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雨沢峠 記録更新!?

Posted by リキ on 30.2015 練習   14 comments   0 trackback


今週の土日は大阪で仕事です。

仲間内で楽しそうな催し物があるようですが,参加できません (泣)


そこで,木・金あたりに休みを取って走ろうと考えました。

木曜日と言えばケンさんがお休みなので,いっしょに走ってもらおう。




ということで,道の駅 瀬戸しなの で待ち合わせ。

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「このところ,あまり走っていないので,だいぶ弱っている。この脚に活を入れて欲しい」 とケンさん。

ぼくでは,無理です…。




とりあえず雨沢へ,ということで朝日に向かって出発。

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スタート地点のバス停に着くなり,ケンさん曰く,

「弱っているから先にスタートします。1分半後にリキさんスタートして下さい」




ぼくとケンさんでは,ベストタイムに2分ほど差があります。

もちろん,ケンさんの方が速いです。

それぞれのベストは,ケンさんは21分台,ぼくは23分台です。

それなのに,1分半後にスタートせよとは,なかなかきつい設定。



先にケンさんがスタート。

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待つ間の1分半はけっこう長いです。




ぼくもスタート。

最初の緩斜面は飛ばしたくなります。

速い人に聞くと,

「最初からガンガン飛ばさないとタイムは出ない」

とのこと。



やってみたことありますけど,途中で脚が売り切れてダメでした。

ケンさんも同じ結論だそうです (笑)



で,最初は,けっして飛ばしすぎず,そこそこのペースを保って登ります。

それでも,追いかけて,追いつこうという意識があるせいか,

どんどん心拍が上がってしまいました。




さすがに1分半の差は大きく,どこまで行ってもケンさんの背中は見えません。



がんばって回しました。




がんばって 「踏む」 と脚が終わってしまうので,

がんばって 「回す」 意識でペダリング。





と,最終盤の入り口,県境のカーブを曲がっていくケンさんの姿を遠くから発見!


しかし,ここからゆるい下りに入るので,ケンさんの後ろ姿がさーっと小さくなっていきます。



100m ほどの下りを経て,ゆるい登りへ。

ギアをアウターにかけて一気に差を詰めます。

こういうときは,追いかける方が精神的に有利です。




最後のコーナーを曲がったあたりで背中をとらえました。

神社手前でケンさんをパスし,ラストスパート! (というほどでもない 笑)

最後まで何とかペースを保ち,ゴール。





タイムは!?






残念ながら,その場ではわかりません。

家に帰ってから,STRAVA で確認です。


ひょっとして,22分台出たか?

ふふ,楽しみです。




必死で登ってきたので気づきませんでしたが,ピーク周辺は霧がかかっていました。

昨日の夜中はけっこう激しい雨が降っていましたからね。

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ここからは,三国山を登ろうかとも考えましたが,この霧ですから,上はすっかり雲の中でしょう。

道もスリッピーになっていることを考えると,あの急坂は避けた方がいいだろうということになりました。

内心ホッとしました。

じつは,この日は 25T のスプロケで来てしまったんです。

これで三国山はそうとうキツイでしょう。





ここからは,ケンさんが走ったことがないという木瀬ダムから国道 363 へ登る道を走ることにしました。

三国山を回り込んでガーッと下り,石畳,藤岡飯野を経て,木瀬ダムへと登ります。

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この頃になると,青空が見えるようになってきました。

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木瀬ダムの上まで登りました。

ゴム湖の水面に青空がきれいに映っています。

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ここから国道 363 号までは,県道 13 号線を登り返します。

途中まではセンターラインのあるいい道ですが,T字路を過ぎてからは道幅が狭くなります。


そして,ここからはずっと森の中を登ります。

けっこうな斜度で,ほとんど休ませてもらえません。

ケンさんは,自分の脚にむち打つようにペースを緩めず登っていきます。

ダンシングを挟まないと,とても登り続けられません。

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登り区間は 3km ほどでしょうか。


二人ともかなり疲れてピークまで到着。



ケンさんが,

「晴れてきたから,三国,行くよ!」

と言いますが,

ぼくが,

「三国山じゃなくて,三国茶屋でコーヒーにしようよ」

というと,

「賛成」

とケンさん。

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こういうところで,強くなる人とそうでない人が分かれるんですね。

ぼくたちは強くなれない人です。



でも,この日はけっこうなトレーニングライドになりました。

ここまで 60km ほど走って,すでに 1000m 登っていますからね。



結局,このあとは 363 までもどって,三国茶屋へ入り,コーヒー休憩。

瀬戸しなの でケンさんと別れて,家に着いたら10時過ぎでした。



短い時間でしたが,けっこうしっかり走って脚がガクガク。

午後から仕事に出たのですが,脚と背筋が筋肉痛でつらかったです。


でもまあ,五十過ぎのおっさん二人でハアハア言って走り回って,楽しい時間でした。



ケンさんありがとう。

またね。






そうそう,忘れていました。

雨沢のタイム。

家に帰ってからすぐに STRAVA で確認しました。

パソコンの画面からぼくの目に飛び込んできたのは驚愕のタイム!



そのタイムとは…









27分!



えええ~!!!

そんなバカな!



ケンさんが24分台だったというのに,抜いたぼくが27分????






そのわけがわかりました。

スタート地点のバス停で,ケンさんとどうやって走るか話している間,ぼくたちがいたところはすでに STRAVA セグメントの中に入っていたようです。


つまり,スタートしてから数分間は速度 0km/h で巡航 (笑),その後,加速していった,というデータになっていたのです。

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そりゃ,こんなタイムになるわな。

ひょっとして22分台が出ていたかもしれないのに,ガックリ。



自己ベスト更新は,また次の機会に。



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サイクルキャップを作ってもらった

Posted by リキ on 28.2015 着る   12 comments   0 trackback


京都に 「縁(えにし)」 というサイクルキャップを作る工房がある。


昨年のあずみのセンチュリーライドで一つ目を入手して以来,ファンになった。

薄手の生地で,かぶり心地が優しい。

一般的なものはやや生地が厚くて,締め付け感が気になっていた。

縁の製品はそういう違和感が全くない。

なにより,センスがいい。



その後手に入れた花模様のキャップがお気に入りだったのだが (年甲斐もなく),

不幸な事故に遭ってしまった。

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家内が汗臭さを抜くために洗剤に漬けておいたら,いっしょに漬けておいたほかのキャップの色が移ってしまったのだ。

前にも横にも,淡い桜色に濃い紫のシミができてしまった。

ショック …。




そんなとき,ふと一枚のバンダナに目が行った。

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Rapha のジャージを買ったときに着いてきたピンク色のものだ。

パンターニを記念する薄手の夏用ジャージだが,おまけのこのバンダナは使い道がなかった。




縁さんでは,持ち込みの生地でもキャップを作ってくれるので,これで作ってもらおうと思った。

ジャージとおそろいになれば素敵だ。





そんなわけで,縁さんに発注し,ひと月ほど待って完成。

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これはいい。

とてもいい。

かなりいい。

もちろん,ジャージとの相性も抜群だ。

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ついでに,もう一つ夜桜の手ぬぐいでも作ってもらった。

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これもいい感じ。

夜は走らないけれど。




素材のどの部分の柄を生かして作るかというのも,腕の見せ所だと思う。

そういう点でも,すばらしい出来だと思った。






しかし,サイクルキャップがどんどん増えていく。

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子どものころからの収集癖はなかなか直らない。

かろうじて,ロードバイクの収集だけには手を出していない (笑)






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大平街道 すてきな峠道

Posted by リキ on 26.2015 お出かけ   14 comments   0 trackback


飯田峠を越えて,大平宿に入り,お昼休憩をすることにした。

一軒だけ営業しているお茶屋さんは,なつかしい昔の造り。

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家の中の薄暗さに気分が落ち着く。

黒光りしている床,柱,梁。



玄関脇のお風呂場の焚き口からは,独特の匂いの煙が流れ出てきて,薪のはじける音が聞こえていた。

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ここは,宿としても利用できるし,この五右衛門風呂を使わせてもらうこともできるそうだ。



勝手口横にある,川の流れを引く三段の水槽にはキュウリが冷やしてあった。

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ダイちゃんが,「うまそうだな~」 とつぶやく。



この水で手と顔を洗わせてもらう。

すきっと冷たい水が,汗まみれの顔をさっぱりさせてくれる。

生き返る感じ。



掛け軸のかかったお座敷がよかった。

縁側がある。

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山の空気が静かに入り込んできて,何とも言えず爽やかだ。

つーとヤンマが一匹迷い込んできた。

黙って座っているだけでも気持ちがいい。



おばちゃんが,とてもていねいにお茶を入れてくれた。

茶碗を湯で温めつつ,湯の温度を下げる。

その湯を急須に注ぎ,ていねいに少しずつ分けて茶碗に注ぎ入れる。

何気ない所作だが,美しい。



高級なお茶ではないけれど,旨味がよく出ていた。

ぬるめのお湯で入れるお茶は,優しい味がする。



お客さんにお茶を出すということが,昔は大切なもてなしだったことを思い出した。

子どものころはそうだった。

母親がそうしていた。



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ぼくは五平餅を2本いただいた。

これも美味かったけれど,小鉢に入っていた夏野菜とジャガイモの煮付けが最高に美味かった。





こんな宿に仲間と泊まって,合宿のように楽しむのもありだろう。

峠を走る練習,妻籠や馬篭の宿場町を楽しむのもいい。

峠を汗だくで登ってきて,ここでひとっ風呂浴びる。

うまい蕎麦をいただく。

そして,爽やかな風の入る縁側でちょいと昼寝。

さあ,もうひとっ走りするか。

そんなライドを夢見たくなる。




おっと,ゆっくりしすぎた。

すっかり根の生えた脚を畳から引っこ抜いて,シューズを履く。



さあ,もどろうかと,元来た道の方向にバイクを向けると,

路くんとダイちゃんのバイクは反対側を向いている。

あれ?



