いなちくロングライド参加記 (4) 因幡街道を快走



いなちくロングライド参加した記録,その4



ちくさ高原スキー場では,あたたかい豚汁をいただきました。

といっても,ぼくが親しんできた赤味噌ではなくうすい色の味噌で,豚汁にタケノコとワカメが入っていることに驚きました。



じつは,このエイドで登りが終わるわけではありません。

ここを出発してからもピークまでもう少しキビシイ登りが続きます。



そして,ここからは長い下りです。

秋色の森の中を下っていきます。


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とても爽快ですが,斜度があり,あっという間に速度が上がっていくので,緊張感を保ってくだらなければ鳴りません。

危険を回避するために,制限速度は 40km/h。

配置されたスタッフが減速を呼びかける場所もありました。



残念ながら,落車がありました。

ぼくたちをかなりの速度差で追い抜いていった人です。

原因はわかりませんが,オーバースピードでパニックに陥っていたことだけは確かです。

その方は,ロードバイクに乗り込んでいたとは思えない方でした。


これは,後から仲間内で話していたのですが,もし,その方が,このロングライドの画期的システムである 「ワープ」(千種高原の厳しい登りをトラックで運んでもらってピークまで行ける仕組み) を使っておられたのだとしたら,そこに問題があったのかもしれません。


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長い坂を登れない人は,長い坂を下ったこともない人であるはずです。

そうなると,長い登りを 「ワープ」 によって助けてもらえるということは,いきなり長く危険な下りに放り出されることになります。

ワープシステムは,「上のエイドで専門家から下りのレクチャーを受け,練習しながら講師といっしょに下る」 というところまでをセットにする必要があるでしょう。





さあ,ちくさ高原を後にしたロングライドコースは,下り基調で進みます。




国道 373号線を南下して立ち寄ったのは,旧因幡街道の大原宿。

路面は石畳がきれいにしかれて,宿場町全体がとてもいい雰囲気です。


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当然のようにゆっくり走り,立ち止まって宿場町のたたずまいを鑑賞。




このあとは,373号線に沿って大きく左へ進路を取り,小さな峠を越えていきます。


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このあたりから,山間を抜ける道は信号のない快走路となります。



ここで驚いたのは,ぼくのすぐ前を走る臨時漕会のおねえさんの走り!

ハンドルネームは 「おばさん」 ですが,その走りを見たら誰しも 「おばさん」 とは呼ばないでしょう。



ときおり,一人,二人でゆったり走っておられる方をパスさせてもらうことがあります。

もちろん,追い越しは危険が伴いますから,慎重に行います。

いったん減速し,後方の安全を確認してから,抜かせてもらう人に声をかけ,速度を上げて一気にパスさせてもらいます。

このときの加速ですよ,すばらしいのは。

コギコギさんの後ろに着いたおねえさんは,シッティングのままグイッとペダルを踏み込み,颯爽とバイクにスピードを乗せていくのです。

そのままの強度でしばらくの間走り続けることもありました。



ぼくよりも年上の女性が,この走り!

憧れますね。



あとからコギコギさんにそのことを話したら,おねえさんの走りについては 「着いてこられる強度を心拍ペースで把握しているから大丈夫」 と言っていました。

強度を上げすぎると,着いてこられなくなったり,無理をさせたりして,事故の危険性が高まります。

仲間のスキルや体調を知ることで,そういうリスクを下げることができるわけです。

なるほど~。




最後は,これまた古い街道の雰囲気を残す平福を過ぎ,佐用町までもどりました。



ゴールしてからも,ごほうびのおでんと焼きうどんに舌鼓を打ち,いなちくロングライドの終了です。

ここでも,たくさんのスタッフの方の笑顔に感謝です。


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各エイドの方,交通整理の方などのスタッフさん,応援してくれた地元の方など,たくさんの人のおかげで,とても楽しくこのイベントを終えることができました。

ありがとうございました!

