朝練風景



このところ忙しい。

ハーフタイムで働いているので,仕事は昼過ぎで終わるのだが,家に帰ってからの仕事がいろいろとあって,かなり忙しい。

というか,家に帰ってからの方が忙しい。

加えて,娘の体調が思わしくなく,嫁ぎ先から戻ってきて休んでいる。



そんな状況とこの梅雨空。

なかなか外へ走りに出られない。



最近は,お天気と体力の余裕を見て,朝練に行くだけ。



5時前に起き出して,さっと着替え,5時頃に出発。

多少身体が重くても,漕ぎ出すと急に気分がよくなる。



なんと言っても,朝の空気が爽やかだ。

まだクルマが少ない早朝の道を,滑るように走る自分が快感だ。

ジャージの袖口から脇の下へ低めの温度の空気が流れこんでくる。

少し感じる肌寒さが心地いい。

まだ朝日を浴びていないアスファルトの感触は,しっとりとしている。

速度を上げていくと,空気の粘度が上がっていくが,真夏ほどまとわりつかず,スムーズに後ろへ流れていってくれる。

ああ,気持ちがいい。





庄内川に架かる橋の上。

毎回,空の色と表情がちがう。


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川の色もちがう。


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これが楽しみのひとつ。


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ほんの十数秒止まるだけだが,この時間が好きだ。


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ああ,楽しい。





橋を渡って,小さな坂を駆け上がると,正面に見えるマンションが朝日に輝いていた。


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練習コースのある緑地には,朝早いお散歩を楽しむ人がけっこういる。

たいてい,おなじみメンバーだ。



「おはようございます」

と声を掛け合うのが好きだ。



いつも散歩がてらゴミを拾っているご夫婦の方がいる。

その姿を見るたびに,心の真ん中あたりの温度がほんわりと上がる。

人っていいものだと感じる。

なぜか,ペダルを踏む足に力が入る。



いつも同じ場所ですれ違うラブラドール。

可愛くて仕方がないが,止まってなでたことはない。

一度くらい,そうしてみたいと思っているのだが。




忙しい毎日の中に,さりげなく存在している小さな幸せ。

それを見つけられる自分でありたい。





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夢のクランク?



最近,家に帰ってからの様々な仕事が多すぎて,日曜日は朝からダウン。

少し走りに出ようという気持ちだけはあったものの,身体が動かず。

寝っ転がっていたら身体がだんだん沈んでいき,とうとう15センチほどめり込みました。

もう,おぼれそうでした。



朝ご飯を食べてダラダラしていると,『がっちりマンデー』が始まりました。

何気なく見ていると,この日は,自転車ビジネスの特集。



ビーコンで盗難自転車を追跡するサービスもおもしろかったけれど,一番興味があったのは,「電動アシスト自転車並みに楽々走れるというクランク」 です。

いったいどんな仕組みなのか,というところに興味がありました。


「クランクを交換するだけ」 ということのようですが,森永さんが感動しながら坂を登っている映像が流れました。


何かの動力でアシストするのでなければ,人がしなければならない仕事量そのものは変えられないはずです。

エネルギー保存の法則によって動かしがたい事実です。



だとしたら,答えは2つしかありません。



1つは,電動以外のアシストです。

ぜんまい? 

そんなバカな。

あ,でも意外にあるかも?

足を止めているときや,ブレーキ時に慣性力を利用してゼンマイを巻いておき,アシストが必要なときに利用するような仕組み。

回生ブレーキのようなシステムですね。

でも,クランクを交換するだけで,こんなことができるだろうか。



もう1つは,「楽に感じさせる」「楽だと錯覚させる」という仕組み。

でも,これだと,それほど大きな効果は得られないのでは。

楕円型のチェーンリングか?

