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ちらし寿司

Posted by リキ on 05.2017 日々の雑感   6 comments   0 trackback


3月3日のひな祭りには,毎年ちらし寿司を作ります。

もちろん,ハマグリのお吸い物も。

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子どもたちがそれぞれの家庭を持って巣立っていった今でも続く我が家の行事です。





おひな様は娘が嫁いだときに持っていったので,その代わりに来たのがこの可愛らしいおひな様。

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もとはと言えば,ちらし寿司は死んだおふくろの得意料理でした。

我が家に娘が生まれたことで,うちでひな祭りをするようになり,おふくろが家内にそれを伝授したわけです。



今年はおふくろの十三回忌。

晩年はアルツハイマーを患っていましたから,おふくろがちらし寿司を作らなくなってから二十年あまり,うちでその伝統を受け継いできました。



今では,娘が嫁ぎ先でそれを受け継いでいるようで,うれしいことです。

今年も,おふくろの写真の前にちらし寿司を供えました。



桃の節句とは言え,まだ桃の花は咲いていません。


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とりあえず,桃の花に雰囲気の似た枝垂れウメが咲いていたので,これでかんべんしてもらいましょう。



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「私は好きなことしかしない」

Posted by リキ on 02.2017 日々の雑感   10 comments   0 trackback


先日,運転免許の書き換えに行ってきました。

今回は違反がなかったので,30分の講習で済みました。

それでも,自転車に乗っているせいか,講習をつまらないと思うことがありませんでした。

そうだよな,気をつけなきゃね。

しみじみそう思いました。



講師を務めていた警察官のお姉さんが,うっとりするようなとってもいい声で説明してくれたのもよかったんですけどね。

声のいい人って,本当にすてきだと思います。

人の声ほど美しい楽器はありませんからね。




さて,講習のあと,新しくなった免許証を受け取りました。

印刷されている自分の写真を見て,つくづく歳を取ったなあと思いました。

思い出したのは,有名のシャネルの言葉です。

あの,高級ブランドの創業者のシャネルです。



二十歳の顔は,自然の贈り物。

五十歳の顔は,あなたの功績。



はたして,自分の顔が人に見せる表情は,自分のやってきたことを 「功績」 と言えるものになっているだろうか。

自分のやってきたことの 「なれの果て」 では悲しいですよね。





シャネルの言葉には,おもしろいものがけっこうあります。


女は四十を過ぎてはじめて,おもしろくなる。


これを,


男は六十を過ぎてはじめて,おもしろくなる。


と言ってみたくなります。



また,こんな言葉もあります。



私は好きなことしかしない。

私は自分の人生を、

自分が好きなことだけで

切り開いてきたの。




いいな~,こんな生き方。

ワガママな遊び人ジイサンとして生きていくのも悪くないな。









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とりとめもないこと 2

Posted by リキ on 30.2016 日々の雑感   4 comments   0 trackback


とりとめもないこと。




先日,今年結婚したばかりの息子の嫁から写メが送られてきました。

見ると弁当の写真。

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添えられた文章を読むと,

「嫁が」 息子に作った弁当ではなく,

「息子が」 嫁に作ってあげたものだそうです。




栄養のバランスや彩りもまあまあな感じです。

ウィンナーがタコさんにしてあるのも可愛らしい。

朝からこんなものを二人分つくっているとは,ずいぶん嫁さんを大切にしているようです。

そして,それをぼくらに伝えてくるお嫁さんの気持ちもうれしいです。





愛のある生活はいいですね。

かくいうぼくも,自分の中に愛すべき対象をたくさん持っているのが自慢です。

あ,変な意味に取らないようにしてください。

女性のことを言っているわけではありませんから (笑)

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とりとめもないこと

Posted by リキ on 28.2016 日々の雑感   12 comments   0 trackback


とりとめもないこと。




先日,上司から 「ここへ行ってこい」 との指令を受けて行ってきました。


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「年金のはなし」

「ご退職後 安心した生活を‥‥」




毎日忙しくはたらいていると,ついつい忘れていたことです。

こんどの3月で定年退職。



渡された書類やら,パンフレットやらを見て,

ああ,こういう歳になったかと,現実を突きつけられた感じがしました。





もうひとつ,インパクトが大きかったのは,そこへ集まってきた人たち。


年寄りぱっかりじゃないか!