そして,思いました。

来年も必ずエントリーするぞと。



これで,一応終わりなんですが,次回は番外編として,エイドでいただいたおいしいものをまとめて紹介。




写真はこちらにも。


── つづく




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いなちくロングライド参加記 (3) 秋色を楽しむ



いなちくロングライド参加した記録,その3



千種川沿いを走ります。

標高が上がるとともに,深まっていく秋の色。


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登り基調ですから,ペースも落ち着いてきて,ゆったりと景色を楽しめます。

いよいよ,いなちくロングライドの白眉とも言えるゾーンに入ります。





ふとあらわれた吊り橋。

当然のように停まって,その雰囲気を味わいます。


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せっかくですから,ちゃんと味わわないとね。




道の両脇は,目移りしてしまいそうなほどの鮮やかな秋色。

カメラを取り出してはシャッターを切る繰り返しです。


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脇の千種川は,次々とその表情を変えていくので見飽きません。

停まりたくなるポイントが多すぎて困ります。


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逐一停まっていては,前に進めませんから,泣く泣くパスするポイントも数知れず。





道沿いにある,元鍋ケ森神社の森。


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雨乞いの神様だそうです。

苔むした石が,ここが参道であることをかろうじて示しています。


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森と同化してしまいそうな雰囲気が歴史の深さを物語っています。




光るススキの穂。


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少しずつ上がっていく斜度に,息が上がります。





空が開けてきて,ピークが近づいたことを教えてくれますが,斜度は上がるばかり。


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なんというコースでしょう。

ちゃんと,走りごたえのあるポイントも用意されているのです。



そうそう,走りごたえといえば,斜度が上がってきて 「きついな~」 というところには,絶妙の仕掛けがありました。

それは,女性スタッフの応援です。

可愛らしい笑顔で 「がんばって~」 と言われると,ついついペダルを踏む足に力が入るというもの。

やられた!



一部の方から,「その女の子の写真はないのか」 とリクエストをいただきましたが,撮り忘れました。

一生の不覚。

次回は,忘れませんので,ご勘弁を。




スキー場の建物が見え始めました。

ピーク少し手前の ちくさ高原キャンプ場を過ぎようとしたぼくの目が,鮮やかな秋の色に釘付けになりました。

すばらしい。


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思わずバイクを停めて,キャンプ場に入りました。

つづいて ワタルさんも。

ワタルさんは,最近写真を撮ることにはまっています。

二人でしばらく撮影を楽しみ,ちくさ高原のエイドに入りました。




今年の春,セーテンさんのさよならライドでここに来たときには,寒さで震えていましたが,今回は,お天気もよくゆったりとできました。



すでにここまでで,獲得標高は 1000m 近くなっています。

さあ,ここからは下り基調の道を楽しみます。




── つづく




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いなちくロングライド参加記 (2) 丸臨列車に乗る



いなちくロングライドに参加した記録,その2。


さてさて,第1エイドで集合してからは,仲間と走ります。


山間の道を走り続けます。

信号もなく,気持ちよく走れる道は,美濃と雰囲気が似ています。


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山が近く,空気が優しい。

人の姿が見えてくても,なぜか住む人のぬくもりのようなものがある。

そして,時間の流れが,少しゆっくりしている。



とりたてて 「何々がすばらしい」 というところではないのですが,こういう道が好きです。



と,前を走るコギコギさんから,先頭交代の合図が!

少し意外だったのですが,うれしくなりました。

初めていっしょに走ったときは,「リキさん,今,心拍いくつ?」 と聞かれ,気を遣ってもらっていましたが,

今は,先頭を任せると言ってくれています。

うれしかったですね~。

意気揚々と走りました。

もちろん,張り切りすぎないように。



しばらく,コギコギさんとマスオさんと三人で先頭交代をしながら走っていたのですが,ふと気がつくと,長い列車になっていたようです。

次の先頭交代で後ろへ下がっていくときに,なかなか最後尾にたどり着けませんでした。

アレレ?

オオ!

