ハザードランプ2回点滅 アリガトウのサイン



先週末は,息子が帰省してきたので,長い時間のライドに出ることができませんでした。

(行かないでね,と言われました。これは事実上の禁止令)



そこで,土曜日は隙間時間にローラー。

日曜日は,短い時間の朝練。



日の出はますます遅くなり,5時40分頃です。

きれいな朝焼けを期待しましたが,雲が厚くて,ほんのり朝焼け。


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緑地の森には,色づきはじめた木がちらほら見えます。


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夏は5時前から走り始めていたので,緑地内の道路も車はほとんど走っていませんでした。

が,今の季節は走り始めが5時半ですから,さすがに6時半過ぎると車も少しずつ増えてきます。



この日も緑地内の坂を登っていると,後ろから車の気配が。

しかし,連続する狭いカーブ,追い越し禁止のセンターライン,びっしりと配置されたキャットアイのせいで,車が抜かせずにいます。


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路肩に止める余裕がないので,追い越してもらえる場所までがんばって踏みました。

少し路肩の余裕があるところで減速し,「ごめんね」 と合図をして抜かしてもらいました。




こういう場面では,追い越していく車の挙動でドライバーの心の内が読めることがあります。



ブオーンと深くアクセルを踏みこんでいく人は,ちょっとイライラしていた人かな。

追い越しざまにかぶせてくる人は,かなり怒りがたまっていた人。

異常なほど大きく避けるように追い越して行く人も,「じゃまなんですけど」 という抗議の意味を含めているかもしれません。

多くの人は,ふつうに,上手に追い越してくれます。




ぼくが自転車に乗っていることを知った友人の多くは,

「ああいう自転車って,追い越しにくくて困るんだよ」

「こう言っちゃ何だけど,じゃまだなと思うことが多いよ」

と本音を教えてくれます。




今回は,スーッときれいに加速して,上手に追い越してくれました。

トヨタの某高級ブランドの大きな車でした。

追い越した後,スッと速度を落とし,ハザードランプを点灯。

いわゆる 「サンキューハザード」 というヤツです。




カッコいいなあ。




「ごめんね」 のハンドサインに,「ありがとう」 のハザードランプ。

うれしい気持ちのやりとりができました。

自分もちょっと大人の仲間入り気分。

どこかの首脳の口汚い罵り合いなんて,どうしようもなく幼稚です。




高級車に乗るなら,こうやってスマートにかっこよく乗らなきゃね。

いや,別に高級車かどうかは関係なく,かっこよく生きたいですね。



きっと生き方にも余裕がある人ですよね。

クルマが好きで,走るのが好きで,ひとが好きな人なんだろうな。




最近のトヨタの車は,フロントもリアも顔がきつく見えますが,この日ばかりはハザードを点滅させるリアのランプが笑顔に見えました。

「ブレーキランプ5回点滅 愛してるのサイン ♪ 」

なんていうフレーズがふと浮かびます。



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気持ちのいい朝でした。






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クズの花から流れ出る幸せ



出勤時間が遅くなり,毎朝,ゆっくり新聞が読めます。

一番最初に読むのが,一面の 「天声人語」 と,「折々のことば」 です。



先日の 「折々のことば」 がよかったです。


美味しいもの,美しいもの,面白いものに出会ったとき,

これを知ったら絶対喜ぶなという人が近くにいることを,ボクは幸せと呼びたい。

── 朝日新聞,9月21日,鷲田清一「折々のことば」 より。



この文章は,会社員作家 燃え殻さん の小説 『ボクたちはみんな大人になれなかった』 からの引用です。

この作家を知りませんが,自転車で方々に出かけるようになったボクには,ぴったりの言葉です。





先日,ふつうの道を走っていて,広くなっている歩道が一面紫色になっているのに気づいて,停まりました。


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この季節にフジではないだろうが,なんだこれは。

ふと,上を見上げるとクズの花でした。


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自然が大好きな友人のカンパチさんが教えてくれました。

「クズの花ってファンタグレープの匂いがするんですよ」



この話を聞いてから,見るたびに鼻を近づけます。

クズなんて,「ほこりっぼくて,手入れの行き届かないところにわんさか生えるような植物」 という印象しかありませんでした。

それが,このいい香りでまったく印象が変わりました。

匂いをかぐことで,友人の感性と自分の感覚が結びつき,ぼくの中に小さな宝が増えるのです。

幸せな瞬間です。




とびしま海道で食べたこのB級グルメを紹介してくれたのはワタルさん。


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美味しいものが食べられる店に連れて行ってくれる友人の存在。

それをウマイウマイといいながら食べる自分も,仲間も,みんなで幸せをつくり出しているんですね。





川沿いを走っていたら,何かが水の中をスーッと横切っていきました。

「何あれ! まさか,ニホンカワウソじゃないよね!」


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何でもない田舎の川に,ヒガンバナが咲いていて,川面に映っていました。