どうやら,もう一つ先の峠も登るようだ。

この大平街道をもう少し先へ走ると,こんどは大平峠がある。



また,走り始める。

峠道は秋の風情が漂い始めている。

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上り詰めたところには雰囲気のあるトンネルがあった。

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雪よけ用のトンネルだろう。

コンクリートの筒が置いてある,といった感じだ。

それでも,できてからかなりの時間がたっているのだろう。



風雪に耐えてきた時間が閉じ込められている。

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ピークを越えて,ここからは森の中を旧中山道まで下る。



わかっていたことだけれど,この日のコースは同じ道を往復するコース。

つまり,下った分だけ登らないと帰れない。




長い下りだった。



登り返すことがわかっていたので,早く下りが終わって欲しいと願ったが,これが全然終わらない。

あとで調べたら,この下りは 16km もあった!



ダイちゃんがゆっくり下ってくれるので,それに合わせて下った。




長い時間をかけて旧中山道まで下ってきた。

ここからは,1km ちょっとで妻籠宿まで行ける。

馬篭宿までは,5~6km。

しかし,お昼過ぎから出発したので,妻籠や馬篭に行く時間はない。



ふとわいてくる疑問。

何のためにここまで下ってきたのか。

その答えはひとつ。

「登り返すため」(笑)


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ぼくが不満らしきことを口にしそうになったら,路くんがすかさず言った。

「下りと登りでは道の表情がちがいますよ」

「こういう道は,それを楽しまなきゃ」

意味深な笑みを浮かべて,路くんがそう言った。



ほう~。

なるほど。

おっしゃるとおりですね。



ところが,

さあ,登り返そうかという時,路くんの口から出たのは驚愕のひとこと。

「ダイちゃん,思いっきり逃げて。追うから」



え? 道の表情を楽しむんじゃないの?



先ほどの言葉は何だったのか。

その判断は,賢明なる読者のみなさんにお任せしよう。



そしてダイちゃんは,その言葉通り,猛烈な勢いで森の中へ消えていった。

そのしばらくあとから,路くんが,これまたすごい勢いでぼくを抜いていったのは言うまでもない。






まあ,当然のこととして,一人旅での登り 16km が始まった。





古い峠道はすてきな瞬間が次々と訪れる。

杉が植えられたところに入ると,すうっと辺りが暗くなり,あたりの彩度が下がる。

独特の世界だ。

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植生が変わると,森の表情もがらりと変わる。



雑木林に入れば,緑が明るくなる。

古い道だけに,ところどころに長い時間を生きてきた木々が現れる。
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すっとまっすぐに伸びたカエデの大木。

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雪の重みに耐えてきた過去を幹に刻み込んでいる木もあった。

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こういうものが目に入ると,思わずブレーキに手がかかる。

しばらくの間見上げていると,立ち去りがたい気持ちにさせられる。



どこまでも緑のトンネルが続く。

一人で登り続ける。

ふと思いついて,自撮りをしてみる。

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よかった。

デジカメの液晶に自分が映った。

自分は現実の存在として,この道の上にいる。




やがて,待ち合わせをしていた峠の茶屋に着いた。

昨年までは営業していたらしいが,今年から無期限の休業に入ったようだ。

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残念だ。

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 (営業していたころの写真)



茶屋の横には展望台がある。

それほど見晴らしがよい訳ではなかったが,この大平街道では唯一の展望が開ける場所ではある。

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さあ,もうひと登り。

まだ空は明るいが,森の峠道は少しずつ暗くなってきている。

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しまった。

車の中にフロントライトを忘れてきた。

「備えよつねに」 が SHOROs のモットーであるはずなのに。

もしも,一人だったらたいへんだ。

暗い峠道で自分の存在を対向車に知らせる手立てがないということは,とても危険なことだ。



そんなぼくをダイちゃんがサポートしてくれる。

ぼくが少し遅れると,待っていてくれて,いっしょに走ってくれた。

何度も待たせてしまった。

そのたびに待っていてくれる。

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「三味線弾き」 とか,「ゴールラインの魔術師」 などと揶揄されることもある男の真実が,ここにある。

住友さんには厳しいが (笑),年寄りには優しいのだ。



今回,またしても下りでダイちゃんに訪れたパンクは,そういう意味でまったく不当だ。

不運としか言いようがない。

この峠道は路面がきれいで落石も少なかったが,不幸にしてとがった石を踏んだらしく,サイドがざっくり切れていた。



路くんが心配して,かなりの距離を登り返してきてくれた。

路くんもいい人だ。

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最後に,猿庫 (猿倉) の泉 という名水がわき出るところに寄った。

激坂の上にあったが,飯田の町を見下ろすと南アルプス方面の山の端が夕方の色に染まっていた。

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駐車場に戻るころには,夕闇がすぐそこまで来ていた。

この日も一日よく遊んだ。

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乗鞍は残念だったが,大平街道の峠道はすてきだった。



いっしょに走ってくれた路くん,ダイちゃん,ありがとう。



またね!




写真はこちらにも。





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緑陰の飯田峠

Posted by リキ on 24.2015 お出かけ   10 comments   0 trackback


ああ,乗鞍。



乗鞍に,自転車で登りたい。

でも,機会になかなか恵まれなかった。

いつもいっしょに走る仲間で乗鞍に登っていないのは,ぼくくらいのものだ。



しかし,ついにその機会が訪れた。

先週の土曜日,路くんとダイちゃんに誘われて登ることになった。




ところが,お天気に恵まれなかった。


スタート地点にするはずだった平湯に入っても,雨は降り続けている。

予報とは大違いだ。

スカイライン側からエコーライン側に移動してみたが,天気は変わらず。

駐車場で天気の回復を待ったりしたが,雨は降り止まず,山にかかる分厚い雲が晴れることもなかった。

残念…。

ここは無理せず,次の候補を探し,移動することにした。




移動した先は,飯田峠。

野麦峠を越えての大移動だ。




飯田の町から数分西へ向かったところにある妙琴公園に車を止める。

朝4時に出発しているのに,ペダルに脚をかけたのは12時半になっていた。




いきなりの激坂を登って,大平 (大平) 街道 (=県道8号線) へ向かう。

笑っちゃうほどの激坂だった。

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あまりの急傾斜と,深いハニカムパターンの滑り止めが怖いので,ぼくは自転車から降りて歩いた。



つづいて,街道へ出るまでの道をショートカットした狭い林道へ入ると,ここも20%はあるかという激坂で,おまけに雨で濡れた落ち葉だらけ。

ダンシングでずるっと後輪が滑り,左に倒れた。

うわ~,やっちゃった~!



と思ったら,まるで羽布団のようなふかふかの中に着地。

倒れたところが厚く落ち葉が積もったの林床で,身体もバイクもまったくダメージなしだったのは不幸中の幸いだった。



【教 訓】

アブナイと感じたら,躊躇せずバイクを降りよ




いきなりのドキドキが続いたが,無事街道へ出て,快適なヒルクライムの始まり。

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ここ,大平街道は,飯田から南木曾までの最短ルートとして栄えた街道。

伊那谷から木曽谷まで抜けるわけだから,当然山越えが必要だが,この街道ができるまでは困難なルートしかなかったらしい。

物資輸送の要衝として,街道にあった大平宿も往事はかなりの賑わいを見せていたとのこと。

そんな歴史ある街道だが,戦後,新しい交通ルートがどんどん開かれていき,村を支えていた炭焼きの仕事も成り立たなくなり,宿場町とともに街道もすっかりと寂れてしまったそうだ。




さて,走り始めた街道は,路面もきれい,交通量も非常に少ない,斜度もそれほどではないという理想的な峠道だ。

古い峠道だけあって森を構成する木々の樹高が高く,ずっと木陰を走ることができる。

真夏のライドにはもってこいの峠道だ。



トレーニング大好きな路くんとダイちゃんは,ぼくとは登り方がちがう。

ここでは,「ダンシング縛り」 なるトレーニングを始めた。

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20分間,ダンシングを続け,5分休んでまたダンシングに移るというものだ。

