山で鳥に襲われる!


11月12日,山道で鳥に襲われるの巻。


日曜日は町内の草取りで出かけられないため,土曜日の午前中に少し走ってくることにした。


いつもの高蔵寺方面から外之原,諏訪町へ抜ける林道へ。

いつ来てもキツい坂だけれど,静けさが心地よい。

無心にペダルを踏んでいると,なぜが心がすっきりする。

べつに,苦しいことを抱えているわけではないけれど,すっきりする。



一番きつくなるあたりで,ふと前を見るとサイクリストが停まっている。

下りの途中のようだ。

トラブルかなと声をかけてみると,

「今,キジが後ろからぶつかってきたんです」

とのこと。

指さす方を見ると,高さ2メートルほどの擁壁の上にいる。


普通キジは,人が近づくとすぐに姿を隠してしまうけれど,これは珍しい。

こんな近くで写真を撮るチャンスはなかなかないので,すぐにカメラを取りだして撮った。


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顔は赤いけれど,雌のような色をしているので,若い雄だろうか。

じっと見ていても,地面をつつきながら行ったり来たりで逃げない。

逃げないということは,なにかを守っているのだろうか。

繁殖期ではないだろうし,縄張りだろうか。



少し言葉を交わして,その場を離れた。

と思ったら,大きな羽音がして,後ろからさっきのキジが襲ってきた。

近くにいたときには知らん顔して地面をつついていたのに,後ろを見せたとたんに攻撃してくるとは,おのれ,卑怯なり!

ヘルメットに羽根と足が当たったくらいだったのでよかったが,つつかれたり,爪で引っかかれたりしたらたいへんだ。


逃げた。

と言っても,10%を超える坂道を速く走れるわけがない。



とりあえず,ピークまで走って,休んだ。

以前,カラスの巣に近づいてしまって枝を頭の上に落とされたことはあったけれど,直接攻撃されたのは初めてだ。


あとから知人に教えてもらったのだが,これは,キジではなくヤマドリだそうだ。

野外で出会うのは少し困難な鳥で,美しい尾羽を持つため剥製にされることも多いという。

また,その肉は美味だという。

攻撃的な行動に出ることも多く,鋭い爪でけりを入れられると深い傷を負うこともあるそうだ。

ヘルメットをかぶっていてよかった~。




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なかなかワイルドな体験をした後は,月見林道を走って,池田不動まで。

池田不動は,年によっては見事な紅葉を見せてくれるが,ここ数年はぱっとしない。

今年はまあまあな感じになりそうかな。


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多治見まで出て,内津峠を登り返す。

国道19号のイチョウ並木が見事だった。


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旧内津峠を下って,内津神社へ。

ここは毎年きれい。


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家にもどってから,あの鳥がヤマドリだったと知り,印象深い日になった。

こんどこの場所へ行くときには,気をつけていこう。

また会えるかな。





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奥三河の紅葉 (下)


11月9日,奥三河の紅葉,その2。


もはや 「紅葉の穴場」 ではなくなったタカドヤ湿地。

平日でも多くの人が訪れています。


池周辺の紅葉も見事ですが,この小さな堤に並んでいるオオモミジはすばらしく見事な赤。

葉の大きさも相まって,「雰囲気のいいグラデーション? そんなものわたしにはない!」 といわんばかりの主張の強さ。


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それにしても,今年の紅葉は色づきが見事です。

昨年もここへ来ていますが,ちょっと残念な感じでしたから,とてもうれしかったです。



ところで,風情のない話ですが,重要な話題も書き残しておきます。

このあたりは町とか店などと縁のない地域ですから,トイレ問題が発生します。

トイレ探しは女性とのライドでは重要な課題。

しかし,トイレ探しのアプリまである昨今,ネットの情報はすばらしく,トイレを探すことができました。

タカドヤ湿地から降りた水別広場にはきれいな公衆トイレがありました。

道から少し奥まったところですが,どんぐりの里まで行かなくてもいいので助かります。



ここからは,山をぐるりと回り込んで,奥矢作方面へ。

奥矢作湖のほとりにあるカフェへランチに向かいます。


友だちのみっちゃんが 「ここはいいよ」 とさかんに言っていたサトノエキカフェです。

そして,これまたお友だちの Emi さんが教えてくれた本 『森のカフェと緑のレストラン』東海版に載っていたので,ますます行きたくなったところです。


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「緑のカフェ」 ならぬ,「秋色のカフェ」 になっていました。


