久しぶりのメンテナンス



きちんと決めてはいませんが,毎年,夏から秋にかけて自転車のメンテナンスをしています。

外せる部品は外して掃除をし,ケーブルを取り替えます。

ところが,昨年はタイミングを逸して,この時期までずれ込んでしまいました。

本音を言うと,2年くらいは放っておいてもいいか,なんて思っていましたが,リアの変速がだいぶ渋くなってきて,調整してもだめだったので,作業に取りかかりました。

ブレーキに万が一のことがあったら大変ですし,サボっていてはいけませんね。


で,いろいろと新しいことを勉強しました。



その1。

フロントディレイラーの内側についている黒い樹脂の部品。

ナントカという名前。

最近,こういうのが覚えられない…(笑)

それが,脱落していました。

調べてみると,チェーン落ちしたときなんかによく落ちるんだそうです。

そういえば,何となくフロントがアウターに上がりにくくなったなと思っていました。

気づくのが遅すぎです。


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アマゾンですぐに買うことができましたが,はめるのが難しかったです。

ディレイラーを外せばかんたんにはまるんでしょうが,そのまま着けようとすると,手ではうまくいきません。

ピンセットを使うと簡単でした。



その2。

チェーンとケーブルを交換したのに,リアディレイラーの動きの渋さが解消しませんでした。

小さいギアに変速しづらいんです。

考えてみると,これは,ケーブルのテンションをゆるめる方です。

つまり,ディレイラーのばねの力で動くはずが,動きにくい。

もしや…。


予想どおり,注油を怠っていたせいでした。

可動部に注油したら,治りました。

そういえば,最近,ブレーキやディレイラーの可動部に注油していなかったなと,あわてて各部に注油。




さっそく,試走に出ると,まあ,快適なこと。

ちゃんとメンテしてやると,ドライブトレーンの各部がすごくなめらかです。

本来の性能を発揮させるためには,いろいろとお世話が必要なんですね。

ぼくの身体も,そうであるはず。

本来の性能はそれほどありませんが,ちゃんとメンテしてやろうとあらためて思いました。



まずは,咲き始めているだろう寒桜を見に。

302号線の大きな交差点にある寒桜です。


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20年くらい前から知っている木ですが,太い枝が切られて,少し樹勢が衰えてきていますが,まだまだ。

メジロが家族で(知らんけど)来ていました。


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名古屋のオオカンザクラも様子見に行きましたが,こちらはつぼみがまだ動いていない状態。

ついでに,ぼくが卒業した小学校を見に行きました。

久しぶりに見る母校は,ずいぶん小さく見えました。


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しかし!

校舎はすっかり新しくなったと思っていたら,ぼくが通っていた頃の校舎をうまく改築したものでした。

窓上部の三段になっている飾りは,当時からあるものです。

懐かしい。

運動場は,あんなに広いと思っていたのに,ずいぶん狭く感じました。



続いて訪れた徳川園。

子どものころの遊び場です。


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写生大会で描いた門とクスノキ。

ずいぶんと大きくなっていました。

自転車を立てかけてみると,ものすごく小さく見えます。

これが,50年の年月です。

半世紀か~(遠い目)。



家にもどる途中,中学校の頃の行動範囲だった長母寺に寄ってみました。

こちらも,もっと大きな森だと思っていたのですが,変わってしまったのでしょうか,こぢんまりと見えました。

お寺と矢田川堤防の間に石碑がありました。

こんなものが目につくようになったのも,歳を取った証拠でしょうか。


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「やた可ハ者し」(やたかわはし = 矢田川橋) と読めます。

今はここに橋は架かっていませんが,昔はここに橋があったんでしょうね。



その橋を渡ったつもりで,対岸へ。

ここはあまり通ったことがない地区です。


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堤防にとてもりっぱな木がありました。

枝の広がりがきれいで,青空によく映えています。

これまた,自分の自転車がものすごくちっぽけです。




帰りは,国道を通りたくないので,橋を渡るとき以外は,中央線沿いの細い道を選びました。

すると,大曽根~新守山間に煉瓦積みのトンネルを発見。


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定光寺駅の近くや,多治見~土岐間にあるものとよく似た作りです。

