2018 桜巡り (14) 散ってなお,この美しさ



サクラの旅,その14 


下呂周辺の桜を自転車でたっぷりと楽しんだあとは,自転車を積み込んで,こんどはクルマで出発です。

向かう先は,萩原町山之口にある慈雲寺。



永養寺から山之口川沿いに県道98号線を北上します。

予想どおり,登り基調。

多少のアップダウンを含む快走路です。

路面もきれいなところが多く,自転車でも気持ちよく走れる道です。



この寒さがなかったら,時間の余裕があったら,絶対に自転車で走りたかった道です。

川沿いに桜が植えてあるところも多く,いい道でした。




そうそう,書き忘れていましたが,このあたりに集まっている桜をめぐるイベントがあるようで,「はぎわら桜めぐり」 と書かれたのぼりがあちこちに立てられています。

桜巡りマップらしきものを手にした人が歩いていましたから,どこかで地図がもらえるのでしょう。

しかし,その桜巡り中心地から7~8km 離れた永養寺まで来る人はまったくいませんでした。



すぐにそれとわかる桜がありました。

濃い桜色が特徴のベニシダレです。


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案内に 「この近辺では最も艶やかなしだれ桜」 とありました。

たしかに,優美で女性的な枝振りと,色の濃さが魅力的です。


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時期としては少し早かったようで,あと数日後に満開をむかえる状態。

上呂付近の萩原町では,あれほどサクラを見に来ている人で賑わっていたというのに,このサクラを見に来ているのは,ぼく一人でした。





いいサクラの旅でした。

ここからは3時間弱かかるので,家に帰り着くころにはすっかり暗くなっているでしょう。



国道41号線をひた走ります。

走る車は全体に速度が高く,ときどきあおるように接近してくる運転手がいるのがいやです。




下呂温泉を過ぎて,飛騨金山に入る少し手前,左手に橋が見え,「苗代桜」 の文字が見えました。

その瞬間,苗代桜の写真が頭に浮かび,「寄っていこう!」 と思いました。

Uターンできる場所を見つけ,戻ります。



「苗代桜」 はチェックしていた桜でしたが,場所までは頭にありませんでした。



橋を渡ると,一本道を2km ほどで着きます。

たくさんの案内が出ていてわかりやすく,近くまでいくと駐車場の誘導員もいました。

駐車場を使う人は,「保存協力金」 の名目で 300円を支払うシステムです。



テントが並んで屋台店も出ていましたが,夕方とあって人も少なかったです。

お目当ての桜はどこだろう?

相当な樹齢の大木だと記憶していましたが,目指す先に大きな桜らしいものが見えません。





それもそのはず,すっかり散った後でした。

となりを歩いていた人が,「終わってるね」 とぽつり。




水を張った田んぼの向こうに大きな桜が2本立っています。


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満開の桜色が水に反射したら,さぞかしきれいでしょう。




よく見ると,水面には無数の花びらが浮かんでいます。

川ではありませんから,散った花びらが流れずに溜まっているのです。


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こうしてみると,これもなかなか見事な風景ではあります。



ここも次回,花の時期に来てみたいです。

案内板を読むと,2本の桜は微妙に色合いのちがう木だそうです。

楽しみです。




駐車場に戻ると,先ほど言葉を交わした人がカメラと三脚をしまっていました。

ふとナンバーを見ると,「神奈川」。

この桜を求めて,遠いところから来られているんですね。




そろそろ,サクラの旅も終わりです。

名残惜しくもあり,また来年が楽しみでもあり。



ひと月あまり,たっぷりと楽しみました。

ありがとう!



写真はこちらにも。




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2018 桜巡り (13) 自転車花見の真骨頂



サクラの旅,その13


向かうのは,小坂町。飛騨小坂 (ひだおさか) と呼ばれる地域です。


道の途中にも見事なしだれ桜がありました。

お寺かと思いきや,民家のようです。


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飛騨小坂の駅を過ぎて,県道 437号線に合流するあたりは 「小太郎淵」 という美しい淵があります。

このあたりから,旧街道宿場町の雰囲気です。



小坂小学校横の短い激坂を登ると,浄福寺があります。

小さいけれど,とてもきれいにされているお寺でした。

塀の外と境内,それぞれに1本ずつ,りっぱなしだれ桜があります。


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満開。



境内の方は,樹齢 200年。


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説明を読むと,江戸吉原の妓楼が梵鐘を寄進した際に,遊女たちの願いでこの桜もいっしょに運ばれて植えられたとのこと。

自らの願いを託したんでしょうね。

そんな説明を読むと,なんともいえない切ない気持ちになります。





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花に近寄ってみると,犬山のしだれ桜と同じ種類,エドヒガンの変種,イトザクラでした。