もちろん,自分と同年齢。

つまり,自分もそのように見えているということです。

これが一番のショック (笑)




ま,気持ちは老け込んでいないし,楽しく毎日を過ごせているので,落ち込むほどではないのですけどね。

歳を取ったなあと思うのは事実です。

肝心なのは,楽しく年を重ねていくことでしょう。

そして,「ぼくの人生,今が一番!」 と思えるような毎日でしょう。

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楽しいけれど疲れます

Posted by リキ on 09.2016 日々の雑感   2 comments   0 trackback


拾ってきた栗は,家内と二人で黙々と剥き続け,栗ご飯の完成と相成りました。

やはり,小さめの栗は剥くのがたいへんですが,味が凝縮されていて美味いです。

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さて,三連休に入っても雨ばかり。

といっても,いろいろと忙しくて走れません。



初日は,マゴの運動会へ。

雨なので大きな体育館の中での運動会です。



大きな体育館といっても,すごい数の人が集まっているので,遠くからでは孫の姿などどこにも見つかりません。

ふと舞台の方を見ると,「敬老席」 という表示があって,おじいちゃん,おばあちゃんが陣取っていました。

あそこからなら,一段高いところからの撮影が可能です。

しかも,うちの孫はチビなので一番前にいるはず。



あの席へ行こうか‥‥。



「敬老席」 というネーミングに,5秒ほど迷いましたが,敬老席へ直行。


いい場所が取れました。

孫の写真もばっちり撮れました。

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敬老席 (笑)

ま,ジイチャンであることに間違いはありませんから,これでいいですね。



お昼過ぎまで,撮影して回ったり,下の子の面倒を見たり。

楽しいですが,疲れます。







次の日は,娘が結婚式に出るというので,マゴ二人を預かります。


当然ですが,ママがいないとたいへんです。

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お馬さんになり,高い高いをし,ご飯を食べさせ,落ちたご飯粒を拾い,こぼしたジュースをふき,汚した服を着替えさせ,床に書かれたペンの線を消し,散乱した積み木を片付けます。


楽しいですが,疲れます。

走りたい‥‥。






明日は久しぶりにグルメライドの予定が入っています。


明日天気にな~あれ。









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ちょっとうれしい出来事

Posted by リキ on 11.2016 日々の雑感   8 comments   0 trackback


この土日は仕事。

今週末は休みなしでした。

楽しい仕事ではありましたが,やはり走れないのは残念です。





でも,ちょっと楽しいことがありました。

夜,コーヒー豆が切れていたので,近くのショッピングセンターの珈琲店に行きました。

閉店時間も迫ってきていて,お客さんもまばら。




「モカ,200 ください」

「ありがとうございます。今日はサービスデーで,スタッフとジャンケンをしていただいて,お客様の勝ちなら20%増量となっておりますが」

「やります!」


ということで,お姉さんとジャンケンをすることになりました。

アイコでも,負けても,参加賞的なものがあります。

よし!




「では,まいりますよ。最初は…」

「あ,ちょっとまって。お姉さん何出します?」

「え!?」


ちょっと戸惑ったお姉さん,やがて笑顔になって,


「え~と,ん~,それでは,わたし,グーを出します」

「ありがとう」


ということで,ぼくはお姉さんの笑顔を信じて素直にパアを出すと…







おねえさん,言った通りのグーでした。

なんてすてきな娘さん。



20%増量ゲット!



