図2),まっすぐ下に踏むと,支点からの距離は図1の場合に比べて 54%になってしまいます。

力が同じなら,トルクの大きさは支点からの距離に比例しますから,トルクも 54%に減ってしまいます。


図3のように,さらに真下に踏み続けると,トルクは19%にまで減少します。

(6時の位置で真下に踏めば,トルクは 0%,つまり,全面的なムダ)



これが効率の悪いペダリングです。

真下に踏んで最大の効率が得られるのは,図1のように,クランクが3時の位置にある時だけです。




番組では,筧さんが,

「靴底についたガムをこそげ落とすようなペダリングを」

と説明していました。

よく聞く説明の仕方ですね。



これが,次の図4,図5です。

03ペダリング

ペダルへの入力方向がクランクに対していつも垂直になるようにすれば,効率は 100%です。


できるだけクランクが描く円弧に近い方向に入力することが,効率の高いペダリングをもたらします。



しかし,現実には非常に難しいので,よく言われるのは,

「2時から3時のあたりでクッと踏むだけにする」

「6時を過ぎたら,脚の重みを持ち上げるだけでいい」

などと,さまざまな表現で,無駄なペダリングをしないようなことが言われます。




ローラーを回している時は,ペダルへの入力方向を意識するようにしています。

ふだんから意識していないと,どうしても 真下に踏むペダリングをしてしまいがちです。



ぼくの場合,無意識的に回すようなペダリングをすることはまだできません。

とくに高い出力で回している時は難しいです。

それでも,入力方向を気にかけて回していると,高出力での練習が少し楽になってきます。

負荷の高さに負けてベダ踏みすると,4時から5時あたりのところで,スコンと踏みごたえがなくなるのを感じます。

力が効率よくトルクになっていない証拠です。



ぼくのように,もともと持っている力が小さい者は,効率をいつも意識していることが大切だと思っています。

今持っている力を最大限に活用できたらいいなと思うのです。




こういうことは,仕事でも同じです。

新しい仕事を始めたり,たいへんなプロジェクトを進めようとしたりする時,「力」 が必要になります。

しかし,その力を加える方向を読み誤ると,力を生かすことができません。


「やるぞ」 という気持ちはあっても,力が空回りすることはありますよね。





人によって微妙にちがうペダリング。

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ガシガシと力で稼ぐのもいい。 地道に回転で稼ぐのもいい。

