ああ,乗鞍 (2)



道端には,春の始まりを感じさせるフキノトウ。

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雪とのコントラストがいかにも山の春。




ついつい写真を撮る枚数が増えてくる。

なんだこの二人は!

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二人とも新婚のはずなのに,どういう関係?

ア・ヤ・シ・イ

あやしい関係さえも絵になってしまう乗鞍マジック!





雪の壁もどんどん大きく,高くなる。

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それと比例して期待も高まる。





そして,

ついに,

とうとう,



森林限界を突破!

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圧倒的な迫力で開ける視界。

絶妙な配置で溶け残る雪。

ハイマツの濃い緑と,真っ白な雪に塗り分けられた山は,シャチやパンダの白黒模様を思い起こさせて,少しユーモラスだ。






天空の道を走る快感。

ライダーの躍動する姿が絶景に花を添える。

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突き抜けるような,この空の青さはどうだ。

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宇宙の闇を澄んだ水で薄めたらこんな色になるのだろうか。






その先のカーブを突き抜けたら空を飛べそうだ。

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きっちさん,飛んでみて!







そして,この雪壁は,いい大人を子どもにもどしてしまう。

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いや,おとなの中にある子どもを引きずり出してしまう。



ダイちゃんが,雪を一口食べて

「ウマイ!」

当然,みんなも食べる。

ぼくも食べる。



汚れていない雪をかきだして口に入れると,再結晶した雪は多少ガリガリするものの,透き通った味がする。

ほこりっぽさなど微塵も感じさせず,清涼感にあふれている。




みんな,ボトルを取り出して,雪を詰め始める。

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みんなの顔がいきいきとして,楽しそう。

人の楽しそうな顔を見ることほど楽しいことはない。




思い思いに雪壁で遊んで,出発。

ボトルの水を飲むと,雪のおかげで冷たい。

ほてった身体に染み渡っていく。








美しいのは自然ばかりではない。

人の作ったものも美しい。


ああ,この美しいカーブ。

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子どものころ,レーシングカーという遊びがはやった。

プラスチック製のコースに溝が切ってあって,その溝をガイドにしてプラモデルのような車を走らせる。

家におけるのは小さな楕円のコースだが,りっぱな特設コースが置いてあるお店もあった。

小遣いが足りなかったので,走らせることはできなかったが,そのコースが描く曲線がじつに美しく,見とれていたのを思い出す。






この美しい連続するヘアピンを抜け,もう少しだけ登ると,その先は雲上の散歩コースだ。

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久しぶりにフロントをアウターに入れ,気持ちよく走る。

少しひんやりとした風が肌の上を滑っていく。

サドルにまたがっての,この上ない悦楽。





── つづく


そうそう,写真はこちらにも。




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ああ,乗鞍 (1)



乗鞍。

自転車乗りにとっては憧れとともに語られる山の名。

日本一の高度を誇る天空の道。

しかも,マイカー規制によって,走ることができるのはバス,タクシー,そして自転車だ。



自転車乗りなら,その多くが走りたいと願う雲上の道なのだ。

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ぼくにとって乗鞍は,3年越しの挑戦だ。


SHOROs の仲間が走ったと聞いて,走ってみたい道のナンバーワンとなった。


一昨年,路くん,ダイちゃんと夏に挑戦したが,天候に阻まれた。

昨年春,またダイちゃんから誘ってもらったのだが,息子の結婚式で走られず。

秋には,エコーラインを上ったが,そのときは霧に阻まれて絶景は見送りとなった。


そして,今年また,ダイちゃんが計画してくれた。

今年こそ!