とてもきれいです。


庄内川を渡って,また同じように中央線沿いを走ると,もう一つ発見。

先ほどより小ぶりですが,作りは同じです。


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これで,合計4本を見つけたことになりますが,こうなると,まだ他にもあるかもしれないと思います。



すっかり試走していることを忘れて走りました。

調整がうまくいった証拠でしょうか。

めでたし,めでたし。





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クリスマスローズの夢



先週末,きつね谷へ行ってきた。


きつね谷というのは,家内の先輩が,広大な自宅の敷地内に作ってきた自然園だ。

退職してから20数年をかけて,もともとあった谷や野山を整備してきた。

園内には小さな谷川が流れ,春にはカタクリ,夏にはササユリ,秋にはさまざまな紅葉とみのり。


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( 2019年6月 )

園内には,小さな道が走り,四阿 (あずまや) があり,膨大な数の陶人形が,まるで住人のようにそこかしこに並んでいる。


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( 2019年6月 )


自然を愛する人がゆっくりと楽しめる場所にしたいという園主さんの願いが,さまざまなところに感じられるけれど,けっして 「自然らしさ」 が失われていないところがすてきだ。


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( 2019年6月 )



この自然園,深い山の中にあるのではなく,町外れの山にあって,すぐとなりには大病院があり,車通りもけっこうある。

その道と自然園を隔てる斜面は堤防のような形の土手で隔てられているが,

「この斜面も,多くの人が楽しめるものにしたい」

と園主さんは考えている。

そこで始めたのが,土手一面にクリスマスローズを植えるという計画だ。

タネをまいて苗を育て,それを土手に植えていく。

200mもある土手すべてをクリスマスローズでおおうという計画は,老夫婦にはなかなか骨の折れる作業だ。

毎年,数百におよぶ数の苗を育て,少しずつ植えていく。

現在は半分ほど植えられていて,5分の1ほどは開花するまでに育ってきている。


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しかし,その作業も停滞を余儀なくされた。

園主さんの病気が発見され,入院治療とともに,退院してからも負担の多い作業ができなくなっているからだ。


それでも,園主さん,「私に時間がないのなら,何かを残したい」 と,闘病記を執筆したり,きつね谷をどのように育ててきたかの記録を書き残したり,ついには,きつね谷を題材にした絵本まで出版した。

そのパワフルな活動ぶりは,とても重い病気を抱えている人とは思えないものがある。


そんなきつね谷へ,クリスマスローズの苗を植えるお手伝いに行ってきた。


石がゴロゴロと出てくる地面は,凍結していてカチカチだ。

そこに苗を植える穴を掘って,園芸用の土を少し入れ,苗を植える。

3人で作業して,2時間で10mほど進んだだろうか。


さすがに恵那は冷える。

風も冷たい。

指先が痛くなった。

それでも,ふと作業してきたところを振り返ると,だいぶ進んだなと思えてうれしくなる。


母屋へ戻ると,手作りの五平餅が焼かれていてご馳走になった。

すてきな生き方をしている人の夢のお手伝いができたと思うと,すごくうれしかった。


きつね谷を少し散歩した。

谷の目立たないところに,ひっそりと一株だけ,茜色のクリスマスローズが咲いていた。


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もう少しでカタクリの季節がやってくる。

また,来よう。




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これぞ大人の遊び方



さて,吉ヶ原駅に着くと,自転車をバイクラックに置いて,駅舎内へ向かいます。

ここで,切符を買い,1か月に1度だけ運転される列車に乗ります。


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この片鉄は 「動態保存」 と言って,運行できる形で保存されています。

片上鉄道保存会のホームページには,保存会の活動の様子がわかりやすく紹介されていて,おもしろいです。



有志による会で,本格的な保線作業から,車輌の清掃,整備点検,運行まで行っていて,かなりの労力をかけての活動であることがわかります。

会員は岡山に限らず,広島,関西方面からも集まっているそうですが,これだけの活動をしているのに,会員数26名だそうです。


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駅構内の様子,運転士さん,車掌さん,線路周辺で作業を行っている方など,その出で立ちと仕事ぶりは,どう見てもプロ。

実際には,ほかの仕事をしつつ,この活動をしている人ばかりです。

つまり,ぼくらが自転車に乗るように,趣味として活動しているわけです。

その楽しみ方の本格的なこと!