シフトする時も座ってはならないらしい。

緩い斜度でのダンシングとなると,当然速度が上がってくる。

二人とは大きく脚力が劣るぼくだ。

シッティングで着いていくのもたいへん。


こんなぼくを誘ってくれるのだから,いい人たちだ。



大小様々な沢を横切る。

この日の午前中まで雨が降っていたらしく,路面もけっこう濡れているし,沢の水量も豊富だ。



飯田峠のピークまでは約 15km。

緩い斜度の緑陰コース。

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歴史ある峠道らしい風情。

沢の一つ一つに名前が付き,ところどころに歴史を感じさせる大木が姿を見せる。


近いところにこんなヒルクライムルートがあればなあと思う。




峠の頂上は,切り通しになっている。

展望が大きく開けるところではない。

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大平街道と書かれた石碑がある。





ここから 1km ほど下ると,大平宿に出る。

戦後,村の人たちは集団で移住してしまったが,古い家屋は今も保存されている。

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その中でも,1軒だけはお茶屋さんとして営業していた。

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気さくなおばちゃんが招き入れてくれた。

ちょっとここで休憩。

そういえば,お昼ご飯がまだだったね。




── つづく






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短歌的世界を走る

Posted by リキ on 21.2015 ロードバイク   4 comments   0 trackback


今夏は,2泊だけの短い帰省となった。



一人暮らしの義母は85歳で,かたくなに自分の生活スタイルを曲げない人。

お盆にみんなが帰省してきても,生活時間は変えない。

だから,9時消灯も不変。

みんなはテレビのある居間から追い出される。



仕方なく寝室へ移動して,小さな声で話したり,本を読んだりする。

義理の妹が,「この本おもしろいよ」 と短歌の本を貸してくれた。

それほど興味のある分野ではなかったが,閑に任せて読み出してみると,これがおもしろかった。





歌人である筆者が,「どんな短歌がよいか」 ということを講義している。


こんな短歌が紹介されている。



鯛焼の縁のばりなど面白きもののある世を父は去りたり

                        (高野公彦)



「こんな美味いものがあるこの世を父は去ってしまった」

ということを言いたい歌で,「鯛焼きの縁のばり」 を持ってくる感覚。

ふつうだったら,ここで鰻とか,ステーキとか,新蕎麦とか,いかにもというものを持ってくるだろう。

ところが,ここで,万人が納得するような美味いものを持ってきてはつまらない短歌しかできないというのだ。



筆者は 「社会的に価値のないもの,~しょうもないもの,へんなもの」 がおもしろいと言う。

生きる楽しさやおもしろさは,そういうところにこそあるというのだ。



たしかに,短歌の中では,ステーキよりも,鰻よりも,鯛焼きの縁のばりの方がずっと印象に残る。





自転車に趣味で乗っているぼくらも似たところがある。



どこかへ行きたいのなら,自動車や交通機関の方が合理的だ。

速くて,安全で,楽だ。



ところが,そこをあえて自転車で走る。

車ほど速くは走れないし,むき身の身体を雨や風にさらして走る。

そして,しんどい。



なんでわざわざたいへんな思いをしてそこへ出かけるのか。

車で行けばいいじゃないか,とふつうの人は思うだろう。



いや,それどころか,目的地にすばらしい景色や美味しいものがないことさえある。



遠くまで出かけていって,炎天下を走り,観光もせず,コンビニの駐車場で昼食を済ませるって,何それ!

何しに行ったの?



ヒルライムレースなんて,お金を払ってただ坂を登るだけ。

それって,一体何のためだ!

(さすがの自転車乗り自身も自問したくなることさえある)



雨の降る中,楽しそうにワイワイと走り回る意味が,ふつうはわからないだろう。

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一般の人からは価値が認めにくいものに夢中になっている。

「しょうもないこと」 に夢中になっている。



しかし,自転車乗りの立場から言わせてもらえば,その 「しょうもないこと」 こそがおもしろい!

そういうものにおもしろさ,愉しさ,生きがいを見いだして走っている。



その証拠に,「しょうもないこと」 に夢中になっているときの自転車乗りの生き生きした顔といったらない!

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ぼくら自転車乗りは,短歌的世界の価値観と共通する価値観を楽しんでいるのかもしれない。




ぼくは,こんな道がおもしろいと思う。

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どこかすてきなところへ抜けるすばらしい道ではない。

決して,万人が楽しいと思う道ではない。




道ばたにある,こんなものがおもしろいと思う。

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うち捨てられた丸太だ。



自転車というツールでこそ見つかる楽しみ。

まさに,「鯛焼きの縁のばり」 の味わいだと思う。








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水遊びライド 青いガラスの川

Posted by リキ on 20.2015 お出かけ   18 comments   0 trackback


これは,8月2日のことを記事にしたものです。



円原の伏流水を後にして,

もう一度,北山交流センターまでもどり,こんどは神崎川の本流沿いに遡上する。



この川筋をたどっていった先に,「ごろごろの滝」 がある。

5km ほどの道のりだ。



細い道が続くが,滝は 「突然」 といった感じで左手に現れる。

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去年,なかさんとここへ来たときにも感じたのだが,

「ごろごろの滝ゾーン」 というのがある。

川沿いの道をずっと走ってきて,このゾーンに入った瞬間,

「お!」 と思うのだ。



見えないカーテンをくぐって別の部屋に入ったかのように,

空気感がさっと切り替わる。

おそらく,見えない滝の飛沫のせいで,体感温度が変わるのだろう。




バイクを道ばたに止めて,みんなはさっそく川まで下りる。

ぼくはちょっと気になるところがあったので,この道の少し先まで行ってみた。

もどってくると,みんなが滝の下に入ろうとしていた。




「滝」 というと,

「打たれる」 が基本。

gottu さん,なかさん,ケンさん,みんな打たれていた。

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もちろん,これは煩悩を追い出すためだろう。


煩悩をすっかり洗い流し,清いものだけが残る。

つまり,彼らは聖人となって滝から出てくるのだ。




いや,待てよ…。



急に心配になってきた。

彼らからすっかり煩悩を追い出したら,ジャージだけになってしまうのでは…。



まずい!

止めなければ!

ぼくは,声を限りに叫ぶ!

しかし,写真を撮るために上の道にいたぼくがいくら叫んでも聞こえない。

遅かったか …。



ぼくは,ドキドキしながら見守った。

とくに,ケンさんとなかさんが滝に入ったときには,心配計が最大値まで振り切れた!


… … …

… … …

… … …


結果は大丈夫だった。

あまりの冷たさと痛さに,長い時間打たれることができなかったからだ。

もうあと少し打たれていたら,危なかったことだろう。

抜け殻になったジャージだけをぼくが持ち帰るライドにならなくてよかった!






このあとはもちろん,水遊び。

円原よりも水温が多少高いようで,しばらく足を付けていても痛くなることはなかった。




ここでも主役は gottu さん。

流れの細くなった所で ウォータースライダー!

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おしりを石にぶつけて痛いと言いながらも,何度もやっていた。

足にはところどころ血がにじんでいるのに,楽しそうに遊んでいる。




ぼくは,足をつけるだけにしておいた。

年寄りの冷や水を地でいくことになりかねないからだ。

もう,救急車に乗るのはごめん被りたい。




持ってきたオレンジを川で冷やすことにした。

去年はナシと包丁を持ってきたが,銃刀法違反に問われても困るし,

ケンさんが梨アレルギーとあって,オレンジを選択。

この日は,2個のオレンジを運ぶために小さなバックパックを背負ってきた。

ふふ,楽しみ。




ところが事件発生!

2個あったはずのオレンジが,いつの間にかひとつない!

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どうやら,水の出入りがほとんどないと思った水たまりにも流れがあったようだ。

思わぬ方向に出ていく水に流されてしまったのだ…。


あ~あ,一人半分ずつ食べられると思っていたのに …。

仕方なく,一人4分の1ずつ。




でも,こういう場所で食べるとうまい。



その後,また水遊び。

すると,gottu さん,こんどは下流の方へどんどん行ってしまった。

何しに行ったんだろう。




しばらくすると帰ってきた。

なんと,その手には!

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ありがとう,gottu さん!

少し下った所に引っかかっていたそうだ。





いい時間になったので,お昼を食べに川沿いの道をもどる。


北山交流センターは,小学校が廃校になった所を利用した施設。

ここに,田舎料理を食べさせる店ができている。

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地元のおばちゃんたちが運営しているようだ。



出てきた料理を見ると,何とも言えずホッとする感じ。

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「こういうのがうまいねえ」 とケンさん。

たしかに。

ま,お互い歳を取った証拠ですな。





おなかがふくれたら,もう少し川沿いを下って,また水遊びの場所を見つけることにした。





北山交流センターからしばらく下ったあたりの神崎川は最高だ。

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「板取川の美しい緑色の水は最高」 とも思うのだが,

「神崎川の深い青緑色は日本一だ」 などと叫びたくなる。




曲がりくねる川は,カーブの頂点で深い淵を作り出す。

そこにたまった水は,深く透き通った青に染まる。

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昔ながらのラムネ瓶の色と言ったらわかりやすいだろうか。

いや,若い人にはわかりやすくないね (笑)


子どものころ,ラムネびんには2種類あった。

緑色が強いものと,水色が強いものだ。

神崎川の色は後者のラムネ瓶の色なのだ。





走っていると,ときどき木々の間からのぞく青緑色は宝石のようだ。

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ただし,よそ見は危険!

