Loading…

最近のお気に入り Rapha のショーツ

Posted by リキ on 28.2014 着る   20 comments   0 trackback


この一年の間に,いくつかのレーパンを試してみました。

初めて買った,冬用のパールイズミのものは,「こんなものかな」 という感じで使っていました。

ところが,いくつか夏用のレーパンを買ってから,パールイズミのパッドがとてもいいものであることがわかってきました。

140228_2.jpg
 ( 家内がいつも 「お猿のお尻」 という… )

ほかのメーカーのものでは,ちょっと高いものも使ってみましたが,なかなかしっくり来ませんでした。

はいただけで,なんか違和感があって,乗ってみてもやっぱり違和感,というもの。

乗っているうちに,微妙なところにスレが生じてきて,ライドの後半,つらくなってくるもの。

パッドの端が当たって,終始いやな感じがするもの。

2回はいただけで,売ってしまったものもあります。



これは,多分,ぼくの体型のせいもあるでしょう。

お尻周りにお肉があまりなく,自前のパッドがうすいのです。

それと,レーパンを直接生のお尻に当てるのがいやで,自転車メーカーの下着 (パッドなし) をはきます。

この,下着の繊維と,パッドやレーパンの生地の相性に問題があったのかも知れません。



で,最近のお気に入りは,これ。

140228_1.jpg

英国のメーカー Rapha のビブ・ショーツ。

パッドが,すごくいいです。

140228_3.jpg

厚みがあって,ぼくのうすい肉のお尻にぴったり。

それでいてペダリングのじゃまにもならないし,違和感も皆無。

変なこすれ感もありません。

まだ,100km 以上は乗っていませんが,80~90km はまったく問題なし。

このパッドの心地よさにくらべると,今まで一番よかったはずのパールイズミのパッドが,少したよりなくに感じます。

「少したよりなく感じる」 と言っても,そう感じるだけで,何ら問題はありません。

パールイズミの優秀さはゆるがないと思います。

ぼくにとっては,Rapha のパッドがその上に位置しただけです。

ただし,このメーカーに,パッド付きの冬用ビブはありません。

パッドの着いたショーツ + パッドなしの冬用ビブ で重ね履きするように提案しているのです。



そして,Rapha のウェアには,大きな問題があります。

とっても高いのです。

これは,大問題!

定価を見ると,何でこんなに高いのと言いたくなります。


実はこのレーパン,新品ではありません。

ちょっと試してみるつもりで,中古を買ったのです。


レーパンの中古?

と眉をひそめる向きもあると思いますが,ぼくは,あんまり気にしない方なので,平気。

以前,中古のレコードを買いあさったルートを利用しました。

このレーパンは,英国から中古で買いました。

レーパンがとてもよかったので,同じ RAPHA のジャケット,ジャージ,レッグウォーマー,キャップなども,中古で,米,独,豪などから買ってみました。

140228_4.jpg

新古品を安く買えた場合もありました。

もっとも,レーパンだけは,使用回数 (期間) の少ないものを選びましたけどね(笑)

長袖ジャージ,ジャケット,耳当て付きの冬用キャップ,どれも,なかなか気に入っています。



にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ





スポンサーサイト

多度山と 二之瀬と 冬のヒルクライム (2)

Posted by リキ on 26.2014 お出かけ   16 comments   0 trackback



二之瀬峠

この時期 上まで登れるか?

140223_11.jpg

風も弱く
のどかな春を思わせる陽気

140223_12.jpg

これは
上まで登れるかも


速い三人は後ろから

みっちゃまと二人
のんびり登る


水飲み場あたりから
日陰には雪と氷

140223_13.jpg

それでも
轍にはアスファルト面が顔をのぞかせ
走れる


しかし
上に行けば行くほど
轍は狭くなる

黒く見えるアスファルト面も
氷に覆われていて

140223_14.jpg

もうだめ
部分的に押し歩き

乗って走っていると
ときおり
ズルッとリアタイヤが空転
背筋が寒くなる

怖い 怖い…


頂上付近のこの道
もう 絶対無理

140223_15.jpg


それでも
なんとか頂上へ!

140223_16.jpg




下りも怖かった…。

凍っていて走れないところで
バイクから下りて歩く

すると
後ろから車が!

よけようと路肩側へ移動

ツルッ! ドン!
イテテテ
みごとにコケた…




下ったあとは,お昼ご飯。


今日は,ここで。

140223_19.jpg

二之瀬峠のふもとだけに
バイクスタンド完備

140223_18.jpg

横にはなぜか農業用機械見本市

お店の前の草むらには
オオイヌノフグリの青い花

140223_17.jpg

もう春ですな


650円のバイキング

140223_20.jpg

店名も
メニューも
システムも
ユニーク

140223_21.jpg

煮大根がうまかった
お料理の多くは ふつうの家庭の味

ここへ行くのなら
カレーはおすすめしない
敢えて勇気ある選択をする必要はありません

カレーは残念だったけれど
自転車仲間だと,
なんだかんだと楽しい時間




帰り道は
揖斐川沿いに北上

春を感じる陽ざしの中
山一つ向こうに
雪を冠した伊吹山

140223_31.jpg

そして
木曽川の背割堤を南下

背割堤は
木曽川と長良川を分ける
細い堤防

140223_27.jpg

車が入れないので
のんびりおしゃべりサイクリング

最高

堤防の草も春の色

140223_23.jpg

春近いこの堤には
さまざまな趣味の人たちが

グライダー
140223_24.jpg

模型飛行機

140223_26.jpg

カメラを向けてはいけない
迷彩服の人たち

ドッグラン

140223_29.jpg




輝く陽光

140223_22.jpg

木曽川の みなもは
鮮やかなコバルトブルー

140223_25.jpg

長良川の みなもには
お日様のかけら

140223_28.jpg

春がすぐそこまで来ているね




この日も
楽しいライドでした

ありがとう!

またね!



にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ





多度山と 二之瀬と 冬のヒルクライム

Posted by リキ on 24.2014 お出かけ   16 comments   0 trackback


昨日の日曜日は,多度山ヒルクライム

メンバーは,みっちゃま夫妻,matz さん,rr さん
名だたる坂好きメンバー(笑)

rr さん曰く,
「多度山は,かなりきつい。ヒルクライムというより,筋トレ」(笑)



長良川大橋,油島大橋を渡って,宇賀神社へ

ここが出発地点

140223_01.jpg

ここから,ハイキングコースを登り
多度山上公園へ

目指すは,この山のてっぺん

140223_03.jpg

距離は,3.8km,平均斜度は,9.5% !
なかなか…


宇賀神社のりっぱな木

140223_02.jpg

赤い花をつける椿の木
古い神社によく似合う


そして
いきなり,この感じ

140223_05.jpg

ひたすらつづら折れが続く山道
車一台分の道幅

したがって
車が来たらお手上げ
だから
早い時間に登ることが肝心


舗装もけっしてきれいとは言えない
(池田山の道よりまし)

matz さん,rr さん,みちくんの三人は速い
ついて行けるはずもなく,一人旅


この多度山は
平地から急に立ち上がる

つづら折れの角に来ると
平地側の見晴らしがいい
ぐいぐいと高度を稼いでいるのがわかる

楽しい

でも
グイッと登る角度がとんでもない

140223_07.jpg



坂はきつい

ヒルクライムはたいへん

何でこんなところを走っているんだ
という後悔に似た気持ち

それでも

この高度感

木々の間にしかない
山の空気
森の息吹

ペダルの重み
背中の汗
自らの息づかい

そして,この充実感

楽しい




標高 402m の低い山だけれど
スタート地点の標高は 20m 弱

一気にここまで上がってきた!
われながらエライ
ちょっと自慢したくなる

140223_08.jpg



頂上の展望台

こういうのが好きな人…
けっこうたくさんいる(笑)

140223_09.jpg




木曽三川
大河が作る平野

140223_10.jpg

402m の山から
「世界は広い!」と
大げさに叫びたくなる

その横に
パンやドーナツをほおばる
楽しい仲間
楽しいおしゃべり


大好きな時間




さてこの後は,二之瀬峠の偵察

果たして雪は? 氷は?


(つづく)



にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ



リアディレイラー調整 少し上手くなった(2)

Posted by リキ on 22.2014 調整   14 comments   0 trackback


前回に続いて,リアディレイラー調整で,ぼくが今まで上手くできなかったところを書いてみたいと思います。


(4) プーリーの位置

 まず,スプロケのトップギア (最小ギア) とプーリーを縦一直線にそろえるのが,最初の作業です。

 ところが,よく見ると,スプロケのギアの歯は,1つの面の中に収まっているわけではありません。

140220_9.jpg

 たとえば,最小ギア 12T の場合,12枚の歯が着いていますが,ひとつひとつその位置が違います。内側にある歯,中間にある歯,外側にある歯。

 シマノの説明書によれば,歯の外側とプーリーの位置をそろえることになっています。

140220_a.jpg


 最初は,その言葉通り,一枚の歯の外側の位置にプーリーをそろえるんだと思っていましたが,これを 「外側に着いている歯にそろえる」 と読み替えて作業することにしました。

 これで,RD が動く範囲の確定が,やっと上手くできたような気がしています。

 これについても,明るくして,よく見える位置で作業をしないと,できないことでした。

 ローギア側もそうです。

 明るくよく見える位置で確認すると,今まできちんとそろえていたと思っていたはずの縦位置が,多少ずれていたのです。

 やはり,見やすい位置と,明るさは重要だと思いました。。



(5) ケーブルの張り方

 次に勘所だと思ったのは,「ケーブルを固定するときに,どれくらい引っぱってからボルトを締めるか」 ということです。

 今までなかなか調整がうまくいかなかったのは,これも大きな原因でした。

 手で引っぱってボルトを締めても,これはゆるすぎて,うまく大きい方のギアに変速していってくれません。

 逆に,ペンチなどでグイッと強く引っぱってボルトを固定した場合には,テンションがかかりすぎて,大きなギアに変速するときに,1段飛ばしで変速してしまうようになります。

 これはもう,自分の感覚でしかありませんが,ペンチで,強くもなく弱くもないくらい引っぱって固定する感覚を覚えました。

140220_8.jpg

 この引っぱり具合次第で,サーッと変速調整がうまくいったり,いくらアジャストボルトで調節してもうまくいかなかったりするのです。

 次の項目にも書きましたが,リアトップの状態では,ケープルのテンションが最小になっているので,この状態で引っぱりすぎているとうまくいかないのです。



(6) 仕組みの理解

 ケーブルとシフトレバーが,どのように RD を動かしているのかということがわかると,「今,この作業は何をやっているのか」 ということがわかってきます。

 たとえば,リアトップの位置に RD があるときにはケーブルのテンションが最小になっています。

 ここから,シフトレバーを操作すると,1クリックごとに,ケーブルを巻き上げ,ケーブルのテンションを高めていく仕組みになっています。

 このテンションによって,RD を動かして,ローギア側に変速させていくのです。

 逆に,テンションを解放することで,トップギア側への変速が行われます。

 つまり,リアトップギアの位置に RD があるときは,ケーブルにかかるテンションが最初になっています。

 1クリックごとに RD は次のギア,次のギアの位置へと移動していきますが,その移動量を微調整するのが,アジャストボルトです。

 こういう仕組みを理解しているだけでも,変速調整が楽になります。今何をしているかがわかるので,深みにはまることなく作業を進められます。



(7)そして,また明るさ

 ライトを使って,ディレイラーの中まで観察しながら調整をしていると,ネジひとつがどういう役目をしているか,その機構が見えてきます。

 とくに,フロントディレイラーでは,中の仕組みがよく見えるので,ネジを回すと,どのような機構でディレイラーが動くのかがよくわかります。

 また,ディレイラー位置を動かすネジも,明るくして見ていると,ディレイラーが動くのがよく見えるので,「どちらへ回したら,どちらへ動くのだったかな」 などとマニュアルを調べる必要もありません。



まだ,すばらしい腕前になったわけではないと思いますが,今までの作業は,「訳もわからず,マニュアル通りにやっていただけ」 でした。

それが,「今,何をしているのか」 がわかるようになっただけでも,大きなちがいだと思っています。



にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ




リアディレイラー調整 少し上手くなった(1)

Posted by リキ on 20.2014 調整   8 comments   0 trackback

自分で組み立てたクロモリバイク。

乗っていて実に気分がいいです。

なぜかって,自分で一から組み上げたわけですから。

ビアンキ君に聞かれないように内緒で言えば,手をかけた分だけカワイイ。


そして,心情的な面ばかりではないんです。

実は,リアディレイラーの変速の決まり方がすばらしい!

