雨雲と太陽のはざま



Rapha Rising 点描。


月曜日は,5時前に出発しようと起きましたが,かなり大きな音を立てて雨が降っていました。

あらら,このままだと走れないかも。

半分あきらめて,人生最高の悦楽のひとつ,二度寝。



6時半に起きると,小雨になっていたので,朝ご飯を食べてやむのを待つと,7時過ぎには止みました。

サドル後ろに水の巻き上げを止めるシートを装着して,出発!



車が走る道は,すでに路面が乾き始めています。

タイヤの摩擦熱というのはけっこうなものなのでしょう。




さあ,今日は戸越峠を越えて,三箇町から県道 19 を登って…と,今朝起きてから考えたコースをおさらい。



ところが!



ふと気づくと,目の前には定光寺の城嶺橋が!

おお,上流ではかなりの雨量だったようで,濁流になっています。


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なんて言ってる場合じゃない!

何でオレはこんなところにいるんだ?

最初に走る予定だった戸越峠は,山二つ越えた向こうですけど…。



行きたいところがはっきりしているのに,まったくちがったところに来てしまっているって,これ,ヤバイ?!

母親はアルツハイマーを患いました。

遺伝的形質は受け継いでいるはず。



みなさん,ぼくといっしょに走っているとき,

「あいつ,ちょっとヤバいんじゃない」

と思ったら,遠慮無く言ってくださいね。

よろしくお願いします。




ま,仕方なく登り始めます。

森に入ると,道がしっかりとぬれていて,斜度の高いところでは,ときどきズルッといくのがコワイです。


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定光寺の坂を走り回って,時間を見ると9時を過ぎていたので,笠原潮見の森へ行くことにしました。

ここは,9時以降しか入れないんです。




途中,車の少ない道を選択しましたが,この道は少しダートがあります。

雨のせいでコンディションが悪く,とても乗車では進めないので押し歩きしました。


この道には,国道 248 の下をくぐるトンネルがあります。

まったく人気の無い森と森をつなぐトンネルなので,入るのはドキドキします。



入ってびっくり。

中が真っ暗なので,向こう側の森の緑がトンネル内の壁に反射して,それはそれはキレイ。


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コワイほどの静けさ。

天井から垂れる水の音。




そして,ふと後ろを振り返ると…















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こっちも,キレイ。





潮見の森の坂では,ヒルクライムの練習に来ている人と何人かすれ違いました。

ぼくも,ちょっと強度を上げてがんばりました。

いろんな斜度が出てきて,おもしろいコースです。




行き止まりになっていますから,キャンプ場に行く人以外の車は入ってきません。




展望台もあります。

多治見方面の町はちょっと霞んでいます。


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御嶽や中央アルプスなどの山はまったく見えません。


反対側は,三国山のアンテナ群がよく見えます。


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ここまで,雨にも降られず,ずっと曇り。

おかげで,夏の日差しに焼かれることもなく,午前中に帰ってくることができました。



昼ご飯を用意していると,さんさんと太陽が降り注ぐ真夏のお天気になりました。

見事なタイミングで走れたことに感謝です。

今日も,おもしろかった。







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走り出さない日は ── Giro Empire SLX



土,日,月と三連休になってから,日曜日はだらだらしてしまうことが多くなった。

朝早くから走り出そうと目覚ましをかけて早起きするのに,なんとなく走り出す気にならなくて,そのままゆっくりと休日を過ごす流れになってしまう。


おもしろいものだ。

自転車が大好きで,時間さえあれば走りたいと思うのに,こうして,だらだらゆっくりと過ごしたくなることもある。

そして,ゆっくりしていると,「ああ,走りに出ればよかった」 などと思ったりするのだ。

自分でも訳がわからない。




そんなこんなで,日曜日は,パソコンに向かった。

締め切りはないけれど,書いておきたかった文章をまとめたり,文章を書くための材料集めをしたりした。

ま,それも趣味のような自分の仕事だから,やり出せば楽しい。




ずっとパソコン仕事も疲れるので,シューズの手入れをして気分転換。

クリートの中に詰まった泥を竹串でほじくり出してきれいにした。

続いて,シューズのひもの洗濯。

お気に入りのシューズ,ジロの Empire SLX は紐靴だ。

とても軽いところも気に入っているけれど,ひものしめ心地も優しくていい。



白いひもなので,気がつくとずいぶん汚れていた。

しかも,ひもが当たっていたベロの部分にも汚れが付いている。


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ひもは洗剤つけ置きで,ベロは洗剤を着けた歯ブラシできれいにした。