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この住宅は奥矢作ダムができたときにダム湖に沈むはずだったものを移築したのだそうです。

中には,昔の調度品がたくさんあり,郷土資料館のような趣です。


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人気のカフェなので,1時過ぎに到着した時点で多くのメニューが売り切れでしたが,満足できる内容のランチでした。


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縁側で座布団に座る席,椅子とテープルの席,ソファに座る席など,部屋によって雰囲気のちがう席があって,おもしろいです。


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これなどまるで,田舎のおばあちゃんちのような感じです。


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ぼく自身は,田舎のおばあちゃんちに遊びに行った経験がないので,こういう雰囲気に憧れます。

季節のうつろいが感じられるこういう縁側で,本を読んだり,好きなことをしたりする時間はさぞかしすてきだろうなと思います。


サトノエキカフェは,12月から冬期休業に入るそうです。

理由は,「あまりにも寒いから」 だそうです。

春にも訪れてみたいです。


『森のカフェと緑のレストラン』東海版に載っている店をめぐってみようかと考えています。

これをきっかけに,いいライドコースが見つかるかもしれません。



いっしょに走ってくれた皆さん,ありがとう。

またね。




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奥三河の紅葉 (上)


11月9日,県内でも早くから紅葉が見られる奥三河へ行ってきました。

愛知県の北東に位置する地域です。


なかよしの まるはさん,楓さんと,お初のユカさん。

ユカさんは,三河地方をかなり走り込んでおられるクライマー。

たまたま,楓さんの 27cafe を訪れたのがきっかけでいっしょに走ることになったようです。

楓さんから

「美人さん連れて行くよ~」

と連絡が来たので,喜び勇んで出かけました。



どんぐりの里いなぶから裏道を走って,最初の紅葉ポイント,大井平公園へ。


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見事に色づいていました。

今年の紅葉は当たり年ではないかとうれしくなります。

平日にもかかわらず,かなりの人出です。


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向こう側の山も色とりどりでにぎやか。

名倉川をはさんで国道の側はたくさんの人がいるので,ぼくたちは対岸の細い道をいきます。


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国道はスイスイ走れます。

でもこちらは国道とちがって,味わい深い道です。


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森の中に現れる紅葉に陽が射し込んですばらしく輝く。

うす暗い森の中にそんな瞬間が現れると,にぎやかな紅葉とはちがった秋の魅力を感じます。



しばらく川沿いを走って,そこから山へ登ります。

派手な色はありませんが,いかにも秋という山の雰囲気が好きです。


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登りきると,台地のようになっているところへ出ます。

あちこちで写真を撮りながらですから,なかなか進みません。


途中立ち寄ったのは,旧名倉小学校位ヶ原分校跡。

脇道に真っ赤なもみじが見えたので,寄り道です。


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この先にある黒田ダムの周辺には,若いモミジの木がたくさん植えてあります。

木が大きくなったら,さぞかし見事な紅葉の名所になるにちがいありません。


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次の目的地は,この先にあるタカドヤ湿地。

湿地の周辺にたくさんのモミジ,オオモミジがあって,かくれた名所になっています。


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といっても,最近ここは有名になってしまい,道沿いに車がたくさん止まっていました。


ちょっとここでオヤツタイム。

楓さんが 27cafe で出しているブラウニーとコーヒーを持ってきてくれました。


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紅葉を見ながら,池のほとりの陽だまりでちょっとぜいたくな時間です。


おなかと気分が満足すると,ちょっとしたハプニングが。

カメラとマイクを持った人が近寄ってきた,と思ったらケーブルテレビの取材でした。

番組の間に豊田市のステキなところを紹介するミニコーナーがあり,

「自転車で回っている中で,よかったところがあったらお願いできませんか」

ということでした。


こういうのは楓さんの独壇場。

後日,ケーブルテレビで放送されたようです。


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── つづく





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ラクウショウの出会い


11月5日,午前中だけ走るつもりで,定光寺方面へ向けて紅葉の進み具合を見に行きました。。


近所の川沿いに真っ赤な木を発見。

ナンキンハゼでしょうか,ちょっとよくわかりませんでしたが,朝日を浴びてきれいでした。


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定光寺はお寺の名前でもあり,周辺の地名でもあるのでちょっとややこしいですが,定光寺の山を越えて,定光寺のお寺さんへ行きました。


