滋賀 新緑ライド (2) すわ 遭難!?



ここからも新緑の旅は続きます。


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山の奥まで入っていくと,まだ八重桜が咲き残っていました。

緑ばかり見ていた目には,桜色が新鮮です。


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これは,ちょっと休憩した古い商店。

gottu さんが 「すごい木だね」 というので,見上げると,なんか楽しい気分になる風景でした。


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京都の和束は,茶畑がきれいです。

新緑の茶畑。


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覆いがしてあるところは高級なお茶を作るところなんでしょうか。



いつも楽しみにしている,よもぎ餅のおばあちゃんには出会えませんでした。

元気だといいのですが。




和束のコンビニで休憩してからは,この日一番の難所に向かいます。

犬打峠。

もう,ホント,笑っちゃうほどキッツイ峠です。

以前,滋賀県側から登ったことはありますが,和束方面から登る方がキツいようです。



先に登っていった仲間たちも,こんな様子。


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路肩にへたり込んでいますね。





みんながそろってから,犬打峠ダウンヒル。

向こうに見える茶畑が輝いています。


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手足の長いまさきちさんが,かっこよく撮れました。

モデルさんみたい。




このあたりで,ぼくのこの日のエネルギーはほぼ終了。

帰り道,大峰林道を越える力はほとんど残っていませんでした。

あっという間に置いてきぼりです。



猿丸神社まで抜ける大峰林道は,とにかく長いです。

まわりに見えた高い山が,どんどん低くなっていきます。

どれだけ登ってもピークが見えない。


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そろそろピークかなと思っているところへ,見上げるようなガードレールが見えると,見事に心折れます。


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こんな山の中なのに高回転のエンジン音が響いてくる…と思ったら,レース場がありました。


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いいよね,あなたたちは,エンジン着きだもんね。

こっちは,自分の足だよ,足。

と恨めしく横目で見て,登り続けます。




のび~さんが,「この道はピーク詐欺がつづくよ」 と言っていた意味がわかりました。

ピークに見えた先を下っていくと,また登りが始まるんです。

そんなサギに何度あったことか。





大峰林道の長さに辟易として写真を撮っては休憩していたぼくですが,そのころ,林道終着点の猿丸神社では,

「遅いね」

「写真でも撮ってるんじゃない?」

「でも,そんなにいい景色あったか?」

「それにしてもおそすぎる」

「もしかして,遭難!?」

と騒ぎになっていたようです。

gottu さんからの電話にもまったく気づかなかったので,よけいに心配をかけてしまいました。

スミマセン…。




── つづく




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滋賀 新緑ライド (1)



5月5日,滋賀のメタさんにご招待を受け,新緑ライドに行ってきました。

100km ,1500m アップという,ぼくにとってはけっこうキツいライドになりそうなコースです。



いつものように矢橋帰帆島 (やばせきはんとう) 出発で,山の中へ入っていきます。


朝の光が森の緑を浮かび上がらせて,まあ,そのきれいなこと。


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光と影が交錯する森は,とてもきれいです。

ただし,細かい光が降り注ぐ森は走りにくいです。

細かい木もれ日もきれいなんですが,自転車乗りにとっては,路面の状況がつかみにくくのるのでこわいです。

こんな感じがちょうどいいです。




それにしても,坂ばっかり。

さすが,メタさんプロデュースのコースです。


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わざわざ少し遠回りして,坂を登り,有名な 「畑のしだれ桜」 の里を通りました。


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まだ花に出会えずにいる名木です。

いつかぜひ。




森は,ずっと緑色ですが,次々とその表情を変えます。


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緑さす,風薫る ── 美しい形容詞が似合います。



足下の木もれ日,その影まできれい。


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里に下りてくると,晩春というか,初夏というか,鮮度の高い色がきれいです。


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いつものように,思いついたところで写真を撮っていると,みんなの姿が見えなくなってしまいます。


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でも,みんな,ちゃんと待っていてくれます。

いつもお待たせしてスミマセン。ありがとう。



ふと,路面に光る宝石を見つけて立ち止まりました。

おお!