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汚れを落とす前と比べるとずいぶんきれいになった。



かかとのパッドがずいぶんすり減っている。

以前から交換用のパッドを探しているのだが,どこも品切れ。

仕方なく,補修用のゴムを盛って応急処置。




こうして,好きなものをいじっているのも楽しい時間。

先日は,レコードを洗浄する機械の補修もした。

そう言えば,子どものころから,こうして何かを作ったり,直したり,というのが好きだった。

自分でラジオを組み立てたり,スピーカーを作ったりした。

時計をばらばらにしたりもした。

でも,公園で遊ぶのも好きだったし,夏はセミ取りに夢中になった。

自然も好き,機械や道具も好き。

でも,運動だけは好きでなかった。

ひ弱なやせっぽちだった (今でも)。

そんなぼくが,今ではすっかり身体を動かすのが好きになってしまった。

汗をかくのが気持ちいいなんて,自分でも信じられない。

人生,何が起こるかわからない。





話がずいぶんそれてしまった。

Giro Empire SLX 。

このシューズ,デザイン,軽さ,履き心地,どれも満足しているけれど,表面素材が傷つきやすいのが難点だ。

クリートキャッチの動作で,ペダルに当たる部分にずいぶんたくさんの傷がついてしまった。

色違いのシューズもほしくなるほどのお気に入りシューズだけど,この点は改良してほしい。





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雨上がりに



Rising 点描。



最近,朝早くに起きて,近くの朝練コースを走ることが増えた。

走っていると,いつもケンさんとすれちがう。

ケンさんも早起き運動生活だ。



目覚ましが鳴ると,まずお天気をチェック。

少し怪しいと走るのはやめる。

そんなときは,もう一度寝るのが気持ちいい。



でも,「ああ,今朝は走れなかったな」 と思うと,走りたくなってくる。

昼過ぎに勤務が終わって帰ってきた日は,3時頃から走ってみようかと思うが,あまりの日差しの強さに尻込みしてしまう。

でも,この日は,走ることにした。




兒の森へ入ると,すーっと涼しくなった。

日陰なので路面もしっとり。


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雨上がりの涼しさが残っている。

湿ってひんやりした空気の感触が,何ともいえず気持ちいい。

下界の日向が 30度を超えていることを忘れてしまう。

「下界」 といっても,この山は入り口からピークまでの標高差がたったの 150m ほど。

それでも,ほとんど日陰になる森の中は空気がちがうのだ。





登り始めると,途中,苔の壁が見事だった。

苔の壁が好きだ。

輝くような緑色と柔らかな質感は,ほかのどんな植物でもかなわないと思うほど。


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だから,いくかつの 「苔の壁ポイント」 を持っている。



ところが,今年はどこもイマイチ。

雨がそれほど多くないせいか。



この日はすばらしかった。

見事な緑色が広がっている。

これでこそ,お気に入り苔ポイントだ。




これまた雨上がりに似つかわしい発見があった。

日陰で存在感を主張する,キノコ。

近くに落ちていた若いクリの実でいたずらしてみた。


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雨上がりの山の気持ちよさを楽しませてもらった。



と思ったら,先日,このあたりに大雨が降った。

1時間あたりの雨量が 100mm を超えたとのこと。

ぼくがよく走らせてもらう地域で,浸水の被害,川の氾濫,土砂崩れがあったそうだ。

短時間に集中的に降る大雨が増えてきた昨今,自転車乗りには,走り出す前に天気予報をきちんとチェックしたり,どこを走るかを慎重に判断したりする力が求められているようだ。





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Rising 点描



Rapha Rising 点描。

一人で走っていても,いろいろと面白いものが会って,けっこうあきない。



月曜日は,5時前に出発。

久しぶりに朝焼けの空を見た。


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起きるときは眠くていやだが,ペダルを踏み始めると気分がいい。





7時が近くなってくると,どこも道が混み始めるので,雨沢峠は止めて,裏三国への道へ入る。


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全部ではないけれど,この道の多くが,斜度はキツイし,舗装はガタガタ。

ふだんだったら好んで走る道ではない。

それでも,通勤の車がいっぱい走る道よりましだ。

ま,こんな気持ちのいいところもあるし。


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キツくてイヤになってきたとき,ふと現れた看板。


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「あと少し」?