そして,その楽しみ方の真剣なこと!


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古い車輌が運行されるノスタルジーもさることながら,保存会の方々の楽しそうな姿に感じ入ってしまいました。



運転士さんは,出発前に機械をバンバンとたたいていました。

「接触が悪くてね」

まるで,昔のテレビです。

これで治るんですから,おもしろい。

ぼくらが集まって,後から 「おお~」 などというので,機械の説明も楽しそうにしてくれました。


出発すると,車掌さんが

「切符をお持ちでない方は…」

と言いながら,車内を歩いて行きます。

400m しか走らないのにね。

その姿が,なんとも楽しそう。



ぼくの敬愛する先輩の言葉に

「楽しいことしか本気になれない」

という言葉がありますが,まさにその通りだと再確認させられました。


運行は,吉ヶ原駅から,この動態保存のために新設された 「黄福駅」 までの 400m の往復です。

歩く速さくらいかと思われるような速度での運行ですが,400m ですから,すぐに着いてしまいます。

それでも,終点が近づくと,車掌さんが,あの独特の車掌節で

「長らくのご乗車,ありがとうございました」

と言うではありませんか。

ちょっと動かしてるだけです,というわけではなく,当時の雰囲気をできるだけきちんと再現しようという心意気ですね。

おもしろいです。


言わば,壮大なる,超本格的電車ごっこです。

しかも,そこには文化的な価値を保存しようという使命感や自負もあって,格調高い香りさえします。

大人の遊び,ここに極まれり。


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お昼は,近くの有名な玉子かけご飯の店でランチをいただき,来た道を帰ります。


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帰り道も楽しいです。

道そのものが楽しい。


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時間帯とともに,道の味わいも変化していきます。

季節の移ろい,時のうつろい,さまざまなものを感じながら走ることのできるこの道は,本当に素晴らしいサイクリングコースです。


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このトンネルを抜けると,もうすぐに駐車場に着いてしまう。

そんな寂しさも感じるほど,楽しいサイクリングでした。


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いっしょに走ってくれた臨時漕会(りんじこっかい) の皆さん,ありがとう!

またね!





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片鉄ロマン街道の魅力



メタさんたちと信楽を走ったあとは,その足で相生に入ります。

翌日は,片鉄浪漫街道のサイクリングです。

毎月第1日曜は展示運転をしているので,それに合わせての計画です。


相生駅前からはコギコギさんの車に乗せてもらって,備前市のサイクリングターミナルまで。


朝の空はスカッと晴れて,風もなく,絶好のサイクリング日和!


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片上鉄道,通称 「片鉄」 は,平成3年に廃線になったそうです。

その廃線跡がサイクリングロードになっていて,片鉄ロマン街道という名前で親しまれています。

「廃線跡」 というだけで,ワクワクしてしまいますが,この片鉄ロマン街道は,長く,変化に富んでいるのが特長です。

クルクルと変化していく沿線沿いの景色が,実に楽しい。


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森の中が多いですが,この季節ならではの冬枯れの森が美しいです。

春なら春で,緑のトンネルが美しい道ですね。


住宅街だって走ります。

ふわりと漂って,ぼくらを出迎えてくれる梅の香。


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廃線跡には,さまざまな鉄道遺構が残されていますが,その代表はなんと言っても駅舎とホームですね。

これは,天瀬駅。

周囲が開けているので,晴れたお天気がよく似合います。


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そして,トンネル。

行ってみれば,現在は自転車専用トンネルとなっているわけで,なんとなく愉快です。

これは,2連のトンネル。


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なぜだかわかりませんが,途切れた部分を走り抜ける一瞬が,とても好きです。



これは,サイクリングロードには必要ない信号機。


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自転車の連なりを 「列車」 と表現するのなら,ぴったりでしょうか。



トンネルを抜けると,左手にスーッと広がる川の風景が気持ちいいです。

そう言えば,少し高いところを走っていたんだと気づきます。


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これは苦木駅。


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この駅は,古びた感じが好きです。



山あいを抜けたかと思うと,スパーンと広がる空。


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これは気持ちがいい!