5月15日,スカイライン開通。

ライドは,21日の日曜日に計画された。






いつものようにダイちゃんが迎えに来てくれて出発。

高速で住友さんの車を発見し,千切られそうになるも,何とか食いついていっしょに朴の木平駐車場まで行く。




たかじんさんとカンパチさんの車がすでにあるのだが,どこにも姿が見えない。

しばらくすると,周辺の道でランを済ませ,しっかり汗をかいた二人が登場。

二人とも満面の笑みを浮かべ,満足げ。 スゴイね。



その後,きっちさん,セーテンさん夫妻が到着して,メンバーがそろった。


気になるのは,標高が 2600m もある畳平の寒さだ。

何を着ていくか,何も持っていくかの判断が難しい。


セーテンさん情報では,上は寒いほどではないそうだ。

なぜ,そんなことがわかるかというと,なんとライドの日を土曜日と勘違いし,ここへ来たのだが,誰も来ないのでまちがえたことがわかったそうだ。

それで,土曜日も登り,この日も登ることになった。

まあ,それもいいね。

マレーシアへの引っ越しを目前に,最後の国内ライドなのだから。





さあ,走り出す。



この駐車場付近でも,すでに標高は千メートルを軽く超えている。

周辺の山は,春まだ浅い。

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柔らかい春の色。

見ているだけで幸せな気持ちになる色だ。



足下には,咲き始め特有の丈の短いタンポポが咲いている。

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日本の在来種だ。

小ぶりなのがかわいい。



タチツボスミレが群落を作り,ニリンソウが愛らしく咲いている中を登っていく。

爽やかな空気。

青みの強い空。

乗鞍ライドの幕開けにふさわしい。



ふさわしいのは周りの景色だけでなく,坂道の斜度もそうだった。

10%前後の斜度が延々と続く。

なんだこれは。



きっちさんにカメラのことをいろいろと教えてもらいながら登る。

話していると,辛さが少し楽になる。





そのうち,雪をかぶった山が見え始める。

気分が一気に高まる。

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さらに登り続け,北アルプスの高峰がはっきりと見え始めた。

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このサイズの写真では見えないが,

いち早く雪を振り落とし,黒い岩肌を見せる槍ヶ岳,

堂々とした風格の穂高連峰が見えるのは鳥肌もの。


登ってきた道が見えるのも快感だ。



昨年登った人たちに言わせれば,「上はもっとスゴイ」 そうなのだが,スカイラインが初めてのぼくにとっては,もうこれだけで興奮してしまう。

それでも,みんな,笑顔がはじける。

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さらに登ると,道の周辺にも雪が見え始める。

高い山に登るのは楽しい。

だんだんと季節を遡るからだ。

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夏を感じさせるような下界の空気とはちがう。

鼻に入ってくるときの清涼感がすてきだ。

「空気がおいしい」 とは,よく言ったものだ。





2000m が近くなったあたりから,どうも力が出ない。

腹が減ってきたせいか,空気がうすくなってきたせいか。

住友さんの背中に刺してある明宝ハムが美味そうだ。

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我慢できず,止まってあんパンを一つ食べる。

それでも,出力は上がらない。

そのうち,軽い頭痛がしてきた。

ああ,これは明らかな酸素不足だ。

昔から,高い山に登ると頭痛がする。




少し気分がへこんできたぼくへのカンフル剤は,この雪壁だった。

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おお,もうそろそろ絶景のお出ましか。



山際の木々から,青空が透けて見えるようになった。

森林限界も近い!

脚も軽くなるというものだ。

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── つづく




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ペダリング効率を考える (4)