そのカワイさにだまされないぞ。

まだまだ,キツイ坂が続くことは知っているんだ!




三国山の展望台に登ると,雲行きがあやしくなってきた。

でも,そのおかげか,すばらしいグラデーション。


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思わず見とれた。





展望台の隅には,なぜか,クワガタの頭部が二つ。


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鳥の仕業か。

脚も何本か落ちていた。






この日は,2000m 登ることを目標にしていたので,小原から国道 363 まで登り返すことにした。

道は,「山はげ峠」(ぼくの命名)。

幻の天ぷら屋さん 山はげ の横を通るからだ。



と,山道の道端で,ちょっと怖い感じのものを拾った。


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何,コレ?

何の角?

こんなものを着けた生き物が近くにいるの?


ちょっと怖くなって,ケイデンスが上がった (笑)






小さな山里の田んぼで見た,風の足跡。


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田んぼのイネをなでていくように風が通り抜けていった。

風が作る緑の濃淡がサーッと流れていく。

いいなあ。






きつい坂を登っていると,家内からの着信。

家の周辺にはかなりの雨が降っていて,雨雲が西へ流れていくので,気をつけてということだった。

空を見上げると,まだヤバイ感じはしないので,予定どおりの道で帰った。




なんとか,2000m をクリアしてもどると,途中から路面が濡れていた。


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水たまりが大きく,かなり激しく降ったことがわかる。

雨に出会うことなく帰宅できた。

運がよかった。


ああ,楽しかった。







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笑顔で元気に生きていく



Rapha Rising 点描。


土曜日は,午後から用事があったので,午前中早くから走りました。

5時台は,空気が爽やかです。




ホームコースにある登りの道をつないで,獲得標高を稼ぎます。


明治村まで登り,浅間神社でトイレをお借りして,高台にある住宅街を登ります。


そして,今井の周回路にある坂道をリピートクライム。


と,道端に見たことのない花が。


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濃いピンク色で,1cm ほどの小さな花。

初めて見ました。

何,これ。

オオイヌノフグリに花の形が似ていて,かわいいです。

園芸種がこぼれ出て野生化したものでしょうか。




家に帰って調べてみると,北米原産の ユウゲショウ という花だそうで,やはり園芸用として入ってきたものが雑草化したものだそうです。

繁殖力もそれほど高そうには見えませんが,庭から抜け出して野生化したのですから,見た目以上にたくましさがあるのでしょう。

ヒアリなどとちがって,かわいいと問題にされませんね。



可愛いけれど,たくましい。

あこがれる生き方です。






こちらの建物は,明治村へつながる道の入り口にある空き地の一角にあります。


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明治村が人気の観光地だったころの名残でしょう。

今は荒れ放題の空き地が,1日1000円の駐車場だったようです。

休日などは,きっと賑わっていたんでしょうね。



この古い家,ここを通るたび気になっていました。

この看板がまったく見えないくらいクズの葉におおわれていましたが,何のためか,草刈りがしてありました。


夏草や 兵どもが 夢の跡





この日の最後,標高を稼ぐために,兒の森を3本登りました。

と,道の真ん中に,仰向けで足をばたつかせている虫が…。



ときどきしか通りませんが,車につぶされてはかわいそうなので拾い上げてみると,クワガタではありませんか。


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しかし,動きが鈍い。

よく見ると,お腹の部分を食べられていました。

鳥の仕業でしょうか。

自然界はキビシイ。



草むらの中にそっと置いてきました。







この日の午後は,敬愛する先生に会ってきたのですが,癌が見つかったと聞いていたので体調を尋ねると,ステージIV だったとのこと。

人生の師と仰いできた人ですから,ショックでした。



でも,すぐに死んじゃうわけではないし,笑って話ができました。

だから,今日もぼくは,笑顔で元気に仕事をし,思い切りペダルを踏みます。

明日も,明後日も,教えてもらった元気な生き方を続けていきます。





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白と黒



今まで,ずっとヘルメットは黒を使ってきました。

でも,黒は光を吸収する色。