「取り立てて見事な景色じゃないけど,きれいだよね。」


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農家の横の暗がりに,柿とヒガンバナ。

「秋の色が暗い雑木林の背景に浮かんできれいだね。」


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家に帰ってから,パソコンで写真を整理しながら,「見て見て」 と家内に話しかけます。

おもしろがってくれる人が近くにいる 「幸せ」。



ブログでこうして記事に書いたら,誰かが 「おもしろいね」「いいね」 と思ってくれるかもしれない。

そんな場所があるのも,「幸せ」。



「あいつなら,このライドをおもしろがってくれるだろう」 と仲間が誘ってくれる。

これまたすばらしい 「幸せ」。




「このすばらしい風景を独り占め」 なんて,ぼくも何度か書いてきたフレーズです。

でも,すばらしいものは,誰かと共有してこそ,喜びがいっそう深まるのではないでしょうか。



ちなみに,うちの子どもたちが小さいころは,「美味しいものは分けて食べる」 というのが家訓でした。

おいしそうなお菓子をもらうと,細かくなってしまおうと,包丁でいくつかに切ってみんなで食べていました。



共有できる喜びや楽しさが,一番幸せをもたらしてくれます。

人の喜ぶ顔が好きです。

人が贈ってくれるすてきなものを喜ぶ自分が好きです。





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夏の旅 ── 苔の森へ



二日目。

朝食前にもう一度御射鹿池に行ってみました。

ひょっとしたら,霧のかかった御射鹿池が見られるのではとの期待からです。



しかし,そうそう,うまくはいきません。

前日とさほど変わらない姿でした。


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それでも,心なしか,微妙に色合いがちがって見えます。

朝早くに訪れる人は他にもいて,りっぱなカメラを抱えている人や,スケッチブックを開いている人もいました。

朝のおだやかな空気のせいか,みんな話し声も低めで,静けさを大切にしたいという気持ちが伝わってきます。




ふと足下を見ると,真っ赤な何かが!


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ふにゃふにゃと倒れそうですが,ワレモコウです。

漢字で書くと 「吾亦紅」。

吾 (われ) も亦 (また)  
  紅 (くれない) なりと ひそやかに  高浜虚子

秘めたるプライドというところでしょうか。






朝食を済ませ,八ヶ岳を横断する麦草峠を目指します。

峠の駐車場から,白駒池まで,歩いてすぐです。

普段着で訪れる人も沢山います。

もっとも,半分以上は,登山の装備を持った人です。

ぼくたちは,普段着に自転車用のウインドブレーカーとレインジャケットを着た,中途半端な出で立ち。







ここを訪れた目的は,白駒池ではなく,「苔の森」 です。

白駒池周辺に広がっている,幽玄の森です。





さっそく,森へ入ります。

いきなり来ました!


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人通りがかなり多いのですが,この雰囲気は十分に楽しめます。






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池の周辺は,人が多いのですが,高見石 (池を見下ろす展望台がある) 方面へ向かうと,急に人が少なくなります。

少し霧がかかってきて,その幻想的な雰囲気は,言葉にするのが難しいです。


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少し歩くごとに,苔の森はその表情を変え,あきることがありません。

そのうえ,だんだんと道も険しくなってきて,ふつうの運動靴できたことを後悔し始めました。

登山用の靴底がしっかりしたものでないと,脚を痛めそうです。






これは,森の深いところで見つけた ギンリョウソウ。


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別名,ユウレイタケ。

キノコではなく,ちゃんと花が咲いて実がなる植物です。

なんでも,キノコに寄生して栄養を得ているとか。

緑色の苔の中にあって,「銀竜草」 と言われるだけあり,銀色に光って見えました。

周囲が暗く,カメラを向けていても,背筋がゾクゾクするような感覚です。







白駒池を見下ろそうと登った高見石は,残念ながら霧の中。


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またの機会に。





ここからの下りも,大きな石がゴロゴロしていて,なかなか大変でした。

それでも,次々と形を変えて現れる苔の森の魅力は,尽きることがありません。



これは,じっと見てはいけない,キスシーン。


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苔の絨毯の中に育ちゆく森の若木。


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ここまで,大きな石がゴロゴロしている山道を歩いてきた身には,