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コガネムシなどの甲虫には,金属光沢と見紛うような光をたたえる虫がけっこういますよね。

ちょっと弱っていたこの子もきれいでした。

先が3つに分かれた触覚がめっちゃ可愛いです。


しかし,あとからカンパチさんに教えてもらったところによると,糞虫らしいです…。

素手でさわった…。

でも,お昼ご飯のあと,トイレでちゃんと手を洗いましたから大丈夫。



糞虫のような存在がなければ,この世は糞だらけ。

排泄物を自然に帰してくれる大切な存在です。

自然に帰った有機物は,回り回って,また食物としてわれわれの口に入ります。

ぼくの手は,けっして汚いものに触ったのではなく,深淵なる物質の循環に触れただけなのです。





ということで,また坂を登り,鶏鳴の滝 (けいめいのたき) へ向かいます。



何気なく通り過ぎようとした川が,一枚の絵のよう。


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森の入り口では,メタさんが道端で待っていてくれました。


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「ありがとう」 と声をかけたけれど,待ちくたびれたのか,返事がありませんでした。



鶏鳴の滝はとても見事な滝でした。

ここまでの途中にある 「三筋の滝」 よりも見応えがあります。


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みんな黙って,滝音を聞き,うるおいのある空気を感じ,水の落ちる様を見ているだけ。

それほど長い時間ではないはずですが,ずいぶん長い間この空気に身をゆだねていたような感覚です。

何という気持ちのよさ。


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このさらに上にも,見所があるそうです。



周囲の緑も輝いています。

ぼくの白いバイクが,緑色になっていました。


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── つづく





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ガリバーとコーヒー



阿下喜の町に入り,おやつポイントの 「ベーカリー米藤」 へ向かいます。

「こめふじ」 という名前からして,昔はお米屋さんだったのでしょう。

現在は,パン屋さんで,ブリオッシュが有名です。

イートインのコーナーもあり,自転車イベントのエイドにもブリオッシュが出されていて,自転車乗りには人気の店です。



阿下喜駅から阿下喜商店街へはなかなかの急坂。

しかし,美味しいもののためならがんばれます。



あれ?

なんと,お休み!

汗をかいて登ってきたのに,ガックリです。



どうしようかと相談して,近くにある 桐林館喫茶室 へ行ってみることにしました。

旧阿下喜小学校の建物を利用した施設です。


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この建物は,国登録有形文化財に指定されていて,校長室や教室など,当時の雰囲気を残した部屋が開放されています。

その一室が喫茶室になっているのです。



ままよと行ってみると営業中でした。

レトロな雰囲気を活かした,すてきな喫茶室。


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昔の教室をそのまま使っているだけでなく,机や椅子も当時の小学生が使っていたものでした。

それにしても,まるはさんが座ると,すごいサイズ感です。


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この写真を見たカンパチさん曰く,「ガリバー旅行記」!




これは,おとなのコーヒー牛乳といなべプリンのセット。


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「コーヒー牛乳」 と言っても,それは見た目だけで,ふつうのコーヒーと同じく,ていねいに淹れたものでした。

コーヒー牛乳なのに,豆の種類が選べるという本格派。

ですから,とても美味しいんですが,一人一人の注文ごとに,すごく時間がかかります。

大人数で行くときには要注意です。


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すっかり時間を使ってしまったあとは,

秘密のトンネルや,


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めがね橋,ねじり橋にご案内し,


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ライド終了です。


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いなべには,まだまだ楽しいポイントがあるそうです。

今後の KOU さん企画ライドが楽しみです。



いっしょに走ってくれた皆さん,ありがとう!

またね!





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ラピュタへの旅 (2)



迎えに出てくれたロボットは,優しい感じだったので,ついて行ってみることにしました。

何も語らないロボットが案内してくれます。


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せっかく仲よくなったので,SHOROs のジャージを着せてみました。

往時をしのぶように,廃墟を見上げています。

その背中に哀愁が漂います。


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写真左端には,かなり大きな建造物。


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この階段を上がっていくと,風穴の方へ行けるそうです。


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と,こんどは,元気な足音が近づいてきました。

犬たちでした。 なに,イヌ!?