このお寺には,尾張徳川家初代の廟所があり,重文に指定されている建物もたくさんあります。

桜もきれいですし,紅葉もきれいなお寺です。


色づき具合も進んでいて,紅葉を見に来た人もちらほら。

南北朝の時代に作られた本堂は,檜皮葺の屋根を持ち,その描く曲線がとてもきれいです。


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それほど広い境内ではありませんが,落ち着きのある空間です。


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ここから土岐川沿いまでもどる坂の途中,森の中にカフェがあるので寄ってみることにしました。

まだ開店前の時間だったのですが,すでに10人以上が並んでいました。

少し迷いましたが,一人で並ぶのもつまらないので,帰ることにしました。



さあ,どこから帰ろう。

とりあえず,植物園横の大久手池に寄ってみることにしました。

池に生えているラクウショウの木が紅葉しているのではないかと思ったからです。



植物園まで来ると,予想どおり葉がきれいな橙色になっていました。


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池の上に作られた木道まで降りていきます。

さざ波が立つ池にラクウショウの紅葉が見事に映っています。


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すぐ近くには三人の方が水彩画を描いていました。


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後ろからのぞき込ませてもらうと,そのうちの一人の方の絵がとても美しく,思わす見入りました。

「すごくきれいですね」

「ありがとうございます」


そして,気づきました。

その方の座っている位置からが,一番きれいに紅葉と池への反射が見えたのです。

写真を撮るのも同じですが,「どこからその景色を見るか」という位置取りがとても大切なんだと思いました。


そんなことを考えて写真を撮っているとき,ふと「あの階段の所に自転車をおいて撮ったらいいかも」と思いつきました。

自転車を移動させて撮ろうとしていると,さきほどのとても美しい絵を描いておられた方が,

「あら,自転車が絵になるわね」

と絵の道具と椅子を持って場所を移動されました。


「いいわね~」

と言うが早いか,新しいページにスラスラと下書きを始めるではありませんか。

真っ白なスケッチブックに,木道,階段,そして自転車のフレームとホイールが描かれていきます。


あれよあれよという間に下書きが終わり,彩色へ。


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見事な色作りや筆の動きを見ていると,別の方が近寄ってきて,

「あなた,ラッキーよ,この先生に描いていただけるなんて」

と声をかけてくれました。

NHK の文化センターで講師をされている方だそうで,あとの二人はお弟子さんだそうです。


ものの10分も立たないうちに絵が完成しました。

「よろしければ,どうぞ」

と言われ,絵をプレゼントしていただきました。

丁重にお礼を言ったあと,ふと気づいて,フロントパッグに入れてあった飴ちゃんをお礼に渡しました(笑)



あのカフェをあきらめたという偶然が,ステキな出会いをもたらしてくれました。

ラクウショウの紅葉という美しいものがつないでくれた出会いです。


いつも思います。

美しいもの,よきものに接すると人の心は柔らかく,広くなり,外に向かって開きます。

見出した価値を共有したいという気持ちが高まるのでしょう。

となりにいる見ず知らずの人にも思わず「きれいですね」「すばらしいですね」と声をかけてしまいます。

顔を見合わせて,にっこりしてしまうのです。

だから,そういう場所にはすてきな出会いが生まれるのだと。


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いい秋の一日となりました。





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岡崎のカフェへ


11月2日,岡崎まで行ってきました。


岡崎市は徳川家康生誕の地で,家康ゆかりの寺社や史跡があるところで,県内でも3番目に人口の多い都市です。

第1位はもちろん名古屋。

第2位は豊田市,第3~5位は横一線で一宮,豊橋,岡崎ですので,岡崎はほぼ第3位の大都市。


岡崎までは名古屋,豊田を経由するため,県内の大都市第1位から第3位までを通って行くことになります。

当然交通量の多い道が多く,あまり走りたくないコースです。


でも,今回は目的がはっきりしているため,あえて走ります。

目的は,お友だちの楓さんが始めた 27cafe(ニナカフェ)訪問です。


オープン前に店内の写真を撮るお手伝いで行きました。

主力商品の卵かけごはんとケーキもいただいたのですが,正式に開店してからは一度も訪れていなかったのです。

いつまでも不義理を続けるわけにも行かず,というわけではなく(ちょっとそれもありますが),

どんな雰囲気で営業しているんだろうか,そして進化しているらしいあの卵かけごはんが,どんな味になっているんだろうか,と興味津々での訪問です。


水曜の平日休みを使って出かけました。

岡崎までは40kmちょっと。往復で90kmくらいになる予定です。

お天気も上々。

久しぶりに街中を走ると,知らない間に秋の色が広がっていました。


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コースは,サイクルコンピューターの Wahoo(ワフー)にお任せです。