140220_1.jpg

自分で組んだものなので,こんな言い方をするのもなんですが,実にうまく調整ができたんです。

組み上げたばかりのときは,今ひとつ上手く調整できていなかったのですが,ケーブルののびが落ち着いてきて,もう一度調整したら,もうバッチリです。

「シフトがスパスパ決まる」 という決まり文句がそのままぴったりなほど。

気持ちいいこと,この上なしです。

これも,大きな声では言えませんが,105 なのに,ビアンキの Dura-Ace よりもスムーズな変速。

あれ? これっておかしいよね…,と自分で気づく。

上位グレードのコンポの方がシフトが決まらないというのは,これは,明らかに調整が悪いということでしょう。


そこで,あらためて,ビアンキの Dura-Ace を調整することにしました。

結果は上々。

うまくいきましたよ。

われながら,少しばかり腕が上がりましたね。


もっとも,それは,KTM さんに実地で教えてもらったことと,自分で回数をこなしたことだと思っています。

説明書やマニュアル本だけでは,勘所を身につけることができませんでした。

プロが書くと,「こんなことは当然」ということを書かないのです。

これは致し方ないこと。

「素人は何がわかっていないか」 が,玄人にはわかりにくいのです。

とりあえず,上手くできずに苦労していたときと,何がちがったのかを書書き残しておこうと思います。



(1) ワークスタンド

 バイクをある程度高い位置に保持できるスタンドは有効です。

 それは,RD が見やすい位置にあることが重要だからです。

 しゃがんだときに,目の前に見える高さなら十分です。

140220_6.jpg


(2) ライト

 ぼくは,基本的に土日以外は夜しか作業ができないので,明るさが重要です。
 
 RD とスプロケ周辺がよく見えるように,保持する高さだけでなく,明るさを確保してあげることで,調整がきちんとできるようになるのです。もちろん,作業もはかどります。

 とくに,つぎの(3)の作業で,明るさが物を言います。

 懐中電灯で照らすだけでも大きくちがいます。電気スタンドがあればもっといいですね。

140220_2.jpg


(3) RD 可動範囲の確定

 これは,KTM さんに教えてもらって初めてはっきりわかったことですが,RD に 「ここから,ここまでの範囲で動いてね」 と両端をきっちり決めてあげる作業です。

 黄色のネジでトップ側,ロー側,両端の位置を決めます。

 これがきちんとできていれば,あとは機械の方で何とかしてくれるのです。

 言い方を変えれば,この基本がきちんとできていないと,この後の作業がうまくいかず,ややこしいところに迷い込むのです。(何度これをやったことか…) 

140220_3.jpg


この調整については,ぼくが説明するよりも,KTM さんの説明を見てもらった方がいいでしょう。

★ フロントディレイラーの調整

★ リアディレイラーの調整



このあと,ぼくが自分で 「勘所」 だと思ったことを,もう少し書きます。


(つづく)


にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ





クロモリで走る

Posted by リキ on 18.2014 クロモリ   6 comments   0 trackback


今日は,夕方の雲が幻想的でした。

140219_1.jpg

群青色の墨絵,そんなのないでしょうけど,そんな雰囲気でした。

140219_2.jpg

雲と風が空のキャンバスに描いた見事な作品。



造形の美しさでは,ロードバイクも負けていませんね。

140219_5.jpg


日曜日のライドは,強風が予想されたので,クロモリで出かけました。

風の影響を受けにくいだろうし,少し長めの距離を走って,どんな感じかを確かめたかったからです。

サドルは,サンマルコのアスピデを着けました。


アンカーのフレームは,わりと細身で,華奢な感じに見えます。

それでも乗った感じとしては,カーボンフレームにくらべて重みのあるかたまりを感じます。

カーボンはやはり軽快です。

クロモリは,しっかりとしたかたまりを操っている信頼感のようなものを感じます。

140219_3.jpg

それでも,走っていて重く感じたことはありません。

漕ぎ出しが重いとも思いませんでしたし,加速がにぶいとも思いませんでした。

もっとも,鋭い加速力など,ぼくの足が持っていませんけどね(笑)


大きな違いを感じたのは,荒れた舗装路の振動吸収性でしょうか。

ハンドルを通して伝わってくる振動が,カーボンフレームとはちがいました。

振動一つ一つの角が丸く,やや重みがあります。

カーボンで走ると 「もう,路面が荒れていていやだな」 と思うところでも,クロモリだと 「ここ,路面が荒れてるな」 と思うだけです。


あとは,巡航しているときの慣性力でしょうか。

一定の速度を維持する働きの大きさを感じます。

カーボンフレームだと,少し足を止めるとすっと速度が落ちてくるのですが,クロモリだと,少しその速度を保とうとしてくれる感じと言えばいいのでしょうか。



ということで,少しクロモリの乗り味というものがわかってきました。

ふふふ,大人になってきたかな(笑)



ポジションはだいぶ決まってきたように思いますが,サドルは,まだ決まりません。

140219_4.jpg

アスピデは,とてもいいサドルで,座る位置をかえるぼくの乗り方に合っています。

でも,50km を越えたあたりから坐骨の先が痛くなってきました。

これで,もう少し柔らかいモデルがあればいいかな。


SMP は,少し使い方が難しいサドルだと感じました。

座る位置をかえるぼくの乗り方には合わないのかも知れません。

140219_6.jpg

合う人は 「サドルが消える!」 と,すばらしい評価をします。

一度でいいからそんな経験をしてみたいですね。


フィジークのアンタレスは,合いました。

140219_7.jpg

ただ,少し後ろに座ると,太ももの裏が少しすれる感じです。


最終的に,アンカーも,ビアンキも,アリアンテでそろえることにするかも知れませんが,あといくつか試してみる予定です。



クロモリバイクをもう少し乗り込んで,さらなる魅力を感じてみたいと思っています。



にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ



暴風の木曽川堤防ライド

Posted by リキ on 16.2014 お出かけ   34 comments   0 trackback
今日は,SHOROs ライド。

山へ行くと先日の雪が残っているので,「平坦」 がモチーフのライドです。

すいとぴあ江南を出発点にして,木曽川沿いを下り,また木曽川沿いをもどってこようという,80km くらいの予定。

なんと,ルートラボによれば,獲得標高 12m !(笑)


昨日からわかっていたことですが,かなりの強風となりました。

愛知県東部の豊橋あたりでは,暴風警報!が出ているとのこと。

台風並みなんですね。

とちゅうで合流する予定の rr さんからメール。

堤防の道は,相当な風が吹き荒れていて,走るのもままならず,堤防から下りて合流地点へ向かっているとのこと。

これは,たいへんそうです。

集合場所のすいとぴあ江南に着いて,バイクを下ろしていても,すごい風が吹いていて,思わず車の中に避難したくらいです。


このすごい風の中,なかさん,Toy さん,You さんは,自走!