それなら,何を今更といった感じですが,それをママチャリに応用したものかもしれません。

そんなことを怒濤のように予想しながら,番組を見ていると,答えは予想外のものでした。

(大まかに言えば,2つめの考え方ですが)



その仕組みとは,クランクとチェーンリングの間にシリコンのわでできたばねを入れているという単純なものでした。


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ふつう,クランクに加えられた力はダイレクトにチェーンリングに伝わりますが,その間にばねが入っているので,まずはそのばねが縮みます。

縮むと,力はチェーンリングに伝わり始めます。



ここからがポイントです。

クランクが下死点にさしかかると,クランクを回転させようとする力がゼロに近づくので,ばねが開放されてチェーンリングを回そうとします。

同じ事が上死点でも起こります。



つまり,最初に踏み込んだときにばねに蓄えられたエネルギーが上死点や下死点で開放されるシステムです。

最初に踏み込んだときに貯金したエネルギーを上死点や下死点で使うことができるのです。

言いかえれば,自分で貯めておいたエネルギーでもって,必要なときにアシストしてもらうシステム。

「貯金型自己アシストシステム」



最初に踏み込んだときには,力がダイレクトに伝わらないので,ふんわりした踏み心地になるようです。

しかも,坂道発進などには都合がいいでしょう。

坂道でスタートしようとすれば,クランクが重いので踏み込むこと自体がタイヘンですが,これなら最初は柔らかくクランクを踏み始められます。

動き始めれば慣性でスムーズに踏み込むことができます。


なかなかおもしろい発想ですね。


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さらにおもしろかったのは,これを考案したのが,社会労務士の方で,自転車やさんではないということです。

その発想と試作が,FREE POWER という会社と出会って製品化されたのだそうです。

すでに,このクランクを搭載した自転車も発売されています。




いったい,どれくらい楽に感じるのか,興味津々です。

1万数千円ですから,ママチャリに着けて試してみたいくらいです。



ロードバイク用のクランクにも応用は可能でしょう。

さて,どうなることやら。





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かっこいい!



木曜日の朝日新聞に,

「気高き この御国の御霊」 歌詞に賛否

という見出しの記事が載っていた。


ぼくはまったく知らないけれど,『君の名は。』 という映画 (これくらいは知っている) の主題歌を歌ったロックバンド。

その新曲の歌詞が問題になっているとのこと。

一方では,「軍歌のようだ」 との批判され,

他方では,「いとしい,誇らしい気持ちを歌っただけ」 と擁護されている。

曲を書いた本人は 「思想的な意味も,右も左もなく,この国への思いを歌いたかっただけ」 と言っている。



気になったので,検索して,歌詞の全部を読んでみた。

これはダメだ…。



世代によって感覚はちがうと思うけれど,ぼくにとって,この曲の歌詞からは,どうしても 「滅私奉公」,人びとを戦争へと向かわせた思想を感じてしまう。



「政治的な意味は無い」 というのは作者の言葉は本音だろう。

オリンピックやワールドカップで見るような,日の丸に集まる気持ちを歌いたかったのかもしれない。

それなら,もう少し別の言葉をメロディーに載せた方がよかったと思う。

まったくもって個人の見解だが,そもそも日本のすばらしさは,彼が歌うようなところにはないと思う。

この詩に書かれたものは,日本固有のすばらしさなどではなく,為政者が国民を戦争へとあおるときの,万国共通の常套手段だ。

「戦時の国策に同調して書かれたもの」 と紹介されてもおかしくない。



でも,歌詞を書いた若者が,これをきっかけに,戦前の社会について勉強することになったら,それはそれでよし! だと思う。

やっぱり,勉強は必要だからね。

そして,「リベンジ」 とばかりに,もっとすばらしい日本の好さを歌った曲を作ってくれるだろう。


そういえば,同じバンドが書いた 『君の名は。』 の主題歌 『前前前世』 は,「光年」 を時間の単位と勘違いして書かれている。

「光年」 は距離の単位です。 これも,勉強してくれたかな。

いろいろなことを学ぶと,すてきないい歌詞が書けると思うよ。 がんばれ!