夏には向かない色です。



でも,黒が好きなんです。

できれば,ジャージ類も黒ばっかりにしたいくらい。

乗り始めたころは,黒いジャージばかり着ていました。

でも,安全のことを考えると,黒は目立ちません。

そこで,一人で走るときには,オレンジや黄色を着ます。




で,ヘルメットですが,夏用に白を買いました。

熱中症対策のひとつにもなるかなと思ったのです。


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実際に白のヘルメットで走ってみると,涼しいような気がします。

気がするだけかもしれませんが,温度差が全くないことはあり得ません。

秋までは,白で行きます。




黒が好きなので,バイクも黒いフレームが好きです。

でも,今は白に乗っています。

今の白いタイムに一目惚れしたからです。




まったく不満はありませんが,ハンドルが白いと,夏はあまりよくないです。

特に,正午前後の時間帯は真上から太陽が照りつけますから,この平たいハンドルが太陽光を反射して,顔にしっかりとそれが当たります。

たぶん,目に入る紫外線も多いだろうと推測されます。

しかし,このハンドルを黒いバーテープで包んでしまうなんていうのは暴挙ともいえるものですので,このままにします。




そして,グローブも黒を愛用しています。

白だと眩しく感じるからです。



でも,コイツがね。

「黒」 だったはずなのに,すでに 「黒」 とはいえない色になっています。


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左側の Rapha のグローブは,真っ黒だったのに,2年で,小豆色っぽい色に変色しました。

安い,こしあんの色。

黒いレッグカバーや,ジャージなども,こんな変色の仕方をするものが多いですね。


右側の Giro のグローブは,親指の付け根の部分だけ変色しています。

これは,もう,買ってすぐに変色し始めました。

同じ 「黒」 でも,いろんな黒があるのですね。




そうそう,先日,相生で,久しぶりに 「黒」 基調の SHOROs ジャージを着て走りました。

その一週間前に,KOU さんや,まさきちくんが着ていて,久しぶりに着ようと思ったのです。



ところが,集合場所に行ったら,みんなに 「珍しい」 と冷やかされました。

そして,そんなにいつも会うわけではない JUN くんのママにも,

「いつもとちがうからわからなかった,いつも,もっとパッとした色着てるでしょ」

と言われてしまいました。


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黒の SHOROs ジャージ,好きなんですけどね。

大好きな

Mement Mori  (死を忘れるな = 明日はないかもしれない)
Carpe Diem  (一日を摘め = その日を楽しめ)

の言葉が刻まれていますから。




そういえば,白のジャージを持っていません。

一つあってもいいかな。

きっと黒より涼しいでしょうね。



あ,ダメダメ,白のジャージはダメだ。



先日,黄色のジャージでパスタを食べたとき,トイレで鏡を見たら胸に点々とトマトソースが飛んでいました。

がさつな食べ方をするヤツに,白のジャージは向かない。

せいぜい,練習用ですかね。



しかも,似合うかどうかが不明。

真っ白の服なんて,着たことがありません。



ま,試してみて,白黒はっきりさせましょうか。







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Rising 点描



Rapha Rising 。


ひたすら獲得標高を求めて走るわけだけれど,ぼくには,そんなにストイックに走ることはできない。


無心に登るのもおもしろいけれど,

ときには,

鼻歌を歌いながら,

バカなこと,はずかしいことを考えながら,

道端の花を見ながら,

面白そうなものはないかと探しながら,

と,そこにいろんな楽しみを求めて登っている。



今回は,とりとめもなく集めた写真から。



通り過ぎた瞬間,懐かしさを覚えて戻った。

子どものころからよく見ていたような気がするけれど,このクルマなんだろう。


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ここから先は月見林道で見つけたもの。

トラノオ。


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花の少ないこの時期に,濃い緑をバックにして白い花序を垂らす美しさ。




竹林に差し込む陽光。

月見林道終点近くの好きな場所。


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その終点にある稲荷神社。

薄暗さがちょっと怖いけれど,いい雰囲気。


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多治見に出て立ち寄った公衆トイレの天井。


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おとなしく,微動だにせず,お父さんお母さんの帰りを待っていた。