たまたまですが,犬山の大好きな常福寺と,小坂の浄福寺。

名前の音が同じで,サクラも同じでした。

これでワンちゃんがいればカンペキですが (笑)。




小太朗淵のすぐ上に公衆トイレがあって助かりました。

冷えるとおしっこが近くなりますからね。



近くの神社にもしだれ桜が見えましたが,寒いし,時間が迫ってきそうだったので,また次回。




同じ道をとって返します。




行きにチェックした森山神社へ行きます。

何人もの人が三脚を立てて撮影しています。


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小さな神社の前に大きなしだれ桜。

神社の姿がまったく見えません。

岩太郎桜の兄弟木で,こちらも樹齢は 100年を越えます。




望遠でのぞくと,鳥居としめ縄がかろうじて見えます。


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このカーテンをくぐって参道の階段を上るわけですが,たくさんの人が撮影しているので,ちょっとためらう雰囲気です。


おそらく咲き始めはもう少しピンク色が濃いと思いますが,咲き上がって花色はほとんど白になっています。




青空が出てきたので,もう一度岩太郎桜へ行くことにしました。

適当に見当を付けて細い道に入り込み,たくさんの桜が咲く里を抜けてもどります。


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こうして切り取るだけで,なんと美しい風景だろうかと思います。

こういう走り方をしていると,「自転車は無敵だ」 なんて思っちゃいますね。



ふと視界に入ったものを目指して,自在に方向を変え,

ふと目に止まったものに感じて,ブレーキをかける。

ひょいともどって道端でそれを眺め,写真を撮る。

かと思えば,けっこうな速度で次の場所へ移動することもできる。

クルマのように駐車場の心配もいらない。

細い路地に入り込んで,地元の人しか知らない魅力を発見できる。



そういう点で,ここ下呂市のサクラは,自転車花見に絶好の場所です。





岩太郎桜にもどって少し待っていると,人が途切れたので写真を撮りました。


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こうして見ると,本当にりっぱな桜です。

形容する言葉がありません。

すぐとなりには小さなお墓があって,その上にもしだれ桜が植えてありました。


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これも百年後には,りっぱな姿になるんでしょうね。

百年後にまた見に来ましょうかね。




続いて往き道にパスした永養寺へ。

山門前には,横に大きく枝を広げた薄墨桜。


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山門をくぐると,樹齢 350年のしだれ桜。


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本堂の階段横には花飾りがありました。

4月8日はお釈迦様の誕生日,花祭りですね。

子どもたちが通った保育園はお寺だったので,毎年甘茶をいただいていました。




この後,最後に,少し離れたお寺まで走る予定だったのですが,時間がなくなってきました。

そして,もう身体が冷えてきてギブアップ。

とりあえずクルマまで戻ります。



また風が出てきて寒いので,ガンガン漕ぎを入れますが,もう,ホントに寒い!

息は切れますが,身体が温まりません。

あれ? と気づいたころには,駐車場のある場所を通り過ぎていました。


しかも,戻ろうとした道がまたややこしいところで,幅1メートルしかない堤防に出てしまいました。

風が強いのに,なんでこんなに危なっかしい道を走っているんだ!

両側への落下を気にしながらトロトロ走ったので,よけいに寒い!



クルマまでもどって着替えて,ホッ。

冷えた身体がちょっとゆるみました。



ここからはクルマで,最後の目的地のお寺へ行きます。




── つづく




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2018 桜巡り (12) 吹雪に行く手を阻まれる!



サクラの旅,その12



土曜日,高知での楽しいお仕事を終え,その日のうちに帰ってきました。

飛行機はわずか1時間の移動時間ですから,それほど疲れもありません。



翌日曜日は,どこへ行こうかなと考え,急に思い立って朝からパソコンに向かってルートを引きました。

目的地は,下呂市。

といっても,有名な下呂温泉からもっと北へ入った地域です。

「下呂(げろ)」 の他に 「中呂(ちゅうろ)」「上呂(じょうろ)」 という地名もありますが,上呂よりもさらに北の地域です。

そこに,有名な桜が集まっていることを知りました。



グーグルマップの機能の一つに 「マイマップ」 というのがあり,ここに自分用の桜マップを作っていて,やたらとそのマークが集中する地域ができたんです。

すでにマーキングは済んでいたので,そこをつなぎ合わせるだけ。

40km弱のルートが完成。



ルートができたら,ガーミンに放り込んで,バイクを車に積み込んで出発。




国道41号をずっと北上していきます。



途中,飛騨川沿いの道は,狭い谷をずっと走ります。

新緑も見え始め,山肌がにぎやかです。


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ヤマザクラの白やピンク,新緑のうすい緑,常緑樹や針葉樹の深緑,芽出しが赤い木のえび茶色。

春にしか味わえない,柔らかい色合いの山の錦。



住んでいる地域の桜は八重桜をのぞいて,すでに 「散り果て」 です。

それが,北上するにつれて,まだ花びらが残る 「散り始め」 になっていきます。

下呂温泉を過ぎて 10km ほど走り,飛騨川公園に着くと 「満開」!