支払いを済ませて,もう一度

「ありがとね」

「ありがとうございました」

笑顔であいさつを交わします。


小さな出来事ですが,人と笑顔で関われるのは気持ちがいいですね。


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土日が仕事なので,土曜日は早起きして朝練に出ました。

せめてもの抵抗,みたいな感じです。

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走り出すと,腕に当たる風が秋の風でした。

スーッと爽やかに吹き抜けていきます。

森の中は,さらに風が涼やかです。

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この日は5周して帰ることにしました。

たかだか 20数km の朝練ですが,ペダルを踏むのは気持ちがいいです。



日の出。

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陽光から夏の熱気が抜け始めました。

もうすぐ,自転車乗りには気持ちのいい季節がやってきます。




さあ,今週もがんばろう!








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一瞬の宝石

Posted by リキ on 02.2016 日々の雑感   3 comments   0 trackback


8月が終わりました。

忙しい夏でした。



今週の月曜日,台風が運んできた雨雲の間を縫って,この夏最後の朝練に出ました。

9月からはまた出勤時間が早くなるので,朝練はしばらくできません。



夏の盛りのころは,4時半を過ぎるともう明るくなり始めていたのに,今は,五時を過ぎてやっと明るくなり始めます。



玄関から一歩出て,「おお」 と思わず声が出ました。

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久しぶりに朝焼けを見ました。



燃えるような茜色に雲が染まります。

製紙工場の煙突から出る煙さえこの絵に彩りを添えます。

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いつもなら庄内川に架かる橋を渡るのに車道を走りますが,今日ばかりは歩道を通りました。

ゆっくり朝焼けを楽しむためです。

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自分の住んでいるところが,こんなに美しい色に染まるなんて。




数秒ごとに変わっていく色合い。

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ここは,人口が30万人もいる,けっこうな都会であるはず。

そんなことを忘れそうな時間です。





遠くは朝もやにけぶっています。

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幻想的とはまさにこのこと。






ああ,3枚写真を撮る間に,茜色はすっかりどこかへ。


一日の長さに比べたら,ほんの一瞬の出来事でした。


しかし,その美しさは永遠を感じさせるほど。





長い人生に比べたら,1時間ほどの朝練なんて,ほんの一瞬の出来事です。

短い時間ですが,汗を流してペダルを踏むこの時間は,ぼくにとって生きていることを感じさせるすばらしい時間です。


ペダル踏むのは楽しい。

生きるのはおもしろい。






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「生涯のてっぺん」

Posted by リキ on 22.2016 日々の雑感   8 comments   0 trackback


オリンピックが終わりました。

歳をとると涙もろくなってきて,選手たちの涙にもらい泣きばかりです。

重量挙げの三宅選手の涙から始まって,卓球の愛ちゃんたちや,最後はネイマールの涙まで,まあ,よく泣きました。


ぼくらでは想像もつかないような厳しい練習と極度の圧力や緊張感の中で毎日を過ごしてきたんでしょうね。




逆に,楽しんでいる姿も印象的なものがありました。



先週,家で仕事をしながら卓球の試合をちらちら見ていると,



おや?


家内も手を止めて見ています。



「この選手ずいぶん歳じゃない?」

「40歳くらいかな?」

「ええ~,それはないでしょ。どう見ても50代だよ」

「いくら何でも,オリンピックの卓球選手が50代なんてあり得ないでしょ」



アナウンサーの説明によると,なんと53歳!