ペダリング改善について,まったく結論らしいものはありませんが,とりあえず,3か月練習してきての考えをまとめてみます。



① 染みついたものはなかなか取れない


「今まで使ってきたペダリング」 は身体にしっかりと染みついているので,変えていくのは相当難しいです。


ペダリングを変えようとすると,筋肉の使い方も変わってきます。

そこで,身体の体制も作り直す必要が出てくるのです。

これはけっこうたいへん。




② 出力を上げると「今まで使ってきたペダリング」 が出る


出力を上げようとがんばって回すと,今まで使ってきたペダリングが出てきてしまいます。

効率のいいペダリングをするための,身体の方の体制ができていないのです。

今まで育ててきた筋肉とその使い方が,ある意味自分にとって 「効率のいいペダリング」 になっているのですね。



それなら,効率を上げることなど考えず,「今まで使ってきたペダリング」 はそのままで出力を伸ばしていけばいいのではないか,というのもひとつの選択肢です。


しかし,ペダリングの改善を進めつつ出力向上を目指した方が,最高到達点は (そんなにたいしたものじゃないと思いますが) 高くなるのではないかとも思えます。

また,それによって,年齢とともに起きる出力低下を少しでも遅らせることができたらいいなと思うのです。



「今まで使ってきたペダリング」 を変更しようとするなら,それ相応の時間と労力が必要なことはまちがいないでしょう。





③ ペダリングの引き出しを多く持つ


これが今のところの結論です。


前回の記事では,試してみたいろいろな方法を書きましたが,それらを場面ごとに (おもに,負荷とケイデンスの組み合わせで) 使い分けるようにトレーニングしていったらどうかと思います。


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ペダリングの引き出しが多ければ,つぎつぎとペダリングシステムを転換して使う筋肉を代えていき,ある筋肉にだけ疲労が集中しないようにできるかもしれません。



まだまだ模索は続きます。





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ペダリング効率を考える (3)