時を遡るかのような楽しい行程になりました。



ただし,気になることもありました。

雨です。

ザーザー降りではありませんが,ワイパーを使わなければいけないくらい。

幸いにも,お昼が近くなってきたらほとんど気にならないほどになりました。

公園では大々的にイベントが開催されていて,たくさんの家族連れが遊んでいます。

大丈夫そうです。



さて,自転車を用意して出発。

ところが!

これが,寒いのなんのって,早くも装備をまちがえた後悔の嵐。

国道にあった気温表示が,5~7℃でしたからね。



とりわけ悔やまれるので,指切りグローブしか持ってこなかったこと。

sennmu さんから 「備えよ,つねに」 と教えてもらったというのに,何度この教えを忘れて後悔したことか。

そして,できればジレでなく,ウインドブレーカーがよかった。



最初の目的地は,地図に頼らなくても見つかりました。

斜面に見事な桜色。

宮谷神明社です。


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本殿は,この写真の左側,激坂を登った先にあります。

そちらの桜もきれいですが,やはり,写真にするならここでしょう。

水田に写る桜と,登録有形文化財の家屋が絵になります。

まんなかのひときわ太い桜が 「羽根の桜」 です。



ここから旧街道らしき道を北上すると,永養寺があります。

ここも桜の名所ですが,帰りによることにして,二股になって道を右折すると,「岩太郎桜」 の表示が出てきます。

グーグルマップには 「岩太郎のしだれ桜」 と出ています。

地名をとって 「四美 (しみ) のしだれ桜」 とも呼ばれます。


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樹齢は100年以上。

斜面から斜めに突き出すようにして生え,道を覆い尽くすように枝を伸ばしています。

樹姿の美しさで言ったら,犬山圓明寺の桜に匹敵するものです。

かなりの大木なのに,支柱が全くありませんから,樹姿の美しさが際立ちます。

ほれぼれします。

優美な曲線を描いてはいますが,たくましさを感じる男性的なしだれ桜です。

人が多いので,帰りにまたゆっくり写真を撮ることにしました。


ムム,桜の向こうにアヤシイ雲が!

先を急ぎます。



つぎは,左手にちらりと見えた森山神社の位置を確認して,場所がわからない桜の探索に向かいます。




その桜は,写真に一目惚れしたものですが,畑の真ん中にあり,個人の方が世話をしている桜だそうです。

わずかな情報で,だいたいの地域を特定していましたが,山間の奥まで続く地区なので,奥まで入らないと見つからないかもしれません。



予想どおり,軽いヒルクライムです。

登っていくと,それらしいものは見つかりませんが,地区の中にいくつもの桜がありましたが,。

自転車ならではの発見。


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しかし,お目当ての桜探しは,一筋縄ではいきませんでした。

行く手を阻んだのは,坂…ではありませんでした。

それまでときどき落ちてきていた雨が,強くなってきました。

と思ったら,雨の感触がおかしい。

かたいものが顔に当たります。



雪!

というか,氷!

袖のしわに,どんどん白いものが積もっていきます。

顔にピシピシと当たる粒が痛い!

もう,笑っちゃうほど困難な探索です。



さらに,そんな中がんばって登っていった先が民家の庭だったり,行き止まりだったりするという追い打ち…。

引き返して,別の道を登ります。

こうなりゃ,意地だ!





そんなことを続けているうち,ついに発見!


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優美な姿のベニシダレです。

周りに電柱や電線のない,田んぼの中の一本桜。




風が強まり,すごい勢いで氷の粒が飛んでくる中,撮影しました。

何でこんな吹雪の中,畑の真ん中にいるんだと苦笑いしながら,あちこちの角度から撮影。


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10分くらいすると,ウソのように風が止み,日が射してきました。

向こうの山はまだ降っているようです。


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ご褒美としか思えないお天気の変化。

あっという間に雲が晴れ,青空まで!