最後尾から見ると,見事な丸臨列車になっていました。


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車がほとんど来ない道を,快適な速度で走る一団。

前を走るコギコギさんが興奮気味に,

「こういうの久しぶり」

「気持ちええわ~」

とつぶやいています。

ぼくも,ここに入らせてもらって,その 「気持ちよさ」 を味わいました。



この気持ちよさは何でしょうか。

見えているのはすぐ前を行くコギコギさんだけなのに,そのほかの仲間の息づかいも伝わってくるような気がします。

実際にはあり得ない話ですが,一人一人の何かがつながっているように思えるのです。

みんな別々の人間で,ものの感じ方や走り方もちがうのに,こうして一本の線の上を,同じ速度でトレースしていくことで,それぞれの中から響き合うものが生まれてくるのです。


そんな気になってしまうのは,おそらく,心拍が適度に上がる強度から来る高揚感でしょう。

また,トレインの両側をきれいに流れていく風がつくり出す,トレイン内の独特な静けさが,感覚を研ぎ澄ませるからでしょう。

興奮しているのに感覚が研ぎ澄まされる,そんな不思議な時間です。

たとえ背中に丸臨マークがなくとも,(少し寂しくはありましたが) 「ああ,今,この人たちとは仲間なんだ」 と強く感じました。


これは,いなちくロングライドの中でも,最も充実した時間のひとつでした。

「あ~,着いちゃった」 と,次のエイドステーションが見えてきてしまったのが,残念なほど。





しかし,色気より食い気。

先ほどの感動はどこへやら,このエイドでのアップルパイに心を奪われました。

惜しみなく投入されたリンゴの量,その間を埋めるカスタードクリーム,これはすばらしい!

さきほどのドリップコーヒーといい,手抜き感がありません。

ほかのロングライドイベントの経験からしても,いなちくロングライドのおもてなしは別格です。

おまけに,有名なパンダさんまで登場してくれました!


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食べ物に目が行ってしまいましたが,お腹が満たされてふと周りを見ると,ずいぶんと秋の色が深まっていました。

登り基調を走ってきたことからして,当然標高が上がってきていますし,山が近くなってきています。


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美しい川,鮮やかさをます秋の色。

ここからは,「秋」 を満喫する道が始まるようです。




── つづく





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いなちくロングライド参加記 (1)



先週日曜日は,いなちくロングライドに参加してきました。

昨年,第1回目が開催されて,仲間内でとても評判がよかったので,今年は参加しようかなと思っていました。

しかし,兵庫県での開催ですから,どうしようかと少し迷っていました。

それが,友人の計らいによって思わぬ形で参加できることになりました。



「いなちく」 というのは,「伊那地区」 ではありません。

「しなちく」 の仲間でもありません。

「因幡街道」 と 「千種川」 を短縮合体させた造語です。

地名を読むのは難しいですね。

「因幡」 は 「いなば」,「千種」 は 「ちくさ」 と読みます。





相生に前泊し,コギコギさんの車に同乗させてもらって会場入り。

車から降りると,けっこう寒いです。

近くの山には低い雲がかかっていますが,お天気は大丈夫でしょうか。


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会場はゆとりがあり,バイクラックはゼッケン番号の指定があります。

番号順に出走するので,合理的な方法でしょう。


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役場の庁舎も複数開放されていて,トイレに並ぶ列も短めでした。