こんな山奥なのに,水遊びや釣りで訪れる人も少なからずいるので,車が少ないわけではない。

バスも走っている。

ガードレールがないところも多くある。

ブラインドコーナーも多く,道幅が狭いところも多い。

川の色を楽しみたい時には,必ず立ち止まってね。




ところどころに,

「ここから川に下りられます」

という親切な看板も数カ所ある。



どこで遊ぼうか,いろいろと探して,

こんどは,広い河原のようになっている所に下りることにした。

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膝までの川を渡ると日陰に行ける。

ところが浅いので流れが速く,渡るのには一苦労。

足を一歩前に出そうとすると,その足が水流でぐっと押し流される。

一歩一歩が戦いだ。

数メートルを渡るのに,かなりの体力を使う。



家に帰ってから猛烈な筋肉痛に襲われたのは,このせいか。




淵がどれくらい深いのか,gottu さんに試してもらった。
(危険です。よい子はまねしないでね)

一番深い所に到達するかなり手前で,すでに gottu さんの身長を優に超える深さになっていた。

深い所は,4~5m になっているのかもしれない。




歩き回ったり,寝転んだり。

水切りをしたり,ゴルフの練習をしたり。

野球のまねごとをしたり,ダムを造ったり。

まるで 「子どもか!」 とばかりに遊ぶオッサン達。

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なんとすてきな時間の使い方だろう。

なんとすてきな仲間だろう。




ふと時計を見ると,3時を回っていた。

あ~,今日もよく遊んだ。



下界に下りてくると,とんでもない暑さが待っていた。

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信号待ちのたびに,くらくらするような熱気がおそってくる。


駐車場について,シューズを脱ごうと下を向くと,額から汗がぽたぽたと流れ落ちた。




真夏のライドは,どこを目的地にするのかがなかなか難しい。

標高の高い所へ行くのもいいが,きれいな川での水遊びライドも捨てがたい。




いいところを見つけてくれた なかさん,ありがとう!

いっしょに走ってくれたケンさん,gottu さん,ありがとう!

また来年も行こうね!






写真はこちらにも。







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水遊びライド 円原の伏流水

Posted by リキ on 18.2015 お出かけ   8 comments   0 trackback


これは,8月2日のことを記事にしたものです。



暑い。暑い。暑い。



Rapha Rising の挑戦が無事終わり,その後は東京へ仕事で行っていたこともあり,一週間ローラーもまったく回さない完全休養期間にした。


その後の週末ということで,土曜日はどこかへ走りに出ようかと思っていたけれど,あまりの暑さにどこへも行かず。

日曜日も暑い日になるという予報だったが,この日は水遊びライドに出ることになった。




向かうのは岐阜県山県市にある 「円原 (えんばら) の伏流水」 というところ。



朝7時前に道の駅 むげ川 を出発。


武儀川沿いに北上する。

この時間帯は,まだそれほど暑くないのが助かる。

それでも,少し走るだけで額に汗が浮かんでくる。



「今日はホントのまったりだから」

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と前を牽くなかさんが,30km/h を越えるとすっと脚を止める。

「まったり」 を信じて,超重いシクロバイクを持ってきた gottu さんは胸をなで下ろす。




美山に入り,朝早くからやっている補給ポイントに立ち寄る。

お豆腐屋さんだ。

なんでも,辛子豆腐がうまいという。

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辛子豆腐の存在を,大学のときに北陸で初めて知った。

ぼくは辛子が苦手だ。

あんな優しいおいしさの食べ物に,なぜ刺激的なものを入れるのかがわからない。


ともあれ,ちょっとしたスペースで食べさせてもらうことになった。

「醤油の持ち合わせがない」 というと,醤油まで用意してくれた。


辛子入りだから遠くから見ていた。

でも,できたての豆腐は魅力的だ。

だから,まわりだけ食べさせてもらった (笑)

おいしかった。



こんど行ったら,辛子の入っていない 「ざる豆腐」 をいただくことにしよう。

醤油はボトルに入れて誰かに持って行ってもらおう。

夏は塩分の補給にもなってちょうどいい。





ここからは,県道 200 号線ぞいに北上する。

武儀川の支流,神崎川沿いの道だ。


円原へは,山形市役所 北山交流センターの分かれ道で右へと進む。

川もここで,左が神崎川,右が円原川と分岐する。





豆腐休憩を含めて,ここまで1時間半ほど。


円原川には濃い川霧が立ちこめていた。

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ここからは,朝早い時間帯だけに見られる幻想的風景の連続。

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水温がかなり低いので,水面近くの気温がかなり低いのだろう。

水蒸気をたっぷり含んだ夏の空気が冷やされて,そこから小さな水滴が生まれ,霧になるのだ。

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緑のトンネルの中を流れる円原川。

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川面にたまる霧に,木漏れ日が差し込む。

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あと1時間出発が遅かったら,見られなかったかもしれない。



たくさんのアマチュアカメラマンがレンズを向けている。



小さな集落を抜けたところに湧水地があった。



伏流水というのは,もともと地面の中を流れる地中の川を指す。

「円原の伏流水」 と呼ばれる場所は,この地中の流れが地上に顔を出すところだ。

つまり,わき水。

すごいのは,その尋常でない水量だ。

川の両岸からすごい量の水がわき出ている。

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もう少し川をさかのぼっていくと,急に水が涸れたようになって,ちょろちょろとしか流れていない。

つまり,このあたりでは川が地中に潜っているのだ。

だから,伏流水。





ビンディングシューズを脱いで河原へ下りる。



水にちょっと足を付けてみる。

驚くほどの冷たさ。

年間を通して水温は 13度だという。

数秒で足が痛くなってくる。



岩から岩へと移動し,川の中ほどへと入っていく。

茶色の藻類が着いている岩はとっても滑りやすいので危険!

何度がひやっとした。



「ここで滑ったら救急車が来にくいから気をつけてね」

となかさんに釘を刺される (笑)


安全なのは,三点支持だ。

手を着いた方がいい。




岩の間からすごい勢いで出ている水を見ているだけで,気持ちがいい。

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透き通った水は,どこまでも美しい。

清涼感は満点。



両手ですくって飲む水の美味さよ。




さあ,水遊びの開始。


あまりの冷たさに心臓麻痺寸前のケンさん。

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このあたりには AED ないよ!


なかさんは余裕の表情に見えるが…,

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シャッターを切り終わったとたん,ひゃあ~と言いながら上がってきた。



所詮, gottu さんにはかなわない!

gottu さんの大きなサドルバッグからは水泳用のゴーグルとウェアが出てきた!

準備万端である。


一同が目を丸くする中,水温13度の川へダイブする gottu さん。

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楽しそう。

見ているだけで,こちらまで爽快。

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30分も遊んでいるうちに,川霧はすっかり消えてしまった。

ケンさんは太公望の気分である。

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川から上がって,道で足を乾かし,靴下とシューズを履いて出発。

こんど来るときは,水遊び用の靴を持ってこよう。

ビーチサンダルでは無理だ。




もう一度,北山交流センターまでもどり,こんどは神崎川の本流沿いに遡上する。







この川をずっとたどっていった先に,「ごろごろの滝」 がある。

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── つづく






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matz さん復帰記念 森林浴ライド (2)

Posted by リキ on 16.2015 お出かけ   4 comments   0 trackback


すばらしい道,七宗林道をあとにして,神渕神社へ向かいます。

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今回のライドでは,一番斜度のあるヒルクライムです。

1.7km ほどですが,登りごたえのある坂でした。

鳥居をくぐって登り始めます。

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これが参道なんですから,お参りするのもたいへんですね。



ここもずっと森の中を登っていきます。

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道祖神と書いた石碑が,一定区間ごとに建っています。

距離の目印でしょうか。



神社入り口の鳥居に着きました。

ここも薄暗い森の中。

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しかし,真夏とあって,木漏れ日さえもギラギラと射し込んできます。



神社周辺は,りっぱな太さの杉がたくさん生えています。

天然記念物の大杉もほかの杉より際立って太いという訳でもありませんが,風格があります。

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静かです。

暑いけれど,巨木に囲まれた木陰は気持ちがいい。



一同座り込んで,しばしのまったり感を味わいます。

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下りは,景色を楽しみながら。

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こぶしの里でお昼を済ませ,

岳山中腹を抜ける峠を越えて,上之保まで下りました。

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ここもいい林道でしたね。



炎天下の津保川ぞいを下ります。

この日はあちらでもこちらでも,川遊びをしているひとが多かったです。



平成福楼 という道の駅風のところで休憩。

森の中以外はとにかく暑いので,頻繁に休憩します。

デリちゃんと INA さんは,川へ遊びに行きました。




下之保からは見坂峠を越えます。

ブルベではおなじみの道のようです。

森に入るまでは,暑い暑い。

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それほどきつくはなく,登りやすい峠ですが,路面が荒れているところがあり,要注意です。

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この峠を下ると,あらら,知っているところに出ました。

以前,なかさんに連れて行ってもらった和カフェ 陽がほら (ひがほら) のあるところでした。


残念ながら,現在は休業中とのこと。


このあとは下り基調ですが,残るいくつかのピークを越えながら,駐車場までもどりました。





いい道でした。

森の中を走る道をうまく組み合わせ,

それでいて,できるだけ交通量の多い道を避け,

見事につなぎ合わされたルート。

なんと言っても,忘れられないのは,七宗林道!