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昔から,桜は,山の神が下りてきて宿る木とされてきたようです。

田の仕事を始める時期を知らせるために花を咲かせ,田植えが終わるのを見届けると山に帰るんだそうです。

その見送りの酒宴が花見の起源だという説もあるそうです。



ばりばりの無神論者であるぼくですが,そういう話がキライではありません。

なんか,いい話ですよね。



今回の天気の変化も,そんなことを考えるとおもしろくなってきました。

最初は,桜から

「アヤシイやつめ,近寄るな!」

と警戒されて,強烈な風と雪。


写真を撮り続けていたら,

「私のきれいさがわかったのなら,許してあげる」

と思ってくれたように風と雪が止んで,晴れ間が出てきました。



「すごい」「きれいだね~」「なんて美しい」 と連続して褒め言葉を発したのがよかったのでしょう。

この桜にやどった神様,女性ですね。


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ありがとう!

また来るからね。




このすぐ近くにあるらしいお寺もコースに入れておいたのですが,桜探索に成功したうれしさと,その美しさに感動するあまり,予定からすっ飛んでしまいました。

ここからは,県道88号線にもどって,小坂 (おさか) 町まで走ります。

国道 41号線は車の速度が高いので,飛騨川対岸を走る県道を選択しました。

県道は行き交う車が極端に少ないので,自転車なら絶対こちら。



目指す浄福寺までは 7km ほどの道のりです。



── つづく



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2018 桜巡り (11) 畑のしだれ桜



サクラの旅,その11


本当はこの後もどるだけの予定だったのですが,ぼくが

「できれば,畑のしだれ桜が見たい」

というと,

「帰り道の近くだから,寄りましょうか」

とメタさんが言ってくれて,寄ることになりました。



畑 (はた) のしだれ桜。

樹齢 400年。

このあたりではよく知られた名桜です。

以前から,見に来たいところにリストアップしていた場所です。




京都 和束町から,滋賀 甲賀市に入りました。


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ここから,何度も走ったことのある三筋の滝がある道へ向かいます。

以前から,メタさんお気に入りの道ということで,何度も通ったところですが,反対側から登るのは初めて。


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意外にきつい坂だと初めて知りました。





T字路へ出て,右へ行けば帰り道。

左へ行けば,畑のしだれ桜。



走り出すと,次々と車が追い越していきます。

みんな,桜を見に行くのでしょうか。



駐車場らしきところに着くと,けっこうたくさんの人が坂を登っていきました。

doggy さんの案内で,「写真を撮るならここ」 というところに連れて行ってもらうと…


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残念ながら,まだ咲いていませんでした。

このあたりでは,よく最低気温を記録するところだということですから,1週間ほど早かったようです。



望遠で見ると,枝の先がほんの少し咲いているように見えました。


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花が咲いていないと,枝を支える木組みが目立ちますが,咲くと目立たなくなるのでしょうね。




花が咲いている姿が見られなかったのは残念ではありますが,ここまでで十分楽しませてもらったので,贅沢を言っちゃいけません。



帰り道,下っていった先の信号は,しだれ桜から帰ってくるクルマでかなり渋滞していました。

最盛期はもっとすごいことになるんでしょうね。


シメは,まさきちさんおすすめの 「ふくろう珈琲」 へ向かいましたが,大人気で入れませんでした。

「え? こんなところにあるの?」 という場所にあるのですが,有名になってしまったようです。




ということで,琵琶湖畔に戻ってきました。

最後の最後で,街の中の花見コースを通って,矢橋帰帆島へ。


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この日も一日よく遊びました。


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計画してくれたメタさん,ありがとう!

いっしょに走ってくれた皆さん,ありがとう!

またね!


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2018 桜巡り (10) 和束の桜とおばあちゃん



サクラの旅,その10


この日のメイン,地蔵禅院のしだれ桜をあとにして,峠へ向かいます。

地元のローディーには 「大正池」 と呼ばれるヒルクライムコースです。

ピーク近くに 「大正池」 というため池があるからです。



ここも,ソメイヨシノやヤマザクラがきれいな道です。

山の芽出しの匂いもぷんぷんしています。


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途中,ヒルクライムトレーニングをしている人がけっこういました。