いろいろと書いてきましたが,ぼくは,基本,若者を応援したい。




ロックバンドの歌詞で,そんなに大騒ぎするのは 「大げさ」 かもしれない。

しかし,ときに 「おおげさ」 がカッコいいこともある。

その点,もう少し前に新聞に載った是枝監督のコメントはカッコよかった。



映画事情にも疎いぼくだが,是枝監督が賞を獲ったことは知っていた。

『万引き家族』,カンヌ映画祭最高賞。

よく知らないけれど,すごい賞らしい。


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それで,文部科学大臣が 「祝意を表したい」 というと,すぐさま監督は辞退する考えを表明したそうだ。

その理由が振るっている。

以下引用。


映画がかつて,「国益」 や 「国策」 と一体化し,大きな不幸を招いた過去の反省にたつならば,

大げさなようですが,このような 「平時」 においても公権力 (それが保守でもリベラルでも) とは潔く距離を保つというのが

正しい振る舞いなのではないかと考えています。



気骨ある映画人の振る舞いだ。

猛烈にカッコイイと思った。


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若者のロックバンドは,もう,若いというだけでカッコよかったりするが,

是枝監督のコメントは,大げさなこだわりのあるオッサンのかっこよさ全開である。

一部方面からは,「最高にロックなコメントだぜ!」 なんて聞こえてきそうだ。


「何を大げさな」 と言われようと,守りたいものはきちんと守る。

これだ。




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TSS ? SSS ?



ここ一週間は,娘が入院していたので,走る時間を長くとることがなかなかできませんでした。

午後から練習に出ることもできなくなりました。

余裕のある日に,朝練をしたり,ローラーを回したりする程度。



少し気になって,このトレーニングが自分にとってどれくらいの負荷なのか,普段見ない数値を見てみました。

それが,トレーニング・ストレス・スコア = TSS というヤツです。


ぼくからすると 「アカン人たち」 が一番よく口にする数値です (笑)


これは,100 が基準となる数値です。

TSS = 100 の意味は,FTP ( = 1時間出し続けることができる限界のパワー) で1時間がんばったときの練習量を表すそうです。

時間をかけ算して出しているようですから,強度的なものではなく,仕事量的な数値ですね。

「がんばり度」 × 「がんばった時間」 = TSS (がんばり量)

といったイメージ。


さて,その数値はどうだったかというと…


1) ローラーを40分回したとき。
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TSS は,50 くらいでした。

まあ,こんなものかという感じです。



2) 朝練で,小幡緑地を5~6周走ったとき。


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距離にして 20km,時間にして1時間。

TSS は,75 くらい。

1時間ぴったりで,100 に到達することは,ぼくにはかなり難しいでしょう。



3) 午後,定番の外之原~諏訪町~内津峠コースを走ったとき。


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距離にして 45km,時間にして2時間。

TSS は,170 くらい。



おもしろいもので,この3つのデータは,だいたい,TSS が距離と時間に比例しています。

ということは,だいたい,同じ強度でトレーニングしているということでしょう。


これは,

「だいたいいつも,ギリギリまでがんばっている」 のか

それとも,

「自分ががんばれる程度を決めてしまって,それ以上の強度に持っていくことができていない」 のか



もう少し数値を気にしながらトレーニングしてみようと思います。



最近は,SSS (仕事・ストレス・スコア) の数値が毎晩 100 を大幅に超えていて,家に帰ってこちらの方をこなすのがたいへんです (笑)




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風の通り道



さて,バイク & キャンプの会場を出発します。

Nao さんは,トレーラーを切り離しての出発ですが,32o さんは前後に4つのパッグを着けた重量級バイクで出発です。


KOU さんの引いてくれたルートをたどります。

gottu さんが KOU さんにコースを丸投げして,引いてもらったそうです。

ところが,出発する段になって,gottu さんのガーミンに入れたはずのルートが消えていることが判明。

結局,ぼくのガーミンに入っているルートをもとに出発です。

一番年寄りのぼくに先頭牽かせるなんて (笑)


いいお天気で,爽やかな風が吹いています。

32o さんがロードバイクのペーストいっしょに走るのはたいへんそうなので,やや,ゆっくり目のペースで走ります。



それでも,この荷物を載せたバイクですから,坂はかなりきつそうです。


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ああ,それなのに,KOU さんの引いたコースはちょいちょい激坂が出てきます。


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それでも,32o さん,吹き抜ける風のように,爽やかな笑顔で登ってきます。

いいですね,こういう人,大好きです。



それにしても KOU さん,32o さんの参加を,知ってか知らずか…。

そして,KOU さんの引いたコースは,ここを先に進めと…。


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この,扉ですらない金網を突破せよと!