レースイベントなどでは,トイレに長蛇の列ができるのがイヤですよね。




開会式で気勢を上げます。

おお,バイクを持ち上げている人もいますね。


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ドローンも飛ぶ会開式は,雰囲気が盛り上がっています。



1分ごとに10人ちょっとが出発していきます。

手を振ってくれるスタッフの笑顔が気持ちよかったです。


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ぼくは,400人中,399番のスタート。

お友だちは,み~んな先に行っちゃいました。



さあ,最後の最後でぼくの順番が回ってきました。

このイベントの 「評判のよさ」 はいったいどこにあるのか。

楽しみです。




最初の数kmは,細い道が続きます。

少ない人数での小分け型スタートも,ちゃんと考えられた方法ですね。


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ぼくは前を走っていたご夫婦に着かせてもらいました。

安全確認,声出しがしっかりされていて,とてもスムーズな走りでした。

最初のエイドで少しお話しさせてもらいましたが,倉敷から来られているとのこと。




最初のエイドに到着して面食らったのは,長い行列。

ここでは,ぜんざいが食べられるはずです。


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仲間に 「着きました」 と声をかけたら,

「リキさん,早く並ばなきゃ!」

と言われてしまいました。

399番ですから。




けっこうな時間,並びました。

バイクの置き場も,トイレも不足気味。

最初のエイドですから,人が集中してしまったのでしょうね。

たぶん来年は,何らかの形で修正されてくるでしょう。




おもしろいのは,このゼッケン。


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ちいさな切符を切り取るようにしてスタッフに渡します。

食券の代わりかと思いきや,通過確認のためのものだそうです。

よく見ると,緊急連絡先が逆さまに印刷されています。

自分でこの番号を見るときには,この方が見やすい。

よく考えられています。すばらしい。




ここで,待っていてくれた臨時漕会の人たちといっしょに走り始めました。

399番ですから,そうとう待たせてしまいました。

ありがとう!




さあ,ここからは,このロングライドのメインコースともいうべき道に入っていきます。



── つづく





そうそう,忘れていました。

この第1エイドでは,ぜんざいのほかに,コーヒーも出ていました。

ぼくは,みんなを待たせているし,別にインスタントコーヒーなんかいいやと思って,飲みませんでした。

ところが!

話によると,なんと,このエイドのコーヒーはちゃんとドリップで淹れたものだったんだそうです。

あ~,残念!

やるな,いなちく!


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(写真提供:住友さん)





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美しい季節の移ろい ~ JUN くん作品展



先週日曜日は,友人の計らいで,2017 いなちくロングライドに参加してきました。

朝早くからのイベントなので,前日に相生入り。



ちょうどいいことに JUN くんの作品展が開催中。

これは行くしかありません。



開催されているたつの市までは,地図がなくても一人で走れるんです。

遠く離れた地に,自分一人で走れるルートがあるのがちょっといい気分。



相生駅からいつもの道を通ります。

と,ガード下のツタが美しく紅葉していました。

何でもないところに,こんな美しい風景が!


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少し遠回りして揖保川沿いに出ます。

フクちゃんに教えてもらった,車が来ない堤防沿いの道。

ところがこの日は,あいにくの強風。

堤防沿いの道を走るやせっぽちは,強風の絶好の餌食です。

飛ばされて堤防から転落する恐怖と戦いながら,ペダルを踏みました。



「たつのまでなら,一人で走れるぞ」 と自慢げに思っていたのに,この道しか知らないのが恨めしくなってきました。



なんとか転落せずに,たつの市役所までたどり着きました。



さあ,作品展!


会場までエレベーターで上がり,ドアが開くと,いつもの感じが伝わってきました。

JUN くんの作品展や,アトリエからは,温かくていい香りがするんです。

それが,ぼくの鼻をくすぐります。

それは,作品展が開かれている部屋からもれ出てくる,人の温かさそのものです。


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作品展の部屋に入るなり,「リキさ~ん!」 と歓待を受けました。

いつもながら,JUNママと愉快な仲間たちのパワフルさはすばらしいです。

その会話は,笑顔と明るさと温かさのエネルギーに満ちていて,それが竜巻のように周囲を巻き込んで楽しい気分にさせてくれるのです。

ぼくは,ほとんど身を任せるように聞いているだけですが,好きなんだな,こういうの。

いい音楽を聴いているのと同じ気分。

温かいお風呂に浸かっているのと同じ感覚です。


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楽しさのトルネードを存分に味わったのち,JUN くんとの対面。