息づかいで,かなり追い込んでいるのがわかります。

となりを走る doggy さんが,コースの解説をしてくれます。

大正池のあたりを越えたところから斜度が高くなり,ここまでペースを上げて走ってくるとかなりキツくなるポイントだそうです。




ピークを越えると,お茶で有名な和束 (わづか) まで下ります。

ヘアピンが連続する区間に入ると,和束方面の展望も見事ですし,桜やお茶畑もきれいです。


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とてもステキなコースです。


桜ヘアピン。


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茶畑ヘアピン。


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なんと気持ちのいい下り。




下りきって和束町。

和束にわずかしかないという,ランチが食べられる店をメタさんが予約しておいてくれました。


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お茶を取り入れたメニューが斬新です。

担々麺にも,チャーハンにも,カレーにもお茶の葉が使われています。

美味しゅうございました。




ここから,甲賀市方面へ京都府道5号線を走ります。




その途中に,どうしても寄りたかったところがあります。

それは,ここです。


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おばあちゃんのよもぎ餅屋さん。

昨年も立ち寄って,おばあちゃんお手製の草餅をいただきました。

よもぎがたっぷり使ってあって,あんが優しい味で,本当に美味しいんです。



「元気だった?」

と聞くと,

「朝からよもぎ餅作って,こうやって,みなさんとお話しさせてもらうのが元気の素」

と話してくれました。

今年で80歳になるそうです。



「井出で桜を見てから来たんです」

と話すと,おばあちゃんが桜の話をしてくれました。

「桜は,ああいう枝垂れもきれいやね」

とおばあちゃんの指さす先には,集落の上に一本のしだれ桜。

お寺のあったところだそうです。


帰ってから地図で確認すると,薬師寺というお寺でした。

その先にもお寺に咲くしだれ桜があると教えてくれました。



「また来るね」

とあいさつをして出発。


おばあちゃんの教えてくれたお寺は,しばらく走った次の集落でした。

走っていると,川をはさんだ対岸の斜面に,桜色のかたまりが見えました。



下から見上げると,左右に大きく枝を広げた姿が見事です。


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裏山の緑を背景に,美しく咲いていました。



おばあちゃんから聞いていなければ,通り過ぎてしまったかもしれません。

doggy さんが,「一期一会」 とつぶやきます。

おばあちゃんと,小さな集落にある西願寺のしだれ桜。

いい出会いでした。




いい出会いと言えばもう一つ。

このお寺の少し手前,大きくカーブを曲がった先に,ひときわ輝くような大木がありました。


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熊野神社跡と地図に表示された場所でした。

ハクモクレンにしては木が大きすぎます。

近寄ると,花の形がちがいます。

コブシでしょう。



この木の下でサンドイッチを食べていた方に,

「これはコブシの木ですか?」

と聞くと,

「コブシですね」

と答えてくれました。



こうして,まるはさんとくらべてもほぼ同じですから,その大きさがわかるというものです。



この和束川沿いの道は,本当にいい道です。

山間の渓谷ありと昔からの集落は,古い街道の趣があります。


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山側に続く茶畑もいい感じです。


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リズム感のある景色ですね。



気持ちよく走って,国道 307号線へ出て,小休止。

最後の花見ポイントへと向かいます。





── つづく





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2018 桜巡り (9) 井手町玉川堤,地蔵禅院の桜



サクラの旅,その9

4月1日は,大の仲良し,メタさんにお誘いいただいて,滋賀まで花見に行ってきました。

昨年行ったときは,地蔵禅院のしだれ桜が散ったあとでした。

「今年は見られそう」 ということで,急遽,この桜をメインにしたライドを計画してくれたのです。

うれしい限りです。



今回は,まるはさんの車に同乗させてもらいました。



集合は,いつもの矢橋帰帆島。

帰帆島に着くと,ちょっと肌寒い感じです。

集合したメンバーは,メタさんご夫婦と,ビワサイの長老イニシャル d さん,山のことなら任せろという doggy さん,和歌山からまさきちさんに,ぼくら二人で,合計7人です。



地元のメンバーは,フルフィンガーのグローブをしています。

ぼくたち名古屋組は,指切りのグローブ。

これは選択を誤ったか…。




琵琶湖畔を南下し,瀬田川沿いに走ります。

風を切ると,腕が少しスースーします。

ぼくの地元ではソメイヨシノが散り始めているのに,ここは満開ですから,やはり少し気温がちがうようです。



ちょっとした坂道を登って小さな丘を越えるとき,ふと濃い桃色が眼に入りました。

少しコースを外れて坂を登ると 称名寺 という小さなお寺。


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紅八重しだれが満開でした。

小さなお寺によく似合います。



みんなには先に行ってもらいましたが,メタさんが待っていてくれます。

ありがとう。




猿丸神社までの登りにさしかかると,メタさんから,

「ここから自由行動!」

とかけ声がかかります。

これは,

「好きな人はガンガン登れ!」 「坂がいやな人はそれなりに」

という合図です。



案の定,スーッと d さんが前に出ます。

背中で,「着いてこい!」 と言うのです。

そして,徐々にペースを上げて,後ろに着いた者を苦しめるといういつものパターン。

ぼくはいつもそのペースに巻き込まれて牽き倒されるという運命です。


走り始めは肌寒さを感じたのに,もう,しっかり汗をかきました。



猿丸神社で小休憩。

ここからは,宇治まで出て,南に下り井手町に入ります。



奈良線玉水駅からは,玉川の桜並木がすぐ近くです。


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500本のサクラが満開!