ていねいに作られた木道が歩きやすくて,とても助かりました。


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ぐるりと一周して,白駒池の畔まで下りてきました。

このころには,霧はすっかり雨に変わってしまいました。


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傘を持っていなかったので,白駒池一周は断念。

これも次の機会に。





駐車場へ出る直前まで続く苔の森に別れを告げます。


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今年もいい夏の旅ができました。

日本には,まだまだ美しいところが沢山あるはずです。

さあ,来年はどこへ行こうか。





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夏の旅 ── 横谷峡散策



1か月ほど前の話になりますが,8月の末に,「自転車に乗らない」 旅をしてきました。

年に一度,家内と長野県のどこかを旅するのが恒例になりつつあります。



今年の目的地は,御射鹿池 (みしゃがいけ)。

家内のところに送られてくる旅の雑誌に美しい写真が載っていて,しかも,家内が好きな東山魁夷の有名な絵のモチーフになったとかで,

「行きたい」

ということになりました。



さっそく調べてみると,奥蓼科方面で,ペンションも沢山あります。

周辺の見所もありそうです。

よくブログを拝見している いまさん がぴったりのタイミングで記事にしてくれたのも参考になりました。





一日目は,お昼少し前に現地に着き,横谷峡 (よこやきょう) を歩きました。

川沿いに渓谷を遡るハイキングです。



規模はそれほどではありませんが,いくつもの美しい滝があります。

歩き始めてすぐに現れる 「乙女滝」。


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これは,「霧降の滝」。


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近くに座っておにぎりを食べていると,本当に霧が降ってくるように水滴が飛んできます。

最高の涼しさ!



これは,一枚岩の上を流れる川。


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少し残念なのは,鉄分が多いのか,岩が赤茶色になっていることです。

といっても,水はとてもきれいです。



途中,川から離れて森に入りますが,湿地のようになっていたりして,しっとり感が心地いいです。

苔からしたたる水。


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森の中を登っていき,「王滝」 といわれる一番の見所まで行き着いたところで時間が心配になってきました。

ここから先はかなりの急登になっていて,その先,おしどりの滝を越えると御射鹿池にも出られます。

しかし,クルマを乙女滝近くに置いてきていますし,無理をせずに引き返しました。




こんどはクルマでぐるりと回り込み,御射鹿池を目指します。

この池は,人口のため池で,ここに貯めることで水温を上げ,農業用水として使えるようにするためのものだそうです。

強い酸性らしく,魚が住めないとのこと。

農業用水としては大丈夫なんでしょうか。



いずれにしても,その美しさに近年にわかに人気があがり,近くにはりっぱな駐車場が整備されていました。

観光バスも来るそうです。

さいわい,ふつうの日の夕方ということもあって,人が少なく,ゆっくりと風景を楽しめました。


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少しずつ水が流れているようで,完全な水鏡とはいえませんが,青空の写る様子はとてもきれい。


青みがかった水も見事です。


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ただ,さすがに人工の池なので,りっぱな県道のすぐ脇にあり,ガードレールや,人が作った堤防など人工的なものがすぐそばにあるので,秘境的な美しさはありません。

これが,森の中を歩いて行って忽然と現れる池だったら,どんなにすてきでしょう。



このあとは,いまさんのブログで教えてもらった道を歩き,「おしどりの滝」 まで行きました。


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ここは,誰も来ていなくて,景色を独り占め。

いい時間でした。





高原のペンションに泊まる楽しみは,食事と星空です。

この日は雲の多い日だったのですが,たまたま外に出たときには,天頂部分だけ雲が切れていて,見事な星空を見ることができました。

ひさしぶりに天の川も見られました。


自転車用のライトを持っていったのですが,ペンションの前庭さえもライトなしで歩けないほどの暗さでした。

星を見るために立ち止まってライトを消すと,真の暗闇が訪れます。

真っ暗な中というのは,不安感とぞくぞくするような楽しさがありますすね。

離れると不安になるのでくっついていると,若いころの気分を少し思い出します (笑)