ぼくの持っていったメッセージカードを大きな声で読んでくれました。

言葉というのは不思議なもので,書いた文章を目で見て読むのと,声に出して読むのとでは印象が変わってきます。

自分の書いた文章なのに,JUN くんに読んでもらうと,「ああ,いいなあ」 なんて思ってしまうのです。

読み手の心の温度のようなものが言葉に乗るんでしょうね。


JUN くんの笑顔が輝いていましたね。




もちろん,作品も輝いていました。

今回は,「歳時記」 がテーマでした。


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二十四節気のひとつずつに,豊かな感性で描かれた絵と,温かで可愛らしい文が添えられています。

一枚一枚ゆっくり楽しませてもらいました。



季節の細かなうつろい一つ一つに,こんな豊かな感性で向かい合うことができれば,ささやかだけれど,たくさんの幸せが自分の中に生まれますね。

自転車に乗って,風や季節を楽しむ者としては,かくありたいと感じました。


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作品展のあとは,ぼくも季節を味わうために,すぐ近くにある龍野公園の聚遠亭 (しゅうえんてい) へ向かいました。


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ここも一人で行けるんです (笑)。




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紅葉の名所ですが,少し早かったようです。

それでも,美しく紅葉している木が数本ありました。


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3時過ぎの時間帯とあって,人も少なく,ゆったりと時間を過ごせました。


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帰り道は,地図をたよりに堤防を走らないルートを選択。

広大な田園地帯の中を竜野駅まで一直線に南下する道でした。



ここでも,いいものを見ました。

傾きかけた太陽と,厚い雲に空いた穴がつくり出す天使の階段。


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強い風で雲が流されるので,地上に降り注ぐ光の階段が刻々と姿を変えていきます。

おもしろくて,何度も立ち止まって見ていました。


20km しか走っていないけれど,いい時間だったな~。



そして,次の日は 「いなちくロングライド」 !!



── つづく




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第6回 SHOROs 大忘走会のお知らせ



第6回 SHOROs 大忘走会のお知らせ


恒例となりました

SHOROs プレゼンツ 大忘走会 at チタイチ

を今年も開催いたします!


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いつものように,制限時間無し,途中参加・途中離脱あり,点呼なし

とにかく,新舞子から師崎を折り返して帰るだけのサイクリングです。

初めての方もふるってご参加ください!




【 日時と集合場所 】

2017年 12月10日 (日) 8:00

新舞子マリンパーク 駐車場



【 コース 】

ルートラボのページはこちら



【 往 路 】

・ コンビニが数カ所あります。

・ 数人ごとにかたまって走るので,迷子になることはないでしょう。

・ グールブ分けはしませんので,適当にどこかのグループに入ってください。

・ 折り返し地点の師崎には昼食場所があります。

・ 師崎からの出発は特に全体に声をかけませんので,声を掛け合って出発してください。過去には,「ゆっくりしていたら,誰もいなくなっていて,道もわからず,ずっと一人で帰ってきた」 という方もみえますのでご注意を。 (それが SHOROs メンバーの一人だということはナイショです)


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【 復 路 】

・ 補給箇所が少ないです。中間地点のえびせんべいの里で休憩します。コース終盤でコンビニがいくつかあります。

・ 復路はアップダウンの繰り返しで,だんだんと集団がばらけていくので,ふと気づくとひとりぼっち,なんていう可能性もあります (これは,2年前のぼく)。心配な方は,「最後までいっしょに帰ってね」 と誰かに声をかけておくといいでしょう。


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【 参加予定の方へ 】

・ 安全第一での参加をお願いします。

・ SHOROs メンバーによるサポートはほとんどありません (笑) ので,コースの把握,安全確認はそれぞれの参加者の方でお願いします。自力で帰ってきてね。

・ 初めての参加で,不安のある方は SHOROs メンバーに声をかけてください。いっしょに走りましょう。






最後に,代表の KTM さんからご挨拶
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いつもの場所でいつもの感じで今年もゆる~く開催します。

