八百津ライド その3



さてさて,木曽川に架かる橋を渡ってからは,またまた登りが現れました。

しかも,距離6km,10%以上の斜度が続く峠とくれば,もう,主催者タケちゃんの言うように

「ちょこっと登りますが」

というのは,もう大ウソつきレベル (笑)

雨沢峠が6kmですが,斜度はこちらの方がうんとキツイです。


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楓さんの様子がおかしいです。


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登るペースは落ちませんが,口から出てくる悪態のレベルが普通じゃない。

もはや,呪いの言葉。


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その気持ち,わかります。


あまりにもその悪態がすごいので,周りでいっしょに走る3人は笑えてきてしかたがありません。

キツイ峠道が,楽しくなってくるくらいです。


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ひょっとしたら,みんなの苦しさを紛らわせるべく,みんなを楽しませているのではないかと。


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そんな楽しいヒルクライムを経て,下ってきたところは中山道の大湫(おおくて)宿。


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この宿場町にある神明神社には,樹齢千年を超える大杉がありますが,今夏の豪雨で惜しくも倒壊してしまいました。

立っているときに見ておきたかった…


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途中,中山道から分岐,松野湖を経て鬼岩公園に至る道は,細く,車の来ない緑のトンネルでした。

今回のライドで一番気に入った道です。


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鬼岩にあるカフェ了庵で休憩。

週末ではないのに,かなり混み合っていました。


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緑に囲まれた庭がステキです。


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走りごたえのある道,そして,はじめて走るところも多かったので,とても充実したライドになりました。

やっぱり,緑の多い道が好きだなあ。



企画してくれたタケちゃん,ありがとう!

いっしょに走ってくれてみなさんも,ありがとうございました。

ぜひ,また!






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八百津ライド その2



長く続いた登り。

20kmも登ってきました。



少し下ってきて,坂折棚田で少し休憩です。

ふつうはここがひとつの目的地なのですが,ちょっとした通過点です。


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棚田から中野方の集落まで下ってきましたが,ここからまた登りです。

どれだけ登る…。


蕎麦屋までの登りは 2.5km。

「帰りは下り基調」 という主催者の言葉を信じ,最後のがんばりです。


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到着!


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タケちゃんが予約とともに注文も済ませてくれています。

ほどなく,タンスが出てきました。


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というより,裁縫箱といった大きさでしょうか。


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開ける楽しみがあって,わくわくしますね。

開けっぴろげよりも,少し隠してある方が色気があります (なんの話だ…)


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小さな引き出しは,小鉢。

これに,天ぷらと茶碗蒸し,蕎麦御飯がつきます。

楽しいランチです。

もちろん,美味しい。

平日20食限定のランチです。

(予約しておけば,土日にも注文可能との話です)



これでライド前半が終了。

南を流れる木曽川まで一気に6kmの道のりを下ります。


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深い緑色の水をたたえた木曽川。

これが,我々愛知県民の飲み水です。



ふと気づきました。

帰るためには木曽川を渡らなければなりません。

そして,そのあと目の前の山を越えないかぎり,もどることはできないはず…。

ということは山越え?



いや,タケちゃんの案内には 「ちょっと登るだけ」 と書いてあったはず。


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「安心していいよ」 とばかりに 「♪」 までついていますが…

問題は,それを信じていいのかということ。


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橋を渡った瞬間から始まる登り。


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けっこう登るみたいです。


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まだまだ登るみたいです。

10%? 12%だと? いやいや,さらに斜度が上がる?……

猛烈にキツいんですけど…。




── つづく




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八百津ライド その1



久しぶりに八百津 (やおつ) を走りました。

秋の栗きんとんライドは matz さんと毎年行っていましたが,ここ2年ほどはご無沙汰。

いつも八百津を回ってえなに入るコースでした。



今年は,タケちゃんが企画してくれた水曜ライド八百津編に参加しました。

目玉は,タンスのような箱に入った蕎麦定食。

通称は 「タンス蕎麦」。

半数以上の方が初めましてのメンバーです。


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ステキな坂道が続きます。

いい道ですが,もちろん楽ではありません。


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八百津町まで登ってきて,ちょっと休憩です。

栗きんとんを売っている店が何軒もあるようです。


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今年お初の栗きんとんはとても美味しかったです。

さあ,ここからまた登ります。


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ずっと登りですが,次々と道の様子が変わっていくのがありがたい。