花見客で大にぎわいです。



堤防には,ヤマブキの花も満開です。


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川の両岸は草が生えて,わりと自然に近い状態です。

草の新緑,鮮やかなヤマブキの黄色,そこへ満開の桜。


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春ほど幸せを感じる季節はありませんね。

遠い昔に祖先が経験した,食糧確保が難しい季節から解放される喜びが,DNA に刻まれているのでしょうか。


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ここから少し山の方へ登ると,地蔵禅院です。

この日のメインとなるしだれ桜は,遠目に散ってしまっているのではないかと見えましたが,まだ,花びらが残っていました。

よかった!


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樹齢300年と言われるしだれ桜です。

ただし,花色が桜色から白になっていて,はらはらと花びらが散り始めていました。

それでも,その風情はさすがに有名な桜です。

うっとりするような樹姿。




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この地蔵禅院は高台にあるので,下から見上げるのも良し,桜の枝を通して木津川沿いの町並みを見下ろすのも良し。



この有名な桜の少し下にも,もう一本りっばなしだれ桜があります。


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墓地の周りも桜でいっぱいです。


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桜ばかりでなく,ボケの花もきれいでした。


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さしづめ,「花の寺」 といったところでしょうか。

少し登ってこなければならないところなので,人はそれほど多くはありません。

しだれ桜の傘の下で,のんびりと春を楽しみました。




── つづく




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とうとう来たか



とうとう来たか。



自分は割と楽観的な方だと思っていたが,今回はさすがに落ち込んだというか,いや,ドキドキして心配になった。



先日,友人と食事をする予定があった。

やらなければならない仕事が終わらず,焦りに焦っていた。

後から考えると,こういうときほどアブナイ。



何とか仕事を終わらせ,荷物の発送を済ませ,さあ行くぞと駅まで走る。

食事会の時間には少し遅刻するけど,何とかなったという安心感。

階段を駆け上ると,ちょうど快速が来る。

乗り込んで座り,ほっとした瞬間,眠りに落ちた。






ふと気がついて,「まずい」 と思った。

その瞬間,「乗り過ごした」 とわかったからだ。

二駅先の駅で降りるはずが,ずいぶん長く眠り込んでしまったと感じた。

あわてて外を見ると,暗い。

夜だから暗いのではなくて,街の灯が少ない。


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(こんなイメージです)


名古屋の街中を走る電車の窓から見える景色ではない。

わけがわからず頭が混乱する。



この路線は名古屋止まりしかなかったと思うが,名古屋駅を通り過ぎて先まで行く列車もあったのだろうか。

ここはどこ?

ひょっとして夢?



後で考えれば,スマホでかんたんに現在地など特定できるのに,かなりパニック状態だった。




車内のアナウンスが告げた次の停車駅名 「瑞浪」 に愕然とする。




なぜ,下り列車に乗ったのか?

1年のうち,名古屋へ出る上り列車には何度も乗るが,下りに乗ることはほとんどない…。



「快速」 という文字を見たことは覚えているけれど,そのあと階段を上って,ホームから列車に乗り込んだあたりの記憶がない。



列車をまちがえたことよりも,そのあたりのことを覚えていないことに青ざめた。



折り返して戻らなければならないのに,降りたホームでぼーっとしてしまった。

はたと気づいて時刻表を確認すると,1時間に3本しかない!

食事会にもう間に合わないと思ってから,「連絡しなきゃ」 と思いつくまでにも時間がかかるほど,ぼーっとしてしまった。



その間,頭の中をぐるぐる回ったのは,母親のこと。

晩年,アルツハイマーを患って,自分の息子のこともわからなくなった。

とうとうオレにも来たか…。




よくよく考えれば,ブログネタとして笑える事態になったのに,ドキドキしてしまった。

そのまま伝えて,待ち合わせをしていた友人に笑ってもらえばよかったのに,それも伝えられない精神状態だった。

この先,大丈夫だろうか。

以前からうっかりが多いし,細かいことをすぐに忘れてしまう質だったが,深刻に感じたのは初めて。




とぼとぼと家に帰り,家内に話すと笑ってくれた。

笑ってもらって少し気が楽になった。

でも,あのドキドキ感は,今思い出してもいや~な感じだ。

ちょっと疲れていて,前後不覚に陥ったと思いたいのだが…。




みなさん。

ワタクシと遊んでいて,おかしな言動があったら,遠慮なく言ってください。

え? いつものことだから,そう言われても困る?