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ひろさんありがとう!

コースディレクターとしての腕前は一流ですね。

(とほめておけば,またいい道探してくれるだろうな~ 笑)

七宗町周辺には,まだまだいいルートがありそうです。

期待してます!




いっしょに走ってくれた,こうぞうさん,INA さん,Nao さん,shiga さん,ひろさん,デリちゃん,そして matz さん,

ありがとう!


またね!





写真はこちらにも。






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matz さん復帰記念 森林浴ライド (1)

Posted by リキ on 14.2015 お出かけ   6 comments   0 trackback


ここのところ,数週間前の記事が続いていました。

まだ,書いていないこともあるのですが,少し飛ばして,ホットな話題も書こうと思います。
(と言っても,すでに一週間遅れ 笑)

それは,matz さんお帰りなさいライド。



matz さんと言えば,SHOROs の山岳王にしてグルメ王。

ユニークな道を見つけ出す 「川沿いの魔術師」 としても,

お得なランチのお店を嗅ぎつける 「ランチの達人」 としても有名です。



その matz さん,お仕事の都合で今年に入って以来,ライドへの参加を見送っていました。

しかし,このたび,晴れてその課題を乗り越え,ライドへの参加解禁となったのです。

おめでとうございます!




そして,ちょうど8月8日に ひろ@bike さんが計画していた森林浴ライドへ,久しぶりの参加となりました。




今回のライドのメインは,「森の中を走る」 というもので,この暑い夏にはぴったりです。

集合場所には,sennmu さんと KOU さんがお見送りに来てくれました。




ひさしぶりの matz さんの後ろ姿。

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森林浴ライドとはいえ,夏はやっぱり暑い!

そして,暑いのに,みんながんがんペダルを踏む。

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みんながどんどん加速して行ってしまう中,ひろさんと,

「この田んぼ独特の匂い,いいねえ」 などとのんびり会話しながら走りました。

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ま,そういう ひろさんもぐいぐいペダルを踏んで行ってしまう一人なんですけどね (笑)




空からは容赦なく夏の日差し。

でも,みんな楽しそう。

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ようやく森の中に入りました。

まあその涼しいこと!

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三和町,川辺町といくつかの里を抜けます。




次は,間見峠。

みんなでわいわいと登ります。

木陰が続くいい峠道です。

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路面もすごくきれいです。



うしろからはずっとデリちゃんと INA さんのおしゃべりが聞こえてきます。

楽しそうな話題ですね~。



峠を越えると,七宗町に入ります。

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ピークを少し過ぎたところの自販機で一息つきます。

暑くてたまらないので,買ったドリンクがあっという間に身体にしみこんでいきます。



さあ,ゆっくり下りますか…

と思ったら,shiga さんがいない。

どうやら,先に下って行ってしまったようです。




下ったところは神渕 (かぶち) という里です。


この先にある,七宗林道を目指します。

しかし,先行したはずの shiga さんとなかなか出会えません。

「おかしいな…」

「このあたりで出会えてもいいのに」

「まだ追いつかないね」…

と,みんなの速度がだんだん上がっていきます。

地味にきつくなってきます。



あれ? 今日はゆったりライドじゃなかったの?

まあ,相変わらずの,そして,おきまりの展開でしょうか。

真の 「ゆったりライド」 など,所詮絵に描いた餅です。

どこを探しても,そんなものありません。




何はともあれ,今回の主役 matz さんの半年ぶりの走りはというと…。




おおかたの皆さんの予想通り,

弱っているなんてことはまったくありません!



むしろ,ひろさんが後ろからあおられているんじゃないかと思うほど。

坂では相変わらずの圧倒的速さです。

したがって,matz さんの写真を撮ろうと思っていたぼくに,シャッターチャンスなど訪れるはずもありません (笑)





目指す七宗林道は,森林鉄道のレールが敷いてあった名残の道のようです。

七宗林道の先には 「七宗遊園」 という釣り堀の施設もあるので,その看板も目印になります。



さあ,いよいよ林道です。

と思ったら,知らない間に shiga さんがいっしょに走っている!

神出鬼没!!




林道に入ったとたん,すーっと温度が下がります。

七宗林道は,神渕川の支流である葛屋川沿いの道です。

小さいながら,きれいな川です。

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川沿いの道で,しかも森の中。

最高じゃないですか!



ここまでの道もすてきだったけれど,ここ,いいね!

ひろさん,前回に続き,ナイス!




右側が川,左側が岩の壁です。

岩は細かく劈開し,鋭角に割れた石が道に散らばっています。

当然,踏めばパンク。




そして,見事にデリちゃんのニューホイールにはめた高級チューブラータイヤにヒットしました。

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聞けば,つい最近もパンクしたばかりとか。


岐阜を走っているとなぜかチューブラーのパンクに遭遇する機会が多いですね。

もちろん,ぼくのせいではないですけどね。



ざっくり切れたので,タイヤをはめ換えます。

みんなが一斉に手持ちの空気入れをスタンバイ。

使うのは一本だけなんですよ。

みんな,いい人たちですね。



あ,ちょっと思い出したことが…。

デリちゃんのニューホイール,「エキノクス」 という新興ブランドのようです。

聞き覚えのある名前だなと思いましたが,勘違いでした。失礼。

はっきりした白のロゴがバイクによく似合ってるよ!




さて,また林道を走り始めます。

あの一本橋をわたってみたい。

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夏は,そんなお遊びが入ってもいいな。




味のある道です。

川側はきっちりと石垣が組んであるところも多く,うねる道が美しいラインを見せています。

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その先をロードバイクが走り抜けていくのは,絵になります。

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また,山側は岩を削ってあるために,迫力満点です。

落ちてきたらどうしよう。

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どんどん走っていくのはもったいないです。



昭和初期にこの森林鉄道が敷かれたようですが,その頃からあるのではないかという建物も味があります。

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ゴール地点の釣り堀で休憩。

ここから先にももう少し道がありました。

気になりますが,林道を引き返します。

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帰りもみんなどんどん下って行ってしまいます。

ぼくはワガママにもゆっくり下りました。



なんと味わい深い道でしょうか。

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一つ一つのコーナーに表情があります。

好きだな~,こういう道。

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きれいな女の人をちらっと見るだけじゃもったいないでしょ。

ず~っと見ていたい。

そんな気分ですよ。




おもしろそうな橋があったので,写真を撮っていると,

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shiga さんが迎えに来てくれました。

パンクでもしたんじゃないかと心配してくれたんですね。

ただのワガママです。スミマセン。




この林道の南には,もう一つ室兼 (むろかね) 林道という,やはり森林鉄道跡の道があります。

こちらも魅力的な道のようですが,残念ながらダート。

でも,相当おもしろそうなので,ちょっと入ってみたいです。

ひろさん,次の機会には行ってみない?



ここからは,天然記念物という神渕神社の大杉を見に行きます。




── つづく







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金勝寺 展望台でコンプリート

Posted by リキ on 12.2015 お出かけ   6 comments   0 trackback


三国越林道展望台からの眺めを楽しんだあとは,また森の中へもどります。

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ここからは基本,下っていきます。

途中でいくつかの里を通りますが,山間の里というのは,何となく懐かしい雰囲気があって好きです。


一人だったら,まちがいなく止まっていろいろ写真を撮っていると思います。

多羅尾 (たらお) という里もすてきな感じでした。

ふと見ると,「甲賀市」 と書いてありました。

あらら,三重県との境まで南下してきているのですね。



下りきると,見知ったコンビニに出ました。

メタさん,d さんと走った時に休憩したコンビニです。



ここでお昼ご飯を食べます。

コンビニの日陰に入っても,アスファルトの照り返しがキツイです。



少し長めに休憩を取って,また山に入ります。

ここから走るのは,メタさんお気に入りの道。

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森の中を登っていきます。

杉林に入り込む日差しは少し柔らかく,ホッとできます。



登りきったところで田代川沿いの道に出ます。

ここからは下り基調。

疲れ切った脚には優しい道です。

三筋の滝を通り過ぎ,ずっと下っていきます。

脚もココロも一息つけました。




さて,下りきった信号の向こうが,最後に越える山です。

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最後に登るのは金勝山 (こんぜやま,これも読めないね) です。

すぐ前に見える斜度がきつそうです。

ほとんど元気が残っていませんが,あと少し!

自分を奮い立たせるしかありません。





ドギーさんがさりげなく,

「セグメントありますよ」

「~分で登れたら相当すごい」

などと路くんに話しかけます。



む。

それって,「挑戦してみたら?」 ということですよね。

軽くあおっていますね (笑)



路くん,このあおりに乗ります。

男気ですね。

すごい勢いですっ飛んでいきました。

「やってやろうじゃないか」 という気概が,路くんを短期間にここまで強くした源なんでしょうね。

見習いたいものです。

しかし,ぼくには脚が残っていません。



ぼくも最後の力を振り絞って少しペースを上げてがんばりました。

ドギーさんが,「リキさん,いいペースですね」 と褒めてくれます。

そのあと軽く加速していくドギーさんに着いていく脚はありませんでした。




最後はまさにヘロヘロになって 道の駅 こんぜ に到着。

この間の写真は一枚もなし (笑)

もうこれで残す力はありません。



ここで食べたかき氷の美味しかったこと!