太い道路を避けて,生活道のような狭い道や,一本中をスーッと抜けていく道など,いい道を選択してくれます。


豊田市は,道路の幅や道路周辺の土地の使い方に余裕があります。

さすが財政に余裕があると違うなという感じ。

木も多く植えられていて秋の色が楽しめました。


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岡崎が近づくと,ルートは矢作川堤防へ。


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ぼかぼかと暖かなお天気で,堤防道路も気持ちがいいです。


岡崎の市街地は避けて通れず,交通量の多い道を少し走って,27cafe に到着です。

ちょうどよくランチの時間につくことができました。


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「行くよ」とは言ってなかったので,楓さんが目を丸くして出迎えてくれました。



メニューも初めて見ます。

ちゃんとしたカフェです(笑)。そりゃそうか。


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「今日から新米です!」

なんかこういうのはうれしいです。


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卵かけごはんのいくつかのタイプがあるのですが,インスタ映えなら白身を泡立てた「ふわふわ」,味なら楓さんオススメの「セパレート」。

前回は,ふわふわをいただいたので,今回はセパレートを注文。

黄身と白身をわけて,白身をごはんにかけ,その上に取り分けた黄身を乗せ,塩をかけていただくタイプ。

卵の生産農家オススメの食べ方だそうです。


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出てきてお膳を見てびっくり。

副菜がいろいろついていて,気分が楽しくなる感じの和定食。

卵,いわし,鶏肉,油揚げ,マグロ,大豆とタンパク質も豊富。

野菜をしっかり摂れて,実に健康的です。


一番のオススメという 「セパレート」 の卵かけごはんは,初めての味でした。

白身の美味さというものがあることに気づかされ,また塩で食べるので卵の風味が強く感じられます。

言いたまごを使っているからこその美味しさなのでしょう。


副菜の味もひとつひとつがなかなかのレベル。

しっかり引かれた出汁であることが一口でわかるお味噌汁。

大きなお椀に盛られているのもうれしいです。

ごはんと味噌汁はお代わり自由。

卵かけごはんで一杯目をいただき,二杯目はおかずといただきました。



もとパティシエの娘さんが作られたスイーツも自慢のメニューです。

今回は,サツマイモのチーズケーキ。


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これがすばらしい出来でした。

サツマイモが上品で軽やかなドレスを着て登場するといったイメージ。

美味しい珈琲もいただいて,誰か来ないかな~と待っていましたが,知り合いには会えずじまいでした。

あまりゆっくりしていると,帰りが遅くなってしまうので,帰途につきました。




六供浄水場の配水塔。

ここも秋でした。


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豊田市のコスモス畑に寄ります。

まずは,豊田市若林の近くにある初音川ビオトープとなりのコスモス畑。

誰もいませんでした。


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つぎは,トヨタ自動車三好工場近くのコスモス畑。


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誰もいませんでした。

独り占め感があっていいのですが,友だちの姿とコスモスを写真に収めたいと思うとちょっとさびしい。



最後の最後で交通量の多い道を少し走らなければなりませんが,ワフーの提案するルートはなかなかよかったです。

27cafe,距離としては気軽に行けませんが,気持ちは気軽に行けるお気に入りカフェです。

ご馳走様!





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ロームカウチ作品巡り (3)


10月30日,ロームカウチのストリートアートを見に行くライド,その3。


作品巡りも終盤。

焼き肉屋さん「一夜楼」のとなりにある駐車場。

壁一面に大きな作品,GROUND ART WALL。


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車が何台か停まっていたので,全体を写すことはできませんでした。



すぐ近くにある大型のスーパー,「PLANT-6 瑞穂店」の一角にも小さな作品が二つ。

WHEN YOU WISH UPON A STAR のシリーズで,LONDON と PARIS。


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( LONDON )


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( PARIS )


ロンドンは少年と少女が,パリでは老夫婦が,星にどんな願いをかけているのか,ほほえましいです。

ひょっとしたら,ロンドンの二人の60年後がパリの二人なのか。

それにしても,精緻な作品であることが,この2枚の写真からもわかっていただけると思います。



ここからは,街中へもどって,信号交差点の角にある焼き芋屋さん「つぼ焼き芋岐阜総本舗」の壁。

RAIN CALLER。


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ぼくのあまり好きじゃない言葉ですが「雨男」みたいな意味でしょうか。