10代から活躍しているそうです。



今時,国際大会ではほとんど見なくなった純粋なペンホルダースタイル。

日本では温泉卓球でしか見かけないスタイルです。

そう言えば,ぼくが若いころはこれが主流でした。



最初は,東南アジアあたりに帰化した中国選手だと思ったら,ルクセンブルクとのこと。

ヨーロッパの卓球界もすっかり中国出身選手に席巻されていますね。




戦い方もおもしろいです。

フットワークをあまり使わず,上半身をくいっとひねって器用に打ち返します。

圧倒的に少ない運動量で若い選手に対抗しているように見えます。

そして,表裏のラバーを器用に反転させて相手を惑わす戦い方。



何よりおもしろかったのは,その表情です。

負けたときは,悔しそうだけどかわいい笑顔を見せます。

両足ジャンプして悔しがったのもかわいかったです。




活躍するかわいい年寄り。




ぼくの理想とするような生き方です。




先日,朝練習で小幡緑地を走ったとき,学生さんの集団と一緒になりました。

合宿練習中とのこと。



当然,どんどん抜かされますが,がんばって一人の学生さんに着いていきました。



自分の子どもよりも若い世代の人ですから,体力,脚力ではかないません。

そうなると,頼りになるのは,あの卓球選手のような少ない力で同等の運動量を得る技術でしょう。

つまり,ペダリング。

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大きな動力を得るためには,絶対的な筋力も必要だけれど,その伸びしろはすでに少なくなってきています。

あとは,効率よく力を動力に換えるペダリング技術と,一定の動力を保持する持久力が鍵でしょう。




いやいや,そんな努力も大切にしたいとは思いますが,それよりもっと大切なことは,いきいきと楽しく走ること。



あの卓球選手,負けて悔しそうでも,それ以上に楽しそうでした。

あんな生き方ができればいいな。





昨日,大往生を遂げたと報じられたジャーナリストの むのたけじ さんの言葉が,天声人語に載っていました。


「終点にはなるだけゆっくり遅く着く。それが人生の旅」

「死ぬときそこが生涯のてっぺん」




できるだけ長く自転車に乗り続けたいです。

そして,自転車に乗るごとに,新しい何かを感じ,生きる1日ごとに,何かを学ぶ。

そんな毎日が積み重ねられれば最高です。









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お盆休み

Posted by リキ on 19.2016 日々の雑感   4 comments   0 trackback


今年のお盆は仕事が入ってしまったので,ちょっと遅いお盆休みに入った。


さあ,ゆっくりできるぞ~。


と思ったら,マゴザウルスの襲来!


可愛いんだけれど,とても 「ゆっくり」 はできない。

遊び相手もしなきゃならないし,家の中は床にオモチャがあふれるし,テレビも占領される。

危険だから,ローラーも回せない。

かといって,冷房のない2階の部屋でローラーを回したら,もっと危険だ。




しかたなく,朝練習に出る。

日の出が少し遅くなり,起きても真っ暗だ。



それでも,5時過ぎに走り出すと,空気が少しひんやりしている。

気持ちがいい。

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朝早くから,散歩している人,ランの練習をしている人,元気な人がけっこうたくさんいる。

一周10分のコースだけれど,登りで少しがんばると汗が額からしたたり落ちる。

森の中の下りで体を冷やす。



弘法様の前で毎朝お経を唱えている人がいる。

「おはようございます」 のしわがれたあいさつに人生の深みがある。




今日は4周で終了。




6時過ぎ,家に戻ると汗がまた噴き出してくる。

さっそくシャワーを浴びて,ジャージを洗濯機に突っ込む。



居間の戸を開けて,おどろいた。

出かけるときには誰もいなかったのに,布団が運び込まれ,

暑さに耐えきれなくなった人びとの累々たる屍が横たわっていた。



床に敷いた布団に3人,ソファに1人。

女ばかり4人,笑ってしまうほど無防備な表情で眠っている。


1歳の下の子。

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4歳の上の子。

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あらあら,暑くて鼻血を出したのか,ティッシュが鼻の穴に詰めてある。



あとの2人は写真を載せるにはふさわしくない。




今日も暑くなりそうだ。

平和なお盆休みである。









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病院日記 (2) 手術後

Posted by リキ on 27.2016 日々の雑感   24 comments   0 trackback


 6月17日(金)