自分が走らないのに,コースを引いてくれた KOU さんですが,仏か,鬼か (笑)




着いたところは,TOJ のスタート・ゴール地点の駐車場。

相変わらず空が広くて気持ちのいいところです。


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お昼が近くなって,かなり腹が減ってきましたが,32o さんとはここでお別れ。

もちろん自走で,峠を越えて家まで帰るそうです。


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お気をつけて~。




ここからも,KOU さんの引いたルートはわれわれをすばらしい道へといざないます。

10%超えが続く坂道。

これをクリアして,TOJ の山岳ポイント地点へ。



しばし休憩。


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気持ちのいいところです。



木陰の道を走り,


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風が通り道が見える麦畑の中を通り,


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1時過ぎにやっとお昼ご飯にありつきました。

ランチの後,ぼくのガーミンが衛星ロストから復帰せず,3人はルートを失ってしまいました。

スマホと勘で走ります。


途中,前を走るロードバイクをパスすることになり,Nao さんが上げる,上げる。

必死になって,漕ぎます。

風のように走る三人…(実際は汗だく)


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最後に甘い物も補給。


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人気店のようで,かなりの混雑でした。

店内では食べられないため,オッサン三人は手に手にタルトやシュークリームを持って,店の外に座り込みました。

爽やかな風が通り抜けていきます。




いなべ,おもしろいところです。

短いけれど,楽しいライドでした。

Nao さん,gottu さん,32o さん,ありがとう。

またね。






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未知の世界へ バイクとキャンプ!?



gottu さんから,

「今度の日曜,いなべを走らない?」

とお誘いが。


ぼくがまるはさんと走って,美味しいものを食べてきたので,てっきり,それがうらやましくて走りたいのかと思っていたら,ちがいました。

どうやら,生きたかったイベントが開催中とのこと。

BIKE & CAMP



ああ,去年,gottu さんたちが雑誌の取材を受けたというアレね。

と言ってもよく知らない (笑)



話を聞くと,自転車にキャンプ道具を積んで,キャンプしに行くという遊びらしい。

なんで,わざわざ自転車にテント積んでいくの?

と,そんなことを聞いてはいけない。

人の楽しみごとは,人それぞれなのだから。

もちろん,ぼくにとっては足を踏み入れたことのない未知の世界。




イベント会場は,いなべ市にある青川峡。

gottu さんの車に乗せてもらってトランポです。




昨夜からキャンプをしているという,Nao さんと 32o さんのところへ向かいます。

キャンプ場の中を通ると,すてきなバンガローが並んでいました。


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昔のキャンプ場と比べると,そのきれいさは雲泥の差です。

子どもが小さいころ,キャンプ場に着いてきた家内をして 「一生キャンプには行かない」 と言わしめたトイレの汚さなど,どこにもありません。



お,このトレーラー付きのバイクは,Nao さんだ。


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会場に着くと,さまざまなバイクやグッズを展示するブースが並んでいました。

ぼくにとっては,あまり直接的には興味のないものばかりですが,モノとしてのおもしろさには興味があります。


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目につくのは,見たこともない異形のバイク。

どこで乗るバイクなのか。


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町から山まで,このバイクで行くのだろうか。

それとも,車載していって,さらに山奥を目指すのか。

いや,そもそも車に載るのか…。

重そうなバイクに,重い荷物を積んで,山道を登れるのか…。

鬼門はふくらみますが,その用途は,おそらくぼくの想像をはるかにこえるものなのでしょう。




タイヤやスプロケにくらべて,チェーンリングの小ささが目を引きます。


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出品されているものを見て回ると,面白いものがいっぱい!

何に使うのかわからないものもいっぱい!


これ,テント?


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こ,ここで寝るの?