次のポイントへは少し距離があるので,長良川に平行して流れている犀川の桜並木を南へ走ります。

その前に,ワタクシの開花情報収集力をフルに活かしてキャッチした満開のコスモス畑へご案内。


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コスモス畑の見事さに満足して気持ちよく堤防を走り,「この分かれ道どっちだ」と迷っているあいだに,ひとつの作品を通りすぎてしまいました。

と思ったら,楓さんが

「ここにもありますー!」

と大声を出してくれて,うっかり飛ばしてしまうところを助けてもらいました。

あぶないあぶない,こんなことでコンプリートできなくなってはたいへんです。

宇波刀神社横の倉庫に書かれた作品。

WHEN YOU WISH UPON A STAR シリーズ HAWAII。


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深みがあって,いい色です。



さあ,あと3作品!


次に向かうのは,唯一屋内に設置してある作品。

OKB体操アリーナ内にある FOUR SEASONS。



しかし,アリーナ横の駐車場に着いてみると雰囲気がおかしい。

車が入れないようになっています。

いやな予感…。

いやいや,こういう施設が日曜日にお休みということはないでしょう。




ああ,なんということでしょう!

「本日休館日」という無情な表示が。


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設置してある場所は見当がついていたので,なんとかガラス越しに見える場所はないかと探した結果,

かろうじて見えました。

もうこれは執念です。


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よし! これでコンプリートは目前!



つぎは,本屋さん「ぶっくはうすあかお」の壁。

WE LIVE HERE。


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ゴミのしずむ海底とそこに集まる海の生きものたち。

プラスチック製品があふれる生活をしている私たちは,少しでも環境負荷の低い生き方を求められています。




さあ,最後のひとつ。

みのむしハウスという駄菓子屋さんの壁にある作品。

WHEN YOU WISH UPON A STAR シリーズ OXFORD。


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一番新しい作品だけあって,色彩が鮮やかです。

老人が奏でるサックスの音色が夜のしじまに染み渡ります。


この駄菓子屋さんには,たくさんの子どもたちが集まって,中でマンガを読んだり,ゲームをしたり,店の周りで遊んだりしていました。

子どもたちの居場所を作った大人たち(店のスタッフ)も見守っています。

いろんな年代の子どもたちが集うすてきな駄菓子屋さんでした。

そこに,ロームカウチの作品。

子どもたちの豊かな日常を支える駄菓子屋さん。

ロームカウチ巡りのしめくくりにふさわしい雰囲気でした。



この日もよく遊びました。

すっかり日も傾き,車を停めた場所に戻るころには真っ暗になっていました。


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いっしょに走ってくれた皆さん,ありがとう!

またね!


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ロームカウチ作品巡り (2)


10月30日,ロームカウチのストリートアートを見に行くライド,その2。


揖斐川の河川敷でススキの写真を撮ろうと思い立ったまではよかったのですが,堤防から河川敷の間にはやぶがあって,通りぬける道がありません。

春には菜の花の群落があって,まるはさんとここへ降りたのですが,春のように通れるところがないんです。


仕方なく強引に道を作る!

みっちゃんが先頭で道を切り開き,河川敷へ。

あ~あ,ウェアにはひっつき虫がいっぱい。

あとで取るのがたいへんでした。


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けもの道との格闘を終えて,ロームカウチ巡りにもどります。

安八町へ入って最初の作品は,西結地区にあるこれ。

LETHAL WEAPON


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「最終兵器」という意味です。

たしかにこれ,最終兵器ですね。

戦争を終わらせるのは人びとの笑顔。

しかも,子どもたちの笑顔ほど力のあるものはありませんね。


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ちなみに,ロームカウチの作品はすべてステンシルの技法で描かれています。

どれだけの型紙を用意したのかと思うと,一枚の作品にかける熱量の高さを感じます。



次は,結小学校にある防災倉庫に書かれた作品。

WE ARE THE WORLD


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絵の周りには「ともだち」を意味する各国の言葉がちりばめられています。

そして,この作品だけは,文字のメッセージがつけられています。


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世界にチャレンジというのは,世界的な何者かになれという意味もあるかもしれませんが,「自分の居場所」=「自分の世界」という意味にも取れます。

子どもたちには,本当に自分の好きなことを通して,自分の世界を切り開いていってほしいです。



続いて,東結北の交差点近くにある作品。

YELLOW MAGIC ORCHESTRA


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みっちゃん夫婦が遊びます。


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このとなりには,あと二つ作品が並んでいます。



ここからもう少し東へ行くと,田んぼの端っこに置いてあるコンテナにも作品が描かれています。

ARMORED PURE


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「防具を着けた純真」?