変化があれば,飽きません。


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なんだかんだと話しながら,みんなで登ればキツくても何とかなるものです。


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森の中のすてきな道もあります。

ミッサさんが,

「やっぱり,こういう道が楽しいね」

と言いますが,ホントにその通り。

味気ない道の登りはこたえますが,こういう道の登りは気分がいいです。


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ススキが秋の雰囲気を味わわせてくれます。




そして,坂折棚田。


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ようやくここまで登ってきました。




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多少のアップダウンもふくめて,20km もよく登ってきましたね。

とんでもないコースだ…。




── つづく





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通知表 来たる



今年も夏の終わりに,人間ドックに行ってきました。

今年は保険関係の事情で,簡易型の検診でした。



一昨日,結果が送られてきて,結果は異常なし。

安心しました。



ただし,総コレステロールは,243 mg/dL と,基準値の 199 mg/dL を上回っています。

昨年は,246 mg/dL。

一応,「高脂血症」 と診断されてもいい値ですが,お医者さんが言うには 「問題なし」 です。



最近では

「LDL(悪玉)と HDL(善玉)の比が重要」

ということで,ぼくの場合,

「HDL が高めなので問題ない」

と言われました。



  LH比 = LDL ÷ HDL

という式で比の値を求めます。


昨年が,

  148 ÷ 82 = 1.8

今年は,

  132 ÷ 81 = 1.6


という結果です。

比の値は低い方がいいので,昨年よりも成績が上がりました。


ちなみに,

  1.5以下 きれいで健康な状態

  2.0以上 コレステロールの蓄積が殖えて,動脈硬化が疑われる

  2.5以上 血栓ができている可能性あり。心筋梗塞のリスク。

ということです。



LDL(悪玉)の基準値は,120mg/dL 未満ですから,もう少し減らせたらいいのですが,今の生活のままで問題ないようです。

でも,もう少しがんばります。



一応,自分のためにまとめておきます。


① 基本的に食べ過ぎない。

② 有酸素運動の継続。

③ 大豆製品,海草,青魚などの不飽和脂肪酸,緑黄色野菜やナッツにふくまれるビタミンEを摂る。



また一年,がんばります。


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モザイクタイルミュージアムへ



市之倉からモザイクタイルミュージアムまでは,わりとすぐです。


町の中に忽然と現れる独特の建物が異彩を放っています。


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周囲の空間も美しく整えられていて見事です。


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自転車を道沿いのフェンスに立てかけていたら,係のひとがやってきて,移動してほしいと言われました。

ミュージアムからはけっこう離れていると思ったのですが,周囲の美観にはかなり気を遣っているのでしょう。

道をはさんで向こう側にあるスーパーにバイクラックがあるので,そこへ停めるよう案内されました。

おまけに,ビンディングシューズの金具で館内の床に傷がつかないかも気にされていたようでした。


こう書くと印象が悪いようですが,高圧的な対応ではなく,ていねいな対応だったので,逆にこの空間の雰囲気や施設自体を大切にしているんだなと感じました。




この建物は,正面から見ると大きく見えますが,横から見ると厚みはそれほどなく,床面的も小さめです。

ということで,すぐに見学は終わってしまうかなと思いきや,意外にも時間がかかりました。

おもしろいからです。



4階からスタートです。

いきなりメイン展示です。


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タイルによる壁画もよかったですが,天井に開けられた穴? 窓? に着けられたタイルの網がすばらしいです。


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一つ一つは割れたものだったり,ごく普通のタイルだったりするのですが,全体として美しい造形です。