 手術後,何回かトイレに行った以外はひたすら寝ていて,気づいたら,朝食が届いていた。

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 相変わらずまずそうだが,1日ぶりの食事なのでうれしかった。



 しばらくするとまた眠くなった。

 寝ていると起こされて,血圧,体温の計測。

 麻酔医の先生が来て何かを話したが覚えていない。


 また寝ていると起こされた。清拭の時間だった。生まれて初めて,体中を他人に拭いてもらった。本当のことを言うと,手足くらいは自分で拭けるくらいには回復していたのだが,そんなそぶりは見せず拭いてもらった (笑)

 とてもていねいに拭いてもらって,すごく気持ちがよかった。



 執刀医の先生が見に来てくれて,「傷口がきれいなままで汚れていないので経過は良好」 と言われ,一安心。

 ここでやっと背中を切ったことをはっきり意識した。寝返りを打つときに痛みがある程度で,そのほかはまったく痛みがない。8cm もの傷だというのに,これはありがたい。

 この日,食事以外はほとんど寝ていた。

 お昼近くに家内が来たが,ずっと寝ていたそうだ。

 夕方近くになって,やっと意識がはっきりしてきて,看護師さんの顔が見えるようになり,「かわいい」 とか,「若いな」 とかわかるようになった (笑)

 それまでにも,何回か対応してもらっているのに,どの看護師さんだったか覚えがない。



 夜には本も読めるようになった。

 相変わらず食事はひどかったが,家内が買ってきてくれた温室ミカンが最高にうまかった。




 6月18日(土)

 朝起きると,窓のブラインドの向こうは青空だ。

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 ああ,今日は走れるな,と思う自分に笑ってしまう。こーさんから 「しなの8時集合ね」 というメッセージが届いたのにも笑った。



 すっかり元気になった。

 若い看護師さんばかりなので,血圧を測ってもらうのが楽しみになるほど。

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 午前中で1冊目の本を読み終える。

 じっとしているのがつまらなくなった。病室は4階にあるので,階段を下りて1階のトイレに行ってみた。帰りは,1階と5階の間を2往復してから部屋に戻った。

 うっすら背中に汗をかいたので,これはまずいかと思い,おそるおそる尋ねてみた。

「退院後,汗をかくくらいの運動をしちゃだめですかね」

「軽く体を動かすくらいはいいですけど,ジョギングなんかは抜糸までだめですよ」

「ハイ」



 残念ながら,この日の清拭の時間には,背中以外は自分で拭く設定だった。





 午後,カーテンがそっと動いたと思ったら,ダイちゃんの笑顔がのぞいた。路くん,みっちゃまもいっしょだった。

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 うれしい。

 自転車の話をずっとしていた。他愛もない話なのだが,猛烈に楽しい。復帰の折には,みっちゃまが挑戦状をたたきつけてくるそうだ。僕が弱っているので,チャンスとばかりに勝負を挑む,という設定らしい。

 ダイちゃん指導のもと,「断ったら不戦勝」,「勝負は結果がすべて」,「いいわけ,弱音は敗者のたわごと」 など次々と名言が飛び出して,楽しいライド予約ができた。楽しみ~。


 楽しいおしゃべりをしている途中で,点滴の時間になった。

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 薬の袋をつなぐと,すーっと薬液が流れ込んでくるのだが,透明なチューブの中を気泡が移動してくる。

「リキさん,今,空気が入っていったけど,大丈夫ですか」

「ぼくも今見てて,大丈夫かなって思ったけど。空気が血管に入ると死ぬんじゃないですか?」

「え…!?」



 きわめておだやかな会話だったが,内容は深刻だ。

 沈黙の中,路くんが調べてくれたところによると,少量なら血管内壁から吸収されるので大丈夫だそうだ。よかった…。


 路くん,みっちゃま,ダイちゃん,楽しい時間をありがとう!