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猛烈な勢いで走り回り,遊び,人間に愛想を振りまくこともなく,走り去っていきました。




廃墟との間には,員弁川が流れています。

それを渡る橋はこれ一本。


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しかし,この柵の向こうは聖域。

きっと,飛行石を持たぬ者は入れないのでしょうね。



いやいや,そうでもない!

ロードバイクは,ぼくにとって飛行石ような存在です。

こいつがあれば,ぼくは飛ぶように移動できるんです。

追い風に乗れば,滑空するかのごとく,走れるんです。

ひょっとしたらと思い,ロードバイクを近くに持って行ってみました。



しかし,現実はそんなに甘くない。

飛行石を持っていたとしても,王族以外はダメなんですね,きっと。

あの人を連れてくるんだった。

いにしえより伝わる秘密の名前を持つ男。

「メターボ・トゥエル・ウル・ラプタ」


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この人に来てもらうべきだった…。




この橋は渡れませんが,川向こうには,あの犬たちが入ってきた道が地図で確認できるので,次回,チャンスがあったら,そちら側からのアプローチを試みたいと思います。



廃墟を後にして,あとは,いくつかのご招待ポイントを回って帰ります。



先日,NHK-BS の 『こころ旅』 で火野正平さんが訪れた,三岐鉄道 西藤原駅。


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模型の線路があったので,ちょいとロードバイクを走らせてみました。


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さあ,帰り道は阿下喜に寄って,おやつポイントへ。

ブリオッシュの美味い店があるんです。




── つづく





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ラピュタへの旅 (1)



連休後半に入った2日,三重の KOU さんからお誘いを受けて,いなべを走ってきました。

最近仲間内でよく走っている地域を,滋賀のメタさんたちが走りたいというリクエストで実現したライドです。

ついでに,ぼくが KOU さんに以前からリクエストしていた廃墟 = 工場跡にも連れて行ってくれるそうです。

総勢10人でのライド。


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いいお天気になりました。

いなべは,いつ走っても車が少なく走りやすいです。

連休でもね。


そして,そして,

なんといっても緑さす季節の中を走る楽しさ。


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この地域に多い麦畑も,穂が出て麦の花が満開。


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ふだんうすぐらい峠道さえも,木もれ日が緑を光らせます。


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梅林公園の駐車場は,いつ来ても空の広さが気持ちいい。


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お腹を満たしたあとは,鞍掛峠へ向かいました。

ぼくは初めてです。

本来は滋賀県へ抜ける国道なのですが,峠の頂上にあるトンネルの向こうは通行止めになっています。

噂では,この道を修復するつもりはないらしい (誰が?)



ですから,登ったら降りてくるだけなので,もの好きの自転車乗りくらいしか走らないだろうと思いきや,

意外に自動車もたくさん登っていきました。

登山やハイクの人?


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ここも新緑がきれいな道でした。

ヤマザクラがわずかに咲き残っていたり,

道端にイチリンソウが咲いていたり,

とても静かで登りやすい道でした。



距離6km,標高差430m ほど。

登ったからといって,特にご褒美の景色があるというわけではありませんが,道そのものの雰囲気がすてきです。


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このあとは,少し北へ移動して,ぼくがリクエストしておいた工場の廃墟へ。

廃墟となっているのは,昔,石灰の工場があったところです。

白石藤原鉱山跡。



鈴鹿山脈から伊吹山方面にかけては,ひろく石灰岩が分布しています。

ヒルクライムの伊吹山も石灰岩の山。

藤原岳も石灰岩の山で,現在も着々とけずられている最中です。


石灰岩は,海に住む有孔虫やサンゴなど,体内に石灰分をふくんだ生物が堆積してできた岩石です。

つまり,海の底だったということですね。

その石灰岩を焼いて石灰をつくり,それを原料としてセメントなどさまざまなものが作られます。


工場の建屋が残っていたころには,中が石灰で真っ白になっていて,「白の宮殿」 などと呼ばれていたようですが,建屋も取り壊され,今はコンクリートの基礎などが残っているだけです。



国道から細い道を西へ入っていくと,水のくめる水源地にたどり着きます。

舗装は途切れますが,そこからさらに奥へ歩いてはいると,廃墟の前に出ます。



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長い年月の間に植物がその間に入りこみ,コンクリートを覆い,廃墟の雰囲気をたたえています。


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ラピュタ好きとしてはこたえられない魅力!