人生で一番美味かったかき氷かも。




あとは,下るだけ!

と思ったら,

ここで重大な事実が判明。

獲得標高が少し足りない!




すかさずドギーさんが提案してくれたのが,

ここ金勝山にある金勝寺 (こんしょうじ) 展望台です。



ただし,

「このあたりに人に聞いたら,十人中十人が〈激坂〉と言うところです」

と言われると,登れるのだろうかと不安になります。


それでも,

「琵琶湖周辺の風景が一望できるすばらしい展望台」

と聞けば,猛烈に行きたくなります。



来た道を折り返すようにして激坂を登り始めます。

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さすがに十人中十人が〈激坂〉というだけのことはあります。

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よりによって,最後にこういう場所を登るとは (笑)




途中何カ所かのあり得ない角度の坂を乗り越え,

お寺に着きました!

「やったー,着いた」 と思ったら,

「あと少し登りま~す」とドギーさん。



エエ~!?



典型的な 「あと少し詐欺」 でした。

ええ,ここからもけっこう登りましたよ。



森が途切れ始めました。

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「この先曲がったら,もう少しですよ」 とドギーさん。

こんどは本当か?



そして,空が明るくなってきて,開けてきた展望とは!

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ずっと左端に琵琶湖が見えます。

琵琶湖西岸の平野に点在する山がかわいらしいです。



はるかむこうには,伊吹山の姿も。

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これは登ってきてよかったと思える景色です。

2000m を登りきったこともあって,感慨深い景色となりました。

Rapha Rising コンプリートです!



さあ,下山です。




ビワイチ組との合流予定である甘味処,茶丈藤村へ向かいます。




もう,本当に脚が残っていません。

平地のちょっとした向かい風がキツイキツイ。

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最後に越えた丘は,超級山岳のようでした。




なんとか藤村に到着。

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ここで飲んだ冷えた水の美味しかったこと!

あ,もちろん,甘い物も美味しくいただきました。

計画のお手伝いをしてくれた由乃さんの笑顔もうれしかったです。




営業時間が終わりに近づきましたが,ビワイチ組は到着せず。

「間に合わないので,直接駐車場へ向かう」 との連絡が入りました。




すっかり日が傾いてきました。

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ぼくのためにゆっくり走ってもらって,矢橋帰帆島に到着。

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日が傾いて駐車場で,車座になって,ビワイチ組の到着を待ちます。

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30分もすると,蚊が大挙しておそってきました。

ドギーさんはかなり長い間待っていてくれましたが,時間切れ。

ここでさようならです。



本当にありがとうございました。

おかげで迷わず走れました。

おかげですてきな展望も楽しめました。

また来ますのでよろしく!




とっぷりと日が暮れました。

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ぼくと路くんは蚊に襲われないよう,バイクに乗ってずっと駐車場をくるくるしていました。

200周もしたでしょうか (笑)

「右入ります!」 と元気なかけ声が聞こえてきて,みんなの到着。




お疲れ様でした!

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ビワイチ組も,相当盛り上がったようですね。

猛烈な暑さの中,いい一日になりました。



みんな,今日もありがとう!


またね!




写真はこちらにも。








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大峰山と茶畑

Posted by リキ on 11.2015 お出かけ   4 comments   0 trackback


瀬田川沿いを南下します。

この日は台風の影響か,瀬田川の水量がものすごかったです。

ごうごうと流れる瀬田川に架かる橋を渡り,瀬田川支流の大石川沿いに登ります。

舗装の整ったきれいな道です。


ここまで 8 日間の疲れもあって,のっけから全然脚が回りません。


おまけに照りつける太陽がこの日の大敵です。

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ビワイチをしている人たちは,たいへんだろうなあ。





まずは,猿丸神社の脇から大峯山へ登る道に入ります。

スーッと涼しくなります。

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ほとんど全面日陰の道!

これはありがたい!

最高!



檜の林の中を走ります。

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爽やかな空気感を感じるのは 「ヒノキ」 と聞いたせいかな?

いい道です。

こういう道が大好き。

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路くんはというと,ここにも Strava のセグメントがあるそうで,かっとんで行きました。



途中,ドギーさんオススメの看板。

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笑えます。

どう見ても,茶里路は 「チャリみち」 と読めるんですけど。

たしかに,チャリで楽しく走らせていただいております。



展望が開けるとうれしくなります。

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大峰山を下っているとこの山深い道を反対側から女性ローディーが一人で登ってきました。

RAPHA のウェアをまとったにこやかな人でした。

女性が一人でこの山を! カッコイイ!




次は,犬打峠を登ります。

ここは,元々の計画だと反対側から登ってくる予定だったところです。

この峠も,日陰になっていて助かります。



下り始めるとドギーさんが

「この下りを登ってこようとしてたんですよ」

と止まって説明してくれました。

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この角度,カメラを斜めにしている訳じゃありませんよ。

このヘアピンもすごい角度です。

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犬打峠を下って,和束のローソンで休憩です。

和束は,お茶畑の広がる里としても有名だそうで,「宇治茶」 として供給されているようです。



茶畑の中を走るのは初めてです。

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路くんが茶畑を走ります。

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まさに 「茶里路」。



茶畑は斜度の高い斜面に作るようなので,けっこうな坂を登ります。

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森が途切れると,あちこちに茶畑が見えます。

木陰がまばらなところは,木陰から木陰へとかくれんぼのようにして走ります。


しかし,小さな里へ出てくると,もう日差しがキツイキツイ。

陽炎が立つような暑さです。

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このあたりは,三国越林道と呼ばれる道。

森の中へ入れば,体感温度が下がります。

木陰もちゃんとあって,気持ちよく走れます。

山の奥深さ感もいいです。

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さあ,前の方向が開けてきました。

予定の道から少しそれて,展望台へ案内してもらいました。

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静かです。

ときおり聞こえるウグイスの声。

吹き渡る風と,目の前に広がる景色に,涼しい気分になります。

ビワイチ組はさぞかし暑いだろうな~。



しかし,山の中でも,さすがに夏。

休憩中にも額からぽたぽたと汗が落ちます。


さあ,このライドも終盤へ。

ぼくの脚は最初から終盤でしたが (笑)

何とか乗り切れそうな気がしてきました。




── つづく






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滋賀を走る ビワイチだけじゃないよ

Posted by リキ on 09.2015 お出かけ   6 comments   0 trackback


ブログを始めてから,いろいろなことを書いてきましたが,ライドの報告記事はほとんどの場合,次の日くらいには書いていました。

ところが最近,ライドと記事アップの間にずれが生じ始め,1 週間以上の負債を抱えております (笑)

確かこれは,コギコギさんの得意技だったはずなのですが,最近のコギコギさんのアップの速さには舌を巻くほどです。



遅れ始めた理由はわかっています。

7 月下旬に取り組んでいた Rapha Rising のせいです。

9 日間で 9366m の獲得標高を目指すイベントです。

そのイベントの最中に,瀬戸内遠征をしたり,滋賀遠征をしたりしていたので,各記事は溜まる一方だったのです。



なんとか,もとのサイクルにもどしたいと思っているのですが,いったん抱え込んだ負債の解消は,実に難しい… (笑)





長い前置きはこれくらいにして。


この記事は,7月26日のことを書いたものです。




Rapha Rising 最終日。

この時点での残り獲得標高は,1974m。

一応安全のためのマージンを考えて 2000m 登っておけば問題ない。



折しもこの日は,住友さんから 「清く正しいビワイチ」 のお誘いを受けていた。

ちなみに,「清く正しい」 の意味は,「競い合うようにごりごりとペダルを踏んだりしない」 という意味です。

しかし,ローディーの間でこれほど守られたことのない約束はない。

それが必ず崩れてしまうことはわかっているのに,こういうコンセプトを打ち出すのは,内なる願望か。

それとも,ネタ作りの伏線か (笑)


いずれにしても,いくら 「清く正しい」 ビワイチでも 2000m の獲得標高は無理というもの。


そこで一計を案じたのは,今回のビワイチは琵琶湖の南をスタートするので,

スタートだけいっしょにさせてもらって,ぼくは琵琶湖の南に広がる山の中を走り回る,という計画。


先日のメタさんとのライドでこのあたりの山を少し走らせてもらったし,

このあたりの山は登りがいがあることは,いつも茶丈藤村の由乃さんがこのあたりの山を縦横無尽に走り回っているので知っていた。


幸いなことに,路くんが 「ビワイチより山の方がいい」 とつきあってくれることになった。

一人で知らない山域を走るのはちょっと心許なかったので,ありがたかった。




勘を頼りにコースを引くのもちょっと心配だったので,由乃さんからもいろいろとアドバイスをもらってコースを引いた。

ガーミンにルートを入れ,念のため地図をプリントアウトした。

補給ポイントがないかもしれないということで,路くんとともにバックパックを背負って臨むことにした。





いつものように,ダイちゃんの運転で琵琶湖入り。

今回の待ち合わせ場所は,矢橋帰帆島 (やばせきはんとう,読めないよね,こういう地名 笑)。

湖岸道路の駐車場は,Biwako Cycling (ビワサイ) というチームの朝練集合場所にもなっている。


到着してみると,この駐車場は一杯で車が止められない。

そこで,島の中央部にあるプールなどの施設の駐車場へ移動。

臨時漕会のメンバーも続々と集まってきて,楽しく準備。

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まず最初に,ビワサイの朝練集合場所へ向かう。



住友さんが計画した,大挙して押し寄せるというサプライズの決行だ。

話によると,すでに出発時間になっていたので,メタさんが

「友だちが来るからもう少し待ってて」 とビワサイのみんなをとどめていてくれたそうだ。

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ガルマさんと初めてのご挨拶。

先日いっしょに走ってもらった,イニシャル d さんともご挨拶。

すると,d さんがなにやら,粋なジャージを着た人と話し込んでいる。



どうやら,ぼくたちの山行をバックアップしてくれそうな人に話をつけてくれているようだ。

その人とは,噂には聞いていた doggy さん

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ビワサイにおける,このあたりの山岳の主だ。

なんと,初めて出会うぼくらのことをほとんど知らないのに,OK をしてくれた。



ホントにいいんですか?