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3階は,タイルの歴史的展示です。

練炭火鉢は子どものころ使っていましたが,こんな美しいタイル張りのものではありませんでした。


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戦後,タイル張りの灰皿や宝石箱などは盛んに欧米へ輸出されたそうです。


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さすがにこれは使っていませんでしたが,何となく懐かしい。


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2階は,現代のタイル。

従来の概念を壊すような新しいタイルの使い方がおもしろかったです。

これは,人寄せ的なものでしょうか。


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3人で,ああだ,こうだとと話して見学していたら,けっこう時間を使っていました。

320円の入場料がしっかり楽しめました。




ここからは,国道363までの登り。

多治見や土岐の市街地から,尾根に当たる部分を走る国道363までの登りはいくつかありますが,どれもキツイです。


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後を走る二人を撮ったのですが,まるはさんが大きすぎてA立さんが写りませんでした。

俗に言う皆既日食現象です。





363で雨沢峠を裏から登り,道の駅 瀬戸しなので瀬戸焼きそばを食べました。

といっても,道の駅の食堂ではなく,ヤマザキデイリーストアの裏,少し奥まったところにある小さな店です。

ここの瀬戸焼きそばがお気に入り。

午前中だけ練習するときには,ここで焼きそばを食べて帰ります。




最近,一番よくいっしょに走る まるはさんをこちらへ案内することは少ないので,次は,雨沢峠や三国山などへ案内したいですね。

A立さん,まるはさん,ありがとう。

またね!





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ブルベの応援!?



まるはさんから,

「ブルベ出発の応援に行きませんか」

とお誘いがあったので行ってきました。


ロードバイクを始めたころからの友人である,モリゾーさんと shiga さんがブルベに出るのだそうで,そのスタート地点がなじみ深い,道の駅 瀬戸しなの だというのです。

ブルベというのは,指定されたポイントをコースどおりに走って制限時間内にもどってくるという長距離自転車イベントです。

最低でも 200km 走ります。それ以上だと 300km,400km,600km という種類がありますが,1000km というとんでもないブルベもあります。

今回二人が走るのは,そのとんでもない 1000km です。


瀬戸市を出発,長野を抜けて新潟まで走り,帰りは群馬経由でまた長野を抜けてここへもどってくるのです。

クルマで走ってもかなりのドライブですが,それを自転車で走るのです。

制限時間は75時間。

単純計算で,330km を三日間走り続けるということになります。

平均時速が20km としても一日当たり16時間ほど走るわけです。

岐阜,長野,群馬といった山がちなところを抜けるのですから,峠越えも多いでしょう。

大きな峠越えがあって,休憩,食事も必要ですから,平均時速をのばすのはかなりたいへんでしょう。

常人では考えられないイベントです。

よく知っている二人ですが,たしかに多少感覚が普通の人とは違うというか,多少壊れているというか (笑)

4年ほど前の写真ですが,これがモリゾーさん。


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さすがです…。



二人の応援に行くのはもちろんですが,1000km を走る人たちって,いったいどんな人なのかということにも興味津々です。

怖い物見たさに近い感覚でしょうか (笑)




まるはさんと待ち合わせて,瀬戸しなのへ。



ところが…。



それらしき怪しい人たち (失礼) がいません。

道の駅の中を探して回りますがいません。

受付が設置されているはずの場所にも何もありません。

おかしい…。


あ! 時間をまちがえた?



調べ直してみると,時間ではなく,日にちをまちがえていました!

二人して大笑い。



まあ,応援にかこつけて走るというのがこの日のライドですから,問題ありません。

予定どおり,カフェでモーニングをするために走り出しました。




雨沢峠に向かう道から脇にそれて,多治見方面へ向かいます。

あまり自転車乗りが来ないマイナーな道ですが,後ろから来たサイクリストに声をかけられました。


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アレ?