わくわくが止まりません。



ほかのみんなはここまで入ってこないので,どうしたんだろうと思っていると,

おやおや,ロボットの足音が聞こえてきました。




── つづく




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TSS 500 超の後遺症



連休最後のライドが5日の滋賀ライドでした。

美しい新緑を堪能するライドでした。


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このライドの記事は,いずれ書くつもりですが,今のぼくにとってこれがたいへんな強度のライドでした。

引っ越しで忙しくなった昨年秋から,めっきりと力が落ちていることは自覚していました。

少しずつ回復させようとしてきたのですが,歳のせいなのか思ったように力がもどりません。



そこへ,このライドが,なかなかのコースで,体へのダメージがかなり大きかったのです。

ガーミンが自動で計算してくれる TSS (トレーニング・ストレス・スコア) が 540 という見たこともない数字でした。

ガーミンのホームページによれば,


● 150以下 ── 翌日には回復(低い)

● 150~300 ── 翌日まで疲れが残るが,翌々日に回復(中)

● 300~450 ── 二日後も疲れが残る可能性があり(高い)

● 450以上 ── 回復には数日かかる(非常に高い)


ということになっています。


算出のもとになる FTP もガーミンに自動計算してもらっています。

これが低すぎるのではということも考えられますが,まあ,ぼくとしては妥当な数字です。

何かの都合で,多少大げさな数字になったのかも知れませんが,高負荷であったことだけは確かです。


その証拠に,ライド後がタイヘンでした。

翌6日の月曜日,連休最終日は体の疲労感がひどく,一日中ゴロゴロしていました。

火曜日からは仕事だったのですが,体のだるさはひどくなるばかり。

仕事には行けたものの,午後からは病的と感じるほどの疲労感。

筋肉痛とかいう疲労の範疇ではなく,体全体の倦怠感がひどく,さすがに心配になってきました。



ひょっとしたら,あまりの強度の高さに筋繊維がたくさん壊れ,カリウムが大量に血液中に放出されたためか。

それとも,疲労物質を抜くための作業負荷が高すぎて,急性の腎不全か。



仕事は何とかこなしていたものの,水曜日になっても体のだるさはまったく軽減されず,困りました。



おかしい,これはおかしい。




ふと思いついて,熱を測ると,なんと,38℃を超えていました。

熱があるなんて思っても見なかったのですが,体のだるさの原因はこれでした。

不思議なもので,熱が原因とわかると気持ちが安心したのか,体が楽になったように感じました。



とりあえず,ひたすら寝ました。

病院にも行きました。

しかし,カゼらしい症状はほとんどなく,

「おそらく,カゼ」 という程度の診断。

「おそらく,疲労から来る発熱」 だったのではないかと自分では思っています。



とにかく,ひたすら寝て,金曜日からは熱が下がりました。

土曜日は,体がまだふらふらしていましたが,どうしても行きたかった先輩のお見舞いに,1時間ほど車を走らせました。

先輩の温かい手を握ると,少し元気が出てきました。

日曜日は,やっと近所の散歩がふつうにできるくらいにまで回復しました。



回復まで,正味一週間。

TSS 540 おそるべし!


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お尻の痛みもなくなり,今週はやっと自転車に乗れそうです。






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遠くまで行かなくとも



連休3日目は,江南の曼荼羅寺へ藤の花を見に行くことに。

1日目,飛騨あさひ村を走り,2日目,中山道を歩いて,ちょいと疲れた身体で自転車は無理です。

心と身体のメンテナンスのつもりで,クルマで出発。

ついでに,孫の顔を見てこようという目論見。

というか,どっちが 「ついで」 か,微妙です。




連休ですから,曼荼羅寺周辺はとんでもない混雑です。

娘の家に車を止めさせてもらって,そこから歩くことにしました。

といっても,疲れているとけっこう長く感じます。

30分以上歩きます。



周辺は,私設駐車場が花盛り。

相場は500円で,そこら中の家の庭や空き地が駐車場になっています。




曼荼羅寺公園に入ると,もう,それはそれはすごい人。

いろんな国の言葉も飛び交っています。


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さすがに管理が行き届いています。

これほど花着きのいい藤はなかなかありません。

密度がすごい!