こういう広がり方をする景色は,ぼくの地元にはなかなかないんです。

ぼくのイメージとしては,佐用町辺りの景色もこんな感じです。

ひょっとして,兵庫,岡山の特徴なのか,なんて思います。




ここは,堤防の上の道で,両側の山が少し離れていて,開放感をたっぷりと味わって走れる区間です。


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風もなく,暖かだからこそ 「気持ちいい」 なんて言えるんですよね。

冷たい風が吹いてたら,とんでもない区間です。



そうこうしているうちに,着いちゃいました。

展示運転をしている吉ヶ原駅です。


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── つづく




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信楽 古い道沿いに走る



信楽駅から,高原鉄道沿いに旧道と思われる道を北上します。


道沿いにある玉桂寺は,駅の名前にもなっていますが,このすぐ近くにつり橋がありました。

保良の宮橋というそうです。


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駅に行くための橋だそうです。

自転車で渡るのは,かなりコワイ。


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周囲がよく見えるというか,丸裸状態で,空中を走っているような錯覚。

下から撮影してくれたメタさんによると,笑えるほど腰が引けていたそうです。



この道,川沿いを走ったり,古い集落の中を通ったりしながら抜けていきますが,車はほとんど通りません。

いい道です。


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途中にある日雲神社もおもしろいところです。

境内の中に踏切があります。


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といっても,遮断機はありません。

列車が来たらいいのに,と話していると,遠くから列車の警笛が聞こえてきました。

「おお」 と一同,色めき立ちます。


来ました!

スカーレットのラッピング列車。


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本数はかなり少ないのに,素晴らしいタイミングでした。

これも,日ごろの行いのよさ (誰の?)。




ここからは,紫香楽宮跡を通り,アセポ峠を越え,湖南市に出ます。

関係ありませんが,「信楽」 もいい字面ですが,「紫香楽」 も捨てがたい味がありますね。



草津方面へ出る道は,旧東海道を走りました。

その途中に,おもしろいところを通りました。

きれいなアーチ作りの短いトンネルです。


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中の様子から,けっこう古いものだと思います。

石をけずったブロックを積んでいます。


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「何だろう」 と思って振り返るも,上に鉄道や道路が通っているようには見えず,

堤防のようにも見えますが,川があるわけでもなく,よくわかりませんでした。

帰って調べてみると,このトンネルは 「大沙川(おおすながわ)隧道」 という名前で,すぐ近くを流れる野洲川に合流する天井川の下に掘ったトンネルだそうです。

つまり,トンネルの上には川が流れている! ということです。

ここまで見事な天井川を見たことがありません。


旧東海道だけに,雰囲気のいい道ですが,


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残念なことに,路面の凸凹が酷い区間が多く,かなり疲れました。

古い町なので,下水道を通す工事が行われたのだと思いますが,もう少し上手に埋め直してほしかったな…。



帰り道,琵琶湖のスキー場辺りには,雪をかぶった山が見えました。

きれいです。


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例年はもっと真っ白になるのだそうです。



珈琲の美味しいカフェでゆっくりして琵琶湖に戻ると,もうすっかり日が暮れました。


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信楽は何度も通っているはずのところですが,信楽の雰囲気というものを,初めて味わうことができました。

しかし,信楽,ホントに寒かった!


メタさん,いっしょに走ってくれた皆さん,ありがとうございました。

またね!