実用的なのだろうか(笑)



お友だちのチャップリンさんも出店していた模様。


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さあ,では,出発しますか。


今回は,このイベントを見に来たついでに走ろうという計画です。


これが,32o さんのバイク。


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すごいバイクを見た後では,ふつうに見えてしまいますが,冷静に見れば十分すごいです。

こだわりパーツ満載。

荷物も満載。

これで,坂を登って,家から来ているんですから,すごい。



さらにすごいのは,これで,今からぼくらとツーリングしようということ。


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Nao さんは,トレーラーを切り離せばふつうのロードバイクですが,32o さんはこのままです。

すごい負荷がかかり続けるわけですからね~。

さすがです。感覚,コワレてます (笑)




さあ,出発しますか。




── つづく




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京都まで飛ぶ! ガーミン不調



Strava のログを開いて,たまげた。

京都まで行って帰ってきたことになっている。


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走っているときからおかしいと思っていた。

たかだか 40km ほどのライドだったはずなのに,ぼくのガーミンだけが走行距離 120km と表示されていたからだ。



この日は,いなべ周辺を 40km くらい走る予定だった。

KOU さんの引いてくれたルートを前日にガーミンに入れ,それをもとに走った。

gottu さんもルートを入れてきたはずだったが,走り始めるときに何らかの原因で,データがぶっ飛んでしまったようだった。



で,ぼくがルートを確認しながら先頭を走っていたのだが,ランチを済ませた後,突然ルート案内機能がフリーズ。

いったんルート案内を終了して,データをロードしなおしても案内機能はフリーズしたまま。

「衛星ロスト」の状態から復帰できない。



何度か同じ手順を繰り返してみたけれど,最後まで衛星を捕捉できずに終わった。

で,ログを見ると,冒頭のような画面になっていたというわけだ。




そう言えば,前兆があった。

丹後半島一周ライドのログにも,同じ症状が2回出ている。


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このときには,走っている最中に 「衛星ロスト」→「衛星捕捉」 という繰り返しが何度かあったが,とくに何かの操作をして復帰したわけではなかった。

海沿いの山際は衛星を捕捉しにくいので,トンネルに入ったときのように,一時的なロスト状態になったのだなと思っていた。



それが,今回,「これは何かがおかしい」 と思った。

島根のおねえさんのガーミンにも同じ症状が出ていたのを知って,ガーミンのソフトウェアの問題ではないかと思い始めた。



おかしな症状が出たライドの前後にも,いろいろなところを走っているが,症状は出ていない。

距離的な問題でもなさそうだ。

2つのライドの共通点は,休憩時間が長い,愛知県以西というくらいか。



同じような不調を抱えたマコさんから,運用が開始された衛星 「みちびき」 が原因との情報提供もあった。

マコさんは,ガーミン本体を送って直してもらう予定だそうだ。



ガーミンは,ソフトウェアの更新をするとき,バグを含んだものが公開されることがときどきある。

そういうときには,わりと早い段階で修正されたファイルが公開される。

今回はどうだろうか。



とりあえず対策としては,ソフトの確認だ。

使っているのは,ガーミンの 1000j で,ソフトウェアはバージョン 14.80.0.0,最新の状態。


あらためてソフトウェアを入れ直そうとしたら,最新の状態なのだから当然かもしれないけれど,できない。

「工場出荷状態に戻す」 という選択肢もあるけれど,もう一度設定し直すのが面倒なので,とりあえずこれは保留。

代わりに,地図の更新ができたので,やってみた。




その後,近所を走っていても異常はでないが,ロングライドはどうだろう。

とりあえず,長い休憩を含むライドでどうなるか試してみようと思う。



先日,サボートにメールで連絡したら,「ガーミンのデータをすべて圧縮ファイルにして,メールで送ってくれ」 と連絡が来た。

冗談じゃない。

zip ファイルにしても 1GB 以上あるのに,メール添付なんかできない。



ちゃんと直るんだろうか…。



もし,おひまなら,ワタクシが京都上空までブッ飛んでいったライドの Relive 映像はいかが?

(下の画像でなく,こちらをクリック)

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このライドの記事は,また,次回。




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丹後半島 景色もいいけど,仲間もね!



最後に訪れたのは,舟屋で有名な伊根 (いね)。

舟屋は,1階が船のガレージになっていて,その上に住居が乗っかっている形の伝統的な建物だ。

これが,海辺にずらりと並んでいる。

寅さんファンとしては,いしだあゆみがマドンナとして登場した 『寅次郎 あじさいの恋』 のロケ地!