光に透ける藤の花が,ガラス細工のように見えます。

透過してくる光が,乱反射してキラキラするんでしょうね。


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この公園には,いろんな種類の藤があり,少しずつ盛りの時期がずれるので,長く楽しめるようです。

紫と白はいろんなところで見かけますが,桃色の藤はなかなか見ません。


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好きだな,この色。




藤棚にそって,いろんな花が植えてあります。

特に見事なのは,ボタンとシャクナゲ。


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家内が,突然 「ボタンの苗を買って帰ろう」 と言いだし,公園内にある即売場で買い求めました。

団子より花。

こんなお土産物も楽しいです。





このあとは,娘の家まで帰って,マゴとのお楽しみタイム。

本日のメインイベントです。



11月に生まれた3人目の子が,もう,かわいくて可愛くて。

女の子が2人続いて,3人目で男の子が生まれました。

大きな声では言えませんが,三姉妹の方が可愛いだろうななんて思っていました。

ところが,いざ,男の子が生まれてみると,これがものすごく可愛いんです。



娘から送られてきた LIN Eの動画を毎晩のように見てはニヤニヤしています。

お姉ちゃんにもかわいがってもらい (いろんな意味で),幸せそうです。


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ふだんいけないような遠いところへ行くのも楽しいですが,身近なところにも幸せがたくさんあります。


マゴと遊んで,「もう帰るの」 と言われるのもうれしい。

ボタンの苗を植え,花びらの色が少しずつ見えるようになってきたときのワクワク。

小さなびんのワインをコップに半分ほど飲んで,「プハー,酔っ払った~」 などという他愛もない時間。

スラスラ弾けないのに遊びでピアノをさわって,自分の指から出てくるショパン独特の甘い和音。

思わず吹き出すような,友人のFacebookへの投稿。


小さな楽しみごとがつながって,楽しい毎日が送れます。


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恒例の妻籠~馬篭ウォーク



4月28日,連休の2日目は,毎年でもないけれど我が家の高齢,もとい,恒例,中山道ウォーキング。

電車で南木曾まで行き,そこからバスで妻籠宿まで入り,中山道を歩いて馬篭宿まで歩くというコースです。

新緑の美しい中,山の空気を満喫し,春の花との出会いもあります。

観光旅行の気分もちょっぴり味わえます。




すっかり観光地化されてしまった感の強い馬篭とくらべると,妻籠は古い宿場町の雰囲気を色濃く残していて好きです。


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でも,徐々に一般受けするものが増えてきています。

これもその一つ。


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長野伝統のお焼きとは少し雰囲気がちがう,現代的なお焼き。

ふかふかで,とってもおいしいんですけどね。


この宿場町,五平餅も美味いです。

クルミなどがしっかり入った好みの味です。




馬篭とくらべて,人が少なめなのもいいです。


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宿場町を抜けると,一気に静かになります。

聞こえるのは鳥の鳴き声くらい。


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新芽の色がさまざまで,森が華やか。

こういう雰囲気を楽しみたくて山の中へ来るんです。




やがて道はさらに山の中へ。

石畳が旧街道の雰囲気を残します。


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このコースは,それほど変化のある山道ではありません。

おだやかな山道。

木の緑,下草,それにほんの少しの山の花がまじり,湿気のあるところには緑のコケがあるくらい。

でも,それだけで十分です。

かわいらしいニリンソウを見つけると,わあと思わず声が出ます。




巨樹もあります。

ここだけですが。


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すごい巨樹というわけではありませんが,やっぱり大きな木は見つけるとうれしくなります。