140216_1.jpg

そのほかの参加者は,企画してくれた KTM さん,こーさん,マコさん,NAO-TCR さん。



強風の中,出発します。

最初は,足にも余裕があるので,かなりの風でも,何とかがんばれました。

一宮 138 タワーの向こうに,雪をかぶった伊吹山がきれいです。

140216_2.jpg

とちゅうで rr さんと合流しましたが,いつもの立て板に水のおしゃべりが,今日はなんかおかしいです。

相当ここまできつかったらしく,舌がもつれて何を言っているのかわからない状態です。

rr さんをここまで苦しめた風とはいったい…。

140216_3.jpg

先が思いやられます。


その予感はあたり,もう,途中から堤防の道は,ぼくにとって恐怖の道となりました。

右側からの強風で,車体を傾けないと,堤防の法面を落ちていきそうで,怖い怖い…。

前を走るこーさんのバイクも右に10度ほど傾いています(笑)

となりを車が通っていくと,その風でバイクごと持って行かれそう。

時折突風が吹き抜けると,ハンドルを取られ,もう生きている心地がしません。

思い切り弱音を吐きまくって,堤防を下りるルートに変更してもらいました。

ああ,よかった…。

車の少ない堤防の道路は,風さえなければ最高なんですけどね。



陽だまりのあるところを見つけ,休憩。

140216_4.jpg

日当たりのいいところは,堤防の草が春の色です。

オオイヌノフグリやホトケノザが可愛らしい花をつけていました。

ここからも美しい伊吹山の姿が見えます。

140216_5.jpg


予定変更で,もう,ここから引き返すことにしました。

おちょぼ稲荷を目指し,そこで何か食べることにしました。

しかし,北に向かうと,もろに向かい風を受け,きつい,きつい。

なかさん,近いよ!

140216_6.jpg




おちょぼ稲荷は,KTM さん,息子さん,モリゾーさんと,初めて 80km 走った思い出の地です。

あのときは寒い日だったけど,楽しかったな~。

140216_7.jpg

今日も,たくさんの人が訪れています。

おちょぼさんと言えば,串カツです。

140216_8.jpg

ソースで食べても,土手味噌で食べてもおいしい。

ざっくり切ってあるだけのキャベツもおいしい。

あっという間に,4本がおなかの中に入っていきました。


さあ,帰ります。

ここからも,向かい風が強い! とにかく強い!

堤防から下りて走ったのですが,なかさんと KTM さんがかなりの速度で牽いてくれて,もう,何度千切れそうになったことか。

信号がまったくない直線が恨めしい…。

千切れそうになるたびに,Toy さんがす~っと速度を落としてくれて,,後ろに着かせてくれます。

ホントに強くて優しい人です。

寡黙な人は,背中で語ります。

140216_9.jpg

そういえば,今日は Toy さんのお誕生日だそうですね。おめでとうございます!


138 タワーまでもどってきて,小休止。

毎度毎度,休憩のたびにおしゃべりに花が咲きます。

楽しい。

140216_10.jpg



やっとのことで,すいとぴあ江南に帰着。

140216_11.jpg

は~,疲れた…。

と思ったら,なかさんが駐車場でコケました。

140216_12.jpg

いっせいにカメラが取り出される!



走ったのは 74km でしたが,もう 100km 以上走ったかのごとく疲れました。

獲得標高は,213m もありました。

予定を大きく上回りましたね(笑)



このあとは,近くに住む娘のところへ寄りました。

もちろん,マゴの顔を見るためです。

140216_13.jpg

「カワイイ~」と言うと,このボーズをします。

今回のライドのご褒美です。




いっしょに走ってくれたみなさん,ありがとう!

またね!


にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ


空飛ぶ自転車?

Posted by リキ on 13.2014 日々の雑感   23 comments   0 trackback


先日,変わったメールが届きました。

自転車仲間からのメールでした。

そこには,「リキさんの家の頭上を通過しました」 と意味不明の言葉が書かれていました。

添付された写真を見てびっくり!

なんと,航空写真のように,ぼくの家を,空からとしか思えないアングルでとらえた写真でした。

140209_1.jpg

グーグルマップの画像にしては鮮明すぎる…。

考えられるのは…,

そう,あの映画 『E.T.』 に登場する自転車を入手したにちがいない!

あの自転車は,KUWAHARA なる日本のブランドだということで,映画の30周年記念として,限定300台が復刻されたらしいのです。

140213_2.jpg

その1台を入手したにちがいない。

そういえば,あの人,先日のライドで,さりげなくこの話題を口にしていたな…。

もともと速い人だが,とうとう空飛ぶ力まで手に入れたとは…。




空から景色を見るというのは,さぞかし楽しいことだろうと思います。

視点がちがうと,ものの見え方がちがうことを実感できると思います。



「俯瞰(ふかん)する」 という言葉があります。

鳥の目のように,高いところから物事を見る,という意味の言葉です。

ふだんは,その日一日を乗り切るために忙しかったり,目先のことに一喜一憂したりしているわけですが,たまには,もう少し離れたところに視点を置いて,今の自分を考えたら,またちがった見方ができるのではないかと思います。


あと3年で還暦を迎える歳になりました。

ロードバイクに乗るようになってから1年と少し。

ぼくの人生の中で,これほどスポーツに熱中したのは初めてです。

  あ,自転車の趣味って,いちおうスポーツですよね…。


子どもの頃から,運動にはコンプレックスに近いものがありました。

ドッジボールをしても逃げてばかり。
走っても遅い。
多少の器用さはあったものの,ボールはなかなかうまく扱えない。
体が細くて貧弱。

どんな運動をしても,劣等感のようなものがじゃまをして楽しめないことがほとんどでした。

だから,運動というものは自分には合わないものだと考え,あえて本気でやろうとは思わずにここまで来ました。

ところが,ロードバイクを始めてみてびっくり。

運動がこんなに楽しいとは。

そして,夢中になるとは。


たぶん,自分の中で 「運動は自分には合わない」 という思い込みを作って,劣等感とともに 「思い切り運動したい」 という欲求を封印してきたのではないかと思います。

この歳になって,そんな封印を切った自分をほめてやりたいです。



そうなると,ほかにもいろいろと存在するであろう封印を切ることもできるのではないか ── そんなことも考えてしまいます。

潜在的にやってみたいと思っていたことが,まだまだ自分の中にはたくさんありそうです。

もう,年も年だし,「楽しんだもの勝ち」 ということで,思い切った生き方をしてみるのもおもしろそうです。



楽しさに敏感でいたい。

迷ったなら,おもしろそうな方へ,一歩踏み出してみたい。

もっとわがままに生きてみたい。

自分を空から見てみたら,いきいきと歩いている自分でいたい。



空からの写真を見て,そんなことを考えました。

あ~,空飛ぶ自転車,ほしい(笑)



にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村






ヒルクライムは俳句鑑賞会

Posted by リキ on 11.2014 お出かけ   26 comments   0 trackback


今日は風が強かったのですが,お天気がいいので出かけました。

風を避けることができる森の中でも,と思い,小牧にある兒の森へ向かいました。


空が真っ青です。

140211_1.jpg

花壇のパンジーが満開で,写真だけ見ると春のようです。


さて,山の下へ着いてみると,「工事中」との看板が。

それでも少し登ってみると,狭い道に工事車両がいっぱいで,やっぱり通れませんでした。

ちなみに,通行止め期間は,3月5日までだそうです。


行き先を,ひと山むこうの尾張富士に変更。

とちゅうで西を望むと,養老山系でしょうか,雪をかぶった山が見えました。

140211_2.jpg

今日は空気が澄んでいます。


スタート地点の浅間神社に到着。

140211_3.jpg

登り始めましたが,両脇は雪で,所々道にも雪がありました。

140211_4.jpg

慎重に登りますが,斜度の高いところは,ほんの少しの雪でも後輪がズルッとすべります。

もう少しで頂上,という斜度のきついところで,これ以上進めなくなりました。

140211_5.jpg

うっすらと自転車のタイヤの跡が雪に付いているのに驚きました。

誰だ,こんなところを走っているのは,
雪の急斜面を登るにしても下るにしても…。


仕方なく,ゆ~っくり引き返します。

この道には,両脇に句碑が建てられています。

たぶん,20余りあると思います。

いつも登るばかりでゆっくり見たことがなかったので,急遽,俳句鑑賞会。

140211_6.jpg

山頂で シュトラウス聴く 霞かな (敏夫)

ヨハン・シュトラウスの音楽は,とにかく明るくてフレンドリーです。
ここでイメージするのは,もちろん,ワルツ「春の声」でしょう。
霞は春の季語ですからね。


これはどんな句かなと,のぞきこむと「銀明水」と書いてあります。

140211_7.jpg

横を見ると,わき水がありました。

140211_8.jpg

こんなところに湧き水があったとは知りませんでした!

何度も通っているのに!

さすがにこの時期にわき水に手を伸ばす気になれず,春か夏に飲ませてもらおうかな。



次も春の句ですね。

140211_9.jpg

夕暮れの 風にもつれて 糸ざくら (あや子)

小牧から犬山にかけては,しだれ桜がたくさん見られます。

春が待ち遠しいです。


140211_10.jpg

山一つ 置いて尾張の 小春かな (高敬)

このあたりは,ぽつんぽつんと山が置かれているような土地柄。

この森の中は,風が吹かず,お日様が暖かく感じられます。

小春日和と言うには,春が近すぎますが,まあ,ちょうと今日のような日和ですね。


140211_11.jpg

不揃いの 木の実それぞれ 大地あり  (みつる)

これはいいですね~。

金子みすゞの詩に 「わたしと小鳥とすずと」 という有名な作品があります。

詩の最後は 「みんなちがって,みんないい」 という行で締められますが,そこで歌われているのと,同じですね。

この地上には,よくもまあ,いろんな人がいること いること。
ローディーも,いろんな人がいますよね。

だからこそ,人生は楽しいし,ライドは楽しくなります。



神社から下りてくると,鳥居の向こうに伊吹山が見えました。

140211_12.jpg

今日は,本当に遠くまで見通せます。

三国山を登ればよかったかな。


帰りには,ベーグル屋 クローバーさんに寄りました。

140211_13.jpg

はじめからその予定で,今日は,後ろのポケットにサコッシュを入れていきました。

140211_14.jpg

ベーグルもおいしいのですが,お気に入りは,この小さな柱状の あんパンと,クリームパンです。

あんもクリームもすごくおいしく,薄い皮もかみ応えがあって,かむほどに味があります。

この二つは何度食べても飽きません。




今日は,57回目の誕生日だったので,お昼ご飯は,大好物のオムライス。

ケチャップで描かれたハートマークがちょっと恥ずかしいので,写真は自主規制いたします(笑)




にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村




落車のコツ?! ── 安全のためにお勉強

Posted by リキ on 09.2014 練習   24 comments   0 trackback

ブレーキングのことを2回,書いてきましたが,これは自分に安全のことを言い聞かせるためでもあります。

今まで,4回ほど,落車したことがあります。

初めて転んだのは,入鹿池の奥で,花の写真を取りたくてUターンをしようと思ったときです。
道が狭くて回りきれず,山側につっこんでコケました。

2回目は,モリゾーさんのブルベ応援に行くとき,前を走っていた ayu さんに突っ込みました。

3回目は,「渥美半島ぐる輪」 のとき,前を走っていた ayu さんに突っ込みました。

4回目は,一人で三国山を登っているとき,道をまちがえてUターンするときに,回りきれずに転びました。

要するに,ぼくの落車は,2つのパターンしかないのか…(笑)



それにはいいとして,

落車にもコツがあるらしい…。

前回の記事に sennmu さんがこんなコメントをしてくれました。

コーナーは減速が一番肝心!
国体クラスのロードレースでも意外とコーナーは安全スピードで皆さん入りますよ。
(全体のスピードは速いですが…)
ここの数秒の為に落車をしたらロスの方が大きいとの計算ですね。

ちなみに 「ダメだ!」 と思った時は
バーから手を離さない、上体を低く、全身を極力まるくコンパクトにする!
怪我を減らす落車のコツ?です・・・そうならない様に (^-^)v



そういえば,先週,KTM さんのところへおじゃました際,偶然,こーさん,matz さんもみえて,四人でおしゃべりしていましたが,matz さんが「落車のときにはバイクを放さない方がいい,自転車は意外に体を守ってくれるものだから」 ということも言ってました。

なるほど!



