新たな課題
土曜日,林道探検で遊んだあとは,兒の森へ。
雲が低く垂れ込めています。
さて,どうせなら,新しいバイクでタイム更新をねらいます。
スタートラインからのスタートでは遅くなってしまうので,スタートラインをある程度の速度で通過する作戦。
ああ,ところが,ウォーキングの人がゆっくり歩いていて,その人の歩くラインが定まらず,うまく抜かせません。
結局,スタートはゆっくりになってしまいました。
それでも,人の気配のある道はホッとしますね。
しかし,そのあとは踏みましたよ。
かなり踏みました。
斜度が緩まるところでは,加速するつもりで。
最後はギアをどんどん上げて踏みました。
さすがに,これは記録更新しただろ!
ひょっとしたら,7分切りか?! ニヤリ。
しかし,ベストタイムに10秒も及ばず。
なんだこれ!?
がっくり…。
自分の 「がんばった」 という感覚と,結果は,かくもずれが大きいのか。
ローラーもかなりがんばってきたはずなんだけどな~。
このあと,もう少し走ろうと明治村方面を目指しましたが,急に雨が降ってきて退散。
帰ってからつらつら考えるに,これは当然の結果かも知れません。
今のローラー練習メインメニューは,FTP を底上げするための LT ワーク。
つまり,1時間程度持続できる出力の向上を図るメニューです。
ぼくの場合は,160 ~ 180W での20分間走をひとつの単位にしています。
しかし,兒の森くらいの斜度で,ぼくがタイム更新するために必要になってくる平均出力は,おそらく 220~240 W くらいです。
この出力域で練習していないのだから,できるはずがありません。
たとえで言えば,
かなりがんばって勉強したと言っても,それが試験範囲とずれていては意味がない ── そういうことです。
そういえば,先日の奥美濃ライド。
タラガ谷で,ONI さんとダイちゃんの二人のすぐ後ろにつけて登っていたのですが,ピークが近づくにつれて,じりじりと離されました。
あれもおそらく,この出力域。
富士ヒルクライムで苦しんだのも,たぶん,この出力域。
ヒルクライムレースも,ぼくの場合,この出力域が強化されないとタイムは伸びないと思います。
ということで,ローラー練習は,この出力域も強化目標にしました。
そこで,OBLA 域のインターバル走ターゲット出力を少し上げました。
3分踏んで3分休んで,を5回繰り返すのは以前と同じです。
しかし…,これがきつい…。
今までの OBLA インターバルより 10W 程度上げただけなのに,もう,3分がものすごく長く感じられます。
兒の森だと7分間,この出力を維持する必要があります。
実走はローラーより出力が出やすいといっても,この出力で7分も回し続けるとなると,ちょっと自信がなくなってきます。
しかし,これは練習することでしか達成できませんからね。
「そのひと踏みが明日の脚を作る」
── hiro さんの名言です。
がんばってみます。
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