そろそろ戻ろうかと歩き始めると,あっという間に雲が星たちをかくしてしまいました。




翌日の予定は,八ヶ岳の白駒池周辺散策です。




── つづく





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「本当にあったコワイ話」



日曜日の新聞に,悲しいニュースが載っていた。

沖縄戦の時,たくさんの方が集団自決に追い込まれたチビチリガマという洞窟の遺品などが荒らされた事件だ。

まさか少年が逮捕されることになるとは思ってもみなかった。

しかも,その動機が 「肝試し」 だというのだから悲しい。




悲惨な歴史で知られる場所を,「幽霊やお化けの出る場所」 という認識でいたのだ。

子どもの中には,お化けや幽霊などの話が好きな子がいる。

これを助長するようなことが気になってしょうがない。



先日,お医者さんに行って1時間近く待たされたのだが,待合室にはたくさん子どももいた。

多くの子がゲーム機を抱えていたが,本を読んでいる子もいた。

そのうちの二人が,「本当にあったコワイ話」 みたいな題の本を読んでいた。

この手の本が人気らしく,本屋さんに行っても子どもの本のコーナーには,心霊現象や,恐怖話の本がずらりと並んでいるのだ。

棚の一段を丸々占拠するような,その幅のきかせ方は尋常ではない。



ぼくが思うに,もっとおもしろい,もっとすてきな本はいっぱいある。

うちの子が小学生のころ,毎晩,お布団で本を読み聞かせるのが日課だった。

読んでいるぼくもおもしろいし,聞いている子どもたちも楽しみにしていた。


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それは,人間の温かさやすばらしさに出会う時間だった。



若い人たちには,そういう世界にも触れてほしいと思う。

ただおもしろおかしいだけの動画や,ただコワイだけの本ばかりでなく,

もっと楽しく,美しく,深い感動を味わう時間も持って欲しいと思う。




大人だってそうだ。

ずっと気になっているのが,パワースポットだの,パワーストーンだの,神秘的なものを騒ぎ立てる風潮だ。

まあ,軽いノリならいいのだが,それをもてはやすことで,子どもたちの中にそういうアヤシイものを信じるような素地を育ててはならない。



「雨男」 くらいの遊びならまだしも,血液型性格占いはダメだ。

血液型と性格の関連など,何の根拠もないのに,何となく当たっているように思えると信じてしまう。

アヤシイものでも,科学的なものを持ち出されると信じてしまうようになる。

もっともらしい理屈にだまされやすい人間を作ってしまう。

「私は霊感が強いの」 などと真顔で言う大人を育ててしまう。

ガマの中で肝試しをする人になってしまう。


それこそが,「本当にあったコワイ話」 になってしまう。




子どもだからといって,お化けや心霊現象を本気で信じてしまっては困るのだ。

暗いところは怖くて当然。

夜一人でトイレに行くのが怖くても当然。

でも,それにお化けの存在や心霊現象を結びつけないでほしい。




観光地も 「パワースポット」 で売り出すのはやめてほしい。

自然の作り出す美しさに感動することを,「パワーをもらった」 と表現するのならいい。

人が作り出した建造物や作品の美しさ,人が何かに打ち込む姿,人と人の関わりが生み出す温かさ ── そういうものに感動することとは無縁の 「パワースポット」 など意味がない。




パワーストーンにしてもそうだ。

そもそも,努力しない人に,前に向かって歩かない人に,夢が叶うはずもない。

石をひとつ持っていることで,すてきなことなど起こるはずもないのだ。

お守りを持っていても,気をつけなければ事故に遭う。

お守りは,それを見るたびに安全を誓うから意味があるのだ。




JUN くんからもらった 「チャンスの神様」


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これもそうだ。

これさえ持っていればチャンスが訪れるわけではない。

チャンスが訪れたとき,「これはチャンスだ!」 と認識できなければ意味がない。

そのチャンスをつかまなければ意味がない。

それを忘れずにいるためのものだとぼくは思う。

すでにいくつもののチャンスをつかんで,すてきな活動を始めている JUN くんが,「みんなにも」 とこれをつくっているのがすばらしい。





子どもたちや,若い人には,自分の外にある神秘的なものや存在するはずのないアヤシげなものに惑わされることなく,自分の中にある力,人との関わりのの中にあるすばらしさを大切にしてほしいと思う。





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新しいカメラ (2) K-70



今回もカメラの話題です。


大量の自転車部品を売った結果,けっこうな額のお小遣いが懐に入りました。

これを何に使おうかと考えた結果が,カメラでした。

デジタルの時代になってからは,一眼レフを使ったことがありませんでした。

いずれはと思っていたのですが,お小遣いができた時点で,「それなら」 とデジタル一眼レフカメラ,いわゆる 「デジイチ」 を買うことにしたのです。



アナログ時代は,兄の影響もあって Nikon を使っていましたが,いつごろからか,ニコン,キャノンというメジャーなものを使うのを何となく避けるようになってきました。

(といいつつ,シマノを使っている)

先日,ダイちゃんと出かけたときに,車の中でトヨタの話になり,

「リキさん,トヨタが好きじゃないでしょ」

と言い当てられました。



そんなこともあって,ペンタックスを選びました。

これは,すてきな大人のブログを書いておられる pedal さんの影響です。



選んだのは K-70 という機種です。


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デジイチ入門機という位置づけ。

軽量とは言えませんが,十分に小型。

そして,「丸洗いできそうなほど信頼のおける防塵防滴機能」 という,自転車乗りとしては魅力的な性能。

初めて持つデジイチとしては十分ではないかと思いました。




さて,ここで,大きな問題に直面します。

自転車で出かけるときに,この大きなカメラをどうやって持っていくか,ということです。



当然のことながら,こんな大きなカメラで乗りながらの撮影は不可能ですから,とりあえずどんな形でも携行できればいいことなります。

しかし,バッグ類を背負うのはイヤ。

バイクに大きめのバッグを着けるのもイヤ。

やはり,すぐに撮影に移れるよう,背負いたいのです。



こういうときは,グーグル先生です。

出てきたのが伸縮タイプのストラップです。

フックをくいっと引っぱると,ストラップが短くなって身体に密着し,カメラを引っぱると長くなって,撮影できるというもの。



最初に買ったのが,ARTISAN & ARTIST の 「イージースライダー」という製品。


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残念ながら,短くしても,前傾姿勢を取るとカメラが重みでおなかの方へ回り込んできてしまいます。