困った…。


ご迷惑をおかけした皆様,ゴメンナサイ。




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2018 桜巡り (8) 霞間ヶ渓



サクラの旅,その8

3月30日は,クルマで家内と花見に出かけました。

自分だけあちこちへ出かけていては申し訳ないですからね。




向かったのは,池田山近くにあるお花見の名所,霞間ヶ渓

池田山と言えば,とんでもなくキツイ坂が待ち構えている,あのヒルクライムの名所?です。



霞間ヶ渓 ── これが読めなかったんですよね。

「かまがたに」 と読むそうです。

もともとは,たびたび土砂崩れを起こす谷だったので,草木を刈ってはいけないという 「鎌止め」 を行い,堤防を築いて桜を植えるなどしてきたので 「鎌ヶ谷」 と呼ばれたようです。




平日ですが人がいっぱい。

観光バスまで来ます。



屋台も出ていて,大好物のみたらし団子の焼ける匂いがしてきます。

しかし! 今日は,自転車で来ているわけではありませんから,カロリー摂取は控えめに。

団子より花です。



にぎやかなところから,少し池田山登山道方面へ入ってみました。

斜面が少し急になっているせいか,入ってくる人も少なく,花見の喧噪から森の静けさへと場面が転換します。


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人の手で植えられたと思いますが,いい雰囲気でしょ。

エドヒガンザクラは,幹や枝がスーッと伸びていくのがきれいです。


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公園ならソメイヨシノ。

山の中なら,ヤマザクラかエドヒガンが似合います。




足下には,タチツボスミレ。


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栄養状態がいいのか,大輪で発色もいい,健康的なスミレです。




地図を見て,少し離れた花見会場にも行ってみることにしました。

アップダウンの道を,2.7km 。



自転車で走ったことのある道ですが,徒歩だと距離感がちがい,歩いてきたことを後悔しました。

クルマがどんどん来るし,狭いからコワイし…。



途中,展望台から茶畑がきれいでした。


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ようやくたどり着いたのが,ここ禅蔵寺。

古いお寺です。


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石垣沿いにいろんな種類の桜が植えられていて,とてもきれいです。




ここから谷を下りる方向に進むと,古墳群があります。

戦乱でなくなった人を祀る塚がたくさんあったのを,村の人が統合したんだそうです。


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そこにも,たくさんの桜が植えられていました。



古墳群を抜けると,キャンプ場へ出ます。

ここも,花見会場になっていて,こんどは焼きそばの匂いでした。



根尾谷方面の山をバックに,見事なしだれ桜がありましたが,この枝を揺する風は,焼きそばの匂いに満ちています。


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もとの会場まで同じ道を引き返すのもつまらないので,里の中の道を適当に選んで歩きました。

自転車で走り回るときの感覚のような,こういう道の選び方も楽しいです。



ときどき,「おお」 と思うような景色に出会います。

茶畑とサクラ。


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タンポポと桜。


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川と桜。


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ちなみに,ここは写真スポットらしく,たくさんのカメラマンが三脚を立てていました。



ぐるりと6kmほど歩き回りましたが,楽しかったです。

お茶の里に咲く桜は,種類が多く,見ていてあきません。

店が出て賑わうところがあり,静かな森があり,のんびりとした田舎道があります。




最盛期を少し過ぎた平日でも駐車場がぎりぎりでした。

ということは,最盛期の土日はもっとすごいことになるでしょう。

近くの人なら,うんと早めの時間に来る方がいいでしょう。




自転車で走るときは,「休日」 という感覚がないのに,こうしてクルマで出かけてお花見すると,「休日の行楽」 という感じです。

自転車だと,どうしてもハアハア言ったり,汗をかいたりしますからね。

不思議なものです。




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2018 桜巡り (7) 小原の桜



サクラの旅,その7


3月29日は,小原方面へ行きました。


この日もいいお天気。

矢田川沿いのソメイヨシノが咲き誇っています。


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瀬戸の町を抜けて戸越峠に向かうのですが,自転車乗りに 「聖霊二段坂」 とよばれている坂に入る少し手前に,本泉寺というお寺があります。

桜の似合うお寺です。

それほど大きくはありませんが,鐘楼前にエドヒガン,庫裏の前にしだれ桜があります。


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すぐとなりには山口八幡社があり,近くを流れる矢田川支流は両岸の桜が見事です。