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信楽 ろくろ坂~丸熊陶業へ



ろくろ坂を登っていくと,りっぱな登り窯がありました。

明山窯。


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登り窯の焚き口には 「ogama」 というカフェもあるようです。



くねくねと続く坂道を登ったり降りたりしながら,丸熊陶業を探します。

丸熊陶業というのは,『スカーレット』 に出てくる会社で,現実のものではありませんが,ロケ地として人気が出ているとのこと。


ありました。

ロケ終了後も,この看板を掲げているようです。


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ここはろくろ坂の中でも一番高いところにあるので,見晴らしがいいです。

見晴らしを楽しんでいると,おや,おもしろそうなところが見えました。


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坂を下りて,探索へ。


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つぎつぎとすてきな風景が見つかりました。


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もう,おもしろくてたまりません。


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一眼を背負ってきたら,半日は楽しめそうです。

常滑と似た雰囲気があって,ちょっと古い雰囲気の中に,地域の文化と,ものを作ることを生業とする人びとの香りがします。

すでに現役を引退した多くの窯が,とてもきれいに保存されていることに,地元の人の気持ちを感じます。


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次に行った大きな窯元もロケ地になったようですが,どの場面だったかがわかりません。


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ものすごい数のタヌキさんがいて,まあ,おもしろいこと。

メタさんが本格的に行方不明です。


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( メタさんがどこに立っているのか見分けがつかず,悩む dさん )




さあ,ろくろ坂から降りて,ここからは,信楽高原鉄道沿いに琵琶湖方面にもどります。

まずは,起点の信楽駅。


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そして,すてきな田舎道。


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── つづく




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信楽 スカーレット展へ



先週の土曜日,久しぶりに滋賀のメタさんと,信楽を走ってきました。

その日,相生宿泊だったので,滋賀で途中下車して (クルマですが) おつきあい願おうという算段。

快諾をいただき,コースを決めてもらいました。



今まで何度か滋賀を走ってきましたが,信楽メインで走るのは初めてです。

折しも,朝ドラは信楽が舞台となっている 『スカーレット』。

ちょうどいいじゃないと思っていたら,「スカーレット展」 が開かれているので連れて行ってくれるというのです。


朝ドラはずいぶん前から欠かさず見ています。

何年も見ていると,「今回のはつまらない」 と思うこともときどきありますが,だいたいは楽しみにできるくらいのクオリティだと感じます。

『スカーレット』 もぼくの中ではまあまあの高評価。

でもねえ,最近は少し見るのがつらいです。

あれだけ好きどうしで結婚したヒロインとその相手が,別居・離婚となりました。

結婚生活よりも陶芸家として生きる道を選んだ主人公は,けなげでたくましいですが,弱音を吐くところがなく,ちょっとがんばりすぎています。

Super fly の歌う主題歌が 「負けるもんか」 で締めくくられるのも,ちょっとね…。

たまには負けてもいいじゃない,と声をかけてあげたくなります。



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さてさて,大津からひと山越えて,信楽に入ります。

さっそくスカーレット展へ。


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お父ちゃん,お母ちゃんのお出迎え。


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これは,オープニングに使われているクレイモデル。


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見ておられない方には,「なんだこれ」 と思われる,喜美子の金賞をもらった絵。


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ドラマで使われたいろいろな小物が,ファンの心をくすぐります。

楽しい時間でした。



そのあとは,うどん屋さんへ。


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外観だけだと,ここがうどん屋さんかどうか心配になるという店でした。

どう見ても,信楽によくある陶器を販売する店。

そして,自転車を止めるスペースもなかなかユニーク。

メタさんが軽く行方不明。


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おーい,自転車を止めに行ったはずのメタさん,どこぉ?

なかなかの人気店だそうで,かなり混み合うそうです。

開店と同時に入りました。


「かなりのボリュームがある」 との話を聞いてはいましたが,

これは…,なに?

かき揚げ!?