今回は,

【 どのようにしたら,効率が上がったか 】


という実験の結果を書いてみます。

「おすすめの方法」 ではありません。

「ちょっと試してみた結果」 です。

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【 ペダリング効率が上がった方法のいろいろ 】


目指すは,効率のいいペダリング。

ぼくの場合,特に右足の踏み方が効率のよくないものでした。

そこで,まずは,効率が上がるペダリングとはどんなものか,実験的にいろんな踏み方 (回し方) を試してみました。



ぼくが試した中で,効率が上がるのは次のようなものでした。



(1)一回り小さく回す感じ

チェーンリングに沿って回すイメージ。

チェーンリングに足を押しつけるようにして回すイメージ。

片足ペダリングをしているイメージ。


無駄に大きく回しがちだったので,「小さく,コンパクトに」 という意識でやってみたわけです。

〔 効 果 〕

右足の外向きベクトルを改善する効果がありました。

また,下死点以降で,上がってくる方の足が,踏む方の足のお荷物にならない利点もありました。



〔 問 題 点 〕

ところが,これは,ペダルをチェーンリング中心方向に押しつけるようになってしまったのか,かなり足が疲れました。

かえって無駄な力が入ってしまったのです。


そこで,このイメージで回すときには,ある程度の脱力も意識しなければなりませんでした。





(2)下死点以降でペダルを引き上げる

負荷の小さいときには,膝を軽く上げる感じ。

負荷の大きいときには,ぐいっと引き上げる感じ。


〔 効 果 〕

1~5時までの踏み方は同じでも,7時以降で引き上げる方に意識を持っていけば,手っ取り早く効率が上がりました。



〔 問 題 点 〕

ただし,これも調子に乗ってぐいぐいと引き上げていると,ものすごく疲れます。

これを効率がいいと言っていいのかどうか,疑問に思うほどです。



これは,以前,sennmu さんに指導してもらったとき,

「引き足は,引き上げると言うより,膝をスッスッと上げる感じで」

と言われたことを思い出させました。

負荷が大きくない実走のときは,この程度で意識することが疲れずに効率の上がる方法でした。

ローラーでは,相当負荷が軽くないと 「スッスッと膝を上げる感じ」 ができません。





(3)上死点通過後にグイッと踏んで,すぐに踏むのを止める

4時以降では踏むのを止めるイメージ。

下死点が来る前に,引き上げる動作に移るイメージ。



〔 効 果 〕

3~4時の右足ベクトルが,外側から真下方向へと変わり,一気に効率が跳ね上がります。

これは,かなり斜度のきつい坂など,負荷が高く,ケイデンスが低いときに有効でした。


偶然ですが,先日の『チャリダー』(NHK BS の番組) で,56さんが言っていたことと同じでした。


〔 問 題 点 〕

出力が上がってくると踏みすぎて,すぐに右足は外向きのベクトルになってしまいました。




(4)軽いアンクリングを入れる

3時以降で,少しだけつま先を下げるイメージ。

下死点では,足裏で後ろへ押す感覚。



〔 効 果 〕

少しですが,ベクトルをチェーンリング接線方向へシフトさせることができました。

これも,ケイデンスが70程度までの時。



〔 問 題 点 〕

ただし,下死点でつま先を下げすぎるなどすると (=アンクリングを入れすぎると),ものすごく疲れました。

アンクリングには賛否両論があるので,また,この問題はゆっくり考えてみたいと思います。




というように,いくつもの方法がありました。



問題はここからです。

どういう方針で練習したらよいのか。

いまだにはっきりした答えはつかめていませんが,それはまた次回に。




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ペダリング効率を考える (2)



ペダリング効率のお話,続きです。



2月に導入したペダリングモニター。

さっそくローラートレーニングをしてみたときの結果は,

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という感じで,右足がダメでした。

3時~5時までが,外側へ向かって踏んでいます。

とっちらかったようなペダリング (笑)

左足は,真下に近くなっているので,まだましです。




【 3か月で進歩はあったか 】


さて,3か月が経過した5月のローラートレーニングの結果と比較してみると,

(左が2月,右が5月のデータです)

17_0515_06.jpg


という感じです。


全体の効率は,

51% → 60%

と進歩がありましたが,

ベクトルの方を見ると,見た目があまり変わっていません。



相変わらず,右足は 「外踏み状態」 です。

足先を,進行方向に突き出すように動かしているようです。


それなのに,右足も効率が,49% → 55% と上がっているのは,

おそらく7時以降のベクトルで,マイナスが少なくなっているからでしょう。

つまり,7時以降の範囲では 「回すペダリング」 が少し近づいたということです。



でも,まだまだです。

3か月たっても改善が見られないということから,自分のペダリングのクセは相当しっかりと染みついているのがわかります。

そして,多少意識したくらいではなかなか直せないものだということです。






【 実走ではどうか 】


つぎは,実走のデータを見てみます。

ローラーと同じ傾向なのか,ちがうのか。






4月と5月のライドのデータ比較です。

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どちらも,ローラーとは少しちがった傾向にあります。

右足もローラーほど悪くない感じです。

さらに,5月の右足は,外踏み状態がやや改善されています。


これには少しホッとしました。



全体のペダリング効率がローラーにくらべて下がっているのは,

実走では負荷が軽い状態で走る時間が長く,そのときの効率が上がっていないものだと思われます。

実際,サイコンを見ていると,実走で負荷が軽いとき (気楽に走っているとき) は効率が低いです。



相関図を見ると,5月の実走の方が,負荷が低いときの効率が上がっているのがわかります。


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これはちょっとうれしかったです。



次回は,

・ どんなときに効率の高いペダリングができているか

・ 効率を上げるために,どんなことを意識してやってきたか

ということを書いてみたいと思います。




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ペダリング効率を考える (1)





パイオニアのペダリングモニターを使い始めて3か月がたちました。

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レース志向のないぼくにとっては,ほとんど必要のない機材のように思えるものです。


それなのに,どうしてこれを導入したかというと,パワーメーターがトレーニングにとても役立つことと,ペダリング効率に関する興味からです。



絶対的なパワーがないぼくにとって,効率は重要です。

効率のいいペダリングができるようになれば,もっと歳をとってどんどんパワーが下がっていっても,自転車で遊べる範囲が狭くなりにくいだろうという目論見です。



たとえば,年を取れば,当然,

・ 乗れる距離が少なくなっていく

・ 登れる峠が少なくなっていく

・ 若い人との差が大きくなって,遊んでもらうのが辛くなる

などのことが起きてくるでしょう。



そうなったときに,少しでも効率のいい乗り方ができていれば,その変化も緩慢であるはずです。

そんな老後の備えとしての,ペダリングモニター (笑)




では,自己分析です。

完全な初心者のころと比べると,少しは 「回すペダリング」 ができるようになってきたと,自分では思っていますが,ペダリングモニターによるその結果はいかに!