調べると,こんなアニメ映像のレクチャー動画もありました。

英語字幕で,ある程度中身がわかります。

『Cycling Training Program-Crashing on a bike.How to avoid accident and injury of a road bike 』
( 落車 ── いかにしてアクシデントとケガを防ぐか )

ここにも,ブレーキングのコツや,落車時の姿勢を丸くした方がよいこと,路面に手を出さない方がいいことがまとめられています。

ダルマさんのように 「手も足も出ない」「ころんと丸くなる」 方が安全なんですね。

卵形が外からの衝撃に強いのは科学的にも確かなことです。

「落車」という自転車界独特の用語ですが,「落馬」という言葉から転用されたものでしょうか。

「落馬」 は,文字通り 「馬から落ちる」 のですが,自転車の場合には,文字通り 「自転車から落ちる」 になったらまずいわけです。

安全面での知識普及を考えると,ほかの用語を使った方がいいかもしれません。

上手に落車した場合に,「うまくダルマになりましたね~」 などと,レースと解説者が使ったらどうでしょう。

へたな落車をした場合には,「まだまだダルマになれていませんね~」。




余談ですが,この Cycling Training シリーズは,なかなかおもしろいです。

『Cycling Training Climbing when training for cycling』
( ヒルクライムの練習 )

これは「Know thyself」の格言で締めくくられます。
thyself は yourself の古語ですから,「自分自身を知れ」 といった意味でしょう。
登りは自分に合ったペースが一番なんですよね。

※ 参 考
「establish a rythm」=「リズムをくずさないように」
「endurance」=「持久力」


『Cycling Training - Fast Descending on a bike』
( ダウンヒルのコツ )

本当は「速い下りのテクニック」と訳した方がいいのでしょうが,それは,危険な訳語になるのでやめました(笑)

ダウンヒル時の姿勢や,視点などが,アニメならではのわかりやさです。

※ 参 考
「centre of gravity」=「重心」
「apex」=「コーナーの頂点」
「peripheral vision」=「周辺の視野」
「feel it」=「感じて!」


『Cycling Training Program - Spitting and how to do it with style wh』

この動画の題は,あえて日本語に訳すのを止めました。
ここでは,秘密のテクニックが語られています。抱腹絶倒。
被害者としての悲しい過去を持つモリゾーさんにも,ぜひ見てもらいたいです。

※ 参 考
「spit」=「ペッ」



にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村




ブレーキの力学 (2) コーナリングとグリップ力

Posted by リキ on 07.2014 ロードバイクの理科的考察   14 comments   0 trackback


ローディーの安全を大きく左右するブレーキ。

ブレーキングを力学的に考えるとどうなるだろうか。

その第2回目。

今回は,コーナリングとブレーキを話題にします。


まず,基本から。

タイヤ走る乗りものは,走る,止まる,曲がるの基本動作のすべてが,タイヤと路面の摩擦力を利用しています。

ちなみに,ここでは,摩擦力と言わず,グリップ力といった方がイメージしやすくなります。

タイヤのグリップ力を使うことで,自転車は加速したり,減速したりします。

加速でも減速でもないとき,すなわち,ペダルを止めて慣性で直進しているときは,グリップ力を,ほとんど使っていないと考えることができます。


ところが,コーナリング中はちがいます。

ペダルを漕ぐ足を止めていても,タイヤはグリップ力を使っています。

それは,前方向でも後ろ方向でもありません。

横方向です。

自転車がコーナーを回っているとき,体とバイクはコーナーの外側へ押し出されるように遠心力を受けます。

これに対して,タイヤがグリップすることで,タイヤは路面を外側へ押し,その路面からは反作用の力を受け取り,自転車は内側へ曲がっていけるのです。

つまり,自転車がコーナーを曲がっているときには,加減速をしていなくても,路面からタイヤへずっと力を受け続けています。

言葉を換えると,コーナリング中は,ずっとグリップ力を使い続けている,ということです。


ところで,グリップ力には限界があります。

コーナリング中,加速も減速もしなければ,コーナリングののためだけに,グリップ力を全部つかうことができます。

しかし,とちゅうで,ブレーキをかけた場合,コーナリングとは別方向のグリップ力を使うことになります。

そうなると,一部のグリップ力が減速に使われるため,コーナリングに使えるグリップ力は減ってしまいます。

つまり,横方向のグリップ力の限界が下がり,ねらったラインよりも,外側へふくらんでしまうことににもなってきます。
140207_4.jpg

もちろん,これは,減速だけでなく,加速する場合も同じです。

つまり,曲がるためのグリップ力を最大限使おうと思ったら,コーナリング中の加減速はしない方がよいのです。



現実の場面では,こんなことになります。


高速でコーナリングを開始したら,思っていたよりきついカーブだった。

そこで,速度を落とそうとして,ブレーキをかけた。

ところが,さらにラインがふくらんで,反対車線へ大きくはみ出してしまった( または,曲がりきれずに壁に衝突してしまった )。


曲がりきれないと思ったとき,反射的にブレーキを強くかけてしまいがちです。

しかし,それは,横方向のグリップ力を奪ってしまうので,曲がりきれない状態を悪化させてしまいます。



次の図は,コーナリングに使う横方向のグリップ力と,加減速に使う縦方向のグリップ力の相関関係を表した図です。

横方向と縦方向のグリップ力は,単純な数値のたし算ではなく,ベクトルのたし算になります。


140207_2.jpg


合成されたベクトル(黒の矢印)が,円周上の点まで伸びていれば,それは,限界までグリップ力を使っているということです。

A図は,横方向のグリップ力だけをめいっぱい使っている場合。

B図は,軽くブレーキをかけた場合で,横方向のグリップ力が少し減っているのがわかると思います。

C図は,強くブレーキをかけた場合で,コーナリングに使えるグリップ力がぐっと小さくなっているのがわかると思います。

D図は,グリップ力に余裕がある場合です。ななめの黒矢印が円周上に達していないので,グリップ力を限界まで使っていません。この場合,横方向のグリップ力を変化させずに,ブレーキをさらに強くかけることができるのです。

ここからわかることは,グリップ力を限界まで使っていると,加減速がシビアにコーナリングへ影響してくるのに対し,グリップ力に余裕のある速度なら,挙動が急に不安定にならないということです。。