ちょっと疲れてきたころ,休憩ポイントにしている一石栃 (いちこくとち) の立場茶屋に到着。


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もう,見えた瞬間,「やった!」 って感じです。

しだれ桜が満開でした。



何回も歩いていますが,この桜の見頃に当たったのは2回目です。

古くからある旅人の休憩場所。

今でもボランティアの方が,訪れる人にお茶を振る舞って下さいます。


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古い建物に桜がよく似合います。

このベニシダレは,それほど古い木ではありませんが,昔からそこに合ったかのように咲いています。




管理されている方が,

「そこの座敷から窓を額縁にして撮るといいよ」

と勧めてくれました。

「ただし,うまく撮るのは少し難しいけどね」

とも。


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たしかに。

桜に露出を合わせて,あとからシャドー側を持ち上げてみました。




ここからは少し登りが急になり,馬籠峠を越えると,あとは下り。

馬篭の展望台まで来ると,

「ああ,今年もいい山道だったな」

と思います。


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家でお酒を飲むことはほぼありませんが,ここへ来たときにはよくワインの小さなびんを買って帰ります。

発酵を止めていない生ワインが,ブドウジュースのようでおいしいです。

ただし,調子に乗るとアブナイ。


まだ連休が8日間も残っていると思うと,ワクワクしてきます。

終わってしまえば,あっという間ですが。





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飛騨あさひ桜めぐり (3)





飛騨あさひ桜巡り,その3。


桜が集中している地域から,少し離れた南へ向かいます。

途中,トンネルを避けるため,ダム側へ回り込む道に入りました。

ここにも可愛らしいトンネルがありました。


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なんか楽しい。




しかし,ここからは雨足が強くなってきました。

よく観察すると,雨粒にまざって,ウェアに当たって跳ね返る粒もあります。

これは,氷の粒! アラレじゃないか!

そう言えば,さきほどからヘルメットに当たるつぶが軽快な音を立てています。


笑い事ではありません。

これが顔に当たると痛いんです。




強くなってきた雨と風の中を走っていると,目的地が遠く感じられます。

秋神ダムから 5km ほどのはずなのですが,

つらい時間は長く感じるものですね。




そして,目的地の法正寺に到着。

カメラはびたびたどころか,はね上げた砂でどろどろになっています。

ペンタックス,防塵,防滴仕様でよかった。



さあ,桜はと見上げると…


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一部咲きといったところでしょうか。

ちょっと残念。

見上げるヘルメットのはしからぼたぼたと落ちる水滴が悲しい。

雨がよけいに冷たく感じますよ。




さあ,もどるか!

といっても,帰りは向かい風。

風の強さと,顔に当たる霰の粒はさらに厳しさを増し,もう,たいへん。

のんびり一人で花見どころか,かなりハードなライドになってしまいました。



行きは,トンネルを避けましたが,帰りは 「早くトンネル来い!」 と叫んで走っていました。



トンネルに入ると,本当にホッとしました。

痛い粒から逃げられるだけでありがたいです。

しかも,このトンネル,交通量がとても少なく,追い越していく車は一台もありませんでした。



そして,そして,なんと!

トンネルを抜けると,そこには青空が見えていました!


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自転車を停めて,濡れた体を手ぬぐいで拭きました。

まるはさんおすすめの 「ライドには手ぬぐい」!

いやはや,なんとも,いい気持ち。

体の力が抜けていく感じです。



ダム湖には,マメザクラ。


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飛騨しだれ桜街道というだけあって,桜がとてもきれいな区間があります。

晴れていれば,とても楽しく走れる道ですね。


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しかし,ぬれたからだが乾いたのもつかの間,すぐにまた降り出しました。

もう,あきらめの境地。



最後は,うっかりパスしてしまった青屋地区の神明神社です。

もっとも有名なポイントです。

水田に映る桜が絵になるからでしょう。


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風と雨で水面が波立っているのが残念です。



横に回り込むと,枝垂れた枝が路面に着きそうなほどの長さになっています。

もう,ほぼ通せんぼ状態。


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桜のカーテンを開けるように向こう側へ自転車を移動させて,写真を撮りました。