【 回すペダリング とは 】


と,その前にまず,「回すペダリング」 の定義から。



ペダルを踏むことによって発生する 「トルク」 は,

「力の大きさ」 × 「回転の中心から力が加わる点までの距離」

で定義します。




いま,クランクが3時の位置にあるとき,真下にペダルを踏むときを基準にとります。

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この場合は,効率が100%。

まったく無駄がない状態です。

なぜかというと,トルクを生み出すためのペダルに加わる力は,その方向が問題だからです。



次の図を見てください。

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クランクが,もう少し回った位置にあるとき,ペダルに加わる力が先ほどと同じ真下の方向だとすると,トルクの計算に使うべき 「距離 r'」 は図のように,短くなってしまうのです。


力の赤い矢印と,回転の中心からの距離を表す線とは,いつも垂直の関係にあるのです。

図3の場合だと,効率は 19% と悲しいくらい低くなります。

クランクが4時,5時の位置にあるとき,真下に踏むのは効率が悪いのです。

さらに,6時の位置で真下に踏めば,効率は 0%。

全くの無駄です。




逆に,高い効率を求めるなら,最初の,クランクが3時の位置にあったときのように,

「クランクと垂直の方向に力を加える」

というペダリングが最高だと言えます。

こんな風にね。

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チェーンリングの接線方向に力を加えるのが理想なのです。

でも,こんなの絶対無理です。


だから,少しでも,これに近づけようというのが 「回すペダリング」 というわけです。






【 自分のペダリングはいかに 】


この,ペダルに加わる力の矢印を視覚化して見せてくれるのが,パイオニアのペダリングモニターです。





ドキドキしながら,その結果を見てみると……







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ガックリでした。

左足はまだましなのですが,右足がダメです。


右足の矢印を見ると,2時の位置ならほぼ 100%でいい感じですが,真下に踏めないといけない3時の位置では矢印が外に向いてしまっています。

ついで,4時や5時の位置では,本来矢印は内向き (左斜め) にならないといけないのに,ここでも外向きのままです。




ちなみにこれは,使い始めたばかりのころ,2月2日,ローラートレーニングのときのものです。

これが,5月現在,どうなっているか比べてみます。

少しは効率がよくなっているのか!?




少し長くなりそうなので,続きはまた今度にします。




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身体のケアをしていますか?



最近,「膝を痛めた」 ということをよく聞きます。


セーテンさんとのお別れライドでいっしょに走った みやもーさんは,膝痛のため,途中で走れなくなってしまいました。

つい先日は,のび~さんが膝痛のために苦しんだそうです。




みんな原因が同じではないでしょうが,参考になるかもしれないと,自分の経験を書いておくことにします。




【 関連痛 】


ぼくも,昨年,膝の痛みがありました。

ローラーでも実走でも強度が上がると左膝に痛みが出ていたのです。




リハビリの先生の相談したところ,

「関連痛だね」

と言われました。



関連痛とは,直接その場所を痛めたわけではなく,ほかのところに原因があって別の場所に痛みが出るということだそうです。



ちなみに,ぼくの場合には,腸腰筋など腹筋周りの筋肉の関連痛として,お尻の痛みも出ました。



膝の関連痛は,2通りのパターンがあり,ペダルを踏み込むときに痛みが出る場合には大腿四頭筋,引き上げるときに痛みが出る場合にはハムストリングスに 「原因」 があるとのこと。