伊根の舟屋群は,新井の棚田から,ちょっとした山越えをしたその向こうに位置する。


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この山越え,けっこうキツかった。

それでも,高いところから日本海を見下ろす場所に出ると,気持ちがいい。


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山を下ると,すぐに伊根の舟屋地区に出る。

舟屋を海側から見られるポイントはそんなに多くないが,コギコギさんが案内してくれた。


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初めて見るのになつかしい。

映画で見ているせいだろうか。

日本的なものを強く感じるからだろうか。


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こんな近くに生活の場所があるのに,海の透明度が高いことにも驚いた。

伝統的な舟屋と,美しい海の組み合わせがすばらしい。


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舟屋は海側がメインだが,道側も風情がある。


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こういう道を走るのも好きだ。






さあ,ずいぶんと遅くなってしまった。

ここからは,一路,クルマを停めてある駐車場に向かう。


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海沿いの道を快調にとばす。

つぎつぎと変わっていく道と景色の組み合わせが楽しい。


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そして,なにより,仲間と一体感を感じながら走るのが楽しい。



終始安定したペースで牽き続けるコギコギさんは,安定と信頼のの背中。

たぶん,修行の結果,背中に目を持つことになった数少ない人類だと思われる。



ぼくのすぐ前を行くヒトムさんは,まだ臨時漕会メンバーとしては新しいのに,その走りがすっかり堂に入っている。

的確な安全確認をしながら安定した走りをしている。

すごい才能だと思う。

短期間でものすごく深くのめり込んだことこそが,たぶん彼女の才能だ。



ぼくのすぐ後ろを走るバスク輪さんは,ジャージを忘れてくるというポカをした人とは思われない。

最後尾のワタルさんとともに,落ち着いたよく通る声で,後ろから的確に情報を送ってくれる。

声だけ聞いていると,信頼できる男,仕事のできる男。

しかし,振り返ってみると,パーカー姿がなんとも…。


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最後尾のワタルさんは,自他共に認める遠征王。

山口から各地のライドに出向いてくる桁外れの行動力が,彼の才能だ。

それほどに自転車が好きなのだろう。

「好き」 は強い。

そうそう,乗鞍まで来たこともあったね~。




とにかく,最後の 20km ほどは,そんな仲間たちとの走りそのものが楽しかった。

ひょっとすると,景色を楽しんだことよりも,その走りの楽しさの方が大きかったかもしれないと思うほどだ。

宮津に着いてしまうのがもったいないと思った。
(おしりは限界に来ていたけれど)


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いい仲間に恵まれることは幸せなことだ。

地元の仲間もすてきな人ばかりだし,こうして,遠くにも大好きな仲間がいる。

幸せだ。





みんなの口からは 「楽しかった」「絶景だらけだったね」「また来よう」 という言葉が次々と出てきた。

また,ぜひ!



いっしょに走ってくれた皆さん,ありがとう!

またね!





写真はこちらにも。




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丹後半島の棚田



さらなる丹後半島の魅力は,棚田。

もともと,海辺近くに田んぼがあるだけで絵になるというか,とてもいい雰囲気の景色となるのに,それが棚田となれば,さらにおもしろい。


最初に訪れたのは,袖志の棚田。

袖志海岸海水浴場の南側にある。

右に折れる入り口は少しわかりにくいが,「袖志棚田」「萬福寺」の小さな看板がある。




連続する田の枚数はそれほど多くないが,東西 2km にわたって棚田が作られている。

そのため,さまざまな表情を見せる棚田が連続している。

その間をぬって走る細い道は,まさに自転車のために作られたような道だ。


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立ち止まっては景色に見とれ,写真を撮り,また走り出す。


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おもしろそうな脇道に入り込む。


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そんな繰り返しがたまらなくおもしろい。


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これで,青空が出ていたら,どんなにきれいだったことだろう。


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朝焼けや夕焼けにころに訪れることができたら,どんなにすばらしいだろう。