それなら,滑りにくそうなものにしようと,買ってみたのが Custom SLR の 「伸縮エアーストラップ」。


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肩に掛かる部分が幅広になっていて,ブツブツがついているので滑りにくいだろうと思ったのです。

ところが,これは,イージースライダーよりももっとよく滑るという結果に!

ふつうに使うには,とても軽くて,肩の負担が少ない,いいストラップなのですが。




最終的に,デジイチを持ち出しているローディーの写真をいろいろと見て回ったところ,通常のストラップに,もう一本べつの紐をつけている人が何人かいるのを発見しました。

カメラがおなか側に回り込むのを止めるための 「ひも」 = サブストラップ です。




使わなくなったアナログカメラのストラップ一本を使って,こんな具合に作りました。


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一本のひもで輪を作り,片側をカメラのすぐ近くに通し,もう片側にはカラビナを着けて,かんたんに固定したり開放したりできるようにしました。



ちなみに,カメラとストラップとの接続には,同じく Custom SLR の C-LOOP という製品を使っています。


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カメラの底面にある,三脚を取り付けるねじ穴を利用するもので,この部品にストラップを接続するのです。

この部品自体が自由に回転するので,ストラップが絡まったりすることなく,ストレスフリーにカメラが構えられます。

これは優れものです。


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( 写真はカンパチさん提供 )




まずは,単独のライドに持ち出しました。

走っている間,多少カメラの位置がずれてきますが,おなか側に回り込むことはありませんでした。

ダンシングもできました。

ただ,なれないうちは,少し重く感じます。



写真を撮りたいときには,さっとカラビナを外して撮影体制に入れます。

撮り終わっても,さっとサブストラップを戻せます。

よし,なかなかいいぞ!



デジイチはファインダーをのぞいて撮るので,昔ながらの写真を撮っている感覚が蘇ってきます。

やっぱ,写真を撮るというのは,これでなきゃ。

あとは,「さすがデジイチだね」 という写真が撮れれば言うことなしですが,これが一番難しい (笑)




このストラップにかなり満足したものの,家に帰ってから,たいへんなことになっていたのが発覚。

ジャージの背中に,何かにこすれたような,ほつれた糸がたくさん出ていたのです。



原因は,イージースライダーの皮部分の縫い目でした。

化繊糸の端を熱処理して止めていたのです。

熱で溶かされた糸の端は,釘の頭のようになっていました。

そこにジャージの繊維が引っかかって,どんどんほつれてしまったのです。

ひとつずつ釘の頭を切り取り,対応しました。




先日は,千枚田ライドで,仲間とのライドにも持ち出しました。


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( 写真は住友輪業さん提供 )


バナメイさんは,ホルスタータイプを使用しています。

くるっとおなか側に回して,脱着していました。

この方法は,固定力が抜群でしょう。



高速巡航にも対応できたので,これで最終テストクリアです。


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( 写真は住友輪業さん提供 )



重いことに変わりはないので,いつも持っていくつもりはありませんが,景色を見に行くライドには持ち出そうと思っています。





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新しいカメラ (1) RX100 M3



今回は,カメラの話題です。


ロードバイクでツーリングをするようになり,カメラで写真を撮るのが好きになりました。

といっても,若いころ,山に登って花の写真を撮るのが好きでしたから,その趣味が再燃したと言ってもいいかもしれません。



今まで,ずっとコンパクトデジカメ,いわゆる 「コンデジ」 というのを使ってきました。

今までに4台を試しました。


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いろんな情報をもとにして買い,自分で実際にためしてみて,自転車ライドとの相性を試行錯誤してきたのです。

「試しに買ってみる」 という感じなので,新品を買うことはせず,すべて中古品です。



最初に使った SONY の TX20 はカバーを下ろすと電源が入るのが便利で,防水機能もあって,雨のライドでも写真を撮っていました。

けれども,全体に画質に不満があって,使わなくなりました。



次に買った,RICOR の GR は,電源スイッチが押しやすく,起動が速くて,とても使いやすいものでした。

けれども,ズームがないので,小さな花の写真などを撮るには不満が残りました。

「カメラがわかっている人」 にはとても評判のいいカメラなのですが,ぼくには,魅力がわかりませんでした。

「リコーの GR ,やっぱり通の人向きだよね」 と言ってみたかった (笑)