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【 トレーニングが悲しい結果に! 】


その 「原因」 というのは,筋肉に過度の負荷がかかり,その負荷によるダメージが回復する前に,また負荷がかかるという状況が続いたためだそうです。

こうなると,トレーニングの効果が出るどころか,筋肉にとっては借金ばかりが貯まる状態で,パフォーマンスはどんどん下がり,悲しい結果になると言われました。



トレーニングが,空振りに終わるどころか,マイナスになっていくというのはあまりに悲しいです。



そこで,

「休めばいいんですか」

と聞くと,

「それでもいいですけど,トレーニングしたいんでしょ」

と言われました。

「はい」

と答えると,

「それなら,筋肉のケアをきちんとすればいいんです。まあ,自分でできるケアとしては,ストレッチです」

と教えてくれました。




ぼくの膝痛の場合には,原因が外側広筋でした。

先生にマッサージされると,悲鳴を上げたくなるほどでした。

それでも,マッサージとストレッチで,すぐに回復しました。



その後も,ローラーの後やライドの後に,きちんとストレッチをすることで,膝痛はまったく出なくなりました。


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【 時間をかけてストレッチ 】


ここで,「きちんと」 というのは,かなりの時間をかけるということです。

ぼくの以前の感覚からすると,ストレッチというのは,10~20秒程度のものと思っていました。

実際,通っていたジムの掲示物には 「各15秒」 と書いてありました。



しかし,先生から指示された時間は,「少なくとも 50 数えてください」 というものでした。

それどころか,「できれば,もっと。可能なら,数分の単位で」。

さらにそれどころか,「トレーニング時間と同じくらいが理想」 とまで言われました。

これは時間的に難しいですね。



大腿四頭筋に効く 「正座」 (これもストレッチの一種) は,ご飯を食べている間ずっと,テレビを見ている間ずっと,などの指示も受けました。

もともと膝の悪い人はダメでしょうが,ぼくは,この正座ストレッチも取り入れています。

今,こうしてキーボードをたたいている間も正座しています。



朝ドラを見ている間は,15分間,ずっといろんなストレッチです。

夜にテレビを見ているときも,かなりの割合でストレッチをしています。


これくらい時間をかける,前日に 100km をけっこうな強度で走っても,次の日の筋肉痛は,多少筋肉が張っている程度です。

以前のように,階段を上ろうとするとバキバキと痛みが走るということはありません。

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【 身体のケアを考えるための名言 】


そのほかにも,先生からはいくつかの名言をもらいました。


「自転車が好きな人って,きちんと手入れするでしょ。自転車を手入れするのと同じくらい,いや,それ以上の手入れが身体にも必要ですよ」

「一流の選手は,必ずやっています。身体が商売道具だからね」

「トレーニングの本は多いけれど,それと同じくらい重要なはずのケアについては書かれていないことが多いね」

「ひょっとしたら,ライバルに差をつけるために,自分がどれだけしっかりとケアをしているかは内緒にしてるんじゃないの?」

「痛みが出たら,しっかりと負荷がかけられたということですから 『よしよし』 と思って,しっかりその後のケアをしてください。それで強くなれます」




ちなみに,ストレッチ以外だと,歩くことがいいそうです。

自転車の脚の使い方は,人間本来の脚の使い方ではなく,不自然なものなので,自然な使い方をして上げることで,筋肉の回復につながるそうです。




そうそう,ストレッチの具体的な方法については,いろいろと調べてください。

大切なのは,その後の経過と結果を見て,その方法が自分に合っているかどうかを判断することだそうです。

その道のプロで,しかも自転車乗りである モリゾーさんに相談するのもいいと思います。

ブログにコメントを入れたら,相談に乗ってくれますよ。


5月7日の記事には,タイミングよく,膝痛関連のストレッチに関する記事が掲載されています。




みなさん,走ったらきちんとケアをして,身体を痛めることなく,長く乗り続けましょうね。

ぼくも,70代まで乗り続けられたらと思っています。





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私のお気に入り



私のお気に入り。

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お気に入り。

いい響きの言葉です。

好きな言葉のひとつです。





まずは,最近手に入れたサイクルキャップ。

縁 (えにし)さんの作品です。

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とってもいいです。

自転車とカメラの柄が前面に入っています。

ツバをはね上げても,やはり自転車柄が出てくるというセンスのよさ。






つぎは,ライドで一番よく使うカメラ。

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SONY の RX-100 です。

小さくて扱いやすいです。

走りながら撮るならこれです。

片手で,電源ボタンも,シャッターも,ズームもできます。

冬用グローブをしていても大丈夫。



画質については,素人なのであまりよくわかりませんが,評判がいいようですので,いいんでしょうね (笑)