ホントに?



これぞまさに 「渡りに船」。

どんな人間なのか,どんな走りをするのかなど,まったく知らないのに OK してくれたのは,d さんやメタさんと走ったことがあるというその一点だろう。

仲間とはありがたいものだ。




北へ向かう ビワサイの朝練,臨時漕会 with メタさん,ダイちゃんのビワイチ を見送り,ぼくらは南へ向かった。

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途中のコンビニでドリンクを補給。

ここで,改めての自己紹介と,この日のコースを話し合う。

ドギーさんによると,どうやら,すごいコースを選択していたらしい。

ダンプが多くて走りにくい道があったり,超が着く激坂コースがあったりするそうだ。

おまけに,予定していたうどん屋がこの日は休みになっているという情報も! (笑)



ドギーさんは,この前日に同じようなコースで,有名なヒルクライマーとかなりハードな走り込みをしていたそうで,疲れが残っていることもあり,地図を見るなり 「この道は走りたくない」 と思ったそうだ。



そこで,ドギーさんに全くのお任せでコースを適宜変更してもらい,なおかつ獲得標高 2000m を目指せるようにお願いした。

さあ,どんな道なのか,ワクワクしてきた。

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── つづく







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瀬戸内を走る 小豆島 その3

Posted by リキ on 08.2015 お出かけ   10 comments   0 trackback


寒霞渓では,北アルプスの高原かと思わせるような寒さを味わったあと,さらにもう少し上にある四方指まで登ることにした。

「四方指」 (しほうざし) というくらいだから,よほど見晴らしがいいのだろう。

もちろん,ここも今日は期待できない。



しかし,すっかり冷えた体には,登れることがありがたい。

真夏であることを忘れ,体を温めたいと思う (笑)

ここからは 3km ほどの登り。



寒霞渓を登る時には登坂力によってばらけていた集団が,ここからはひとつになって登っていく。

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まあそのにぎやかなこと!

落語 「愛宕山」 の世界だ。

(以下,大阪なまりで)
遠山に霞みがたなびいて レンゲ・タンポポの花盛り 
麦が青々と伸びた中を 菜種の花が彩っていようかという本陽気
その中をやかましゅう言うてやって来る その道中の陽気なこと

そう言えば,寒霞渓の頂上でも,この落語に出てくる 「かわらけ投げ」 をしていた。






道は相変わらず霞の中。


脇道に入るようにして四方指の展望台までさらに登る。

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途中からおサルさんがたくさん登場。

ぼくらを怖がっている様子はほとんどない。

それどころか,仲良くノミ取りをしていたり,だらんと寝っ転がっていたりする。

超リラックス (笑)

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しかし,意外に凶暴という話もあり,要注意。





霧の中の展望台。

少し離れたところから見えるみんなのシルエットが映画のようでカッコいい。

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すばらしい展望は次回のお楽しみにとっておこう。






さあ,ここからは海辺まで一気のダウンヒル。

ぼくはケガをして以来,下りが怖いので,とにかくゆっくり下る。

18% の坂を下るなんてとんでもない。

恐怖以外なにものでもない。

おまけに途中からはブレーキを握る手の力がだんだんと抜けていき,さらに怖くなっていく。

とにかく手が痛い。




止まって手を休憩させ,またひたすら下る。



工事の信号待ちの時,いっしょに下っていたセーテンさんが,

「この先にすごい景色がありますよ」 と教えてくれた。

まさにその通りだった。

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小豆島のラルプデュエズ (笑)

崖に張り付いたヘアピンカーブが上から見える。




海まで続く絶景。

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谷底から吹き上げる上昇気流に乗って悠然と飛ぶトンビ。



しばらくの間,セーテンさん,ショーンさんとともに絶景を楽しんだ。





もう,ずいぶん下ってきた。

いつの間にか体にまとわりつく夏の空気が戻ってきていた。

今となっては,あの肌寒さが恋しく思えるから,勝手なものだ。




下りの途中で,タイプ R さんとはお別れ。

すてきな案内を,ありがとうございました。

またお願いします。





いよいよこの遠征ライドも最終盤。



誰と走ってもたいていそうなるのだが,最後はなぜか速度が上がっていく。

旅の終わりを懐かしむようにゆったりと走る,

なんていう選択肢はローディーにはないのだろうか。



海辺まで降りてくると,当然のようにアップダウンが始まる。

さらにペースが上がっていく。

もう足が回らない。


何でペースを上げるんだ。

最後はゆっくり走ればいいじゃないか!

と大声で言おうと思っていたら,

そこへ救世主が。




「最後,牽かせてもらいますよ!」

元気のいい声とともに,フクちゃんが颯爽と登場!

「いよっ,待ってました!」

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ニューバイクもカッコいいが,登場も,役回りもカッコいい!

ぐいぐいと力強く牽いてくれる。

その後ろ姿のたくましさ!


おまけに,昨晩の宴会では,すてきなお土産までくれた!

臨時漕会随一のかっこよさだ!
(フクちゃん,これくらい書いておけばいい? 笑)






というわけで,大部港までなんとかみんなに着いていくことができた。

ありがとう!



あふれんばかりの思い出とちょっぴりの名残惜しさもいっしょに積み込んでの出航だ。

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小豆島が次第に小さくなっていき,ぼくらはまたもとの世界に戻っていく。

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現実には戻りたくないという人たちは,まだ夢の中にいる (笑)

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2日に渡る遠征ライドはこれにて終了。

楽しさ満載の2日間。

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企画してくれたコギコギさん,

いっしょに走ってくれた臨時漕会のみなさん,

本当にありがとうございました!

またね!

「小豆島を再び」 ライド ── ぜひ,お願いします!



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そうそう,行き帰り,ずっと運転を一人で担当してくれたダイちゃん,

本当にありがとう!







写真はこちらにも。

小豆島ライド その1

小豆島ライド その2









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いのちの理由

Posted by リキ on 06.2015 日々の雑感   18 comments   0 trackback


小豆島のライドを書いている途中ですが,ちょっと書いておきたいことがあったので,中断します。



4日(火),何となくテレビをつけていたら,

NHK で 「いのちのうた/平和を願う歌の力」

という番組をやっていました。



きな臭い法律を巡るニュースがテレビや新聞にあふれ,

平和を考えて行動する人たちが多くなった昨今,

歌の力も大きいなあと感じながら見ていました。



大好きな さだまさし が2曲歌いました。

広島のことを直接歌った歌もいいですが,ぼくは,

「いのちの理由 (わけ)」 という歌が好きです。



私が生まれてきた訳は 父と母とに出会うため

私が生まれてきた訳は 兄弟たちに出会うため

私が生まれてきた訳は 友だちみんなに出会うため

私が生まれてきた訳は 愛しいあなたに出会うため


春来れば 花自ずから咲くように

秋来れば 葉は自ずから散るように

幸せになるために 誰もが生まれてきたんだよ

悲しみの花のあとからは 喜びの実が実るように




ごくふつうの毎日にある小さな幸せ。

それが平和そのものです。

人はその小さな幸せのために生まれてきた。

直接は語られないけれど,

「決して銃を持つために生まれてきたのではない」

とのメッセージが込められているように思えてなりません。




先日の新聞に載っていました。

どこかの議員が

「若者が 『だって戦争に行きたくないじゃん』 なんて言うのは利己主義,個人主義の行き過ぎだ」 と嘆いたとか。


ふつうの人たちの小さな幸せを,「国の利益」 の下に位置づける人たちは好きになれません。

ふつうの人たちの小さな幸せの上に位置づけられるものが,「国の利益」 とも思いません。



ぼくは,みんなを待たせておいて,かき氷を食べ,

「だって,食べたかったんだもん」 という人が好きです。

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素直な気持ちを気軽に言葉にし,

ワガママを笑いあう。

嬉々としてペダルを回し,

意味もなく坂を登って汗を流す。

仲間をいじって遊び,

仲間とともに遊ぶ。

好きなことに夢中になりすぎ,

時には家族にあきれられる。

それぞれの人が持つ小さな楽しみが,

一人一人の顔を輝かせる。

愛すべき人たちが楽しく生きていける。

ずっとそんな社会であり続けてほしい。


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何の脈絡もないように思えるけれど,

そんな小さな幸せと,平和のために,

ぼくは仲間と,明日も,この先もずっと,

ロードバイクで走ります。


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瀬戸内を走る 小豆島 その2

Posted by リキ on 04.2015 お出かけ   14 comments   0 trackback


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二つの醤油蔵を訪ねて,生素麺を食べた後は,いよいよ寒霞渓 (かんかけい) に向かう。