巣がだいぶ狭くなってきたね。





県道 19 号を登っているときに見つけた看板。


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妻木城跡があるというので,この先に登ってみたら,すぐにダートになってあきらめた。

でも,こんなところに城跡があるとは知らなかった。

ダートに入り込める自転車もいいなと,こういうところを見るたびに思う。




そんなにスゴイものではないけれど,ちょっとしたこういうものを見つけるのが楽しい。

さあ,明日もまた登ろう。




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2017 Rising その1



Rapha Rising がもどってきた。

昨年は開催されなかったけれど,路くんにロゴマークを作ってもらって,自主的に実施。



今年はどんな設定かと思いきや,意外にもゆるやか。

7月1日から23日までに,4600m。


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過去には,10日ほどで 9000m なんていうこともあった。






さあ,始めよう。


初日は,孫が来ていたので早朝に朝練コースをグルグルして,367m。

2日目は,午後から所用があってお出かけしたので,この日の朝も朝練コースをグルグルして,409m。


5時台の森の空気はとっても気持ちがいい。

この季節に走るなら,早朝の森が最高だ。




今日は,家内を駅まで送っていってから,遅い時間のスタート。

10時半ともなると,暑い!

暑いので,林道を目指した。



久しぶりに月見林道を走ろう。

まずは,外之原から諏訪町まで。


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森の中を走っているのに,汗が噴き出してくる。

暑くてたまらん。

諏訪町の大イチョウの木陰で休憩。


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一人で走るときは,とくに水分補給に気をつけないと,熱中症にでもなったらたいへんだ。



しかし,諏訪町から月見林道へ入るまでは,照りつける太陽との戦いだった。

太陽は,ほぼ真上。


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じりじりとくる。

それでも,雲がときどき太陽を隠してくれるのでありがたい。




ようやく月見林道に入ったが,忘れていた。

ここは尾根の林道。

けっこう日向が多かった…。


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しかも,もう一つ忘れていた。

月見林道の終点は,多治見。



多治見と言えば,日本でも1,2を争う暑い街だ。

忘れてた~。


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暑いだろうな~。

なんで,わざわざ暑くなるという日に,多治見に来たんだ。

われながら,計画性がないというか,考えが足りないというか…。



下りてくると,やっぱり暑かった。




月見林道を下りるとすぐにカフェがある。

今までなかなか入る機会がなかったけれど,今日は迷うことなく入店。


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クーラーの効いた店内でランチをいただいて,生き返った。




それにしても,なんで多治見に来た?

なんとなく,国道 363 まで登り返して,と思っていたけれど,いざ国道 248 に向かうと,

「この道はダンプが多くて走りにくい」 というのを思い出した。

登りたくない。



仕方なく土岐まで移動し,県道 19 を登ることにした。

何だ,この計画性のなさと見通しの悪さ。



雲が広がって,日差しは遮られたけれど,気温は高いまま。

登りが辛かった。

熱中症が怖いので,強度も抑えているはずなのに,キツイ。

暑さのせいか。



辛くなってきたら,ペダリングに集中する。

そのうち,無心になれる。

そうなってくると,ただただ登る。

ただただ登る。

ふと気づいたときにはピークにいる。

これが快感。



身体は汗まみれでつらいのに,なぜか頭がスッキリする。

脳内快感物質のおかげか。

無心に登っているときの瞑想効果か。




裏から雨沢へ登り,三国も登った。

三国山への道は,ずっと木陰なので助かる。



雨風の強い日があったせいか,道が荒れていた。

額からしたたる汗が目に入って痛い。

この対策を立てなきゃ。

みんな,どうしてるのかな。




下りは,立ち止まりながら,荒れた道をお片付け。


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太い枝や落石がけっこうあった。

ふだんお世話になっている道なので,たまには恩返し。

われながら,お利口さんなお仕事。

汗もしたたるいい男 (笑)