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大きなかき揚げしか見えませんが,その下にはうどんがあります。

しかし,これが,見た目のインパクトだけではなく,かなり美味しいのです。

出てくるのもは,どれもそのドンブリの大きさに衝撃を受けます。

さすが焼き物の町 (どこがさすがかわかりませんが)。




ということで,ランチのあとは,古い窯後などを見て回るコース,「ろくろ坂」 を登ります。


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それにしても,寒いです。

風がないのに,しみこんでくるような寒さ。

「近畿でもトップクラスの寒さ」 と言われているらしいです。


── つづく



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そうだ 京都,行こう ~西陣にて



さて,京都にもどります。

茶丈藤村を出ると,いつもなら交通量の多い道を瀬田の唐橋まで走るのですが,湖岸の細い道を走りました。


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初めての道は楽しいです。


近江大橋を過ぎてからは,ジュンさんの取るルートは1本中へ入った旧東海道。

ここを走っていたときには,笑わせられました。

ジュンさんが

「この辺りですよ。事件があったのは」

と言うので,なんの事件だろうと思ったら,

「ロシアの皇太子が切りつけられて…」

と続くではありませんか。


そ,それって,あの大津事件,たしか日露戦争より前の話でしょ。

つい最近起こった事件かと思いましたよ。

あ,京都の人にとっては,「つい最近」 なのか (笑)




さあ,最後の山越え。

皇子山競技場の辺りから坂を登ります。


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この山越えは,以前メタさんに連れてきてもらったところですが,こんなにキツかったかなぁ。

とくに,皇子山カントリーのあたりがものすごくきつかったです。




少し休憩したところからは,比叡山がよく見えます。


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しかし,よく登りました。

ここまでで,50km弱の道のりですが,すでに獲得標高は1200m。

「和歌山の次の日に,のんびりと京都の山を楽しむ」,くらいに考えていたのですが,蓋を開ければかなりのタフライド。

やられました~。



この先,住宅街を走り抜けて,京都下鴨までダウンヒル。

途中,雰囲気のいい旧道を走り抜けました。

古い民家がベンガラで塗られていて,機会があれば写真を撮りたいところです。



鴨川まで出たところでペダルさんとはお別れ。

二日間にわたって,ありがとうございました。


ペダルさんには申し訳ないのですが,このあと,ジュンさんの案内してくれたルートが,よかったです。


まずは,桜の穴場だという本満寺を教えてもらいました。

桜好きとしては見逃せない情報ですが,いまだ,桜の時期に京都を訪れたことがありません。

いつか,必ず。



京都御所の裏あたりで,いきなりお寺の中へとジュンさんが入っていきます。


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相国寺。

こんなところが通りぬけられるなんて,なんだか楽しいです。

さらに,赤レンガがすてきな同志社大学の辺りを通りぬけ,


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どんどん細い路地に入っていったかと思うと,


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ジュンさんが立ち止まって,

「ここ,JRの 『そうだ 京都,行こう』 の撮影に使われたところですよ」

と教えてくれました。

教えてもらわなければ,そのまま素通りしてしまうようなところでした。

すてきな雰囲気の路地です。


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今は,ここに,いろんな作家さんたちが工房を構えているそうです。

失礼して,奥まで入らせてもらい,逆方向からもパチリ。


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右手前には,いい雰囲気のハチミツ屋さんがありました。

こういう京都もいいですね。


さらに,もう少し西へ向かうと,おもしろい土塀が。


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この壁の向かいにある雨宝院は,ジュンさんが大好きという常盤貴子が京都ロケをした場所だそうです。

まあ,その話をしているときのジュンさんの顔といったら,奥様には見せられない顔でしたね。




というわけで,ライドの最後の最後,上品なスイーツのようなデザートを楽しませてもらいました。

西陣という古い町の魅力を垣間見た思いです。


ジュンさんのサービス精神に感謝,感謝です。

また京都を走りたいと,強く思いました。

ありがとうございました。


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さあ,次はこの三人でどこを走るか,第2回が楽しみです。




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京都の山 激坂からオアシスへ



笠取から、また山道に入ります。


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この道は,かなり険しいそうですが,ジュンさんお気に入りの道だとか。



石垣を組んだ上に建てられた民家がありました。

黒い板壁と漆喰のコントラストがきれいです。


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二人が道しるべを見ていたので行ってみると,


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ジュンさんが

「すぐ い王ま寺(岩間寺)」 ですね。

と読んでくれました。

「わ」 が変体仮名の 「王」 で書いてあるので,新しくても明治初期でしょうか。


美しい民家,きれいに草刈りがされている斜面に古い道しるべ。

そんなところへ,ロードバイクにまたがるオジサンたち。

なんだか,いい感じです。


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さあ,山道に戻ります。


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ここからしばらく登ると,前日の夜にジュンさんから聞かされていた急勾配区間が現れるそうです。