一年のしめくくりにゆるふわな忘走会でお会いしましょう。





Team SHOROs のフェイスブックはこちら


【 付 記 】

モリゾーさんからご指摘がありましたので,追加の案内をさせていただきます。

・ 仮装歓迎します。ただし,安全上,顔面を覆うものはおすすめしません。

・ 「はずかしいな。そんな人,他にいないのでは」 と心配されている方は大丈夫。今年もモリゾーさんと32oさんは派手な仮装で参加予定です。



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働くっていうことは





フェイスブックを見ていたら,シェアされていた記事に目がとまった。


先日来,ニュースで大きく取り上げられている事件に対する投稿だった。


投稿元の記事を書いた人は,佐藤龍一さん,52年生まれのシンガーソングライター。

ぼくより5つ年上だ。


(以下引用)

死にたい,殺したいは論外だけど,それ以前に 「楽して金を得たかった」 という時点で人として終わってると思う。マルチ商法がある。利権と政治,ギャンブルがある。楽して金を得られたらどんなにいいだろう。

だが貧乏は無尽蔵の熱源だ。発電してモーターをまわすのだ。金はその報酬だ。要するに 「働け」。

GGE(じじい)だから何度も言う。「はたらく」 というのは他 (はた) を楽にすることだ。本当かどうか知らんが,俺はこれを気に入っている。はたらくは愛の行為。自分が楽をするのは,その後だ。

他 (はた) 楽 (らく) ってのは特に職業音楽家志望者に言いたい。「自分の夢」 なんてのは自己奉仕みたいなもので (別にあってもいいけど) どんだけの人を幸せにできたか,「楽」 を提供できたか,それが仕事だ。


この,「働く」 = 「端楽」 (はたらく) もしくは 「傍楽」 という説は,けっこういろんなところで聞く。

「端」(はた,周りの人)を楽にすることが働くことの意味だという,ちょっとした言葉遊びを含む話だ。



語源として正しくないということらしいが,うまいことを言うもんだと思う。

佐藤さんの言う,「どんだけの人をシアワセにできたか,それが仕事だ」 という主張には大いに賛成。

ただし,「だから,もっと働け」 と他人に命令するものでもないし,人から言われて 「はい,そうですか」 というものでもない。

「人をシアワセにする」 ということが,「自分の喜び」 につながらなきゃ,ただのお説教にしかならない。




ぼくの尊敬する先生の言葉に,

「衣食足れば他人の笑顔」

というのがある。



〈人というのは,ある程度自分が満足できる状態にあれば,自然と他人に喜んでもらえる行動をおこすものだ〉

という,人間を信頼する言葉。

そこには,「人っていいものだ」 という発想が根底にある。

そして,「人は,基本的に他人の喜ぶ顔が好きなのだ」 という信頼がある。



歳を取って,少しはこれに近い仕事ができるようになってはきたが,依然として,これがぼくの仕事の目標。



人が喜んでくれる仕事をしたい。

それができれば,自分もうれしい。

人の笑顔のために働くことが,自分の笑顔につながる。


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ライドを計画をする人は,参加者の笑顔を思い描いてルートを引く。

そのルートを引いている人の顔も,笑顔。

そして,走り終わったときも,もちろんみんな笑顔。

幸せな関係だ。



自転車仲間は,楽しさや,幸せ感でつながる小さな社会。

自転車仲間だけでなく,「気持ちのよさ」 でつながる人の輪が社会のあちこちにできて,少しずつ広がっていけば,けっして世界平和も夢ではないように思える。


実際の社会には犯罪を犯す人もいれば,ネット上で乱暴な言葉を振り回す人もいる。

それでも,共有できる価値でつながることは,不可能ではないと思う。

なんともオメデタイ話ではあるが,ぼくは,「人っていいもんだ」 と信じたい。



佐藤龍一さんの言葉, 「はたらくは愛の行為」 ── いいねえ!