ぼくの使い方としては,

・ 自転車に乗りながら,仲間と景色を,片手で撮影する (基本的に危険行為!)。

・ 自転車を止めて,景色を撮影する。

・ 自転車を止めて,花を撮影する。

この三つです。

ここで重視していることは,取り出しやすさ,電源の入れやすさ,片手で保持できる大きさと軽さ,です。




次に買った,SONY の RX 100 はこれらの点をほぼ満足させるものでした。


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それなのに,もっといいものがあるのではとも思い,また次を買ってしまう …。

初めてのミラーレス一眼として,LUMIX の GF3 もこの後使ってみました。

が,うまく使いこなせませんでした。

画質もよく,レンズも交換できるのですが,自転車に乗りながらとなると,電源スイッチが入れにくく,上の3つにくらべて重く,片手で保持して撮影するには相当な慣れが必要なものでした。




結局,愛用したのは,RX 100 。

取り出しやすく,片手での保持も簡単です。

電源スイッチ,ズーム,シャッター,重要な三つの片手でのあつかいやすさが抜群です。



しかし,何度も落下させてしまい,あちこちにへこみや傷ができました。

それでもけなげに働き続けてくれました。

つまり,耐衝撃性もけっこうあるということです。




3年ほど使ったその愛機が,最近不調を訴え始めました。

電源スイッチの反応が悪く,電源が入らなかったり,切れなかったりします。

ときどきデータの書き込みエラーが出て,写真が残らないこともあります。



とうとう,買い換えの時期が来ました。

さて,どうしたものか。

もう一度 RX 100 を買おうか…。



現在では,RX 100 のシリーズが,初代から M2,M3,M4,M5,と5種類も現行製品としてラインナップにあります。



あっさり同じものをと考えましたが,いい機会なので,詳しく検討することにしました。

しかし,「詳しく検討する」 には,お勉強が必要でした。

じつは,カメラの詳しいことをあまり知らなかったのです。

そこで,いろいろと勉強して,やっとスペック比較の意味がわかるようになってきました。




そして,今回は,RX 100 M3 にグレードアップすることにしました。


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傷だらけになりながら,初代機クン,よくがんばってくれました。

ありがとう。


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RX100 M3 にしたポイントとしては,

・ 望遠側最短撮影距離が小さくなった → 花を撮りやすくなる

・ 液晶にチルト機能がつく → 地面すれすれの花が撮りやすい

・ 望遠側の明るさが増した → ボケが美しくなる

・ 起動時間が,2.1秒から1.6秒に → 走行中の撮影に有利

という点が決め手になりました。


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インターフェイスもボタンの配置も,まったく同じ。

迷うことなく使えます。



初代にくらべて,M3 は,光学,デジタルズームともに倍率が下がりましたが,たぶんそれは気にならないと思います。

唯一気になるかも知れない点は,重量が 240g から 290g に増えたことです。





ライドに持ち出すのが楽しみです。


(ちなみに今回も中古で買いました。笑)





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昔は勢いがあったけどね



月曜日は朝から曇り。

走り出すにはちょうどいいお天気です。



朝の通勤時間帯が過ぎたころに出発しました。

今日は定光寺方面。



いつものように城嶺橋から入ります。


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子どものころはこの橋から見る土岐川が大好きでした。

水の色が,緑白色だったんです。

それはそれは見事な色でした。

育ったところが名古屋の真ん中ですから,川そのものが近くになかったんですが,緑白色の水というものも見たことがありませんでした。

岩の間をしぶきをたてて流れる美しい水は,子ども心にも自然の美しさを感じさせたものです。

国鉄中央線にまだ SL が走っていた時代です。

定光寺付近にさしかかると,夢中で土岐川を見ていました。



この辺り一帯は,名古屋近郊にある観光地でした。

国定公園なんです。



このホテルは高級なところとして有名でした。


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今では,ガラスは割れ,うち捨てられた建物になってしまいました。



坂を登ると定光寺公園に着きます。

お花見,新緑のピクニック,夏のキャンプ,紅葉狩りと,家族連れで出かけたり,デートに出かけたりする場所でした。

池でボートを漕いだこともあります。


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今は閑散としていて,近所の人が犬の散歩をしている程度です。




もともと定光寺という地名は,公園の東にあるお寺,定光寺の名を取ったものです。

定光寺は,尾張徳川家の菩提寺で,由緒あるお寺です。

久しぶりに坂を登って行ってみました


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ここも,閑散としていました。

もっとも,紅葉が有名なので,その時期なら,けっこうな人が来ているかもしれません。


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お寺の駐車場にある展望台からは春日井市,名古屋市が望めます。