つまり,よく言われるように,十分に減速してからコーナーへ入れば問題ないわけです。



さて,下りのコーナリングは,どんどんスピードが出てしまうため,ブレーキをかけないわけにはいきません。

その際は,一定のブレーキングなら,前後のグリップ力変動がありませんから,横方向のグリップ力も一定で,安定したコーナリングが可能でしょう。

制動力に大きな変化がついた場合,コーナリングが不安定になるのです。




それにしても,かなりの速度でコーナーに進入してしまい,「曲がりきれない!」 という状況になってしまったとき,どんな対処ができるのか,ぼくにはわかりません。

ラインに余裕があれば,直進することを覚悟でフルブレーキングし,速度を落としてから,ブレーキを解放してコーナリングにもどる,そんなことができれば,一番いいでしょうね。

絶対に曲がりきれないとなったら,直進してフルブレーキングの末,安全な場所へ突っ込めば,落車のダメージが少ないかも知れません。

あるいは,カウンターを当てるように,ハンドルを逆操作してバイクを内側へ倒し込めば,ギリギリのコーナリングが可能かも知れません。

いずれにしても,これは高度な技術が必要でしょうから,ロードバイク上級者の方に聞くしかありませんね。



ぼくのような初級者は,十分に減速してコーナリングすれば安全です。


にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村




ブレーキの力学 (1) 後輪荷重の確保

Posted by リキ on 05.2014 ロードバイクの理科的考察   8 comments   0 trackback

ローディーの安全を大きく左右するブレーキ。

ブレーキングを力学的に考えるとどうなるだろうか。

そんなことを書いてみたいと思います。


まず,基本から。

ブレーキをかけることで減速できるのは,路面とタイヤ間にはたらく摩擦力のおかげです。

物理学の法則によれば,摩擦力は垂直加重 (上からの力) に比例します。

タイヤを路面に押さえつける力が大きいほど,タイヤと路面の摩擦力が大きくなるということです。

140204_5.jpg

ということは,体重の重いライダーほど摩擦力 ( = 制動力) が大きくなって止まりやすい?

確かに,制動力は大きくなりますが,止めなければならない重さも大きいので,結局,止まりやすさは体重と関係しません。( ここには,タイヤの空気圧など,別の条件も関わっていますので,そんなに単純でもありませんが… )



さて,ブレーキングに関する基本的な知識として有名なのは,「急ブレーキをかけて前輪がロックすると,後輪が跳ね上がって宙返りのような状態になってしまい,大変危険だ」 ということです。

なぜ,このようなことが起きるのでしょうか。

これは,人が何かにつまづいて,前に転んでしまうのと同じ現象です。

つまづいたとき,足だけが急に止まります。

しかし,体全体は,それまでの慣性で前に運動しようとしています。

そこで前につんのめるわけです。

自転車の場合も同じなのです。

タイヤだけが止まって,体は前に行こうとするので,「つんのめる」 わけです。



もう少し力学っぽく説明してみましょう。

自転車が止まろうとするとき,路面とタイヤの摩擦力は,当然のことながら,タイヤの一番下の部分に加わります。

摩擦力は,後ろ向きの力で,これが自転車を止める力です。

それに対して,走っている人とバイクの慣性力は,重心位置に,前向きで加わる力です。

これは,そこまで走ってきた勢いで前に進もうとする力です。

そうすると,図のように,前向きの力と後ろ向きの力が加わる位置の高さに,差ができます。

これは,重い箱が摩擦で止まっているときに,箱の上の方を押すと,箱が持ち上がるのと同じことです。

140204_1.jpg

箱が動かないのに無理に押すと,後ろ側が持ち上がりますよね。

バイクも箱と同じように,前輪を支点にして後ろ側が持ち上がるのです。


これは,急制動で前輪がロックした特別な場合にだけ起こることではありません。

ブレーキをかければ,目には見えませんが,ほんのわずか,後輪は持ち上がります。

これは,後輪にかかる荷重が抜けることを意味しています。

最初に書いたように,タイヤの摩擦力は,そこにかかる荷重に比例しますから,後輪の荷重が抜ければ抜けるほど,後輪の制動力は減っていきます。

一方,体重とバイクの重さは,どんなときも変わりませんから,後輪から抜けた分の加重は,前輪に移ります。

140204_2.jpg

後輪の荷重の抜け方が大きいほど,前輪への荷重が増え,前輪の制動力は増えていきます。

前輪の制動力が過大になったとき,前輪はロックします。



一般的な結論として,ブレーキをかけるときには,前輪のブレーキの方がよく効き,後輪のブレーキの方が効きにくいというのは,こういう理由によります。

かなり高い速度域からの減速,あるいは急制動が必要になる場合,後輪のブレーキが効きにくくなり,前輪がロックしやすくなるのは,安全上困ったことです。

これを少しでもカバーする方法は,サドルの後ろに座ることです。

いろいろな本で触れられているように,重心をうんと後ろへ持っていくことで後輪荷重の抜けを小さくすることができるのです。

サドルの後端にすわる,あるいは,もっと極端にサドルよりも後ろにお尻を持っていく,というような対処です。

これによって,後輪の制動力を確保し,前輪へ過度の荷重がかかるのを防ぐことができます。


もうひとつは,姿勢を低くして,重心位置を下げること方法です。

140204_3.jpg

こうすることによって,前向きの力と,後ろ向きの力の高さの差を縮めることができます。

こうすれば,前輪を支点とするバイク全体の前への回転方向トルクが小さくなるため,後輪が浮きにくくなり,後輪荷重も抜けにくくなります。

ただし,姿勢が低くなれば,下りでは速度が上がることになり,前向きの運動エネルギーも大きくなりますから,より早めのブレーキングが必要になることは,言うまでもないことでしょう。


頭でわかっていることと,実際にできることはまったく別のことです。

急ブレーキが必要になったとき,さっと体を後ろに引き,姿勢を低くするための練習は,しておいた方がいいでしょうね。

そして,下り坂や交通量の多い場所,危険が予想される場所で必要以上の速度を出さないことも大切ですね。



より安全で安定したブレーキングに気をつけ,ロードバイクを長く楽しんでいこうと思います。


次回は,コーナリング中のブレーキについて書いてみたいと思います。



にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村




森の中でケーキ 後編

Posted by リキ on 03.2014 お出かけ   20 comments   0 trackback


森の中のケーキ屋さん,ラ・プロヴァンス。

140201_13.jpg

不揃いのレンガ積みが,古い欧風の雰囲気を醸し出しています。

枕木の階段を上ります。

140201_15.jpg

matz さんが,「みっちゃま,先頭で入って」 と,意外に気弱な発言(笑)