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こういうのも,なんか楽しくなっちゃいます。

ずっと雨が降っているんですけどね。



しばらくすると,またまた雨は氷の粒になり,写真に写るほど激しくなってきました。


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もうダメ。



大急ぎで道の駅までもどりました。

2km 弱の道のりがこれまた遠く感じました。



道の駅に着いてから,名物のよもぎうどんをいただきました。

あったかい出汁がしみた~。




帰り道は,国道41号でのんびりと,休憩ふくめて3時間。

いい旅でした。



3年後,晴れた暖かな日にもう一度回りたいです。


一人でゆっくり見て回るのもいいけれど,桜好きな人と

「この角度がいいね」

「これを入れて撮ったらカッコいいね」

「あそこに見える桜,行ってみようか」

などと,ワイワイ言いながら走るのも楽しそう。

飛騨あさひ桜巡り,桜好きの自転車乗り募集中です。






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飛騨あさひ桜めぐり (2)



飛騨あさひ桜巡り,その2。


適当に引いた登りルートはなかなかおもしろいところでした。

少し登ると朝日中学校があります。

と言っても,けっこうな坂です。

いやいや,中学生はこんなところまで毎日登ってくるのか。




雨がときどき思い出したように落ちてきます。

これ以上ひどくならないことを願うばかりですが,西の方角には黒い雲がドーンと居座っています。

カメラのレンズにつけてあるフィルターがぬれていて,それに気づかずに撮影していました。

あとからパソコンで見ていると,写真にシミがいっぱいできていました。残念。




中学校を少し過ぎると,大きな岩と桜が見えてきました。

これは調べていなかったポイントでした。


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あとで調べる見ると,立岩神社御旅所というところでした。

小さな祠がありましたが,なんと言ってもこの岩の存在感がすごかったです。

その岩をも抱えてしまうようなサクラの枝もすばらしい。


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そして,まったく人気のない山の中にあるのもすばらしい。

こわいくらい静まりかえっています。



さて先へ行こうと思ってふと中学校の方を見ると,桜がたくさん見えました。

行ってみると,中学校の駐車場が見事な桜の園になっていました。


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名所と言ってもいいくらい。

桜マップには載っていません。




さらに先へ進むと,家が数軒の集落に出ました。

仕事をしている人と挨拶を交わすと,その家の裏手に桜が見えました。

「あの桜,写真撮らせてもらってもいいですか」

と聞くと,

「ああ,いいよ,自由に入って」

と言われ,家屋の間を通らせてもらって裏山の桜を見せてもらいました。


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何気ない生活の風景の中に,りっぱな桜が溶けこんでいます。

この小さな集落は,たくさんの桜が植えてあって,ここで一泊したいくらい。

ひときわ目を引いたのは,純白に近いヤマザクラ。


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緑の草によく映えて,神々しいほどでした。




この先のアップダウンを越えると,また小さな集落。

ここにもすてきな桜。


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犬を散歩しているおばあちゃんに挨拶すると,満面の笑みで挨拶を返してくれました。

ぼくもあんなすてきな笑顔の年寄りになれるだろうか。



予定にない桜との出会い,地元の人との出会いが,もう楽しくて,気持ちよくて,雨がポツポツ降ってきているのに鼻歌が出ちゃいます。




山を下って,飛騨ぶり街道にもどり,また有名なポイントへ向かいます。

まずは,浅井地区の神明神社。


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さすがの貫禄。



この小さな建物をなんと呼ぶか知りませんが,少し大きな神社には必ずありました。


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これが,人と桜の関わりを感じさせるのか,とてもホッとします。

ここに座って,ゆっくり本でも読んでみたい。




つぎは,天満神社。


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しだれ桜は,見る角度によって姿がまったくちがって見えます。

同じ桜ですが,ずいぶん印象がちがいます。


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ここも,漆喰壁の蔵がよく似合います。




さあ,ここからは,「飛騨ぶり街道」 を南へ走り,秋神ダムから 「飛騨御岳しだれ桜街道」 をさらに南下します。

目指すのは,西洞地区にある桜です。

北風に乗ってすいすい進みます。

しかし,行きはよいよい…とはよく言ったもので,帰りはタイヘンでした。



── つづく





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