冷静に効率で稼ぐのもいいけれど,時には効率無視でベタ踏みするのもおもしろい。


時と場合によって使い分け,その時々の思いとともにペダルを踏み込む。



ペダリングは人生だ。







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そろそろ新しいヘルメットを

Posted by リキ on 08.2015 着る   12 comments   0 trackback


ヘルメットの賞味期限 (笑) が過ぎようとしています。



3年くらいで交換した方がいいと各メーカーのホームページに書いてあります。

十分な衝撃吸収性能を発揮できなくなるとのこと。

使っているうちに素材がだんだんとへたってくるであろうことは想像がつきます。

ゴン! と落としたら即交換などとも言われているくらいです。

命を守るアイテムですから,無頓着もどうかと思います。



使っているヘルメットは初めて買ったもので,期限と言われる3年がもうすぐです。





実は,新しいヘルメット選びが憂鬱なんです。

今までも,自転車店でときどきヘルメットを試着したりしてきましたが,ぴったりはまったことが少ないんです。

頭の形がよくないのか,サイズがふつうじゃないのか,わかりません。

横幅が収まらないものが多いです。



デザインはわりと派手なものが多いので,その点も苦手です。

今使っているものは黒一色です。



OGKカブトの製品はきれいに頭がはまりますが,ちょっと派手に感じるんです。

同じ会社の KOFU ブランドは,デザインがすっきりしていて好きなんですが,かぶって鏡を見ると笑ってしまうほど似合いません。

GIRO もデザインがすてきですが,鏡を見るとダメです。

今使っている Selev のブリッツは黒がなくなってしまいました。

バイクも白だし,いっそのこと白でもいいかと思っています。

selev blitz




かぶってみてよかったのは,LAZER の製品。

デザインも色もすっきりしていていい感じです。

lazer z1_1

これにしようかな。

lazer z1_2

Z1 というモデルで,超軽量。

首が弱いぼくにぴったりです。



同じく,LAZER の Genesis もかぶってみた感じがいいです。

lazer genesis


KASK の製品もかぶり心地がよかったです。

買うなら,Mojito かな。

kask mojito






それにしても,星の数ほどあるヘルメットのうち,ほんの一握りしか自分に合わないというのも,何とも残念なことです。


おじいさんは,今夜も憂鬱です。









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二人の悲鳴が響く練習ライド

Posted by リキ on 05.2015 練習   8 comments   0 trackback


こーさんがコソ練をしているとの噂を聞きつけたので,参加させてもらうことにした。

久しぶりにモリゾーさんとも走ることになった。



というか,実は,モリゾーさんにお願いがあっていっしょに走ってもらうことにしたのだ。





矢田川沿いに走り始める。

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夏の暑さは影を潜め,朝の空気感は爽やかだ。




矢田川沿いのコンビニで休憩していると,ayu さんが通りかかった。

大声で呼んでみたが,高速移動中の ayu さんには届かず。

でも,久しぶりに ayu さんの走る姿を見ることができてうれしかった。




「練習ライド」 ということで,けっこうなペースでこーさんが牽く。



モリゾーさんの後ろを走ると,不思議な光景に出会った。

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顔のあたりから,ひゅん,ひゅんと何か光るものが飛んでくる。

どうやら,水滴のようだ。

もちろん,お天気は見事な快晴なのだから,雨ではない。



その正体は,汗!



そう,モリゾーさんは汗っかきで有名だ。

その顔汗が,高速巡航の風で後ろに飛んでくるのだ。

それを右に左によけながらぼくが走る。


ときどき飛んでくるというレベルではない。

連続して飛んでくるのだから,なかなかスリルがある。

こんな経験をしたことがある人はひょっとしてほとんどいないのでは?




瀬戸に入り,まずは曽野口から定光寺の三叉路まで登る。

この道は初めてだ。

森の中を登る,とてもすてきな道だった。

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しかし,ここを登るこーさんのペースはすてきではない。

25T で来たことを後悔する。



やっぱり今日は 「練習ライド」 なのだ。




定光寺からは,市之倉方面へ抜け,向島から県道 13号を国道 363号線へ向けて登り返す。




途中のファミマで休憩。



ここで即席の治療所が開院。


まずは,右腕が上がらないこーさんが施術してもらう。


右折のハンドサインが出せない。

お風呂でも背中や腰回りが洗えないほど肩が痛いらしい。



モリゾーさんの見立ては,「肩甲骨が使えていない」。


コンビニ駐車場でうつぶせになり,指導を受ける。

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これは,クロールの練習ではない。



次は仰向けにされ,ツボをぐいぐい押され,苦悶の表情を浮かべるこーさん。

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「許して~」「もうしませんから」

と訳のわからない悲鳴が,ファミマの駐車場に響く。

こーさん,どんな悪さをしたんだろうか。

気になるところではあるが,問い詰めなかった。


車から降りてくる人が不審な表情を浮かべる。

そりゃ,そうだろう。



しかし,相当楽になったらしい。





次はぼくの番だ。


ぼくは腕の痛みを見てもらいたかった。

ロードバイクに乗っている時はほとんど影響ないのだが,日常生活で 「いてててて」 ということが最近よくある。

肘と手首の間の筋肉だ。



見てもらうと,相当凝っているらしい。

マッサージをしてもらう。

モリゾーさんの指が痛みのある筋肉に食い込む。

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こんどはぼくが悲鳴を上げる番になった。



見立ては,「峠を登りすぎ」 と言うことらしい (笑)

ブレーキをかける時に使う筋肉だそうだ。

登れば必ず下りる訳だから,「峠の登りすぎにちがいない」 と (笑)




マッサージのポイントと,「ネコの手ストレッチ」 を教えてもらう。

ぼくもずいぶん楽になった。

モリゾーさん,ありがとう!






国道 363号線に出てから,戸越峠を回って 瀬戸しなの までもどった。

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久しぶりの戸越峠。





道の駅 瀬戸しなの に新しくできた ヤマザキデイリーストア で,焼きたてパンをいただく。

その名も 「瀬戸しなのあんパン」。

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ホイップクリームが入っていて,生地はものすごく柔らかい。

美味しかった。




帰りがけに masa さんに出会う。

モリゾーさんに負けないくらいの汗!