まあ,たしかに,レーパンの男よりも女性の方がふさわしい店ではありますが。


140201_17.jpg

全面ガラス張りで,たっぷりと光を取り入れる作りです。

140201_18.jpg

冬でも暖かさを感じさせるほど,光にあふれています。

140201_19.jpg

暖炉に薪がくべられていますが,こんな温かな光の中では,残念ながら暖炉の存在感は薄れます。

140201_20.jpg

おっと,肝心なケーキはどれにしようかな。

140201_21.jpg

迷った結果,ほとんどのメンバーがケーキを二つずつ選びました。

ここまでたくさんの坂を登ってきた身に,ケーキ二つはぺろりです。

ケーキって,幸せな食べ物です。

140201_B.jpg

何とも言えず,幸せな気分になれます。

いつまでも食べていたいけど,あっという間にその姿は消えていきます。

皿に残ったクリームが,名残惜しい(笑)


140201_22.jpg

さりげない華やかさのある店内です。

おなかも心も満たして,店をあとにします。






庭に出て,しばらくあたたかな冬の空気を楽しみ,階段を下りていくと,脇の一角にある雑貨屋さんが目にとまりまた。

同じ敷地内には,ほかにもギャラリーがあります。

140201_16.jpg

よく見ると,店へのこの階段に両脇には,雑貨屋さんで扱っているものが並べられていました。

140201_24.jpg

カワイイ。

140201_25.jpg

これも,カワイイ。

140201_26.jpg

金属製の小鳥の行進。

こういう小物が似合う庭が合ったらいいなあ。

ゆっくり雑貨を見ていて,みんなをすっかり待たせてしまいました。スミマセン。



さて,再び出発。

matz さんお得意の,川沿いを走ります。

140201_27.jpg

可児にあるパン屋さんを目指します。

くり返されるアップダウン(笑)

花フェスタ会場横の坂もけっこうきつかったですね。


140201_28.jpg

このパン屋さんは,初めてmatz さんと二人で走ったライドの時に立ち寄った店です。

なつかしい。もう,1年近く前のことになりました。

超初心者のぼくは,よくこんなところに連れてきましたね~(笑)

そんな感傷に浸っている暇もなく,急いでパンを買います。

なぜなら,売り切れ寸前だから(笑)



店の前に広がる田んぼの端っこで,パンを食べます。

140201_29.jpg

気分は遠足。

小春日和。

風のない日で良かった。



さて,この後もまだまだアップダウンを乗り越えていかないと帰り着きません。

さすが,matz さんライド。

内津神社横に帰り着いたときには,ホッとしました。

「もうこれで,登りはありませんから」 というmatz さんの言葉に,思わず 「ホントに?」 と聞き返してしまいました。

これは,本当でした(笑)

140201_30.jpg

うろこ雲がきれい。

広い田んぼのまん中を走り,川沿いを走り,帰ってきました。



家の前でガーミンを見ると,97.9km !

もったいないので,もう少し近所を走って 100km にしました(笑)

獲得標高は,1400m 近くになりました!


ああ,今回も楽しかった。

主催の matz さん,いっしょに走ってくれたみなさん,ありがとう!

またね!



にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村









森の中でケーキ 前編

Posted by リキ on 01.2014 お出かけ   20 comments   0 trackback



matz さん企画のライドで,森の中へケーキを食べに行きました。

140201_00.jpg

森の中に忽然と現れるすてきなお店。

ローディーが入るには,少しためらうようなところでした。

140201_A.jpg




朝,7時に春日井の朝宮公園に集合です。

メンバーは,主催のmatz さん,自走で来たみちくんとみっちゃま,もちろん自走の Toy さん,昨年の忘走会で初めてお会いした gottu さん,仕事があるのにちょっと無理して参加した Nao さん,一部参加の ayu さん,通勤途中でお見送りしてくれた maa さん。

さて,今回はぼくのクロモリ完成記念というサブタイトルがあったようなのですが,そのぼくが,クロモリで行けず…。

みんなに 「アレ?」,「なんで?」 と,散々にいじめられました…(笑)

実は,ハンドルを買えたらポジションが出なくて,苦労しているんです。

これで走って,辛いことになるのが怖かったので,カーボンで行きました。スミマセン…。



さて,matz さん得意の川沿いコースで内津峠に向かいました。

初めてmatz さんと走ったときのコースで,ぼくもよく使わせてもらっています。

内津神社で休憩。

140201_01.jpg

内津峠からは,走ったことのない道に入ります。

けっこうとんでもない道です(笑)

春日井市の最終処分場から,多治見方面に抜ける,アヤシイ林道。

140201_02.jpg

少し路面が荒れていますが,夏に走ったら,さぞかし気持ちがいいことでしょう。

140201_03.jpg

ここを抜けると,「え? ここへ出るの?」 という場所でした。

これはおもしろい。
また,この道を走ることをひそかに決定です。

多治見に出て,修道院の横の前から,永保寺の近くを抜け,土岐へ向かいます。

140201_04.jpg

土岐川沿いのこの道は,いつ走っても気持ちがいい。

大好きな道です。

140201_05.jpg

土岐の街中から,新興の工業団地を抜け,道の駅 織部まで走りました。

このあたりは,坂津付きですが,車が少なく,舗装もきれいで,いい道です。

しかし,ここまででも,かなり登りました。

140201_06.jpg

ここからは一気に下って,また登ります。

「少しばかり登りますよ」と,matz さん。

「少し」 なわけありません。

140201_07.jpg

matz さんはスイスイと行ってしまい,前には誰も見えなくなりました。

140201_08.jpg

山の中のアップダウンが続きます。

ぼくは,先頭グループには着いていけず,みっちゃまの前をずっと走りました。

しんがりは,みっちゃまをずっと後ろから支えた Toy さん。

「気は優しくて力持ち」 の代表のような人ですね。



途中,中山道を横切りました。

140201_09.jpg

本当にこんなところに店が?

でも,看板があります。

140201_10.jpg

店までの,最後の数百メートルは,ダート区間。

140201_11.jpg

着きました!

140201_12.jpg

森の中のケーキ屋さん。

ラ・プロヴァンス ( La Province )

140201_14.jpg

(つづく)




にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村








  

プロフィール

リキ

Author:リキ
 50代後半からのロードバイク人生。年より初心者が行く!(モーツァルトも大好き!)

最新トラックバック

ブロとも申請フォーム