走りながら使うので,落とすこともあって,もう傷だらけです。

落下のショックにも耐えて,ちゃんと動いてくれます。

けっこう丈夫です。



でも,最近は,小さな花など,近くにピントを合わせようとするとフォーカス用のモーターが動きっぱなしになって,うまくピントが合いません。

さすがに,落としすぎましたか。

電池とカードを出し入れする裏ぶたも,ときどき自然に開いてしまうので,ライドのときはセロテープで留めています。



これはそろそろ買い換えの時期でしょうか。

値段を調べようと検索すると,なんと,このカメラ,M 5 (マーク5) まで出ているんですね。

そして,ぼくの使っている初代も,いまだ現行製品として売り出されています。

びっくりです。

写真を撮るのが好きなのに,そういう情報に疎い自分にもびっくり。

そして,値段にもびっくり。

初代は 3万円台。

最新の M 5 は 10万円!

入門用の一眼レフより高いじゃないですか!



5種類もあって,値段もさまざま,なんて困るんですよね。

比較しようとしても,詳しい機能の専門知識がほとんどありませんから,よくわからないのです。

どれを買ったらいいのか,だれかがすっぱりと決めてくれたら楽なんですけどね。






これは,転んで救急車で運ばれたとき,路くんとダイちゃんがお見舞いに持ってきてくれた自転車用のポーチ。

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せっかくもらったのですが,Lサイズで大きく,うまく使えなかったのです。

ところが最近,これにぴったりの使い道を思いつきました。










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すばらしい。

大好きなリコーダーを分割したら,ピッタリサイズで収まりました。

もちろん,お財布とケータイも入ります。



リコーダーっていうのは,小学生が吹く縦笛です。

昔から,これを吹くのが好きなんです。

三国山展望台で吹いたら気持ちがいいだろうな。

スイス民謡なんかがいいかな。








これは,一番好きなパン屋さん,小牧のクローバーさんのパン。

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練習に使うホームコースのすぐ近くにあります。

「ちょっと小牧と犬山を走ってくる。午前中で帰ってくるね」

というと,家内が必ず

「パン屋さんに寄ってくる?」

と聞きます。

家内も,ここのクリームパンの大ファン。



ほとんど全部のパンが 160円という設定。

最近のおしゃれなパン屋さんは,値段が高すぎます。



上の写真は,その中でも,大のお気に入り。

クリームパンと,ミニあん食パン (給食マーガリン付き)。



難点は,10時開店後,すぐに駆けつけないとあっという間に商品がなくなることです。

びっくりするほど小さなパン屋さんです。






そしてこれは,春だけのぜいたくなお茶。

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春摘みのダージリンです。


我が家としては,こんなぜいたくなお茶を飲むのはこの季節だけ。

一応 「紅茶」 の仲間ですが,ふつうの紅茶とは別物です。

優しい春が口の中で香ります。




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アートの島 佐久島探検 (3)



アートなお庭の島から下へ降りて遊びます。

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地層に反って浸食された,広場のような平らな磯と,浸食されなかった崖があります。