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川面に映る桜がきれいでした。

スマホ片手に桜をとって回る人たちがたくさんいて,ああ,花見はいいなあと思います。




二段坂を越えて赤津町に入ると,民家の裏手や畑の間にたくさんの桜,白木蓮,コブシなど,色とりどりの花が競うように咲いています。

そんな中をのんびりと抜けていくのは,なんとも気持ちのいいものです。



花の香りや空気の暖かさを感じながら走るのは,自転車の大きな楽しみ。




戸越峠を登り,藤岡町へ下り途中を右に入ると,金剛寺があります。

のんびりした山寺です。


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出迎えてくれるしだれ桜は,樹齢 200年以上と言われています。


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ふわりとただよってくる桜の香り。

飛び回る日本ミツバチのぶんぶんという羽音。

あいさつする近所のおじちゃんとおばちゃんの声。

いい時間です。





金剛寺近くには,あの薄墨桜の子どもが育っています。

満開を過ぎて,ちょうど薄墨色が出てきたところでした。


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あと百年したらりっぱな木になるでしょう。

その頃にまた見に来ましょうね。





ここから小原までは,アップダウンを乗り越えていきます。

それなりに脚を使う道のりです。




まずは,国道 419号線から北へ登った高台にある,嶺雲寺 (れいうんじ)。

坂の下からでも,背の高いしだれ桜がよく見えます。


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また国道 419号 まで下り,こんどは南へ登ります。

ピークには市場城跡がありますが,そこへ行く途中にあるのが,西運寺 (さいうんじ)。

ここも,山の斜面に張り付くように建っているお寺です。



本堂前の狭い庭に,2本のしだれ桜があります。


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この雰囲気が好きです。





東へひと山越えていくと,杉田久女句碑のしだれ桜。

小原の桜の中で一番艶やかな桜です。


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優美な立ち姿,濃い桜色,夫の杉田宇内の屋敷跡,ひと気のなさ。

門をくぐって中に入ると,鳥肌が立つような静けさ。


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好きな場所ですが,なぜか長居できないようなところです。


嶺雲寺,彩雲寺,杉田久女句碑 ── これが,ぼくの勝手に決めた 「小原の三桜」。





帰り道は,県道19号線沿いに走りました。

すると,思いがけなく,いくつかの桜を見つけました。

民家の裏山に,しだれ桜が植えてあったんです。


これはその中でも一番立派だったもの。


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樹高は15メートルを超えているでしょう。

こんな宝のような木が,農家の裏山に隠されるように立っているんです。



昔から,このあたりには桜を愛でる人たちがたくさんいたんでしょう。

そんな桜を何本も見つけました。


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これも,自転車の旅ならでは。

花を見つけて止まったり,小さな道に入り込んだりと,自在に走れるのが好きです。




来季は,花見をしたいという人を集って,小原桜ライドを計画しようかと思っています。



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2018 桜巡り (6) 近所の桜



サクラの旅,その6

100km 近く走った次の日は,ちょっとお休み。



近所の桜も満開です。

というか,ちょっと満開を過ぎてしまいました。



どこかへ出かけて桜を愛でるのも楽しいですが,近所の桜をのんびり楽しむのもいいものです。

ということで,この日は自転車ではなく,徒歩。


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遊歩道に植えられたシバザクラですが,近所のおばちゃんがボランティアでお世話しています。

そのおかげで,年々見事になってきました。

ありがたいことです。




緑道の両側にある桜は,全部ソメイヨシノ。

残念ながら満開を過ぎて,花芯が赤紫になっています。


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緑道から上を見上げると,見事な桜のアーケード。

ほんのりと,桜餅の香りがしてきます。

いやいや,桜餅の香りではなくて,サクラの香りそのものか (笑)




かろうじてつぼみが残っています。


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つぼみは可愛らしいピンク色。

柔らかな緑色と,恥じらうようなピンク色が絶妙なコンビ。

楊貴妃の好んだ色の組み合わせ。

韓国歴史ドラマ (ときどき見ています) のお姫様がよく着る絹の色合いです。



地蔵川堤防にも桜が咲いています。

昔は桜並木が続いていましたが,「樹が大きくなりすぎて,堤防を傷める」 という理由で,ほとんど切られてしまいました。



今残るのはわずか。

その中でも,この大島桜は気に入っています。


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大輪の白。

うすく緑がかった白です。

そして,春らしい緑色の葉も少し出ていて,全体にとても爽やかです。



その向こうには,紅八重枝垂れ。

ここへ引っ越してきた30年前には,小さな木でしたが,今では立派になりました。


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その向こうには,今年植えたばかりのサクラの苗木がありました。

この 50cm ほどの苗木が大きく育って,立派に花を咲かせるころ,ぼくは人生の終わりを迎えているでしょう。






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