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ひとりはダメよ



北海道から帰っての月曜日,お天気も良さそうだし,どこを走ろうかなと考えました。


せっかくだから,紅葉を見に行こうと思いましたが,近くはまだまだの感じ。

それなら,少し標高の高いところか,北の方へ行けばいいということで,七宗林道へ行こうと思い立ちました。

ひろ@bike さんが,教えてくれたとっておきの場所です。

飛騨金山方面ですから,ここよりは少し紅葉が早いでしょう。




さっそく,いろいろとルートを考えていると,横から家内が,

「明日は,どこ走るの?」

と聞いてきます。

「七宗町周辺を走る予定」

と説明すると,けげんな表情に変わりました。




そして,

「そんな遠くの山の中,一人で行って,何かあったらどうするの」

と,行き先の変更を求められました。

といっても,そんなに強い調子ではなく,やんわりと。



う~ん,困った。

行きたい。






そう言えば,若いころ,飛行機に乗れない時期がありました。

まだ,子どもが小さいころです。

「飛行機は落ちるから,電車で行って」

というのです。



先日,北海道へ行ったとき,機内で先輩が

「そうそう,おまえ,奥さんにダメって言われて,飛行機乗れなかったよな」

と昔のことを思い出して,みんなで笑いました。

もちろん,今ではそんな禁止令は出ていませんけどね。




しかし,自転車では,遠くの山の中を一人で走るのはダメなようです。

ま,救急車で運ばれたことがあるんですから,強引に突破することもできません。

愛されているが故 (笑) のことでもありますからね。

(え? ちがう?)




家内にしてみれば,自転車に乗ることがそもそも 「危険行為」 なのでしょうね。

あんな細いタイヤで,靴がペダルに固定されてて,そこそこスピードが出て,車道を走っている……。

たしかに。


それを許可してもらっているだけでもよしとするか。




ということで,行き先変更!

近所の山を走りました。

秋の色を探しに行きます。


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道端には,秋の花。

ノコンギク? ヨメナ?

ほんのりと紫色がのっていかにも秋。




戸越峠は,すこし赤みが差している程度。

まだまだですね。


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石畳小を下ったところでは,いい感じの柿の木を発見。


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葉っぱがすっかり落ちて,実だけ残っていると風情がありますね。

しかも,バックに暗い森。

柿色が映えます。

こんなものを見つけるだけでシアワセになっている自分は,まあ,おめでたい。





お気に入りの小さな峠は,道の両はしに茶色がかったレッドカーペット。


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よく見ると,ヤマザクラやケヤキの落ち葉でした。

車はほとんど通らないはずなのに,道の真ん中がとてもきれいになっていました。




三箇町辺りにはところどころに四季ザクラが植えてありますが,日当たりのいいところでは咲き始めていました。


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小原の四季桜,今年の見頃は少し早くなるのでしょうか。





どの道から国道 363 へ登り返そうかと迷いましたが,この日は県道 19 を使うことにしました。

これもまったく車が通らない道です。




小さな集落が途中に一カ所あります。

この日一番の美しい紅葉が見られました。


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緑から,黄,橙,赤と変化していく様子が一本の木にありました。




小さな秋探しのライドでした。





ああ,紅葉の七宗林道,行きたかったな。

誰かといっしょならいいらしい…。


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空知の大地を走る



前回 (2014年),北海道 深川を訪れたときにも,友人の自転車を借りて走りました。

今回の相棒もそのときと同じ,リア6速の赤い自転車です。



前回は,小高い丘に向かって南へ走ったので,今回は別の方角へ走ることにしました。

東にある,納内 (おさむない) という町を目指して走ります。



夜明け前から走り出しました。


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朝の空気はさすがに冷たく,耳が痛いです。

昨日,コンビニで手袋を買っておいてよかった。



道は,笑っちゃうほどまっすぐ。

途中から風が出てきました。



遮るものがない広大な田畑が広がる中の道は,風が強くなるとまったく進みません。


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耳が痛くなるほどなのに,背中にはじわじわと汗が出てきました。