 夜は平行して読んでいた2冊目を読み切った。

 あれだけ眠った反動か,夜中の1時くらいまで寝付けなかった。




 6月19日(日)

 すっかり元気になってくると,看護師さんの声のかけ方が軽い感じになり,残念だ。「この人はもういいね」 っていうあつかい。

 人というのは,「自分のことを気にかけてくれる」 ということを期待していて,それを確認したくて,それに充実感を感じるものなのだと,つくづく気づかされる。

 自分の仕事にも,そういうことが期待されているのだと思うと勉強になる。



 ところで,ここの病院の看護師さんたちは,みんな笑顔がいい。そして,こちらがお世話になっているのに,必ず最後に 「ありがとうございました」 と言ってくれる。

 点滴をしてくれたときも,血圧を測ってくれたときも,何かを頼んで持ってきてもらっても,看護師さんの方が 「ありがとうございました」 と言ってくれる。その徹底ぶりに感心してしまった。

 「ありがとう」 という言葉の温かさと美しさに,あらためて感動した。



 それにしても,病院は時間の流れが遅い。時計が止まっているんじゃないかと思う。

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 ブブッとバイブが鳴ったケータイを見てみると,「走ってるよ」 とケンさんの投稿。例のあの道だ。いいなあ。

 そう言えば,きのうは SHOROs の面々が美濃を走っていて,その写真が投稿されていた。しかも,ぼくがずっと行きたいといっていたところの写真ばかりだった。

 当てつけのにおいがする …,うれしいね (笑)




 この日の午後は SHOROs の面々が来てくれた。貴重なお休みの日を申し訳ない。

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 すごくうれしかった。

 ぼくがパジャマ姿と手術跡を見せたことぐらいで,あとは,ライド中の休憩時間とまったく変わりのないおしゃべりが続く。みんながジャージを着ていないのと,そこに自転車がないだけで,いつものライドと同じ雰囲気なのがいい。鼻の奥がつんとするほどうれしい。


 うれしいと言えば,僕が苦手なタクアンのぶっといのをお見舞いに持ってきてくれた。

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 誰が選んだのかは容易に想像がつく。もう,涙が出るくらいだ……,このにおい。
 しかし,実はこういうところに愛が詰まっている。なぜかうれしい。

 誤解のないように書いておくが,「タクアンがまったく食べられない」 というのは 「まんじゅうコワイ」 ではない。だから,それはきちんと覚えておいてほしい (笑)


 とても素敵な時間だった。ありがとう。

 感謝しています!



 見送りに少し玄関まで出て,外の空気を吸った。やっぱり,外の空気はいい。



 また,階段を2往復して部屋にもどった。

 この日は,ほとんど病室のトイレを使わず,1階のトイレを使った。階段の上り下りが楽しい。



 それにしても参った。病室の冷蔵庫を開けるたびに,タクアンの強烈なにおいが流れ出す。夕方,家内に持ち帰ってもらったのに,まだにおいが残っている。おそろしい。



 偶然とは恐ろしい。

 夜に読んだ 『科学はどのようにして作られてきたか』 には沢庵和尚の話が出てきた。権力者にこびを売らず,従わず,自らの気持ちの赴くままに行動した生き様に感動した。タクアンをかじってみるか,などというとんでもない妄想が頭をよぎったのが怖い。




 6月20日(月)

 退院の日。

 昨晩も寝られなかった。どうも調子が悪い。

 まだ背中の傷は熱を持っているようだ。相当大きな傷なのだから仕方がない。

 車まで退院の荷物を持ったら,傷が痛み出した。重いものを持つのはまだダメなようだ。

 そして,病室から毎日見ていた店で,みたらし団子を買った。子どものようにうれしい。

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 家に着くと本当にほっとした。

 家の食事がものすごく美味い。

 家の布団がものすごく寝心地がいい。よく寝られる。




 さあ,いつから走り出そう。








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プロフィール

リキ

Author:リキ
 50代後半からのロードバイク人生。年より初心者が行く!(モーツァルトも大好き!)

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