12km の長いヒルクライムだ。

下から見えるあの雲は,上に行ったら晴れてくれるのだろうか。




山の雰囲気のせいか,標高 500m 前後のところを走っているはずなのに,2000m 近いところを走っているように感じる。

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街中から30分ほど登ってきただけとは思えない標高の高さ感。

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「登ってきたぞ~」 という満足感がたまらない。

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長いヒルクライムは,それぞれの力の差が大きく出るので,全体にばらけて登っていく。



大きな背中を揺するように登っていくセーテンさん。

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あの体重からすれば登りはかなりキツイはずだが,その頑張り方はいっしょに登るぼくらの気持ちを奮い立たせる。

刺激的だ。



そのセーテンさんに寄り添うように登っていくコギコギさん。

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いつしかぼくらは霧の中を走っていた。

下から見た,あの雲の中だ。

森の中の道がすーっと霞の中にとけ込んで消えていく。

気温もぐんぐんと下がる。

真夏のライドだというのに,素肌に感じるひんやりした空気が快感だ。

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これは,ちょっとした優越感 (笑)


下界の人たちは暑いでしょうね~,

ぼくらは涼しいところまで自分で登ってきましたよ~,っていう感じ。

そのちょっとした優越感は,登りのきつさを少しだけ緩和してくれる。




霧の中を走るのはおもしろい。

前走者が20mも離れるとその姿は磨りガラスの向こうの世界へと溶け込んでしまう。


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自分だけが切り離されて不思議な世界にワープしてしまったのではないかと,ドキドキしてしまう。




素晴らしい眺望がひらけるはずのピークに到達しても,この濃い霧だ,

今日はそのすばらしい景色を見ることはできないだろう。


それでも,この霞の中を走る浮遊感と幻想的な気分はライドの楽しみとしては第一級のものだ。






やがて,登りの斜度が緩くなり,ところどころ下りが混じり,広い駐車場に到着した。


頂上のロープウェイ乗り場に着くと,人の声がしてきたり,店に出入りする人たちの姿が見えてきて現実に引き戻される。





そして,頂上からの絶景はというと ……


予想通り,見られなかった。





体が冷えてくると寒くなってくる。

夏とは思われない。

高原の別荘地のようだ。

海から高山まで味わえるとは,なんとお得な島か。




みんなと話していると

「リキさ~ん!」

と,コギコギさんの大きな声!

もしやと,急いで行ってみると ……

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霞がうすくなった切れ間から港と海が見えている。

絶景の一端を拝むことができた。

ここまで自分の足でよく登ってきたな,というご褒美だろうか。

ありがとう!




それにしても寒い。

路くんが震えている。

「寒霞渓」 とはよく言ったものだ。

寒さも霞もしっかり味わわせてもらった。





── つづく







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瀬戸内を走る 小豆島 その1

Posted by リキ on 02.2015 お出かけ   13 comments   0 trackback
これは,7月22日のことを書いたものです。



遠征2日目。

昨日は前島に渡ったが,今日は小豆島。


もともとこの遠征は小豆島が本来の目的地だ。




港から出るフェリーの大きさが,前島行きとは違う。

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乗船時間も1時間と長い。

船内にはゆったりと座れる座席があり,軽食もとれる。

住友さんオススメのうどんもある。

これがけっこうおいしかった。

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ちなみに,通は 〈船が動き始めてから〉 食べるのだそうだ。

乗ってすぐに食べると,住友さんから 「ふっ,素人だな」 と見られるのでご注意を (笑)




船内でコギコギさんが地図を示して説明をしてくれる。

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ただでさえ船での移動に興奮しているのに,まだ見ぬ小豆島の風景をあれやこれやと想像してしまう。

もう,ワクワクが止まらない。

修学旅行に来てはしゃいでいる小学生並みだ。





デッキに出て海を眺める。

けっこうな強さで風が吹き付ける。

船がかき分ける潮の音がいい。

朝の光を反射する海面が眩しい。




ゆっくり海や島を見たり,おしゃべりを楽しんだり。




そうこうするうちに,遠くに見えていた島影が徐々に近づいてくる。

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木々や岩肌のテクスチャ,街並みがはっきりと見え出すに至っては,期待が最大級に膨らんでくる。




到着!



船を降りたところで,タイプ R さんが待っていてくれた。

ネット上では何度かやり取りをさせてもらっているが,言葉をかわすのは初めてだ。

1分もたたないのにいい人だとわかるほどのいい人だった。

ダイちゃんが,「ね,いい人でしょ,オレ大好きだよ!」 と何度も言っていた。

わかる!

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コギコギさんが手際よく 「納得の」 グループわけをしてくれた。

4人ずつの班に分かれるのは,

自分たちの安全を確保するためと,車など周囲への配慮だ。

「適当に分かれていきましょう」 ではなかなか難しい。

誰かが,サッと主導して分けた方がいい。

みんなの力量と性格を的確に把握しているのもさすが。



先頭を走る班は,住友さん,ディーさん,路くん,ダイちゃんと,「アカン人」 を見事にまとめた班だ (笑)

二番手は,タイプ R さん,フクちゃん,バスク輪さん,セーテンさんと,楽しそうな臨時漕会メンバー。

ぼくは,コギコギさん,ショーンさん,ワタルさんの最後尾班に入った。

ぼくが,写真を撮りたくてワガママなストップを繰り返すだろうと,わかってくれている (笑)




まずは海岸沿いを走る。

海岸沿いの道というものは概してそういうものだと思うが,アップダウンが繰り返される。

小豆島のそれはけっこうきつい。

知多半島の背骨コースと同等,あるいはそれ以上という感じだろうか。

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コギコギさんのペースはぼくにとっては絶妙だ。

キツさと楽しさのバランスがいい。


「アカン人」の集まったグループにぼくが入ったら,こうはいかない(笑)



登りはきついが,期待が高まる。

高いところからは,見晴らしがいいからだ。

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展望の開けるところで立ち止まっては景色に見入り,写真を撮り,また走り出す。

「止まりたいところがあったら,言ってくださいね」 と言ってもらえるのもうれしい。




小豆島の風景は,ぼくにとっては,見たことのない新鮮なものだった。


左側が海。(この左側に海が見える周り方というのがいい)

右側は,山が急な角度で立ち上がっている。

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この角度に驚かされる。

海辺からすぐそこにダムが見えるなんて,ふつうはあり得ない。





南風台を始めとして,高台から見える景色はどれもいい。


三層にくっきり分かれた梅雨の雲が空に表情を与えている。



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その下には,さまざまな色を散りばめた海が光っている。

モネの絵のように,トントントンと一筆ずつ絵の具をカンバスに置いていったような海面だ。

色合いは,ちょうど彼の代表作の睡蓮のよう。

海から空への色や光の変化が見飽きないほどおもしろい。




「この時期ならでは」 とか,「今日,この時間だけの」 という景色が見られるのは,うんと得をした気分だ。





海岸線と分かれて里まで降りてくると,今度は小豆島の文化を味わう番だ。

まず,醤油蔵を訪ねた。

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ぼくは醤油のきつい香りが苦手なのだが,歴史を感じる倉のたたずまいは好きだ。

おまけに,ここ金両醤油のご主人と女将は,臨時漕会との親交があるようで,サービスドリンクまでいただいてしまった。



さらにタイプ R さんの先導で,生素麺の店でおいしい素麺をいただき,もうひとつの古く小さな醤油倉も訪問した。

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このライドは 「旅」 としての要素が強くなってきた。


この瀬戸内遠征の2日間は,今までのライドの中で一番旅としての味わいが濃いものになりそうだ。

車,船,自転車,徒歩と,移動手段も多様で,

海,山,空,森,人,食,文化,生活と,出会ったものも実に様々だ。

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海辺の町や島には,なぜか昔ながらの日本の風景がある。

気持ちが柔らかくなる。

お湯にゆっくりつかっているような気分だ。








さて,ここからは今回のメインイベント,寒霞渓 (かんかけい) だ。


高山の趣をたたえた荒々しさと森の美しさが同居する有名な観光地らしい。

ロープウェイでも登れるらしい。

もちろん,僕らは自分の足で登る。

醤油倉を見た町からは 12km ほどの登りだ。



しかし,下から見る限りでは雲がしっかりかかっていて,見晴らしは期待できそうもない。

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まあ,こればっかりは仕方がないか。




── つづく







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プロフィール

リキ

Author:リキ
 50代後半からのロードバイク人生。年より初心者が行く!(モーツァルトも大好き!)

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