この日は 1225m を登って,合計は 2001m。


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コツコツ貯めていこう。




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自分でもあきれる…



4月に退職して以来,部屋の片付けが日課のようになっています。

長年ためこんだモノが2階の部屋にあふれています。



仕事に使う道具,本,レコード,自転車パーツ,さまざまな趣味の道具 …。



子どもたちが独立していった後,空いた部屋にそれらのものを置き始めたのが事の始まりです。

その浸食度合いは,はじめこそ緩やかだったのですが,いったん加速を始めると止めどなく空間を占領し始め,手のつけられない状態になってしまいました。

その写真など,とても掲載できません。





退職して,少し時間の余裕ができたため,部屋の片付けは至上命令として降り注ぎ,ほぼ毎日のように片付けをしています。

3ヶ月が過ぎたものの,進展具合は部屋に入るたびにがっかりするレベルです。




そんな片付けの途中,ときどき,自分でも驚くようなスバラシイものが発掘されることがあります。



「こんなとこにあったー!」 と長年探し続けてきたモノを発見したり,

現金がとつぜんあらぬ場所から出てきたり (笑),

思わず手が止まる,懐かしい思い出の品との再会 …。




逆に,自分にあきれてしまうモノも続々と出てきます。


「ゴミとしか言いようがない」 というモノをしこたまため込んでいる自分にはあきれます。

延々とゴミ袋に詰め続けるむなしさ。



同じようなモノがいくつも出てくるに至っては,自分の管理能力のなさにあきれます。


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予備のクリートが,あちこちから5セットも!


一度も使ったことのない,自転車のクリーニングセットが2セット。


同じレコードがなんで2枚もあるんだ!

あえて同じレコードの2枚目を買ったこともありますが,持っていることを知らずに買ったことも多く,同じレコード2枚というセットが,何セットも!



われながら情けないというか,はずかしいというか。

夢中になると,見境がなくなるというのは,子どものころから。

歳をとってもそれは変わらず。

これからも,きっと変わらないでしょう。



どうしようもない自分もかわいがりながら,楽しく生きていきます。

それにしてもねえ…。





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音の風景



音の風景。



朝早くに走り出す。

戸越峠を越えて向かったのは,三箇町にある小さな峠。



舗装はされているけれど,枝葉が道に散乱する。

車も自転車も人もほとんど通らない。

これまでにも,軽トラとすれ違ったことが一度あるだけ。



細い谷筋を登っていく。



ウグイスを始めとして,さまざまな鳥が鳴いている。

その声に,見事なエコーがかかる。

すぐ向こう側に別の尾根があるので,音がよく反響するのだ。

聞き惚れるとは,まさにこのこと。



ホー ホケキョ

「キョ」 の音が尾を引いて朝の空気に溶け込んでいく。


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うち捨てられたようなバスタブに湧き水が貯められ,そこからあふれた水がしたたり落ちる。

なんとも可愛らしい水音。

耳元で聞こえているのではと錯覚するほど,はっきり聞こえる。




ダンシングできしむホイールの音。

わずかに聞こえるロードノイズ。



鳥の声がたくさんするけれど,残念ながら,種類が特定できるのはウグイスだけ。

谷渡りが聞こえる。



微妙に個体によって泣き方がちがう。

当然だけれど,個性があるのだ。

今日,聞こえてきたのは,今まで聴いたことがない感じの谷渡り。

Allegretto grazioso


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そして,何の鳥かは分からないけれど,進め,進めというような,元気のいい鳴き声も聞こえてきた。

こちらは, Alla marcia


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ようし,それに応えて,もう少し強度を上げるか。

鳥の名前が分かったら,もっと楽しいのに。







峠を下って場面が切り替わると,こんどは川のせせらぎ。

水の音って,どうしてこんなに気持ちがいいんだろうか。


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唐突だけれど,水の音がする目覚まし時計がほしい。




山の花も,緑も,とってもきれいだけれど,音もきれいだ。





先日の朝日新聞,「折々のことば」 欄にジャズ評論家の相倉久人の言葉が紹介されていた。


「聴く耳さえあれば,波の音や町の雑踏も立派に音楽として成立する」


仲間と走っているときは,その楽しいおしゃべりが美しい音楽となる。

一人で走っているときは,自然が奏でる音や,ロードバイクの発するわずかな音たちが最高の音楽になる。




額からしたたり落ちの汗が目にしみて痛いけれど,生きていることの幸せを感じる。






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