というか,ここまでも十分に多くの急勾配区間を乗り越えてきたつもりのぼくとしては,「これ以上があるのか…」 という気分です。



はい。

ちゃんとありました。


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ルートラボで見ると,斜度は25%以上のようです。

先に登ったジュンさんが,急いでカメラを取りだして撮ってくれました。


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なんか叫んでます (笑)

登りきったら,しばらく動けませんでした。


というところから,気持ちよく下って,石山寺へ。


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石山寺まで来たら,当然のように寄るのがここ。


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別名 「おじさん自転車乗りのオアシス」,茶丈藤村。

なぜって,そりゃ,もちろん,ね。


そう,美味しいものですよ。美味しいもの。

けっして,きれいな女性がいるとか,そういうことじゃありません。


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短いライドなのに,なぜか記事が長くなってしまいます。

内容が濃いせいですね。


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あと,もう少し,続きます。




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京都の山 醍醐~炭山~笠取



ジュンさんの案内で朝の京都の町を走ります。


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仕事や観光で訪れた名所の近くを自転車で走り抜けるのがなんとも新鮮です。


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ここから,東山を越える道は,やや車通りがあるものの,京都の町から急に山深い感じになっていい道でした。


醍醐寺の前を抜けて,しばらくは住宅街を走りますが,やがて道は勾配を増していきます。


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ジュンさんが,おだやかな笑みを浮かべ,優しい京言葉でいろんな説明をしてくれながら,のんびりと三人で…,

ではなく,ジュンさんのペースはぼくにとってかなりのもの。

そのペースは,着いていくのがかなり苦しいですが,楽しいです。



「この道は古くからの道ですか」

とぼくが聞くと,

ジュンさんとペダルさんが

「そんなに古くはないでしょう」

「せいぜい,千年くらいですかね」

!!??

「そういえば,京都の人は『このまえの戦』というと,応仁の乱のことを言ってますから」


まったくかないません。

京都は時間のスケールがちがいます。

そんな話で笑いながら登っていくのですが,勾配はどんどんきつくなっていき,2人の姿が視界から消えていきます。


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ずっと15%くらいが続くと,足がギシギシ言い始めます。

かなりへたってきたぼくに,ペダルさんが

「あと,500m ほどですよ」

と言ってくれます。

この斜度だと 「あと50m!」 ならがんばれますが,

「500m」と言われるとね…。

励ましの言葉なのか,気持ちをへし折る言葉なのか…(笑)


ジュンさんも,

「そこ,ピークに見えますけど,ちがいますよ! この先もう少し登りますからね~」

と温かい言葉で追い打ちをかけてくれます。


お二人の連係プレーでバキバキに折られたぼくの心。

もう笑うしかありません。


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上の写真は,ジュンさんをぶち抜いたところではなく,ジュンさんに迎えに来てもらったシーン。



何とか長坂峠を登りきって,炭山へ下り,またそこから登ります。

このあたりからは,道はかなり山深いところへ入り,本当に静かです。

好きですね,こういう道。


途中,ラジコン飛行機の発着場があって,しばしの休憩。


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その先には,笠取国際射撃場があって,銃声がすぐ近くで聞こえます。

かなりドキッとする音です。

一応,どこか撃たれていないか確認しましたが,大丈夫でした。



ここからまた下って,宇治市総合野外活動センターでトイレ休憩です。

ジュンさんが,

「いい写真ポイントがあるので,集合写真撮りましょ」

と連れて行ってくれたのは,体育館の脇。

え? これが撮影ポイント? と思っていると,ジュンさんが指さすのは頭上に突き出たひさし。


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まあ,なんと楽しい。


そして,ここからもまた登り。

さらに,山の深さが際立つ道です。

本当にいい道ですね,斜度以外 (笑)




── つづく



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