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棚田の道端で絵を描いている方がいた。

さすがに,いい場所に陣取っている。



棚田と海が見え,近くには石垣,人家の屋根も見える。

丹後半島二日目だという。

宿を取って,ゆっくりと回る旅にもあこがれる。

自転車とともに,気の置けない仲間たちはそんな旅をしたら,さぞかし楽しいだろう。




棚田を離れ,また海沿いの国道を走る。


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止まりたいところがいくつもあるが,涙をのんで通過。

止まりたくなるような絶景が,次から次へと後ろ側へ飛んでいくとは,なんとぜいたくな時間だろう。




次に訪れたのは,丹後半島の東側にある新井 (にい) の棚田。

舟屋で有名な,伊根のすぐ北にある。


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ケチを付けるつもりはないが,長方形ばかりの棚田は少し風情がないと感じてしまう。

ゴメンナサイ。

田は観光のためのものではなく,生活のためのもの。

十分にいい風景だ。




ここから,かなりきつい坂を登っていくと,もっと狭い棚田が連続している場所に出る。


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いい雰囲気だが,「新井の棚田」 と書かれたのぼりが田んぼの中や道端に数多く立てられていて,残念だ。

のぼりは山側に立てればいいのに。

地元に方も一生懸命に田を整備したり,風景を宣伝しておられると思うけれど。





丹後半島の魅力はまだまだ続く。

最後は,舟屋で有名な伊根。




── つづく






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丹後半島の青 (2)



いよいよ,海岸線沿いの道。



青い空,青い海をすぐ脇に感じて走る道は,なんと心躍ることか。


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リアス式の海岸線。

山から海へは急角度で切れ落ちているので,平らなところが少ない。

つまり,集落も田んぼも海のすぐ近くにできるわけだ。



これなんか,きれいでしょ。


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海のすぐ近くにつくられた田んぼへと降りていく坂道。

こんなところへ入り込めるのは,自転車ならでは。


ぼくなんかは,「自転車ならでは」 という場面設定に弱い。

もう,得意満面,木に登りたくなる。




さらには,この青い海の色。


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おもわず,みんなから 「わ~,きれい!」 と声が上がる。

そんなとき,自転車ならすーっと減速して海をのぞき込むこともできる。


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クルマには,できないこと (得意げ)

それにしてもきれい色だ。

たぶん,白い砂がたまっているところに,こういう青緑色の澄んだ色が出るのだろう。

「仁淀ブルー」 と同じ原理だ。




やがて国道 178号線は,トンネルに入る。

しかし,トンネルの直前に海側へと折れていく道もあるではないか。

これは,まちがいなくトンネルを通るより,海側でしょ。



細い道から小さな集落に入っていく。

このあたりは,間人 (たいざ) と呼ばれる地区だ。

ぼくは知らなかったけれど,間人はカニの有名ブランドらしい。


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こういう建物,好きなんだよな。




坂を下りた先も,すてきな場所だった。


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城島公園。

小さな島に城があったらしい。


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この周囲,どう切り取ってもすてきな風景なのだ。


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青空は,いよいよ青く,海はどこまでも深い青。

こんな開放的な道は,なかなかないだろう。


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トンネルを抜けてしまえば,このすばらしい地区をパスしてしまうことになる。

それはもったいないので,丹後半島を走るときは,是非こちらへどうぞ。



ゆっくり回っていると,時間ばかりが進み,距離がはかどらない。

「1時間もたってるのに,~km しか進んでな~い」 とみんなが笑う。

それがまた実に楽しい。




まだかなりの距離を残しているのに,あっという間にお昼時になってしまった。

ちょっといい感じのお店を発見。


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店のたたずまいがいいし,「地産食堂」 というのもいい。

「へしこ」 の文字も見える。



バスク輪さんが様子を見に行ってくれた。

「OK」 のサインが出て,入ることにした。



全員がそろって選んだのは,「へしこ定食」。


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ちょっと勇気がいる選択だった。

へしこは,匂いがキツイという先入観があったが,メニューには 「当店のへしこは食べやすいと評判」 という感じの説明があったので,初挑戦!



謳い文句どおり,匂いは気にならず,美味い。

ただし,旨味と同時に,塩気もかなり強い。

ご飯がどんどん入っていく。

今思い出しても,口の中につばが出てくるくらい。

へしこが意外に小さかった理由はこれだ。


刺身も新鮮,小鉢も美味い。

なかなかいい選択だった。




この先も,まだまだ見所の連続。




── つづく






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