A立さんじゃないですか。

この日は,納車されたばかりのグラベルロードバイクの試走で来ていたそうです。


話を聞くと,コンビニでホットドッグを買ってコーヒーを飲んでいたら,大きな自転車乗りが目に入り,すぐにまるはさんだとわかったので,コーヒーをがぶ飲みして追いかけてきたということでした。

ぼく一人だったら気づいてもらえなかったでしょうね。

まるはさんは1km先からでも視認できるほどですから。



3人で走ることになりました。



坂を登るとけっこう暑く感じるお天気ですが,この下半田川沿いは日陰の川沿いでひんやりしています。


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国道 248号を少し走って市之倉まで抜けて,カフェでモーニングです。

土曜の朝でたくさんの人が来ているかと思いきや,お客さんゼロでちょっと焦りました。

ひょっとして 「はずれ」 かと。


でも,そんな心配は無用でした。

落ち着いた雰囲気で,美味しいものをいただくことがました。

注文したのは 「ミニフランスのイタリアンセット」 という,「どっちやねん」 とつっこみたくなるネーミングのセット。


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ブルベの応援がなくなったことで,予定より時間が早めになりました。

このあと,多治見のモザイクタイルミュージアムの見学予約が10時半に入れてあったので,ここでかなりゆっくりと時間を過ごしました。



モザイクタイルミュージアムは,以前から一度いってみたかったところですが,このご時世で見学は人数を限定するために予約制となっていたのです。


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── つづく






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菊の節句



9月9日。


この日も朝早くから走りに出ました。

さすがに9月ともなると,

「早起きしたのに暑い!」

ということもなく,爽やかな空気の中を走り出すことができます。


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庄内川堤防を走っているうちに夜が明けていくのも楽しいです。

前日が雨だったので,田んぼがきれいだろうと予想していましたが,その通りでした。

葉先に露がついて光っています。


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これがきれいなんですよね。




定光寺の近くから山に入ります。


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花の少ない季節が終わり,少しずつ花が見られるようになってきました。

クズの花は,色がとてもきれいです。


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しぼむ前から落花するので,落ちた花びらさえきれい。

山の中には,こうして道端が紫色になっているところがいくつも見られて楽しいです。


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そういえば,この日は重陽 (ちょうよう) の節句です。

菊の節句とも呼ばれます。

風流人は菊の花びらを浮かべたお酒をたしなむそうですが,ぼくには縁遠い世界です。

栗御飯を炊く人もいます。



ということで,キク科の花でも咲いていないかと思いましたが,まったく出会えず。

そろそろ栗がおちているのではないかと,いつものポイントで探すのですが,実が詰まったイガは見当たらず。



諏訪町まで来ると,ありました!

キバナコスモス。

りっぱなキク科の花です。


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もちろん人が植えたものでしょうが,斜面いっぱいに咲いていました。

写真を撮っていると,近くにクルマを停めていた人から話しかけられました。

お話を聞くと,スクールバスの運転手さんで,この諏訪町の集落には小学生が一人だけいるそうです。

廿原 (つづはら) には数人いて,かなり離れている池田の小学校まで毎日送っていくのだそうです。

お年寄りしかいないと思っていた山間の集落に,数人でも小学生がいることに少し驚きました。



ぼくが走るコースがちょうど,スクールバスのコースのようです。

廿原を走っていると,子どもがスクールバスを待っていました。

その少し後,バスに追い抜かれました。




夏の暑さが去った証拠か,苔の緑がまた輝き出しました。

森が美しくなる季節がやってきます。


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徳山ダムへ (下)



徳山会館でのランチ後,しばらくすると大きな雨雲が抜けていきました。

その後も小さな雨雲がいくつか来ることがわかっていましたが,待っていても切りがないので出発。


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展望台へ向かいました。

途中に滝があったりして,いい感じの道です。


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ただし,展望台直前にかなりの激坂あり。




景色を楽しもうとしていると,雨が降ってきました。

はっきり写っていませんが,けっこう降っています。


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ちょうどそこにあった四阿でしばらく雨宿り。

こうした時間も楽しいおしゃべりで飽きることはありません。


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しかし,雨雲は次々とやってくるので,雨宿りをあきらめて出発することにしました。