真冬ライドの感覚です。




納内駅前にある,クラーク国際記念高校まで来ました。

学校の前の庭が広く,すてきな空間になっていました。


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りっぱなユリノキがありました。

空知には,赤く紅葉する木よりも,黄色になる木が多く,とてもきれいです。

ここでちょっと休憩しようと思いましたが,寒くて,またすぐに走り出しました。




こんどは南に向かい,石狩川を渡ります。

ゆったりとうねる石狩川の両岸は,自然のままの姿が多く残っていて,いかにも北海道です。


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道はほぼ直交しているので,地図を見なくてもある程度見当で走れてしまいます。

地図も,サイコンも見ないで走ります。

こういうのもいいですね。





ぐるりと回って深川まで戻ってくると,石狩川沿いの河川敷には,いい感じのサイクリングロードがありました。


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ここでも,明るい黄色に染まった木々に見とれます。

足下に残っている緑の草が,木々の色を引き立ててくれます。




そして,河川敷の広さも印象的です。

広い空を背景に,一本だけすっくと立つ木の美しさ。


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石狩川を背景に,緑から黄への変化を残す木の色の美しさ。


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2時間で 25km ほど走りましたが,本州では味わえないものを楽しんだライドになりました。




ホテルに戻って,温かい朝食の美味しかったこと。

そして,仲間たちとの楽しい語らい。



いい旅になりました。





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空知の町を歩く



友人の退職を祝う会が開かれるため,北海道へ行ってきました。

去年の秋に行ったときには恐ろしく寒い思いをしたので,今回はしっかりと暖かい上着を持っていきました。

すると,今回は暖かく,もこもこの上着がじゃまになるほどでした。




行ったのは,旭川のお隣にある深川という小さな地方都市です。

ホテルの窓からの風景は独特です。

家の敷地に余裕があって,道幅が広いです。

ずっと平地が続く町の広がりと,背の高い建物が全くないこともあり,とにかく広々感がすごいです。

そして,空がとても広く感じます。




着いた日の翌朝,散歩に出かけました。


すっかり秋が深まっていて,もみじは真っ赤,すでに葉が少し散り始めていました。

イチョウも見頃でした。


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気の早い木は,すっかり葉を落として,冬の姿になっているものもありました。

ギンナンがつやつやしく光って鈴なりになっている木もありました。


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町並みもおもしろいです。


昭和を感じさせる風情の家が,あちこちに残っています。

子どものころの友だちが,当時の服装でふらりと現れそうな錯覚にとらわれます。


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そんな建物が,新しい住宅に混じって,ここそこに建っているのです。

友人の話では,土地に余裕があるので,建て替えるのではなく,古くなった家はそのまま残しておいて,ほかのところに新しい家を建てることがあるのだそうです。



そして,無駄に広いといっては叱られそうですが,道幅の余裕がまったくちがいます。

これも友人に伝えると,「この幅は,除雪した雪のために必要なんだ」 と言っていました。



少し散歩するだけでも,いろんなことが見えてきておもしろいです。




自転車に乗るようになってから,いろいろなところを旅することが増えました。

遠くの県に出かけても,町中も,田舎も,山の近くも,自分の住んでいるところと 「共通する」 イメージや雰囲気を感じることが多いです。

「ああ,ここにも日本の風景がある」 といった懐かしさだったり,親しみを覚えたりする感覚です。



しかし,北海道はちがいます。

土地や景観から感じるものの 「ちがい」 の方を強く意識する感じです。

異国情緒と言ったら大げさですが,そんなものに近い感覚です。



それほど大きな町ではありませんが,なぜか,寺社が多いのにも驚きました。

朝の深川神社は,すっかり秋。


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雄大な自然と,大きな空間の中で育つせいか,とても大きな木が目立ちます。



次の朝は,友人の自転車を借りて,早朝の北海道を走ってきました。



── つづく






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