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みんながんばっていますね。

ぼくも今日はがんばりました。

だから,脚が痛い!




こーさん,モリゾーさん,練習ライド,ありがとう!

またね!






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ハルヒルコースが好き

Posted by リキ on 03.2015 お出かけ   8 comments   0 trackback


これは,8月16日のことを書いたものです。




 今年の群馬帰省は少し忙しい日程となり,自転車に乗る機会が作れるかどうかというところでしたが,16日の朝だけ時間をもらいました。

 時間がたくさん取れないので,一番近くにある榛名山に登ることにしました。

 通称 「ハルヒル」 と呼ばれるヒルクライムコースです。




 帰省先の実家からヒルクライムのスタート地点までは10分ほどです。

 朝5時半に出発しました。

 ゴール地点の榛名湖周辺は観光地ですし,日曜で車が多くなるのが心配だったのです。





 榛名山ヒルクライムのコースは,大きく三つのブロックに分かれています。



 まず,室田の信号から始まる初心者コース。

 田んぼや畑,民家や公共施設などがある山の中の町といった感じの地域を抜けていきます。


 中室田の信号を越えると,急に斜度が上がります。

 とくに景色のいい道ではないのに,なぜかやる気にさせられる坂なんです。

 なぜだかわかりません。

 バスが走る道なのに,この斜度はなかなかやるじゃないか,みたいな感じでしょうか。



 初心者コースゴールを過ぎると,道は森の中へ。

 ここから神社コースのゴールである榛名神社までは,とても気持ちのいい道です。

 一番好きな区間です。

 民家も田畑も全くない山道が始まります。

 しばらくは,斜度が低めで,背の高い杉林の中を走ります。

 すうっとあたりが暗くなり,周囲の音が遠ざかります。



 雨上がりのぬれたアスファルトにタイヤが貼りつく音がことさらに大きく聞こえます。

 先ほどまで聞こえていた鳥の声も途切れました。



 追い抜いていく車も,すれ違う車もほとんどなく,ただ一人,ペダルを回し続けます。

 自分とだけ向き合うような,こういう時間はけっこう好きです。

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 杉林を抜けるころには,少しずつ川が道に近づいてくるので,せせらぎの音が聞こえるようになります。