帰りは下り基調なので,安全に気をつけて下ります。


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途中,少しずつ雨が上がってきました。

ちぎれ雲が山間の低いところを流れていきます。


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こういう景色,好きなんです。

雨上がりの道は少し危険ですが,独特の空気感がいいし,山にかかる霧や雲がとてもきれいです。


日が射してくるとアスファルトがあたためられて,道から湯気が立ち上ります。


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雨に洗われた緑が輝き始めます。

いい色です。


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川沿いに広がる緑の草は,ほかの川ではなかなかお目にかかれない景色です。


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かつて対岸まで橋が架かっていたのでしょう。

あの道を走ってみたいですが,途中で行き止まりになっていました。





ゴール後に自転車を見ると,案の定ドロドロ。

ジャージの背中にもはねた泥がついていますし,削れたブレーキパッドからは黒い液体の滴った跡が。

雨の中走るのは,これがイヤですね。



でも不思議なもので,雨が降っていたら絶対に走り出さないのに,走っている途中で雨になるとなんだか楽しくなってしまうんです。

とくに,グループライドの時ですね。

わあわあ,ぎゃあぎゃあ言って走るからでしょうか。

人間の感覚というのは,ふしぎなものです。

仲間といると,多少の困難なら楽しさに変換できてしまうんです。



いっしょに走ってくれた皆さん,ありがとう。

またね!


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( まるはさんが撮ってくれたお気に入りの一枚 )




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徳山ダムへ (上)



まるはさんからお誘いを受けて,徳山ダムへ行ってきました。

徳山ダムはずいぶん久しぶりです。

自分のブログで記事を調べたら,前回走ったのは2013年だったので,もう7年も前の話です。



前回は,美濃から出発して根尾谷を走り,徳山ダムへ向かいました。

今回は,徳山ダムのすぐ下流に当たる揖斐川沿いを走って,また同じ道を帰ってくる短めのコースです。

台風が接近しているので,お天気がどうなるかわかりません。

これくらいの距離がちょうどいいでしょう。



集合場所に着くと,あらら,土建屋Nao さんとヒトミさんの姿があってびっくり。

淡路島と神戸から来ているお二人ですが,まあ,よく遠くまで走りに来ること。

フットワークの軽さでは現在日本トップレベルということですからね。

7年前もいっしょに走ったケンさんも来ていて,あのときはああだった,こうだったと懐かしい話もしました。



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道の駅の隣にあった施設 「徳山民俗資料収蔵庫」 が目にとまりました。

徳山ダムができたときに沈んでしまった徳山村で古くから使われていたさまざまな道具が保管展示してあるそうです。



今までは,ダムで村が沈むということにそれほど感じることはありませんでした。

しかし,建設中の設楽ダムに沈むことになっている地域を走り,こんな素晴らしいところが見られなくなるのがなんとも残念に感じました。

そういうこともあって,この徳山ダムでも同じことが起こったのだとあらためて感じ入ったのです。

ダムの功罪はさまざまに語られますが,自分の故郷が水に沈むというのは耐えがたいものがあったのではないかと思います。



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ダムまでの道はとてもきれいで,走りやすいです。

クルマも少なく,ツーリングのバイクの方が多いくらい。


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トンネルがいくつもありますが,エンジン音の大きなバイクが入ってくると強烈な爆音がトンネル内に響いて,すごくイヤです。

自然豊かなところはもっと静かに走ってほしいですね。


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走った道は揖斐川沿いです。

愛知県西部には 「木曽三川」 と呼ばれる川があります。

木曽川,長良川,揖斐川です。




このうち,長良川沿いは美濃を中心としてよく走る地域です。

その支流には板取川,武儀川,神崎川,円原川などがあり,どれも美しい青が見られる澄んだ川です。

ところが,揖斐川は青ではなく緑が美しい川です。

透明度が高くないように見えるので,植物プランクトンのせいでしょうか。


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徳山ダムのダム湖の水も深い緑色です。

少し水位が低くなっているので,沈んで立ち枯れした木々が姿を現しています。

もっと水位が下がったら,沈んだ村の遺構も姿を見せるのでしょうか。


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曇りがちのお天気のせいか,少し感傷的な気分でダム湖を見ていました。