さすがに今日は霞んでいます。


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足下には,マメ科のかわいい花が。


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名前は,アレチヌスビトハギ。

「荒れ地盗人萩」 なんて,ちょっとかわいそう。



少し薄暗いところには,ツユクサ。


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こんなに澄んだ深い青の花弁は唯一無二。

「青いバラ」 がもてはやされますが,ツユクサの青には到底かないません。



定光寺周辺を走り回りました。

昔の栄華がそこここに感じられますが,もはや,今は昔といった風情。

あ,この人の時代も終わるのかな。


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期待されていた人だけに,残念です。

心なしか,写真まで色あせています。

人間の作ったルールと,恋愛は相容れない部分がありますからね。

色男も恋多き女も,きらいではありません。




川沿いの日向には,ルコウソウ。


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小さな花ですが,輝くような朱色です。

同じヒルガオ科の朝顔にはない色です。



雨沢方面に向かいます。

窯元らしき家の庭に,巨大なイネ科の植物の穂が!


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雨沢峠の前に,ちょっと寄り道して,近くのカフェの探索。

迷いながら見つけました。


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草むらの中の看板は,とても店をアピールしているとは思えないサイズ。

この辺りはアップダウンばかりで,迷うのも大変でしたが,ダートのむこうに目指す店がありました。

残念ながら,営業日は金・土・日の三日間のみ。

ランチは限定10食。



そのうち食べに行こうと思っています。




おっと,行こうと思っていた雨沢方面に黒い雲。


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と,見ているうちに,ポツポツ来ました。



雨沢峠はまたこんど。

帰ろ!






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丸山千枚田への旅 (2)



この先,道沿いに,「丸山千枚田県道脇展望所」 があります。

道路脇が少し広くなっている程度ですが,その展望は見事の一言に尽きます。


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千枚田は数多くあれど,こうして俯瞰できるポイントがないところもけっこうあるんです。

これは本当にすばらしい。



みんなもここで結構な時間を過ごしました。

居心地のいい場所です。


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少し坂を下っては,ときには登り返して,展望を楽しむ ── そんな繰り返しで少しずつ下っていきます。


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次の展望所でもゆっくりしました。

みんなくつろいで千枚田の風景を楽しんでいます。


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自転車に乗っている時間が楽しいのはもちろんですが,こうして,ゆっくりする時間もライドにとっては重要な時間です。



稲刈りをする人たちの姿が見えるのもいいです。


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心待ちにした収穫を楽しんで作業しておられるのではないかと思います。



ふと草むらを見ると,真っ赤なトンボ。


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輝くような紅色です。

ここまで真っ赤なトンボはあまり見ません。



下っていったみんなは,思い思いのポイントでゆっくりと楽しんでいます。


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ネットで検索すると,水を張った千枚田に写る夕焼けの色や,霧のかかった千枚田など,すてきな写真がたくさん出てきます。

そんな風景も見てみたいものです。




千枚田から少し下ったところには,ガードレールにイネが干してありました。


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なんとものどかです。





本日のメインイベントは終了。

ただし,まだ行程の3分の1程度しか走っていません。



昼食をいただいたあとは,熊野川 (新宮川) 沿いに走ります。


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この川がきれいでした。

なんと言っても,その水の色。


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深い青緑色です。

遊覧船が行く方向には,有名な景勝地の瀞峡 (どろきょう) があります。



この川のもうひとつの魅力は,谷の広さと深さです。


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河原を含めた川幅がとても広く,両側に立ち上がる山の高さと相まって,雄大さを感じさせます。


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この川沿いにある R168 を走ったのですが,本来は対岸の K740 を走る予定でした。

残念ながら工事中で通行止め。



走ったのは新しい国道ですから,路面がきれいです。

こうなると困るのは,だんだんとみんなの速度が上がっていくことです。



先頭を牽くカンパチさんが,いつものように少しずつじりじりと速度を上げていきます。

そのうち,DH バーを握っての高速巡航。



熊野川の雄大な流れを楽しみながら走っていたはずが,ついていくのに必死です。

見えているのは,カンパチさんのお尻だけ (笑)



今日は,「サイクリング」(ゆったり走るよ,という意味) じゃなかったの?