 川が近づくにしたがって,水量がかなり多いのがわかってきます。

 前夜の雨はかなりの降りだったので,水勢いがかなりあります。



 水の音に,少し気分がホッとします。

 やはり,音がほとんどない暗い世界にいると,知らず知らず緊張していたのですね。



 近くの山が霧の中です。

 昨日の雨雲がまだこのあたりに停滞しているのでしょうか。

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 榛名神社が近くなると斜度のキツイ区間が増えてきます。

 お尻が痛くなってきました。

 ツークリックしてダンシングに。

 じわーんとお尻の周りに血液が行き渡って気持ちがよくなります。

 お尻をサドルにもどして,またペダルを回します。





 神社コースのゴールで少し休憩。

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 さあ,ここからは,最後の榛名湖コースです。

 榛名神社を越えると急坂区間が始まります。

 ここからゴールまでは,斜度の緩まる区間はありません。

 前半は,緩いカープのきつい登りと直線的なきつい登り,後半は,九十九折りの急登です。



 神社から大きく左に折れ,川沿いを上ります。

 幅1~2メートルの細い川ですが,豪快な音を立てて流れています。

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 その音に引っぱられるようにして登っていきます。



 ダンシングする回数が増えていきます。





 やがて,川の音が離れていき,九十九折りの後半が始まります。

 自分の息がどんど荒くなっていきます。



 視界が広がってきて,ピークが近いことがわかります。

 でも,うれしさがありません。

 目に入ってくるのが急角度で登っていくこの先の道だからです。

 ああ,まだまだ登るんだ…


 ダンシングとシッティングを繰り返しながら登ります。







 ゴールは,唐突にやってきます。

 なんとも味気ない峠の頂上がちょっと残念です。

 ここまでの標高差は 900m 弱。



 ピークを越え,榛名湖まで少し荒れた路面を注意深く下ります。



 そうそう,この榛名山ヒルクライムのコースは,路面がとてもきれいなんです。

 荒れたところはほとんどありません。

 せいぜい,ピークから榛名湖畔まで下りる数百メートルの区間がガタガタしているくらいです。


 そういう意味では,とても走りやすく,下りも安心感は大きいです。






 今回は,初めて榛名湖の周りを一周してみることにしました。

 早朝とあって,観光客はほとんど来ていません。

 多くは釣り客です。

 ジョギングの人や,ランのトレーニングをする人もけっこういます。

 ロードバイクは,1台もすれ違いません。



 榛名湖畔の道路を反時計回りに走ります。

 榛名湖の対岸には榛名富士がそびえています。

 この榛名富士の麓側の道が楽しいです。



 少し湖畔から離れて登っていく道があり,その先にとても美しい森があるんです。

 柔らかい色の緑に満たされた森です。

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 ここを抜けると,道は榛名湖畔にもどります。

 やや路面は荒れていますが,人の手が入っていない森と,自然のままの湖岸が残るいいところです。

15_0902_06.jpg




 湖畔の中心部は,お土産屋さんが多く,派手な色のボートがたくさんつながれていてとっても賑やか。

 残念ながら,美しいとは言えない観光地です。



 この日は時間の制限もあり,もと来た道を下りました。





 今まで登ったことのあるヒルクライムのコース,富士ヒル,伊吹山と比べると,ここハルヒルのコースは変化に富んでいます。


 伊吹山も,富士ヒルも変化が少ないのに比べて,ハルヒルコースは区間ごとの個性がはっきりしています。

 だから,登っていて楽しいです。



 こんなすてきなコースが,家内の実家近くにあることに感謝です。

 また,年末にも走ります。






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パワータップ電池交換 ~ ピークを後ろに持っていく

Posted by リキ on 01.2015 パーツ   16 comments   0 trackback


日頃,ローラー練習でお世話になっているパワータップが動かなくなりました。

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もともと,中古品を超格安で買って使っていたものです。

使い始めてまだ一年にもなりませんが,急に接続が切れるようになり,まったく反応がなくなりました。

おそらく電池切れと判断。



さて,どうやって電池を交換するのか。

説明書も付属品もないので調べ始めました。


黒いふたを外して電池交換するようですが,どうやら専用のツールが必要みたいです。

15_0822_02.jpg

ぼくの使っているのは パワータップ pro という古いタイプなので,この専用ツールは入手が難しくなっています。

Wiggle でも取り扱いは終了しています。


そこで,いろいろと調べていると,ありがたいことにいい方法がいくつかのブログに紹介されていました。



なんでも,ゴム手袋をはめて回せばふたが外れるとのこと。





さっそく挑戦。

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あっけなくふたが外れました。

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中から電池の着いた基板を外し,電池交換です。

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思っていたよりもずっと短時間で電池交換完了。





このパワーメーターのおかげで,昨年秋から続けているローラートレーニングにも,少しですが効果が出てきています。

微々たる進歩ですが,具体的な数値で結果が出てくるとうれしいものです。

最近やっと,200W 近い強度で10分以上回せるようになってきました。

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150W で10分くらいしか回せなかった去年の状態と比べれば,進歩したなと思います。





それにしても,どうしてこんなアイテムを使っているのかと,自分でも不思議に思うことがあります。

自分のイメージに合わないじゃないかと,自分でツッコみたくもなります。

パワーメーターって,もともと速いけどもっと速くなりたい人,やっぱりあの人はちがうよねっていう人が使うイメージですからね。



それなのに,なぜ自分が …。



物理学的興味も後押ししましたが,

やっぱり,自分の中にも速くなりたい気持ちがあるからでしょう。


そして,年齢のこともあります。

自分をどこまで伸ばせるのか,やってみたいんです。

50代後半からロードバイクを始めました。

60を過ぎた時に (あと1年ちょっと),始めたころよりも走れるようになっていたらうれしいだろうなと思います。



絶対に,伸びのピークはいつかやってきて,そこからは下り坂になるはずです。

そのピークをどれだけ後ろに持って行けるか,ちょっと楽しみなんです。


あ,でも,ガチガチにトレーニングのことばかり考えてる訳じゃないので,その点,よろしくね。








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プロフィール

リキ

Author:リキ
 50代後半からのロードバイク人生。年より初心者が行く!(モーツァルトも大好き!)

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