といっても,遊びに来ているわけで,みんながワイワイと楽しい時間も過ごしました。

最近,ダムが観光地になっているところでは 「ダムカレー」 を売りにしています。

ランチで立ち寄った徳山会館もそうでした。


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おばちゃんが説明してくれます。

「このプラスチックの台でお皿を斜めに立てかけてから,カレーを放流してね」

味は普通だったけれど,遊びが楽しいということです。


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みんなでランチを楽しんでいると,雨雲レーダーを調べていたまるはさんが,「アヤシい雲が来る」 と報告が。

しばらくすると,にわかに南の山にかかる雲が暗くなり,かなりのいきおいで雨が降り出しました。

仕方なく,しばらくはここで雨宿りをさせてもらうことにしました。

帰り道はいったいどうなるのでしょうか。




── つづく





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走りながら思うことは



ひとりで走っているとき,一番気をつけているのは安全に関することだ。

事故に遭わないように,事故を起こさないようにと,いろいろなところに気を配っている。


そこで,田舎道や山道に入るとすごくホッとする。

ほぼ車は来ない。

人が飛び出してくることもない。

落石やぬれた木の葉で転ばないようにするくらいだ。


そういう道を走るときは,とても開放的な気分になる。



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下りは,走りに集中しないと危険なので,考え事をすることはないが,登りは,考え事をするときがある。

文字通り 「無心」 に登っているときもあるが,とりとめもないことがいろいろと頭に浮かんでくることも多い。


むかしの思い出だったり,楽しみにしていることだったり,うれしかったことだったり。

不思議といやなこと,心配なことは考えない。


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自転車に乗り始めたのは小学校6年生。

友だちがみんな自転車に乗っているのに,ぼくだけは走ってみんなに着いていった。

6年生になって乗れないのはカッコ悪いと思い始めた。

今思えば,気づくのが遅いね。


そこで,暗くなってから夜な夜な練習を続け,乗れるようになった。

乗れるようになると,すいすいと風を切って進むのがものすごく気持ちよかった。

公園の横の道を走るだけなのに感動的だった。

そのときの感激が,今の自転車好きにつながっているのはまちがいないと思う。



ロードバイクに乗り始めたのも55才と遅かった。

もっと早くに出会いたかったと思わないでもない。

けれど,早くに出会ったらわからなかったかもしれない感動を,今味わっていると思うと,これでよかったと思う。


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森の中を走っていて鳥のさえずりを聞き,リコーダーを連想した。

リコーダー ( Recorder ) はもともと Record = 記録する,が語源。

ヨーロッパで鳥に歌を教えるのに使った道具だ。



今ではぼくの得意な楽器だが,小学生の頃はまったく吹けなかった。

音楽の時間は吹いているような顔をして,実にうまく指をそれらしく動かしていた。

その技術たるや,音楽の先生をして 「この子は上手だ」 と勘違いさせるほどだった。

(そのため,まったく吹けないのに鼓笛隊メンバーに選抜された…)


吹けるようになったのはなんと高校3年生のとき。

音楽の先生と,ぼくの同級生が楽しそうにデュエットをしていたのに憧れて,練習し始めた。

自分の笛から,好きな音楽が流れ出るのはとても感動的だった。



感動が出発点になるとき,その出会いはすばらしいものになる。


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小さなものでも,ふだん走る場所で感動的なものに出会えるとうれしい。

小さなものでも,それが積み重なって自分の人生が豊かになっていくように思える。

自転車は,ステキなものとの出会いをもらたしてくれる大切な道具なのだ。


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