子どもたちの子どもらしさ,子どもらしい毎日を守るのは大人の大切な役目ですね。

コンテナには近くにある造園用品店の名前「おくだガーデン」が入っています。



この周辺には作品が集中しています。

北へ少し行くと,こんどは神明神社横の倉庫。

MIDNIGHT RECITAL


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ホームレスとおぼしき人たちの前でトランペットを演奏する少女。

音楽はいろんなものをもたらしてくれます。

優しさ,うるおい,安らぎ,活力。

思い出,追憶,さみしさ,悲哀。

深く静かに入りこんでくる音楽とともに,心は力を抜いて沈みこんでいき,やがてしなやかさと張りを取りもどして浮かび上がってきます。

音楽の力です。




ここから200mほど西へ堤防道路を進むと次の作品。

WHEN YOU WISH UPON A STAR / VENICE


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「星に願いを」はシリーズもので5点あります。

青を基調とした暗い画面が,ロームカウチの代表的な作風です。

見つめていると,不思議な奥行きに引き込まれます。





── つづく





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ロームカウチ巡り (1)


10月30日,ストリートアートを見に行くライド。


これは以前から温めていた計画だったのですが,まるはさんやケンさんが見て回ったと知り,急に火がついて計画を実施することにしました。



ロームカウチ。

岐阜県安八町に生まれたストリートアーティストです。

故郷である安八町を中心に作品が点在しています。


グーグルマップの機能であるマイマップにいくつか登録してあったのですが,場所がわからないものもあったので,いろんな情報を元に場所を特定してコースを作りました。

完全に特定出来ないものもあるので,こういう計画は宝探し的なおもしろみがあって楽しいです。


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いいお天気。

まずは秋ライドらしく,コスモス畑を見に行きます。

コスモス畑も盛衰があって,「行ってみらた残念」ということもけっこうあるので,ちょっと心配でした。

「このあたり」という場所に着いてもなかなか見つからず,あきらめかけていると見つかりました。


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背の低い小さなコスモス畑でしたが,ライドの最初から撮影会のはじまり。

みっちゃん夫婦も,楓さんも,ぼくも,写真を撮るのに時間を使う方です。ただひとり,チャップリンさんは「序盤からこの調子か」と,少しあきれていたかもしれません。


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このあと,養老駅からサイクルトレインに乗る予定だったのですが,時間ぎりぎりになっていることに気づきあわてました。

なんとか間に合いました。


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西大垣までサイクルトレインで移動。

嗅覚の鋭い楓さんが見つけたお好み焼き屋さんで早めのランチを取りました。

安くて美味しくて,近所の人でにぎわう店でした。



さあ,ストリートアート巡りのスタートです。

といいつつ,また景色のいいところで撮影会。


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さて,まずは大垣市にある作品から。

おそらく一番大きな作品である,TAKE MY HEART。


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渡そうとしているハートは先の方からこわれ始めています。


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心は壊れやすくもろいもの?

愛には賞味期限がある?

あなたの気持ちに気づいたときにはもう遅かった?



すぐとなりには,もうひとつの作品。

VEGE FARM OGAKI


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写真を撮ろうとすると力が入ってしまうチャップリンさん (笑)


手のひらにのっているリス君が,可愛いプレゼントを渡そうとしています。

ちなみに,「ベジファームおおがき」は椎茸を生産・販売しているお店です。


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大垣にある作品はこの2点なので,おとなりの安八町へ移動します。