これ,ぼくにとっては明らかにトレーニングの強度です。



ああ,対岸の旧道が工事中だったのがうらめしい。

あちら側だったら,時折里の中を抜けながら,いい雰囲気の道をいい感じの速度で走っていただろうね~。




この強度は,海沿いの道,R42 に出ても変わりませんでした。

しかも,ダイちゃんたち,Crazy Train のメンバーは,さらに加速して視界から消えていくという‥‥。



そんな高速巡航を続けていたカンパチさんですが,海のきれいなところでちゃんと停まってくれるのはさすがです。


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あの熊野川の水が流れ込んだ海はかくやと思わせる海の色。

虹のように,いろんな青が帯状になっていて,見飽きません。

こんな美しい海の色も,なかなか見られないと思います。

この海を見ながらずっと走れる道があったら,どんなにすてきだろうかと思いました。




駐車場に戻ったとき,ふと自分の腕を見ると,黒いアンダーが乾燥した汗で白くなっていました。



片付けと着替えのあとは,みんなでお風呂へ。

「熊野倶楽部」 というリゾート施設のようなところへ行きました。

ここがなかなかいい雰囲気のところで,ライドのうれしい締めくくりとなりました。

走った後,明るいうちに露天風呂に入れるなんて最高です。




帰り道も,ダイちゃんと KTM さんの楽しいおしゃべりを聞きながら。

ぼくが好きなのは,ダイちゃんの食べ物の話です。

強いこだわりの中に,好きな食べ物や郷里の人たちへの愛があるんですよね。

ときにアクの強いダイちゃんの話に,合いの手を入れる KTM さんのコメントが絶妙で,大笑いになります。

ぼくは,ほとんど聞いているだけ。

あの露天風呂と同じような気持ちよさ,楽しさがここにあります。

同乗させてもらう遠征時の楽しみのひとつです。


いい一日でした。


発案者のダイちゃん,

コース設定・準備から案内まですべてを請け負ってくれたカンパチさん,

いっしょに走ってくれたたくさんのみなさん,ありがとうございました。

またね。




写真はこちらにも。




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丸山千枚田への旅 (1)



三重の丸山千枚田へ行ってきました。


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千枚田好きローディーとして有名なダイちゃんの発案です。

もちろん,詳細な企画は豪快な丸投げで,カンパチさんが担当してくれました。

昨年も計画されていましたが,天候が悪く,お流れになっていた企画です。



今年も台風の接近が報じられましたが,当日は快晴。

絶好のライド日和となりました。





朝の暗いうちから,ダイちゃんの車で,KTM さんと三人,集合場所へ向かいました。

いつもながらの楽しい会話が車の中ではじけます。

ぼくは,後席でウトウトしながら,楽しませてもらいました。

いつもながら話題は多彩で,当然のことながら自転車の話題,トレーニングのこと,ブルガリアヨーグルト,甘い梅の漬け方‥‥。



あっという間に,熊野灘に面する道まで来ました。

深い青の海と真っ白な波に,思わず 「オオ~!」 と声が出ます。


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集合は,広い駐車場のある熊野市スポーツ公園。


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今回のメンバーは,カンパチさん,ダイちゃんと練習仲間の OGAWA さん,BON さん,住友さんと練習仲間の バナメイさん,SHOROs から,masa さん,gottu さん,INA さん,KTM さんとぼく。

各方面から,たくさん集まりました。



カンパチさんからは,今回も旅のしおりをいただきました。

コースの詳細が記載されたていねいなしおりです。

ありがとうございます。





今回のコースは,最初に千枚田へ向かいます。



当然のように登りが始まります。

カンパチさんがけっこうなペースで登っていくので,いきなり悲鳴です。


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9月とはいえ,まだまだ暑く,早くも汗びっしょりで休憩所に入りました。

R311 にある 「さぎりの里」 です。



と,休憩場所をひとりだけスルーしていったダイちゃんが戻ってくると,すてきな道を見つけたと話してくれました。

この先に出てくるトンネルを回避する道です。




多くの場合,新しくできたトンネルの横には,くねくねした旧道が残っています。

自転車乗りにとっては,あまり走りたくないトンネルが回避できるありがたい存在です。

しかし,それ以上に,ほとんど車の通らない雰囲気のいい旧道が走れるのが最高なんです。




今回もその目論見は大当たり!

さすが鼻のきくダイちゃんです。

旧道に入ったとたん,「これはいい!」 と直観できる道でした。


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路面は,枝や葉でいい状態とは言えませんが,旧道はこんなものです。

この季節に,涼しい森の中を走れるんですから,言うことなしです。


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こういう道,大好きです。




ピークまで登ると,わりと新しい石碑がありました。


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風伝峠。

なんとすてきな名前。

熊野古道の一部が,この道と合流していて,熊野古道を歩く人たちの姿も見えました。

熊野古道なのですから,いい道であるわけです。



風伝峠は,熊野古道伊勢路本宮道の一部で峠道のうち約1.8 kmが世界遺産に指定されているそうです。

ぼくらが通ったところは入っているんでしょうか。



また,風伝峠のある山を,大きな霧のかたまりがすべりおりる 「風伝おろし」 も有名だそうです。

見たみたいです。




ここからは,一度下って K40 に合流し,また登ります。

車通りの少ない登りは,楽しいです。


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木陰に入り,日向に出て,とリズムのある登りに,みんなの顔が輝きます。

こういうときは,みんなの後ろ姿がいいんですよね。

背中も笑ってる。





そして,とうとう,登りのピーク手前から,ときどきちらっと千枚田が見え始めます!


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── つづく





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