磯には潮だまりがあって,生き物観察ができます。




ぼくが,子どものころにやっていたイソギンチャク遊びをしていたら,路くんがこれにはまり,三人で楽しく遊びました。

ほとんどが 1~2cm 程度の大きさでしたが,中には 5cm くらいのがあって,きれいな緑色をしていました。

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このあとは,まだ行っていない島の北側を目指します。

気になった激坂を登ると,森の中へ入りました。

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森の中を歩くこと15分ほど。

北の海岸へ出ました。

こちらは,自転車にぴったりの道。

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右手に海。

左手には,これまた地層がおもしろい崖。

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これは,海岸沿いにあるアート 「北のリボン」。

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すべり台ではありません。







北側の海岸をぐるりと回って,西の地区に戻ってきました。

狭い路地。

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階段。

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ふつうで考えたら,自転車には困る道がおもしろいです。



ときおり現れる激坂。

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迷路感たっぷりの細い道。

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道が直角に曲がることはほとんどありません。



まあ,人生もそんなものでしょう。

ふと気づいたら,どこにいるのか,どこに向かっているのかわからなくなる。

でも,大きくまちがわなければいい。

自分の向かうところが,大づかみに見えていれば何とかなる。





たぶん,見逃したものもたくさんあることでしょう。

気づかずに通り過ぎてしまったものも多いでしょう。

それもまた,人生と同じ。



しばらくして再訪したら,新たな発見がたくさんあるにちがいありません。

10年後にもう一度,というのもいいな。

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路くん,みっちゃま,楽しい時間をありがとう。

またね。

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写真はこちらにも。



【 佐久島 自転車での観光のためのメモ 】

・ 島のレンタサイクルは,連休中,午前中で売り切れ状態。
・ お昼時は,どのお店も行列ができていた。
・ 山道に入るなら,SPD-SL での上陸は止めた方がいい。
・ ロードバイクよりMTBやミニベロの方が向いている。
・ 連休中の船は臨時便が出るので,人数がまとまり次第随時運行。早めに港の列に並んだ方がいい。



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アートの島 佐久島探検 (2)



さて,つぎはどこへ行こうかと相談していたら,予定していた昼食場所が合ったので,とりあえずチェックします。

11時開店とのことですが,11時半に行ったらもう満席という話なので,間に合うようにと路くんがタイマーまでセットするという念の入れようです。

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しかし,店をのぞいてみると,9時なのに開店していました。

「どうする?」

と顔を見合わせ,

「食べよっか」




9時にランチです。

朝食が早かったですからね。



魚とえびのフライが付いた刺身定食。

1250円也。

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美味しゅうございました。

お刺身はさすがの新鮮さ。

静かで雰囲気のいい店でした。





さて,つぎは,東側の海辺へ向かいます。

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このアート作品は,「秘密基地アポロ」 です。

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外をのぞく窓があって,額縁のように海を眺めたり,屋根につけられた潜望鏡のような窓から,松の枝振りを眺めたり,男の子の遊び心をくすぐる設計です。

食べ物と寝袋を持ち込んで,ここを拠点に遊び回りたい感じ。

そんな気持ちを見透かしたように,

「宿泊禁止」 とありました (笑)





ここの下へ,ちょっとアブナイ崖を下ると,海辺に出ます。

これがおもしろいんです。

この島を形作った地層が観察できます。

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細かい粒子の堆積岩です。





ほかの誰も下りてきません。

波の浸食に耐えて残った一角が,巨大なテーブルを作っています。

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足下を見ると,幾何学模様に劈開が入っていました。

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少し歩くと,その模様や色が変わっていくのがおもしろいです。

美しいブルーの堆積岩もありました。




さらに海沿いを回り込むと,佐久島と小さな島が堤防でつながっていました。

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渡った先には,神社がありました。

願い事を石に書いて奉納するスタイルです。

神社仏閣をばかにするつもりはさらさらありませんが,こんなことで願いが叶うはずがありません。

努力してコソです。

でも,まあ,自分に対する決意表明としては意味があるでしょう。





こうしてつながる島はもう一つあります。

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こういう移動の面白さも,この島の魅力ですね。

こちらは,アートな庭がありました。

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この島も,波打ち際に下りられるところがありました。

そして,ここもみごとな地層と,浸食の後が見られました。

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標高の高い島だと浸食された崖も大きくなってしまいます。

でもこの島は,全体の標高が低く,崖も低いのでかんたんに下りられます。

いろんなおもしろみが詰まっていて,遊ぶにはもってこいです。



次回は,島の北側を紹介。




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