交通量の多い道は通りたくないので,ちょっと遠回り。

東海道本線の下をくぐる「ねじりまんぽ」を通ります。


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「まんぽ」はトンネルを指す言葉。

煉瓦がねじれるように組まれているのでこの名がついています。

京都のものが有名ですが,全国各地にあるようですね。

この近くに合計3本あります。


古い鉄橋で揖斐川を渡りますが,河川敷にススキの群落が見えました。

トモちゃんが「ススキが見たい」と言っていたので,立ち寄ります。


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── つづく





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アサギマダラと紅白の蕎麦


10月23日,いなべを走ってきました。


Facebookにいなべの観光協会からいろんな情報が届きますが,ちょうどこの時期,渡りをする蝶アサギマダラと,コスモス,赤ソバの花の情報が届いていました。

これは見に行かなければと計画を立て始めました。

すると,まるはさんからメッセージが入りました。

「週末いなべを走りませんか」。

以心伝心とはまさにこのこと。

行動パターンが読まれているみたいです。




いつもの場所でいつものようにモーニングから出発。

リハビリ中のケンさんも調子もぐんぐん上がっているようです。


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アサギマダラが来ているという,フジバカマの花壇をめざして,北へ進みます。

とちゅう,ソバの畑がきれいでした。


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到着したフジバカマの畑は5~6坪程度の広さでした。

自転車を置いて近づくと,ヒラヒラ飛んでいるのが見えました。


ずいぶんたくさんいるようです。


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アサギマダラは普通の蝶と飛び方が少しちがいます。

パタパタッとはばたいたあと,す~っと滑空するように飛びます。


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100kmから1000km以上におよぶ移動をこなす蝶ですから,風に乗るように飛ぶ必要があるのですね。

その飛び方を見ていると,見飽きません。

ふと考えました。


羽ばたき続けたら疲れてしまう。

勢いに乗ったら風をうまくつかんで滑空した方が,楽に距離を伸ばせる。

── そんな生き方の方が長く人生を楽しめるんじゃないか。


ただし,ある程度の勢いがなければ風に乗ることはできませんし,いつまでも風に乗っていようとしたら失速して墜落です。


十年後も元気にペダルを回していられるようにと考えています。

自転車のペダルだけじゃなくて,いろんなペダルをね。


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次に見に行った赤ソバの花も見事でした。

濃いピンク色といった方がいいかもしれませんが,作物の畑としては類がないほど華やかです。


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つぎは南へ向かいました。

コスモス畑を見るためです。


その途中,かなり広いソバ畑を見つけました。

一面真っ白です。


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思いがけない出会いはうれしいものですね。




お目当てのコスモス畑は,例年にくらべてかなり花が少なく,ちょっと残念でした。

でも,アサギマダラと紅白のソバの花は十分楽しめました。


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いなべは,季節ごとにいろんな楽しみがあっていいところです。


計画してくれたまるはさん,ケンさんとヨリコさん,いつもありがとう。

またね。





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白馬サイクルフェスタ (3)


10月16日,白馬サイクルフェスタ その3。


最後は,南エリアへ向かいます。


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飯田公民館では,エイドステーションにしては驚くほどおしゃれなものが提供されました。

大豆ミートの唐揚げ,スモークチーズ(これが美味しかった!),ブルーベリージャムのクラッカー,写真に写っていないトマトを使ったイタリアン風味の蕎麦!


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美味しかったです。



少し休憩したところで,なんとヒトミさんから

「逆上がりやりましょ!」

とお誘い。


公民館の近くに小さな児童公園があって,そこに鉄棒があったんです。

ヒトミさんは,鉄棒が得意だったのか,何十年かぶりに逆上がりがしたかったみたいです。

くるりと回る快感をもう一度味わいたかったようで,すごくうれしそう!



ところが…,結果は残念なことに。

過去の栄光は今どこに…。

ガンバレ,ヒトミ!




さあ,青木湖へ向かいます。


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気持ちのいい一本道。


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小さな峠を越えて,


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青木湖目前だったのですが,

あちゃ~。


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まるはさんのタイヤに大きな木ねじが~~。

まるはさんは,ここでパンク修理のため,一時離脱です。



残りのメンバーで青木湖を一周します。

この周回路はいつ走っても森が気持ちいいです。


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道の表情は次々に変わります。

針葉樹の森から,落葉樹の森に入ったとたん,ぱーっと森が明るくなります。

その瞬間,わぁーっと二人から声が出ました。


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森の美しさは,光の美しさでもあります。

森の美しさは,肌に感じる空気感の美しさでもあります。

そして,それを「いいね」と語り合う仲間のすばらしさでもあります。


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パンク修理を終えたまるはさんと合流して,帰ります。

楽しい一日になりました。


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今回も白馬の道のすばらしさを堪能。

また春に来るからね。


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いっしょに走ってくれた皆さん,ありがとう。

またね。






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